OCTONE Brewing


ブルーパブ名: オクトワンブルーイング タップルーム
電話番号: 0278-25-4520
住所: 群馬県利根郡みなかみ町湯原702-2
定休日: 火水休
営業時間: 平 日: 16:00〜20:00
土日祝: 14:00〜20:00
ビールの種類: オクトネ エール (アメリカン ウィートエール)
ヤマビト エール (ペールエール)
モリノポーター (ポーター)
アップストリームIPA (インディア ペールエール)
ヴァイツェン
甘夏ウィートエール (アメリカン ウィートエール)
ギンレイ ケルシュ (ケルシュ)
カヤバ セゾン (セゾン)
営業開始: 2018年4月25日
アクセス: JR上越線/水上駅から徒歩15分、タクシーで5分
水上駅から上毛高原駅行 関越交通バス水上線で4分、「水上温泉」バス停から徒歩3分
URL: http://oct-1.com/
Facebook: OCTONE Brewing オクトワンブルーイング

製造元: 合同会社オクトワン
電話番号: 0278-25-4520
住所: 群馬県利根郡みなかみ町湯原702番地2



OCTONE Brewing(オクトワン ブルーイング)は、 群馬県みなかみ町の水上温泉(みなかみおんせん)へ2018年に誕生したマイクロブルワリーで、 併設の「オクトワンブルーイング タップルーム」で味わうことができます。
OCTONE Brewingがある群馬県みなかみ町は、群馬県の北部に位置し、群馬県内で最も広い面積を有する町です。 町内のほとんどが山間部なため関東地方でも屈指の豪雪地帯で、 谷間を流れる利根川は『奥利根』と呼ばれる利根川の最上流域にあたります。 町内には、水上温泉や猿ヶ京温泉などの温泉街やスキー場が多数あります。 交通機関は、JR東日本の上越線、上越新幹線が南北に縦断している他、 関越自動車道、国道17号線、国道291号線などの通り道でもあり、都心からのアクセスは比較的悪くはありません。
このような大自然に囲まれた水上温泉の繁華街である湯原温泉街の一角にOCTONE Brewingはあります。 みなかみのおいしい水を使って造られる美味しいビールをお楽しみ戴けます。


OCTONE Brewingがある建物


OCTONE Brewing


OCTONE Brewingのエントランス


OCTONE Brewingのタップルーム店内


店内右手にブルワリーがあります


店内左手にも出入口があります





カウンターの奥には、8本のタップ




OCTONE Brewingでは、 原材料にカナダ産、ドイツ産、イギリス産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産、イギリス産のホップを使用し、 豊かな自然に育まれた利根川の源流域である奥利根の上質な美味しい水を仕込み水として使用して醸造しています。
また、副原料には地元の農産物を使用しており、四季折々の変化を楽しめるビールです。

オクトネエール

ヤマビトエール

モリノポーター

アップストリームIPA

ギンレイケルシュ

カヤバセゾン



オクトネエール、 ヤマビトエール


モリノポーター、 アップストリームIPA


OCTONE Brewingでは、ミックスナッツやナチョス、コーンチップス&サルサソース、チリドック、 イワナの燻製などシンプルな軽食を提供しています。


ミックスナッツ



OCTONE Brewingがある水上温泉では、 2017年7月より群馬県・みなかみ町・みなかみ町商工会の支援により 「水上温泉 リノベーション まちづくり事業」という活動が行われています。これは、 人口減少、高齢化、後継者不足、空き店舗・空き家の増加、 雇用の喪失といった水上温泉地区が抱える問題を新たなビジネスで解決し、 地元温泉街を盛り立てて活気を取り戻そうという街おこし活動の一環です。 具体的には、水上温泉地区の遊休不動産をリノベーションして利活用を促進することで、 街を再生していこうというもので、その第1号店として2018年4月にオープンしたのが、OCTONE Brewingでした。

OCTONE Brewingの代表でブルワー(醸造長)の竹内 康晴(たけうちやすはる)さんは、 地元 群馬県水上町(現在は、みなかみ町)の出身で、以前は勤務地の関係から神奈川県内で暮らしていましたが、 生まれ故郷に新たな思いを胸に、2017年にUターン移住をしました。
竹内さんがクラフトビールに興味を持ったのは、 以前ヨーロッパを旅行した際に、ドイツを訪れていくつかのブルワリーをまわりながら、 様々なブルワリーがあって面白いと感じたのと同時に、日本でもこんなのがやれないかと思った出来事からでした。

東京の出版社に就職した竹内さんは、その後 2014年に有料老人ホームへ転職。
みなかみ町を離れ、都心で働く竹内さんの胸中には、 自分が育った頃と比べると寂しくなってしまったふるさとのことが気に掛かっていました。 温泉街に活気が薄れて行くのと同時に、帰郷の折に山々の森林に目をやると、 杉の人工林が衰退し荒廃してきたことも気になっていました。 こうした思いから、水上の町をなんとか元気にできないものかと考えるようになって行きました。

そうして竹内さんは、生まれ故郷である水上へ戻って、 自然の豊かさを感じられるようなビール造りを始めることを決心し、2017年に有料老人ホームを退職しました。 そして、2002年から15年間住み慣れた茅ケ崎を後にして、2017年10月にみなかみ町へ移住しました。
「ビール造り」という道を選んだのは、水上の森が育んだ美味しい水を活かしたビールを造り、 大人でも子供でも楽しめる多様性を持った温泉街へと、水上の再生に協力して行きたいという考えからでした。
また、雄大に広がる奥利根の森で育まれた水は、漏斗(じょうご)のような奥利根の地形に束ねられて、 やがて大きな利根川の流れとなり、首都圏の重要な水資源として届けられています。 ビール造りに使う水は、森林の木々が育んでいることから、みなかみから遠く離れた首都圏の人たちにも、 奥利根の水を使ったビールを飲んで、水上の雄大な自然に思いを馳せて欲しいと願う気持ちがあるからです。

こうして竹内さんは、温泉街でブルーパブを開業する準備を開始するのですが、想像以上に物件探しには苦労しました。 そんな時に冒頭で紹介した「水上温泉 リノベーション まちづくり事業」を知り、 リノベーション実行委員会や地元の事業者・建築関係・不動産関係などの専門家からのサポートを受けて、 温泉街のど真ん中という、とても良い物件とめぐり逢うことができました。
そこは以前、「桑屋」というお土産物店だった建物で、その1階部分を借りて醸造所とパブ店舗とすることになりました。

竹内さんは、ビール造りを学ぶため、 2017年8月9日から8月末までの3週間に亘り島根県江津市の石見麦酒(いわみばくしゅ)で研修を受けます。 またその後、島根県松江市の「ビアへるん」でお馴染み島根ビールでも1週間ほどビール造りを学びました。
そして、同年9月26日には、奥様の美和さんと合同会社オクトワンを設立しました。
同年10月初旬から店舗の改修工事が始まり、同年12月には内装工事が完成して入所できるようになりました。 2018年3月1日には酒類等製造免許(発泡酒)を取得。それから初仕込みを開始して、 ついに同年4月25日に「オクトワンブルーイング タップルーム」をプレオープンするともに、 自家醸造ビールの販売開始に漕ぎ着けました。そして同年5月26日のグランドオープンに至ります。
同年6月下旬よりボトル入りも販売開始しました。

共同経営者である奥様の竹内 美和(たけうちみわ)さんは、神奈川県平塚市の出身で湘南育ち。 美的センスが優れた方で、ロゴのデザインやビールの写真撮影、instagramの掲載など、 OCTONE Brewingの広報宣伝的な役割も担っています。

OCTONE(オクトワン)のネーミングの由来ですが、みなかみ町の大自然に対する思いから命名しました。 OCTONE Brewingがある『奥利根』(おくとね)という発音を変化させていくと、 「OKUTONE」(ローマ字表記)⇒ 「OCTONE」・・・となります。 そして、「OCT」は、英語で「8」を意味する接頭辞。「ONE」は、言わずと知れた「1」です。 「OCT」の8という数は、「八千代」や「末広がり」と言った広がりを連想させることから、 広大なみなかみ町に広がる奥利根の森で育まれた水が、 ゆっくりと集められ1本の利根川として首都圏へと運ばれていくという、 雄大な水の流れを想い浮かべながらビールを味わってもらいたいという願いを込めてネーミングしました。

これまで紹介してきたように、OCTONE Brewingの周囲を取り囲む水上の森林、 そしてそこに生きる1本1本の木々たち、その森が育んだおいしい水。 これらの森の木々や、おいしい水にOCTONE Brewingは、こだわりをもってビール造りを続けています。
ボトルのラベルにもなっているロゴマークに描かれた絵も、 根から水を吸い上げる木をデザイン化したものです。

ここまでに何度も触れて来た「水」の話しにもう少しお付き合い戴きたいと思いますが、 OCTONE Brewingでも仕込み水に使用している利根川の源流域である水上温泉地域の水は、 谷川岳水系の地下水が湧き出したもので、とても美味しい水として知られています。
谷川岳を貫通する上越新幹線の大清水(だいしみず)トンネル( 全長約22Km )や、 関越自動車道の関越トンネル( 全長約11Km )のトンネル掘削工事では、 大量の湧水が発生し工事が難航したと言われています。一方、その湧水が非常に美味しかったことから、 当時の国鉄やその後のJR東日本(高崎支社)により、 名水としてミネラルウォーターの販売に至っています。 (『大清水』(おおしみず)、『 From AQUA 〜谷川連峰の天然水〜』などのブランドで販売)

竹内さんのご厚意により、醸造設備を見せて戴きましたのでご紹介します。


醸造設備


仕込み設備
左側がホットリカー、 中央が糖化釜(マッシュタン)、 右側が煮沸釜(ケトル)兼ワールプール


150リットルの発酵タンク × 4基
※島根県江津市の石見麦酒で考案されたビニール袋を活用した発酵タンクです


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には、200リットルの熟成タンクが6基


ボトルの充填機と打栓機
右側のオレンジの柄のついた手動式の打栓機は、機材が故障した時のための予備機です


OCTONE Brewing共同経営者の竹内 康晴さん、 美和さん

OCTONE Brewingでは、年間生産量として10キロリットルを目指しています。


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年8月、群馬県みなかみ町にあるOCTONE Brewingを訪れて、 併設のブルーパブ「オクトワンブルーイング タップルーム」で自家製ビールを飲みました。



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