TKBrewing


ブルーパブ名: unico A TKBrewing直売所
電話番号: 090-2420-2583
住所: 神奈川県川崎市川崎区日進町3-4 unico A 1F
定休日: 日〜木休 (金土のみ営業)
営業時間: 金曜日: 17:00〜21:00
土曜日: 13:00〜20:00
ビールの種類: SMaSH Saison (セゾン)
Old-fashioned Pale Ale (ペールエール)
Simcoe Tripel (ベルジャントリペル)
WCIPA (インディア ペールエール)
新春セゾン (セゾン)
Kawasaki Common (カリフォルニア コモン)
醸造開始: 2017年11月24日
アクセス: JR東海道本線、横須賀線、京浜東北線、南武線/川崎駅東口から徒歩10分
京浜急行電鉄 本線/八丁畷駅から徒歩7分
URL: http://www.tkbrewing.com/
Facebook: TKBrewing

製造元: TKBrewing株式会社
電話番号: 090-2420-2583
住所: 神奈川県川崎市川崎区日進町3番地4 unico A 1階 1F−B号室


TKBrewing(ティーケーブルーイング)は、 神奈川県川崎市へ2017年に誕生したマイクロブルワリーです。
アメリカのクラフトビールカルチャーから強く影響を受けたブルワーさんが、 長年続けたサラリーマン生活から脱サラして、 アメリカのクラフトビールの味を再現しようとビール造りをはじめた醸造所です。
JR川崎駅から徒歩10分程のところにあるunico(ウニコ)A 1階のTKBrewing直売所で販売しています。 その場で飲む場合は、隣の「スタンド日進」へ持ち込んでフード類と合わせて飲むこともできます。


TKBrewingのある「unico」  ※ 手前の建物が「unico A」で、右手の建物が「unico B」


「unico A」 1階のエントランス


TKBrewingの直売所(デリバリーカウンター)


TKBrewing直売所隣のスタンド日進
TKBrewingでビールを購入して、このカウンター席へ移動してフード類を注文というスタイル


奥のスペースには、テーブル席もあります


TKBrewing直売所の内側です
右側が直売所のデリバリーカウンター、 左側が醸造所


直売所には8本のタップを装備


原材料の質と造り手の技術がダイレクトに伝わってしまうビールだからこそ、 自分が納得できないビールは出さないというのがTKBrewingの基本姿勢です。
原材料には、多様性を持たせる意味から世界各地の材料の採用を検討しており、 現状はイギリス産、ドイツ産、カナダ産の麦芽とアメリカ産のホップを使用しているほか、 副原料にもこだわりを持って醸造しています。
TKBrewingの第1弾「SMaSH Saison」(スマッシュセゾン)は、 その名の通りSMaSH(スマッシュ)と呼ばれるビールで、 ドイツ産の麦芽とアメリカ産カスケードホップのみを使用したセゾンスタイルのビールです。 また、酵母はベルギー原産の酵母を使用し、さらに副原料としてエチオピア産のコリアンダーを使って醸造しました。 ※SMaSHとは、Single Malt and Single Hopの頭文字を取ったもので、 1種類の麦芽と1種類のホップだけで造るビールのこと。
第2弾「Old-fashioned Pale Ale」(オールドファッション ペールエール)は、 ブルワーさんが初めてクラフトビールと出会った約20年前のペールエールの味を想い描きながら造ったというビールです。
第3弾「Simcoe Tripel」(シムコートリペル)は、 ベルジャントリペルをベースにシムコーを中心にアメリカンホップを大量に使用したアルコール度数の高いビールです。
第4弾「WCIPA」(ダブルシーアイピーエー)は、 アメリカンホップをふんだんに使ったアメリカ西海岸スタイルのIPAです。「WC」は、「West Coast」の頭文字。

Old-fashioned Pale Ale

Simcoe Tripel

WCIPA


TKBrewingの代表兼、ブルワーの林 亮一(たかばやしりょういち)さんは、埼玉県草加市の出身で、 長年勤務した大手IT企業から脱サラしてTKBrewingを起業しました。
林さんがビール造りを始めた経緯は、前職のサラリーマン時代だった20年ほど前まで遡ります。 1998年から2年間仕事の都合でカナダのトロントに駐在した時に、クラフトビールとの出会いがありました。 それまで残業が日常化した多忙な働き方をしていたのが一気に9時〜5時の生活となった林さんは、 暇を持て余すあまり何気なくホームブルーイングを始めました。 その当時はカナダもクラフトビールの黎明期にあり、同時にホームブルーイングが趣味として盛んに行われていました。 そんなトロントでの体験をきっかけに、帰国後もサラリーマン生活の傍らビール造りの研究を細々と続けていました。

そして、さらに醸造知識を深めるのに役立ったのが、 アメリカのラジオ番組「Jamil Show」(ジャミール・ショー)との出会いです。 この番組は、2006年頃より隔週で放送され、Podcastでも配信されていました。 Jamil Showに出演していたジャミール氏は、 米国・カリフォルニア州の北部 フェアフィールドにある「HERETIC BREWING COMPANY」(ヘレティック・ブルーイング)の創業者で、 それ以前はアメリカ国内でカリスマホームブルワーとして有名になり、数々のコンペで長年に亘り受賞し続けていました。 そのJamil Showの内容は、毎回BJCPのスタイルガイドラインの中から1種類選んで、 そのビールスタイルの文化的な背景や造り方のポイント、典型的なレシピを紹介し、 ある醸造テーマに関するディスカッションをすると言ったもので、ある意味ビール造りの教養番組のようなものでした。 林さんは、この番組を録音しては通勤途中に同じ内容を何回も聞き直しながら理解していきました。 この他にも、アメリカの文献でビール造りの勉強を続けてきたことで、 アメリカのクラフトビールカルチャーから影響を受けつつ醸造知識の基礎を築いて行きました。
こうして、いつしか米国のクラフトビールの味を再現するブルワリー構築を目指すようになりました。
2011年2月には、林さんが提供したレシピで、千葉県佐倉市のロコビアにて醸造した「WCIPA」が、 すみだリバーサイドホールで開催された「第9回 東京リアルエールフェスティバル」において、 林さんとロコビアの鍵谷百代さんの連名で受賞しています。

2015年後半に入るといよいよ醸造所の立ち上げに向けて動き始めます。 まず、ビジネスプランの構築に着手し、 2016年8月末には長年務めた大手IT企業を退職します。
醸造技術の習得については、2015年の秋頃より米国のシーベル醸造科学技術研究所の通信教育を受講した後、 2016年11月から2017年1月にかけてロコビアで研修を受けました。
醸造所の候補地探しでは、川崎駅から徒歩約10分程の場所にある物件を2016年9月に下見に来ました。 その物件は、築50年の建物で、 元々食品向け包装資材卸を営む株式会社ヨネヤマという会社の本社ビル及び倉庫として使用されていたところです。 この建物がある日進町地区は、以前よりドヤ街といった暗いイメージを持たれていた場所で、 活気を取り戻すために新しい街づくりを目指した再開発の動きがある中、 その建物もリノベーションすることにより、クリエーターや起業家、飲食店の誘致を目指していました。 そして、当初下見に来た時には廃墟のような佇まいだった建物を、耐震補強や化粧直しなどの大規模改修を行なって、 2017年6月に複合施設「unico」(ウニコ)として生まれ変わりました。 そこへ林さんの醸造所や飲食店をはじめ、デザイン工房や整骨院などのテナントが入りました。

2017年10月31日には酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、同年11月7日より初仕込みを開始。
そうして同年11月24日にTKBrewingの第1弾「SMaSH Saison」が、 武蔵小杉のアイリッシュバー「マッキャンズ」において開栓されたことでお披露目となりました。
また、ブルワリーに併設の直売所(デリバリーカウンター)も、同年12月16日よりお試しがてらプレオープンし、 同年12月22日にはグランドオープンを迎えることとなりました。


TKBrewingの生産ペースは、週に1回の仕込みで、1バッチ当たり約180リットル程度です。
林さんのご厚意により醸造所を見せて戴きましたので、ご紹介します。


TKBrewingの醸造設備


左側が煮沸釜(ケトル)、 中央がホットリカー、 右側が糖化槽(マッシュタン)


300リットルの発酵タンクが2基


プレハブ冷蔵庫、 庫内には 300リットルの貯酒タンクが2基


オーナー兼ブルワーの林 亮一さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2017年12月、TKBrewingの「Old-fashioned Pale Ale」を、 武蔵小杉のアイリッシュバー「マッキャンズ」(神奈川県川崎市中原区)で飲みました。 その後、TKBrewingを訪れて、3種類のビールを飲みました。



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