油屋熊八麦酒


ブルーパブ名:  大分農業文化公園
電話番号: 0977-28-7111
住所: 大分県杵築市山香町大字日指1-1
定休日: 火曜休
営業時間: 9:30~17:00
7月~9月: 9:30~18:00
12月~2月: 10:00~16:00
ビールの種類: 油屋熊八麦酒 (ヴァイツェン)
熊八麦酒 (ブラウンエール)
ドン・ザビエル (スタウト)
由布の森 (ヴァイツェン)
ドン・大友宗麟 (玄米ビール)
星の雫 (ブラウンエール)
鉄砲稲尾 (玄米ビール)
東方見聞録 南蛮宗麟麦酒 (玄米ビール)
醸造開始: 2005年10月
アクセス: JR日豊本線/豊後豊岡駅からタクシーで約20分
JR日豊本線/中山香駅からタクシーで約20分
URL: https://www.oita-agri-park.or.jp/

製造元: 山香綺ら羅株式会社
電話番号: 0977-28-7070
住所: 大分県杵築市山香町大字日指1-1

油屋熊八麦酒(あぶらやくまはちびーる)は、 大分県杵築市(きつきし)にある大分農業文化公園内の「山香綺ら羅」(やまかきらら)の醸造所で製造・販売していたビールです。 油屋熊八麦酒の名の由来は、1863年(文久3年)生まれの実業家 油屋熊八氏にちなんだもので、 別府温泉を歓楽的な温泉都市に成長させたとされる観光開発に尽力した人物です。
山香綺ら羅では、「酵母成長コントロールシステム」という独自の製法で醸造しています。 これは、純金箔・白金で生酵母を発酵させ、独自の温度管理で成長を促進し、熟成の最高時で醗酵酵母を固定させる手法です。 2009年10月には、製造特許も取得しました。

油屋熊八麦酒は、大分の名水と海洋深層水を仕込み水として使用し、厳選された原材料を使用して醸造しています。

油屋熊八麦酒

熊八麦酒

ドン・ザビエル

山香綺ら羅では、油屋熊八麦酒シリーズの他に、 フェリー「さんふらわあ」就航100周年記念の「SUNFLOWER BEER」(さんふらわあびーる)という銘柄のビールも販売していました。


油屋熊八麦酒を製造していた大分農業文化公園内の醸造所では、 当初、株式会社山香ドリームによって「山香ドリーム」や、 「別府八湯」という銘柄のビールを醸造していました。 同社は、大分農業文化公園内のバーベキューレストラン「ドリーム」も運営しており、 そこで自社の地ビールを提供していました。

その後、山香ドリームはビールの製造を終了してしまい、 2005年10月からは、山香綺ら羅株式会社が醸造所を引き継いで、「油屋熊八麦酒」という銘柄で製造を再開しました。 大分農業文化公園内のレストランも山香綺ら羅が引き継いで運営していましたが、2007年8月に休業となり、 2008年4月には撤退を余儀なくされました。 その後、別府の温泉旅館「べっぷ昭和園」を経営する株式会社昭和園が「油屋熊ハ麦酒」の企画・販売元となり、 ビールの製造は山香綺ら羅が継続して担当しました。

2009年からは、「南蛮王国麦酒」(なんばんおうこくびーる)という銘柄に変更してビールを発売。 一方、大分県竹田市にある「久住高原地ビール村」で 「久住高原ビール」を製造していた株式会社くじゅう高原開発公社の経営が、 2011年に九州乳業から昭和園へ引き継がれると、 山香綺ら羅は会社を清算(2012年頃?)して、くじゅう高原開発公社へ統合され、 山香綺ら羅の社員も、くじゅう高原開発公社へ移籍しました。
現在は山香綺ら羅当時の独自製法を維持しつつ「くじゅう水泉郷 地ビール村」で「くじゅう地ビール」として、 醸造を継続しています。


ビアクルーズ管理人の一言:
2010年11月、油屋熊八麦酒は、大分県宇佐市にある「山香綺ら羅」から取り寄せて、自宅で飲みました。



 HOME >> 九州 >> 油屋熊八麦酒