COEDO


ブルーパブ名: [パブなし]
ビールの種類: 伽羅 -Kyara- (インディア ペールラガー)
瑠璃 -Ruri- (ピルスナー)
白 -Shiro- (ヴァイツェン)
漆黒 -Shikkoku- (ブラックラガー)
紅赤 -Beniaka- (インペリアル スイートポテト アンバー)
毬花 -Marihana- (セッション インディア ペールエール)
醸造開始: 2016年10月14日
URL: http://www.coedobrewery.com/

製造元: 株式会社協同商事  COEDOクラフトビール醸造所
電話番号: 0493-39-2828
住所: 埼玉県東松山市大谷1352


COEDO(コエド)は、埼玉県川越市に本社を置く協同商事が製造・販売するビールです。
協同商事は、元々、地元川越で有機農産物の販売を手掛けてきた会社で、 1996年からビールの製造・販売を開始し、今では業界でも名高い老舗ビールメーカーとなりました。


COEDOの定番商品には、日本古来の色彩呼称を名付けた、 伽羅(きゃら)、瑠璃(るり)、白(しろ)、漆黒(しっこく)、紅赤(べにあか)の5種類があります。 その他にも期間限定で様々な特長を持った面白いビールの数々が販売されてきました。 定番商品の「紅赤」は、 原材料に川越産の有機栽培によるさつま芋を使ったアルコール度数の高い(7%)オリジナルスタイルのビールで、 協同商事初期の「小江戸蔵の街」ブランド時代の「サツマイモラガー」を彷彿とさせる、 長い時間を経て脈々と息づいてきた商品の1つです。


伽羅、 瑠璃


白、 漆黒


紅赤

協同商事では、以前、「小江戸蔵の街」(埼玉)[醸造中止]、
「つるがしま雷電池地ビール」(埼玉)[醸造中止]という銘柄でも販売していました。

また、協同商事は受託醸造も数多く行っています。主なOEM供給先としては、
やきトンび〜る」(ひびき/埼玉)、
龍神ビール」(鶴ヶ島市商工会スクラム21/埼玉)、
熊谷宿ビール」(近江屋酒店/埼玉)、
「鐘撞き堂」(田中屋/埼玉)[醸造中止]、
「慈姑楽我」(くわいらがあ)(越谷市くわい研究会/埼玉)[醸造中止]、
秩父のビール」(麻屋商店/埼玉)、
東洋大地ビール」(東洋大学生活協同組合/埼玉)、
地ビール早稲田」(早稲田大学周辺商店連合会、早稲田ウェーブ/東京)、
日野市のブルーベリーエール」(八南酒販組合日野支部/東京)、
横浜赤レンガビール」(キャメル珈琲/神奈川)、
平左衛門 さつま芋ラガー」(石見銀山農業協同組合/島根)
などがあります。



COEDOは、1997年7月以来、埼玉県三芳町の「コエドブルワリー」(三芳工場)で製造されてきましたが、 現在は 2016年9月1日に埼玉県東松山市に開所した新工場「COEDOクラフトビール醸造所」へ製造現場を移して、 製造しています。


COEDOクラフトビール醸造所








COEDOクラフトビール醸造所のエントランス



COEDOを製造・販売する協同商事は、1975年(昭和50年)1月創業、川越市に本社を置く、 有機農産物の販売を手掛けてきた会社で、1996年からビール事業に参入しました。
1970年代から「安心で安全で美味しい」というコンセプトで、有機農業で造られる青果物の産直事業に取り組んできました。 1980年代後半、土壌を健全に保つための緑肥として栽培されていた川越の麦を使って、 ビールを造れないか? ・・・という着想がビール造りを始めたきっかけでした。 その後、試行錯誤を続けましたが、国内には麦芽を製造する精麦産業が存在していなかったことから、 川越の麦を麦芽にすることは断念しました。 その次に、形が悪かったり、大き過ぎるなどの理由で廃棄されている規格外品の農産物の有効活用の取り組みとして、 地元川越産のサツマイモに目をつけました。芋焼酎があるなら、芋でビールも造れるのではないかという着想からです。 そうして協同商事は、川越市内に「小江戸ブルワリー」を設立して、 1996年3月に酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、サツマイモを使ったビールの醸造に成功してビール事業を開始しました。 1996年4月20日には、小江戸ブルワリーに併設の協同商事直営のブルワリーレストラン「小江戸ブルワリー川越」を オープンして、「小江戸蔵の街」というブランド名でビールの販売を開始しました。
その後、醸造施設の規模拡大に向けて、 1997年7月に埼玉県三芳町へ三芳工場(みよしこうじょう)を設け、 酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得しました。 三芳工場は後に「コエドブルワリー」と呼ばれます。
醸造技術の確立のため、本場ドイツから代々ブラウマイスターを家業とする家庭に育った4代目、 クリスチャン・ミッターバウアー氏を招聘し、5年間にわたり技術指導を受け、 その後も、その教えはコエドブルワリーの職人たちへ技術的にも精神的にも継承されてきました。

また協同商事は、1999年9月には横浜港の横浜ワールドポーターズへ直営の欧風レストラン「ブラウステューベル横浜」を開業し、 「ブラウ横浜」というブランド名でビールを提供しました。
そしてまた、埼玉県神川町にあった「埼玉県立 神川温泉保養センター」内では、協同商事直営の「神川工場」を設け、 併設のブルーパブ「ブラウハウス神川」で、 「ペアー・エール」というブランド名で2006年までビールを提供していました。
一方ビール事業発祥の地である埼玉県川越市の「小江戸ブルワリー川越」は、その後残念ながら閉店しました。

2006年10月には、ブランド名を「小江戸蔵の街」から「COEDO」へ変更し、ラインナップも一新しました。
それまでの観光土産のように扱われてきた「地ビール」というイメージを払拭して、 「ビールは素晴らしい」という意味を込めた「Beer Beautiful」というブランド・コンセプトのもと、 それまで培ってきた技術を礎に、プレミアムな「クラフトビール」という新たな概念で、 より完成度の高い美味しいビールの提供を目指して来ました。
また、2009年からは、米国を皮切りに海外展開をスタートし、アジア、ヨーロッパなどへも輸出しています。

2015年5月には、直営レストラン「小江戸ブルワリー川越」のあった建物を改装し、 ブルワリー「COEDO Craft Beer 1000 Labo」(コエド クラフトビール・ワンサウザンド・ラボ)と、 併設の飲茶レストラン「香麦 -xiangmai-」をオープンしました。 COEDO Craft Beer 1000 Laboは、1000リットルのタンクを使った小量ロットの醸造が可能な環境で、 1000種類のビールを試作し、併設のレストランで公開していくという実験的な取り組みを行っています。 また、クラフトビールの世界をもっと深く知ってもらう為のセミナーやワークショップの開催や、 従来の業界の垣根を越えたコラボレーションにも取り組んでいます。

そして 2016年には、更なる拡大に向けて同じ埼玉県内の東松山市へ工場移転が決まり、 コエドブルワリー(三芳工場)は、2016年8月31日を以って稼動を終了し、 2016年9月1日から新たな製造拠点となる「COEDOクラフトビール醸造所」が稼働しました。
醸造免許も醸造所の稼働に合わせて、2016年9月1日に酒類等製造免許(ビール、発泡酒、スピリッツ、リキュール、雑酒)を取得しました。
新工場を開設した場所は、コピー機やプリンタ、デジカメなどで有名なリコーが昭和50年代に建てた研修施設だった建物を改装し、 ビール工場にリノベーションしたものです。
同醸造所では、敷地内に掘った井戸から醸造用水を確保し、 醸造活動で排出される排水も醸造所内で浄化し自然に返すといった自然に寄り添うサイクルを実現しています。


ビアクルーズ管理人の一言:
2016年11月、COEDOクラフトビール醸造所で製造されたCOEDOは、東京都内の酒販店で購入して、自宅で飲みました。



 HOME >> 関東 >> COEDO