日向麦酒


ブルーパブ名: Hyuga Brewery
電話番号: 04992-7-5335
住所: 東京都神津島村142-2
定休日: 月曜休 (夏季: 無休、 月曜日が祝日の場合: 翌日休)
営業時間: 18:00〜23:30
ビールの種類: アンジー
ホワイト アンジー
ブラウンエール
醸造開始: 2017年7月28日
アクセス: 神津島港から徒歩10分
Facebook: Hyuga brewery

製造元: トウショ酒販株式会社
電話番号: 04992-7-5335
住所: 東京都神津島村142番地2 トウショ酒販地下1階


日向麦酒(ひゅうがばくしゅ)は、伊豆諸島の神津島(こうづしま)へ、 2017年2月にオープンしたブルーパブ「Hyuga Brewery」(ひゅうが ぶるわりー)で提供しています。
Hyuga Breweryがある神津島は、周囲が22Km程の火山活動で出来た火山島で、緑に覆われた自然豊かな島です。 伊豆諸島の有人島(伊豆七島)の中で最も西南端にあり、東京から南へ約170Kmのところに位置します。 9世紀の噴火でできた溶岩ドームが、標高572mの天上山(てんじょうさん)として島のシンボルとなっています。 伊豆諸島と呼ばれていますが、住居表示は東京都神津島村になります。


神津島

Hyuga Breweryを運営する「トウショ酒販」は、 地元 神津島の地酒をはじめとした酒類、飲料の卸売販売を生業とする酒販店です。 そのトウショ酒販の建物の地下階に、伊豆諸島で初のブルワリー「Hyuga Brewery」があります。 Hyuga Breweryでは、自家製ビールや国内外の大手メーカーのビールをはじめ、 カクテル、サワーなどの酒類と、島内で獲れる食材を活かしたビールとの相性の良い料理を楽しむことができます。


Hyuga Breweryがあるトウショ酒販の建物


Hyuga Breweryのエントランス





右手が醸造所で、正面にブルーパブがあります


ブルーパブのエントラン





ブルーパブの店内


店内には、テーブル席、お座敷席、カウンター席があります


店内奥のお座敷席


まるでリビングルームのようなお座敷席もあります





カウンター席


カウンターには、4基のタップ





その他にも、ギネスやアサヒスーパードライなどのタップもあります


カクテルに使用するリキュール類がライトアップされて綺麗です

日向麦酒は、地元 神津島の自然の恵みをふんだんに使った神津島ならではのビールです。
日向麦酒の第1弾「アンジー」(別名、あしたばエール)、第2弾「ホワイト アンジー」に使われている「明日葉」(あしたば)は、 セリ科の日本原産の植物で、神津島をはじめ伊豆諸島や伊豆半島などに自生している植物です。 Hyuga Breweryでは、ビールの副原料やピザのトッピングなどに、この明日葉を使用しています。 明日葉の学名は、「Angelica keiskei」(アンジェリカ ケイスケイ)といい、 「Angie」(アンジー)というネーミングは、ここから引用しています。 実は当初、「神津島あしたばエール」というネーミングで販売しようとしていたのですが、 「名前に色気がないよねぇ」と思い、「アンジー」に変更になったというこぼれ話もありました。


明日葉
※出典: Hyuga breweryのFacebook

日向麦酒は、原材料にイギリス産、ドイツ産の麦芽とドイツ産のホップを使用し、 神津島の美味しい水を仕込み水として使用して醸造する非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールです。
ホワイト アンジーは、明日葉のほかに小麦を使っています。

ホワイト アンジー

アンジー (熟成中)

ブラウンエール (熟成中)


Hyuga Breweryのフードメニューは、 クリームチーズ&クラッカー、フライドポテト、トルティーヤチップスwithサルサソースといったスナック類から 自家製ピクルス、ソーセージ、ベーコン、スライスオニオンのマリネ、豚バラ角煮などの一品料理類や、 ドライカレー、明日葉ピザ、各種パスタ類、各種サラダなどの食事メニューまで、 ビールとのマッチングを考えたメニューになっています。


干物パスタ


ジェノベーゼ


オーナーさんのご厚意により、醸造所を拝見させて戴きました。


醸造所


仕込み釜
糖化、煮沸、ワールプールを兼ねた230リットルのドイツ製タンク


貯酒タンク
発酵、熟成、貯酒を兼ねる240リットルのドイツ製タンクが5基




オーナー兼ブルワーの宮川 文子(みやがわ ふみこ)さんは、地元 神津島の出身で、 島内にある3つの神社の宮司(ぐうじ)の家に生まれ育ちました。
そして、2002年にいとこからトウショ酒販の経営を引き継いで以来、酒販店の運営を切り盛りしてきました。
宮川さんがビールづくりを考え始めたきっかけは、島内の湧き水でした。 神津島は、豊かな湧き水に恵まれたところで、東京の名湧水57選にも選ばれています。 以前より宮川さんは、こうした優れた資産があるにもかかわらず、 有効利用が進んでいないことをもったいないと思っていました。この美味しい水で何かできないか?、と。 そこでビールの好きだった宮川さんは、この湧水を使ってビールがつくれないかと考えました。 ちょうど、トウショ酒販を引き継いだ頃のことです。
島内の多幸湾近くに日向という場所があり、そこの湧水がとても美味しいことから、 ここの水を使ってビールができたらと考えました。「日向麦酒」という名称も、この地名から来ています。 (日向というと九州を連想してしまいますが!!)
そして、2013年頃に宮川さんはビールづくりを決心、そこから本格的な準備を開始しました。 静岡県の御殿場高原ビールや東京・天王洲のティー・ワイ・ハーバーを訪問して、 醸造施設の見学やビールづくりに関する話を聴きました。 特段研修を受けることもなく、見よう見真似の試行錯誤でなんとかビールの造り方を習得しました。
醸造設備は、ドイツから取り寄せたプラントで、取扱説明書が日本語でなかったり、 国産のような行き届いたサポートもなかったため、設置から醸造までかなり苦労を強いられました。 また、ブルワリーやパブの建設にあたり、この醸造設備に最も費用がかかりました。
そうして、2017年2月19日にはブルーパブ「Hyuga Brewery」をオープンし、 同年6月28日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得、それから仕込みを開始しました。 当初から神津島の美味しい湧水を仕込み水に使いたいというコンセプトでしたが、 残念なことに保健所の水質検査で合格が得られず、すぐには利用できないことが分かりました。
こうして、島の湧水仕込みにはなりませんでしたが同年7月28日には、 ついに自家醸造ビールの初バッチ「アンジー」の販売開始に漕ぎ着けました。 いつかは島の湧水を使ったビールを造りたいという想いは今も消えていないので、 なんとか保健所の検査を通して、近いうちに実現したいと語っていました。
宮川さんは今後について、「(日向麦酒を)神津島をもっと広く知ってもらうためのきっかけにしたい。 ここでしか飲めない、神津島らしいビールを造って行きたい。」と抱負を語ってくれました。


オーナー兼ブルワーの宮川 文子さん


現在のところ、飲めるのは店内だけですが、2018年からは瓶入りも販売する予定とのこと。
ボトル入りビールを、島のお土産として販売していきたいそうです。


ビアクルーズ管理人の一言:
2017年9月、東京・竹芝からジェット船で片道約3時間、 伊豆諸島の神津島にある「Hyuga Brewery」を訪れて、日向麦酒を飲みました。



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