麦雑穀工房マイクロブルワリー


ブルーパブ名:  麦雑穀工房マイクロブルワリー
電話番号: 0493-72-5673
住所: 埼玉県比企郡小川町大塚1151-1
定休日: 月火曜休
営業時間: 11:00~21:00
ビールの種類: 雑穀ヴァイツェン (ヴァイツェン)
夏の小川 (ペールエール)[夏季限定醸造]
秋の小川 (ペールエール)[秋季限定醸造]
おがわポーター (ダークエール)
山椒ポーター (ポーター)
茜レッドエール (アンバーエール)[冬季限定醸造]
かぼちゃエール (オリジナルエール)[冬季限定醸造]
ブルーベリーエール (フルーツエール)[限定醸造]
山桃エール (フルーツエール)[限定醸造]
ぶんご梅エール (オリジナルエール)[限定醸造]
営業開始: 2004年4月
アクセス: JR八高線、東武鉄道 東上線/小川町駅から徒歩3分
URL: http://www.craft-beer.net/
Facebook: 麦雑穀工房マイクロブルワリー

製造元: 合同会社麦雑穀工房
電話番号: 0493-72-5673
住所: 埼玉県比企郡小川町大塚1151-1

麦雑穀工房(ざっこくこうぼう)マイクロブルワリーは、 埼玉県小川町へ2004年に誕生した原材料自給率100%を目指すマイクロブルワリーです。
麦雑穀工房マイクロブルワリーがある小川町(おがわまち)は、埼玉県中部に位置し、 池袋から東武東上線で1時間20分ほどのところにある人口3万7千人足らずの町です。 古くから和紙の生産と酒造りで知られており、 町名からもイメージできるように「きれいな水」に恵まれた静かで穏やかな町です。
地元小川町で農業を営なむ麦雑穀工房マイクロブルワリーのオーナーは、 有機栽培・自然力栽培・自給自足にこだわっており、 自身の農場で獲れた農作物から自身の手でビールや自家製パンを作っています。


麦雑穀工房マイクロブルワリー





麦雑穀工房マイクロブルワリーの店内


店内には、手づくりの棚に日本各地の地ビールのビンが整然と並べられていて、その眺めは圧巻です

麦雑穀工房マイクロブルワリーは、 自然食材にとことんこだわってビール造りや自家製パン造りに取り組んでいます。 将来の目標は、100%自給自足でビールを提供することで、ビールの原料となる大麦・小麦からホップに至るまで、 全て自身の農場で獲れた作物だけを使って醸造していきたいと考えています。
定番の代表格である「雑穀ヴァイツェン」は、副原料にライ麦のほか、キビやアワが使用されており、 フルーティーな香りが口の中に広がります。
秋の小川は、フルーティーな口当たりの良い琥珀色のペールエールです。
山椒ポーターは、副原料に中国・四川省の山椒を使用しているポーターです。

雑穀ヴァイツェン
秋の小川


山椒ポーター、 おがわポーター、 秋の小川、 雑穀ヴァイツェン


麦雑穀工房マイクロブルワリーの創業者でブルワーの馬場 勇(ばばいさむ)さんは、埼玉県深谷市の出身で、 以前は大学で教鞭を執っていた方です。 馬場さんは、深谷市内の農家で生まれ育ち、大学卒業後は大学で電子工学の専門家として研究に従事して来ました。 一方その傍ら休日には、家族と一緒にホームセンターに行っては、種や苗木を購入して家庭菜園を楽しんでいました。

その後、自然豊かな小川町へ移住することとなり、趣味として始めた家庭菜園が本格的な農業へとスケールアップして行くことになります。 元々農家に生まれ子供の頃から麦や雑穀に親しんで来た馬場さんは、それまでの体験から麦や野菜の栽培に夢中になって行きました。 しかし一方で、だんだん農業に熱が入っていくことで毎年大量に収穫される農作物を家族で消費しきれなくなっていき、 出来過ぎてしまう農作物の使い道が悩みの種となりました。

そんなある日、自家製ビールキットなるものを販売しているのを目にして、自家製の麦を使ってビールを造ることを思い付きました。 様々な農作物が副原料として活用でき、地元小川町には良質な水もあることから、ビール造りを始めるための条件が揃っていました。 ビール造りを決心した馬場さんは、持ち前の探求心を活かして独学でビール造りを学んでいきました。 そうして、2003年4月に酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、合同会社麦雑穀工房を設立しました。 2004年3月には長年勤務してきた大学を退職し、同年4月に「麦雑穀工房マイクロブルワリー」をオープンしました。 こうして馬場さんは、遂に自家醸造ビールの販売に漕ぎ付けたのです。

その後、馬場さんは畑仕事に注力するため、麦雑穀工房マイクロブルワリーの運営を娘夫婦に託すことにしました。 こうして、2008年より醸造作業は娘婿の鈴木 等(すずきひとし)さんが引き継ぎ、 店舗運営も馬場さんの長女 鈴木 由実子(すずきゆみこ)さんが切り盛りしています。
それから、馬場さんの畑で採れた麦をビール造りに使うための精麦施設を設けたことで、 100%自給自足ビールに向けて、また一歩近付きました。

2019年には新工房への移転が決まり、 馬場さんが2004年に開業した「麦雑穀工房マイクロブルワリー」は、2019年11月4日を以って一旦営業を休止しました。


ビアクルーズ管理人の一言:
2010年9月、埼玉県小川町にある「麦雑穀工房マイクロブルワリー」を訪れて、自家醸造ビールを飲みました。



 HOME >> 関東 >> 麦雑穀工房マイクロブルワリー