PANGAEA


ブルーパブ名:  BrewPUB PANGAEA
電話番号: 03-3782-7699
住所: 東京都品川区小山7-16-3 ヴィラ洗足B1F
定休日: 不定休
営業時間: 平 日: 18:00〜25:30
日祝日: 17:00〜23:00
ビールの種類: 洗足ゴールド
サム アップ ビター (ビター)
洗足イチョウ並木 (エクストラ スペシャル ビター)
ライオンサイダー (サイダー)
洗足ビター (ビター)
ワイルド イン 洗足
ローズヒップ サワー
醸造開始: 2010年8月22日
アクセス: 東京急行電鉄 目黒線/洗足駅から徒歩2分
URL: http://pangaea-senzoku.seesaa.net/
Facebook: ブルーパブ・パンゲア (BrewPUB PANGAEA)

製造元: PANGAEA
電話番号: 03-3782-7699
住所: 東京都品川区小山7丁目16-3 ヴィラ洗足 地下1階

「BrewPUB PANGAEA」(ブルーパブ パンゲア)は、東京都品川区、 東急洗足駅近くの住宅街にあった「出来立て」フレッシュさを自慢としていたブルーパブです。 2004年にブリティッシュパブとして開業、国内外のクラフトビールの提供を始めた後、 店内へ醸造設備を導入しブルーパブとしてリニューアル、2010年より自家製ビールの提供を始めました。 店内は、細長いフロアにカウンター席が店内奥へと伸びていて、その奥に醸造設備がありました。 歴史を感じさせるクラシックな木製の内装に落とし気味な照明と、落ち着きのある空間を演出していました。 会計は、キャッシュ・オン・デリバリー方式。(都度、現金払い)


PANGAEA





PANGAEAのエントランス


地下1階へ


PANGAEAの店内





カウンターには3基のタップと、ハンドポンプも3基


洗足ゴールド


BrewPUB PANGAEAは、ビアパブからブルーパブへと転向した国内初のブルワリーです。 そのBrewPUB PANGAEAのオーナーで、自らブルワーも務める小畑 昌司(こばたけしょうじ)さんは、広島県福山市の出身で、 以前はいろいろな飲食業に携わってきた醸造家です。 小畑さんは、大学卒業後、東京都内のレストランやバー、居酒屋などでウエイターからバーテンダー、調理担当まで、 飲食業界で一通りの経験を積んできました。 また、日本国内に10人しかいないというビール審査員資格の最高位「マスター・ビアジャッジ」の資格を取得し、 国内外のビール審査会にも参加していました。

小畑さんがビール造りを始めた経緯は、旅先のパブでの体験がはじまりでした。 大学時代からバーテンダーに興味を持っていた小畑さんは、レストランでのウエイターの仕事を皮切りに、 都内のいくつかのバーで働きながら接客の基本やバーテンダーとしての技術などを学んで行きました。 ある時(1999年頃)、イギリス・スコットランドへウイスキーの蒸留所を巡る旅に出た時のことです。 旅先でたまたま立ち寄ったパブで、ゲームやビリヤード、そこでのおしゃべりなどとても楽しい時間が流れて、 海外にいる緊張感からも解放されるひと時を過ごすことができました。そうした体験が小畑さんの心に残り、 その後自身の中で「バーテンダー」から「パブリカン」へと気持ちが変る大きなきっかけとなりました。

その後、3年ほど会社員をしていましたが、やはり再び飲食業へ復帰したいという気持ちが高まり、 次は調理の仕事へ進みたいと考えて、居酒屋に勤めることにしました。 はじめはホールスタッフからのスタートでしたが、運よく厨房に入ることができ、その時に調理師免許も取得しました。 また、料理長はじめ職人肌な職場環境にもまれながら、現場での精神力も身についたといいます。 そうした日々の中、小畑さんは独立を決意します。

2004年、パブの開業を目指すことにした小畑さんは、 ビールの修業のためヨーロッパ各地の様々なパブを周ってみることにしました。 ビール発祥の地を巡る旅で訪れた場所は、 アイルランド(ダブリン)、イギリス(マンチェスター、ニューカッスル、バートンオントレント)、 ベルギー(ブリュッセル)、ドイツ、オーストリア(ウイーン)、チェコ(ピルゼン)など。 アイルランドでは、ギネス本社で注ぎ方の講習を受講。これもパブ開業の第一歩。 そして、今回の旅のメインであるイギリスでのパブ修業。 実に本場英国のパブで短い期間ではありましたが働かせてもらうという貴重な体験をすることができました。 そして、ドイツのパブ巡りでは、ケルン<ケルシュ>、デュッセルドルフ<アルト>、 ドルトムント<ドルトムンダー・エクスポート>、ベルリン<ベルリーナヴァイセ>、 クルンバッハ<アイスボック>、アインベック<ボック>、バンベルク<ラオホ>を制覇。

欧州の旅を終えて帰国すると、パブの開業に向けていよいよ店舗探しを始めました。 小畑さんは、物件探しを始めるに当たり場所は品川区と決めていました。 開業資金が足りなかったことから居抜きとなる物件をメインに探し、品川区内で10軒近く物件を見て回った結果、 入口のディスプレイが気に入って割と早くから目を付けていた洗足の物件に決めました。それから店内の改装が始まり、 ほとんど小畑さん自身や知人に手伝ってもらいながらハンドメイドでつくり上げていきました。 こうして、2004年8月24日にビールと葉巻を楽しめるブリティッシュパブ「PANGAEA」をオープンしました。

オープンから4年が経った頃、PANGAEAに経営の岐路が訪れます。 打開策を検討していた小畑さんの前に現れたのが、 横浜ビール(神奈川県横浜市)の元醸造長だった榊 弘太(さかきこうた)さんでした。 榊さんは、小畑さんに「自分でビールを造る」という選択肢を気づかせてくれました。 それを機に、醸造の技術面、酒税法など有識者の知恵を借りながら準備を開始。 店舗内の厨房だったスペースを潰して醸造設備を設置し、 2010年7月に酒類等製造免許(発泡酒)を取得、ブルーパブへとリニューアルした「BrewPUB PANGAEA」。 そして、2010年8月22日には6周年に合わせて、遂に1stバッチのIPAをリリースし自家醸造ビールの販売を開始しました。

自家醸造を開始したBrewPUB PANGAEAでは、洗足ゴールド、サム アップ ビター、洗足イチョウ並木、 ライオンサイダーの4種類の定番ビールを提供していました。 1つ目の「洗足ゴールド」は、大手メーカーのビールが大好きな人が飲んでも、 クラフトビールが大好きな人が飲んでも美味しいと思えるビールをと考えたもの。 2つ目の「サム アップ ビター」は、小畑さん自身が惚れ込んだイギリスのビター。 当時、日本にビターを造っているメーカーがなかったことも、 小畑さんがブルーパブに転身した理由の一つになるくらい、ビターは欠かせないアイテムでした。 3つ目の「洗足イチョウ並木」は、アメリカンIPAが好みではなかった小畑さんが、 定番となりそうなビールを散々考えて出来上がったのが、このESBでした。 4つ目の「ライオンサイダー」は、ブリティッシュパブであるパンゲアには欠かせない一品。


しかし、残念ながらBrewPUB PANGAEAは、2014年3月9日を以って閉店し、9年半の歴史に幕を降ろすこととなりました。


ビアクルーズ管理人の一言:
2012年2月、東急目黒線洗足駅近くにあった「BrewPUB PANGAEA」を訪れて、「洗足ゴールド」を飲みました。



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