シャトーエール


ブルーパブ名:  大理石村ロックハート城  カントリーレストラン「ビッグハート」
電話番号: 0279-63-2101
住所: 群馬県吾妻郡高山村大字中山5583-1
定休日: 無休
営業時間: 9:00~17:00
ビールの種類: ペールエール
ブラウンエール
アップルエール
ビターエール
営業開始: 1997年7月1日
アクセス: JR上越線/沼田駅から中山本宿行き関越交通バスで「ロックハート城前」バス停下車すぐ
URL: http://www.jrs-w.com/lock-heart/

製造元: 株式会社サンポウ  大理石村ロックハート城 シャトーブルワリー
電話番号: 0279-63-2101
住所: 群馬県吾妻郡高山村大字中山5583-1

シャトーエールは、群馬県高山村にある石のテーマパーク「大理石村ロックハート城」内で製造していたビールです。 大理石村ロックハート城は、 石材業の株式会社サンポウが運営する英国の古城や中世ヨーロッパの街並みを再現したテーマパークです。 自然の森に囲まれた園内には、古城「ロックハート城」をはじめ、王妃の宮殿パレ・クイーンズ、 おもちゃの展示館や様々な遊具が並ぶ「おもちゃの森」、「天使の森」、カントリーレストラン「ビッグハート」、 土産物を扱う売店「ストーンショップ」などの施設を擁しています。 ロックハート城は、 1829年にウィリアム・ロックハート伯爵が英国エディンバラの南西約50Km「Carluke」(カールーク)に建設した城で、 1993年4月6日にこの大理石村へ移築、復元した建物です。
シャトーエールは、敷地内のシャトーブルワリーで醸造されて、 カントリーレストラン「ビッグハート」で提供していました。


大理石村ロックハート城のエントランス


ロックハート城


大理石村ロックハート城の園内


カントリーレストラン ビッグハート


カントリーレストラン ビッグハートの店内
半円形のオープンエアな建物でドイツ料理を楽しめるレストランです


地ビール工場 シャトーブルワリー




シャトーエールは、ヨーロッパの各地で飲まれる香りとコクのあるフレッシュなエール系ビールで、 非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールです。


ペールエール、 ブラウンエール、 アップルエール、 ビターエール





テーマパーク「大理石村ロックハート城」のメイン構造物である古城「ロックハート城」の移築は、 6年有余の紆余曲折と、延べ15,000人の建設スタッフ、 およそ15億円もの巨費を投じるなど幾多の困難を乗り越えて実現したものでした。 その経緯の発端は、1987年に俳優の津川 雅彦さんが、スコットランド、 サウス・ラナークシャーのカールークにあった「Milton Lockhart House」(ミルトン・ロックハート・ハウス) というカントリーハウスを購入したことに始まります。(移築後に「ロックハート城」という名称へ変更。 地上3階、地下1階の砂岩で造られたこの館は、当時360万円ほどで購入したという説もありますが、定かではありません。)

購入目的は、当時、北海道広尾町の町営牧場など約500ヘクタールの土地へ、 100億円掛けて建設を計画していたレジャーランド「夢の王国サンタ愛ランド」の中核施設とするためでした。 そして、1988年4月から7ヶ月をかけて解体し、石の部品となった建物は輸送用のコンテナに詰められました。 100トンを超えるコンテナは、大半を鉄路で輸送することとなり、当時のヒゾエト連邦 ゴルバチョフ書記長の承諾を得て、 シベリア鉄道を経由して運ばれ、1988年12月13日に最後は船積みされたコンテナが北海道の十勝港に到着しました。 ところが、1991年に資金計画を巡って対立していた広尾町側からレジャーランド計画の受け入れを拒否されたことから、 ロックハート城は一旦行き場を失ってしまいます。 その後、1992年に群馬県高山村へテーマパーク「大理石村」を建設中にあった総合石材業の株式会社サンポウが買い取ることが決まり、 1993年4月6日に「大理石村」内への復元が完了しました。


残念ながら、シャトーエールは醸造を終了しました。


ビアクルーズ管理人の一言:
2003年3月、群馬県高山村にある大理石村ロックハート城を訪れて、 カントリーレストラン「ビッグハート」でシャトーエールを飲みました。



 HOME >> 関東 >> シャトーエール