柏ビール


ブルーパブ名: 柏ビール
電話番号: 04-7199-7774
住所: 千葉県柏市柏5-8-15
定休日: 月~水休
営業時間: 木金曜: 17:30~22:30
土日曜: 17:00~22:30
ビールの種類: 白樺ヴァイツェン (白樺ヴァイツェン)
こまいぬIPA (インディア ペールエール)
柏一IPA (アメリカン ホワイト インディア ペールエール)
柏ペールエール (ペールエール)
手賀沼ポーター (ポーター)
柏ねぶたアップルエール (フルーツエール)
イチゴエール (フルーツエール)
醸造開始: 2018年1月14日
アクセス: JR常磐線、東武鉄道 野田線/柏駅から徒歩約15分
URL: http://kashiwa.beer/
Facebook: 柏ビール Komainu Brewary
Online Shop: https://store.kashiwa.beer/

製造元: 有限会社こまいぬ  柏ビール工房
電話番号: 04-7199-7774
住所: 千葉県柏市柏5丁目8番15



柏ビール(かしわびーる)は、千葉県柏市へ2017年にオープンした柏初のブルーパブです。
柏ビールのある柏市は、千葉県の北西部に位置し、首都圏のベッドタウンとして宅地が広がり、企業の工場が並ぶ一方、 手賀沼(てがぬま)や利根川といった豊かな自然にも恵まれて、野菜栽培が盛んに行われているところです。 そんな柏市内で一家4人が力をあわせて家族包みでお店を盛り立てている、 暖かでアットホームなブルーパブが柏ビールです。


柏ビールのある建物


柏ビール





柏ビールの店内








お会計のカウンター、 その奥がキッチンで右手にはタップが並びます


壁面には9本のタップ、 右手前にはアサヒスーパードライのサーバーも備えています




柏ビールでは、原材料にイギリス産、ドイツ産、カナダ産、そして国産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産、 チェコ産のホップを使用して、地元 柏の水を仕込み水に使用して醸造しています。
クラフトビール文化があまり浸透していない柏という土地柄もあって、 甘味あり、ホップ控えめなドリンカビリティーの高いラインナップから始まりました。 柏ビール工房では、1回のバッチが 150リットルで週に2~3回のペースで仕込んでいます。
こまいぬIPAは、紀州の小ミカンを使ったIPAスタイルのビールで、 少し甘味を感じるホップ控え目なIPAです。
柏一IPA(かしわはじめ アイピーエー)は、 地元柏産の小麦「ユメシホウ」を使ったホワイトIPAです。
イチゴエールは、小麦や苺など原料のすべてが地元柏産というフルーツビールです。

白樺ヴァイツェン

こまいぬIPA

柏一IPA

柏ペールエール

手賀沼ポーター

柏ねぶたアップルエール

イチゴエール

「こまいぬIPA」に使われている紀州の小ミカンの実物を見せて戴きました。 写真では縮尺が分かり辛いですが、本当に小さいミカンです。


紀州 小ミカン



柏ビールのフードメニューは、6つの味が楽しめる前菜「こまいぬプレート」、フライドポテト、 ソーセージ盛り合わせ、フィッシュ&チップス、自家製ヴァイスブルスト、 石窯焼き三種チーズのピッツァ マルゲリータ、豚バラのクラフトビール煮込み、 ビーフシチュードリア、ビール屋が作った本気のスパイスカレーなど、 自家農園で獲れた稔りをふんだんに使った日替わりのメニューになっています。


こまいぬプレート
自家農園の落花生、ブロッコリー、自家農園の里芋、合鴨のロースト、ひよこ豆のチリビーンズ、
かぼちゃフライ ガーリックオイル


岩手の大きな牡蠣


石窯焼き 三種チーズのピッツァ マルゲリータ

柏ビールを運営する「有限会社こまいぬ」の代表取締役 丹羽 文隆(にわふみたか)さんは、地元 千葉県柏市の出身で、 以前は親の代から60年以上も続いた学習塾「丹羽塾」を経営していました。 また、丹羽さんは塾経営の傍ら畑を借りて農作物の栽培も行っていて、 塾のカリキュラムの一環として塾生の植物観察や農業体験などにも活用してきました。 その畑では麦の栽培も行っており、これまでは主にパン作りに活用して来ましたが収穫量が増えてきたことから、 その麦を何かに活かせないかと考えた結果、ビール造りに利活用できるのではないかと考えました。 また、丹羽さんは、大学時代に醸造学を学んでいたことから、 いつかは醸造に携わりたいという思いを持ち続けてきたこともあり、 還暦を迎えたことを機にビール製造を決意して、ブルーパブを開業することにしました。

柏ビールの醸造長 下山 一宇(しもやまかずひろ)さんは、丹羽さんの三男で、 柏ビール工房をひとりで切り盛りしています。 柏ビールを立ち上げてビール造りを始めるために、 下山さんは 2017年6月~7月にかけて東京都大田区にある「羽田ブルワリー」でビール造りの研修を受けました。

そうして丹羽さんは、柏ビールを立ち上げるにあたり、 地元で親から子へと幾世代にも亘り卒業生を輩出してきた長年続けた学習塾を2017年8月に閉塾しました。 それと前後して、同年7月に酒造免許を申請、同年12月8日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得しました。 同年12月16日には、ビールの自家醸造に先駆けてブルーパブ「柏ビール」のプレオープンに漕ぎ着けました。
そして、同年12月24日に初仕込みを開始し、 年が明けた 2018年1月14日からブルーパブにて柏ビールの第1弾となる「ヴァイツェン」の販売を開始しました。

丹羽さんは、柏ビールを通して地産地消を進めて行きたいという思いがあり、 これからも店舗で提供する料理には、 基本的に自家農園で作る野菜や地元柏産の畑の稔りを使って行こうと考えています。 また、自家農園では、麦の他にホップの栽培も計画しており、 自家製ホップを柏ビールの醸造に使って行きたいと考えています。 地元の農家の発展や地域のまちおこしにも繋げていけるのではないかと考えて、 今後も地元に愛されるクラフトビールを目指して、ビールづくりに取り組んで行くそうです。

丹羽さんのご厚意で、醸造設備を見せて戴きましたので、ご紹介します。


醸造設備


左側が煮沸槽(ケトル)、 中央がホットリカー、 右側が糖化槽(マッシュタン)兼ろ過槽(ロイター)、
いずれも 150リットルのタンクです


中央の扉が醗酵室


醗酵室内には3基の発酵タンク


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中では、ケグに入ったビールが熟成中です


有限会社こまいぬの代表取締役 丹羽 文隆さん


醸造長の下山 一宇さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年1月、千葉県柏市にあるブルーパブ「柏ビール」を訪れて、自家醸造ビールを飲みました。



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