八女ブルワリー


ブルーパブ名:  八女市健康増進施設 べんがら村 バイキングレストラン紅殻
電話番号: 0943-24-3339
住所: 福岡県八女市宮野100番地
定休日: 第2・4月曜休
営業時間: ランチ: 11:30~15:00
ディナー: 17:00~21:00
ビールの種類: ピルスナー
ヴァイツェン
スタウト
レッドエール
IPA (インディア ペールエール)
季節の蔵出し [季節限定醸造]
醸造開始: 2016年11月19日
アクセス: JR鹿児島本線/羽犬塚駅からタクシーで約20分
または、羽犬塚駅から堀川バス羽矢線で20分、「福島」バス停で下車、
べんがら村行き堀川バスに乗り換えて11分、「べんがら村」バス停下車すぐ
乗り継ぎが悪い場合は、「福島」バス停から徒歩約20分、タクシーで約5分
URL: http://www.bengalamura.com/

製造元: 西洋フード・コンパスグループ株式会社  八女ブルワリー
電話番号: 0943-24-3339
住所: 福岡県八女市宮野100番地

八女ブルワリーは、福岡県八女(やめ)市にある健康関連施設「八女市健康増進施設 べんがら村」にあります。
当施設のある八女市は、福岡県の南西部、大分県と県境を接する位置にあり、市内には有明海へ注ぐ矢部川が流れており、 八女茶で知られる有数のお茶の産地でもあります。
八女ブルワリーがあるべんがら村は、健康増進を目的とした市民の憩いの場として設けられた施設で、 館内には八女ブルワリーをはじめ、レストラン、温泉施設、地元特産品の直売所、休憩所、 期間限定の屋外プールなどの施設が整っています。
醸造所を併設するバイキングレストラン紅殻(べにがら)は、 高い天井と大きな窓がある開放感あるホール形式のレストランで、 八女ならではの季節の食材を活かした70種類もの料理を自由に選び、出来立てのビールと合わせて楽しむことができます。
八女市健康増進施設 べんがら村は、施設リニューアル工事のため、 2021年3月26日を以って全館休館となりました。


べんがら村





バイキングレストラン紅殻


バイキングレストラン紅殻の店内


フロアの右手にバイキング料理が並んでおり、その奥にはカウンターと醸造所があります


レストラン内から、ガラス越しに醸造設備が眺められます


カウンターには、5本のタップ





陽気の良い日には、屋外のテラス席が気持ちいいことでしょう

八女ブルワリーでは、原材料にドイツ産の麦芽とドイツ産、ニュージーランド産のホップを使用し、 地元八女の水を仕込み水として使用して醸造しています。 当初は、ピルスナーからスタートしました。その後、ヴァイツェン、スタウト、レッドエール、 IPAが順次ラインナップされて行きました。 また、八女茶を使ったエールも検討中とのことなので、楽しみなところです。


ピルスナー

ピルスナー

ヴァイツェン

スタウト

レッドエール

IPA

季節の蔵出し


ビールの紹介カード


バイキングレストラン紅殻の料理は、和洋中を取り混ぜて焼き物、揚げ物、煮物、おでん、麺類、 サラダからデザートまで70種類以上のメニューを用意しています。


バイキング料理の一例です


デザートも充実しています


麻婆豆腐、春巻、たこ焼き、刺身こんにゃく、サラダと、ミニラーメン


デザート

べんがら村は、八女市の健康増進施設として、 1998年4月11日に「八女リフレッシュビレッジ」という名称でオープンしました。 そして、施設の開業に併せて、施設内の矢部川ジ・ビール工房では、「八女麦酒 ジ・ビール矢部川」(やべがわ) というブランドでビールの製造も開始しました。 ジ・ビール矢部川は、副原料を一切使用しない麦芽100%、非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールで、ペールエール、 レッドエール、カリフォルニアラガーの3種類を館内のレストラン紅殻や農産物直売所などで販売していました。 ビール製造および施設の運営は、指定管理者制度を採用し民間企業に委託しており、 第三セクターとして設立された「株式会社八女リフレッシュビレッジ」が担当していました。
その後、2005年4月1日に施設の指定管理者が「株式会社八女リフレッシュビレッジ」から「地域中央開発株式会社」へ移管されました。 それに伴ない、施設名も「八女リフレッシュビレッジ」から「べんがら村」へと変更しましたが、 ビールの製造に関しては、そのまま引き継がれました。
また、2006年10月からは、ビールの名称やボトルのラベルデザインを一新し、 従来のペールエール、レッドエール、カリフォルニアラガーは、 それぞれ「呑んだら乗らんめえ」、「私の気持ち」、「清流」といったユニークなネーミングになりました。
そして、2016年4月1日に指定管理者契約の満了に伴ない施設の指定管理者が「地域中央開発株式会社」から 東京に本社を置く「西洋フード・コンパスグループ株式会社」へ移管されることになりました。 それを受けて、従来のべんがら村のビールは、2016年3月31日を以って販売を終了しました。 その後は、2016年度から(5年間)運営を担当する西洋フード・コンパスグループの新体制のもと、 ビール造りも心機一転開始する運びとなり、「八女ブルワリー」という新たなブランド名でスタートを切ることになりました。 そうして新たに、2016年9月28日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得、 従来はビール免許で造ってきましたが、新体制では発泡酒免許での出発となりました。 こうして、新たなビール造りがはじまり、2016年11月19日から第一弾のピルスナーの販売を開始しました。 最初は、ピルスナーからスタートして、今後順次種類を増やして行き、定番は3種類程度になる見込みです。 また、ボトル入りもいずれ販売して行く予定です。

現在、八女ブルワリーの醸造責任者を務める矢野恒平さんは、 2013年頃より鹿児島県鹿児島市にある「城山ブルワリー」でビール造りを学びはじめて、 べんがら村でのビール造りを支えてきました。 今でも半年に1度くらい城山ブルワリーの倉掛さんのところを訪れているそうです。

矢野さんのご厚意で醸造所内を見学させて戴きました。


醸造所内の貯酒タンクです





レストランから正面に見える仕込み釜を、背後から眺めた構図です


熟成中の若ビールを味見させて戴きました


醸造責任者の矢野恒平さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2017年1月、べんがら村のリニューアルした「八女ブルワリー」で、自家醸造ビールの販売が開始されたと聞いて、訪れてみました。 そして、併設の「バイキングレストラン紅殻」でピルスナーを飲みました。
2020年4月、八女ブルワリーの6種類のボトルビールを宅配便で取り寄せて、自宅で飲みました。
八女ブルワリーのビールは、これまでに飲んだ国産のクラフトビールの中でも、美味しいお薦めビールの1つです。



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