金澤麦酒 |
ブルーパブ名: | [パブなし] | |
ビールの種類: | ペールエール | |
醸造開始: | 2016年5月22日 | |
アクセス: | 北陸鉄道 石川線/野町駅から徒歩10分 JR北陸本線、北陸新幹線、IRいしかわ鉄道線/金沢駅からタクシーで約10分 |
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URL: | http://k-beer.jp/ | |
Facebook: | 金澤ブルワリー Kanazawa Brewery | |
製造元: | 株式会社金澤ブルワリー | |
電話番号: | 076-201-0500 | |
住所: | 石川県金沢市野町2丁目1番7号 |
金澤麦酒(かなざわびーる)は、 以前中村酒造がやっていた金沢ビールが製造を終了して以来、 金沢市内としては久々に誕生したクラフトビールで、犀川沿いの野町にある「神明宮」のそばに佇む、 築120年以上も経つ町家の1階部分をリノベーションしたマイクロブルワリーで醸造を開始しました。 ここは、元々地元でフードアナリストをしている方の自宅で、その1階を借りて、 ブルワリーやオフィスに改装して利用しています。 8畳ほどの広さのブルワリーには、醸造タンクや冷蔵庫などの設備が並びます。
金澤ブルワリーでは、加賀野菜などの地元食材を使った個性豊かな金沢らしい地ビール造りを目指しており、
原材料には、カナダ産、オーストラリア産、ドイツ産の麦芽と、アメリカ産のホップを使用し、
金沢を流れる犀川の上流から採取される地元の美味しい水を仕込み水として使用して醸造しています。
ボトル入りの販売も計画されており、「珠玉の一滴」という言葉をイメージし、滴をかたどったボトルに、
水引をあしらった金沢らしいラベルが貼られています。
金澤ブルワリーの代表取締役兼、醸造長の鈴森 由佳(すずもりゆか)さんがビール造りを始めるきっかけとなったのは、
ワーキングホリデーとして参加したカナダでの経験がもとになっています。
元々石川県出身の鈴森さんは、2012年から2014年秋にかけて約2年間をカナダで過ごし、そこでクラフトビールと出逢いました。
大手ビールメーカーのビールが好きになれず、以前はビールをほとんど飲まなかったそうです。
そして、帰国後は、金沢駅観光案内所で観光スポットやイベントなどの旬な情報を提供する観光コンシェルジュを務めるなど観光業に携わるかたわら、
ビールに携わる仕事がしたいと考え、ビール造りの準備に取り組み始めました。開業に際しては、
東京の羽田ブルワリーの支援を受けて、2015年4月から2016年2月までの約1年近くの間、
金沢から東京へ通ってビール造りの修行に励みました。
また、2015年7月7日には1年掛かりの準備を経て株式会社金澤ブルワリーを設立。そして、
2016年1月27日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、醸造所の設備も整い同年3月上旬頃から仕込みを開始し、
同年5月22日のお披露目に漕ぎ着けました。
これからは、金沢の特産品や果物を使った、金沢にしかない味を造り、地元の方々に愛されると共に、
ビール造りを通して地元の活性化にもつなげていきたいと抱負を語ってくれました。
金澤ブルワリーは、2017年7月に新工場が完成し、製造業務を新工場へ移転しました。
よって、ここには事務所の機能のみが残り、運営を継続しています。
ビアクルーズ管理人の一言:
2016年7月、石川県金沢市にある金澤ブルワリーを訪問しました。
香林坊近くのラーメンとクラフトビールを扱うビアバー「Ramen&Bar ABRI」(らーめんあんどばー あぶり)で、
金澤麦酒のペールエールを飲みました。