FUJIYAMA HUNTER'S BEER


ブルーパブ名: 浅間大社タップルーム
電話番号:
住所: 静岡県富士宮市宮町12-20 いちふくコーポ1F
定休日: 月火休
営業時間: 13:00〜22:00
ビールの種類: Mt. Fuji Ale (ペールエール)
NENGU"年貢IPA" (インディア ペールエール)
RIKKA"立夏" (アメリカンウィート)
朝霧MOWMOWスタウト (ミルクスタウト)
ICHIGO−YA (フルーツセゾン)
ONE
JAM (ペールエール)
OKETSU (フルーツエール)
ROOM (ミルクコーヒー スタウト)
HARE (ペールエール)
木曜日の苦めのヤギ (ビター ウィートエール)
OPPA (ウィートエール)
木こり (オリジナルエール)
富士宮発ハンパじゃない柚野村 (ペールエール)
KAYO
YOKI
醸造開始: 2018年4月27日
アクセス: JR身延線/西富士宮駅から徒歩10分
JR身延線/富士宮駅から徒歩15分
URL: http://farment.sakura.ne.jp/
Facebook: FUJIYAMA HUNTER’S BEER

製造元: 株式会社FARMENT
電話番号: 0544-66-0399
住所: 静岡県富士宮市大鹿窪1428番地の1

FUJIYAMA HUNTER'S BEER(フジヤマハンターズビール)は、 静岡県富士宮市にある兼業農家が自宅の農産物加工場で2018年から造り始めたビールです。
FUJIYAMA HUNTER'S BEERの生まれ故郷は、 2010年(平成22年)3月まで芝川町(しばかわちょう)柚野(ゆの)地区と呼ばれていたところで静岡県の北東部に位置し、 近くには富士川水系の一級河川 芝川が流れ、田畑が広がる田園地帯です。 そんな稔り豊かな環境で造られるFUJIYAMA HUNTER'S BEERは、 原材料に使われる麦芽の元となる大麦や小麦からホップや副原料に使う農産物に至るまで、 自家製や地元産のものを使った純富士宮産ビールを目指しています。

富士宮市の旧市街地に、 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)と言う広大な境内を誇る大きな神社があります。 ここは、駿河国(するがのくに)一宮(いちのみや)として古くから多くの参拝者が訪れる場所で、 全国に約1,300社ある浅間神社の総本社として富士山信仰の源になっているところです。 この浅間大社の西門近くに、 FUJIYAMA HUNTER'S BEERのブルワリー直営パブ「FUJIYAMA HUNTER'S BEER 浅間大社タップルーム」があります。 当初は、ブルワリーに併設されたテイスティングルームで不定期に営業しながら販売を開始しましたが、 2018年11月のオープン以降は浅間大社タップルームで飲めるようになり、交通の便も格段に良くなりました。 その他、東京都内や静岡市内のビアバーや飲食店へもケグで出荷しているほか、 富士宮市内の酒販店や飲食店ではボトル入りを購入することもできます。


FUJIYAMA HUNTER'S BEER 浅間大社タップルーム
写真出典: FUJIYAMA HUNTER'S BEERのFacebook

FUJIYAMA HUNTER'S BEERでは、 将来的にゆくゆくはすべて富士宮産の原材料を使っていくことを目標にしていますが、 現在は原料となる大麦やホップの生産量が追い付かないことから、 ドイツ産、イギリス産、アメリカ産の麦芽やドイツ産、イギリス産、アメリカ産、チェコ産のホップなども使用しています。 仕込み水には、富士を源とする湧き水を使用して醸造しています。
NENGU"年貢IPA"は、地元産の「コシヒカリ」、「山田錦」(酒米)などの新米を使ったライスIPAです。
RIKKA"立夏"は、自家製の大麦・小麦・ホップを使って造る正真正銘自家製のアメリカンウィートです。
JAMは、富士宮市内の朝霧アリーナで開催される野外ライブイベント「朝霧JAM」のために準備したビールです。 2018年の朝霧JAMは、10月6日から2日間開催。
ROOMは、地元 富士宮市大鹿窪にある喫茶店「room coffee」のコーヒーを使用した地元産コラボビールです。


Mt. Fuji Ale、 NENGU、 RIKKA

FUJIYAMA HUNTER'S BEERを醸造する農業生産法人 株式会社FARMENT(ファーメント)の代表取締役 深澤 道男(ふかさわみちお)さんは、静岡県芝川町(現在は富士宮市)の出身で、 生まれ育った地元 柚野地区で農業と猟師で生計を立てるユニークな醸造家です。
深澤さんは、元々専業農家だった先々代の農地を受け継いで農業を営む傍ら、 田畑への鳥獣被害を食い止めるために始めた猟で獲れた猪や鹿の肉を使った食肉加工にも従事し、 今ではクラフトビールのブルワリーも運営する兼業農家へと成長を遂げて来ました。

深澤さんが、ビール造りを始めることになった経緯は、 元々コーヒーやビールといった嗜好品が好きだったこともありますが、 2010年からビール用の二条大麦の栽培や製麦、ホップ栽培などを本格的に始めたことが始まりでした。 そして自分の畑で獲れた大麦とホップを使って2度に亘り試作ビールを造ってみたところ、 手応えを感じた深澤さんはビール事業に乗り出すことを決意します。 その後、ブルワリーの運営に向けて2017年に農業生産法人を立ち上げ、まずは委託醸造でビールの製造・販売を開始。 そんな折、2018年4月の酒税法改正を前に酒造免許を取得することができたことから、自家醸造を始めることにしました。

深澤さんのこれまでの足取りを振替ってみましょう。
2010年からビール用二条大麦の栽培を開始。
2011年からは麦芽の製麦も開始。
2013年からホップの栽培を開始。
2015年に自家製の麦芽・ホップを使った試験醸造として、静岡県静岡市のアオイブリューイングに委託して、 自給麦芽100%使用の「静岡ゴールデンエール」 500リットルを醸造・販売しました。
2016年には静岡県御殿場市の御殿場高原ビールの醸造設備で、自社レシピによる自給麦芽100%と一部自給ホップを使用し、 副原料に地元 柚野産の本柚子と日本ミツバチの蜂蜜を使用した「FUJIYAMA LOVER'S SAISON」(フジヤマラバーズセゾン) 2,000リットルを醸造・販売。
2017年6月30日にはブルワリーの立ち上げに向けて、農業生産法人 株式会社FARMENTを設立。 そうして、同年より東京都八王子市にあるシェアードブルワリーの設備を借りて、自社銘柄のビールの委託醸造をスタート。
また、同年にブルワリーを建設し、仕込み水に使用する湧き水の浄水処理システムや、中国製の醸造設備を導入。
2018年3月20日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、同年4月9日に初仕込みを開始。
こうして、同年4月27日に静岡県と山梨県に跨って開催されたアウトドアイベント 「ウルトラトレイル・マウントフジ」(略してUTMF)の会場で地元関係者を集めて、 FUJIYAMA HUNTER'S BEERのお披露目を行いました。
また、ブルワリーに併設のテイスティングルームが完成し、同年5月3日にレセプションを開催。 翌日より(5月4日〜6日)、一般客を招いたプレオープニングイベント「蔵開き」を開催する運びとなりました。
同年11月1日には、富士宮市街地へ直営パブ「FUJIYAMA HUNTER'S BEER 浅間大社タップルーム」をオープンしました。

FUJIYAMA HUNTER'S BEERについて深澤さんへお尋ねすると、
「特長は、一言で言うと『普通と違う』ところ。まず、(生産者の)職業が百姓、猟師だからね。
あとは、地元のモノ(農産物)だけで造ってるところ。」と返ってきます。
FUJIYAMA HUNTER'S BEERのホームページを覗いてみると、 『日本初、猟師と百姓がつくる地ビール醸造所』と記されています。 そもそも、「FUJIYAMA HUNTER'S BEER」というネーミングの『HUNTER'S』(ハンターズ)は、「猟師の」という意味。 そして、「自家製や地元産のものにとことんこだわって、何から何まですべてこの土地のものを使っていく。 無いものは自ら造ってしまおう。」という意気込みがひしひしと伝わってきました。

実は、FUJIYAMA HUNTER'S BEERのブルワリーは、農産物の加工場として届け出ていることから、 パブやバーなどの営業をすることができません。 そこで、時折ブルワリーの前に広がる自宅の庭先でバーベキューパーティーのイベントを開催し、 猟で撮れた猪や鹿のジビエや近隣の川で釣れた川魚、 豊かな大地で稔った米や野菜、果実などすべて地元で獲れた鮮度抜群の食材に舌鼓を打ちながら、 FUJIYAMA HUNTER'S BEERを楽しんでもらい、そこに集まった人たちに地産地消を体感してもらっています。
イベント以外の時は、ブルワリー併設のテイスティングルームで有料試飲が可能ですが、 不定期営業なので事前にFacebookで確認するか、連絡を取ってから訪れることをお奨めします。


FUJIYAMA HUNTER'S BEERを醸造するブルワリー





併設テイスティングルームのエントランス





併設テイスティングルームの店内


カウンターの奥には、5本のタップ

ブルワリーテイスティングルーム  (TEL: 0544-66-0399/不定休/営業時間不定/
所在地: 静岡県富士宮市大鹿窪1428-1/
アクセス: JR身延線/西富士宮駅または、富士宮駅からタクシーで約20分 )


FUJIYAMA HUNTER'S BEERでは、1バッチ(1回の生産量)が300リットルで、月に3〜4回のペースで醸造しており、 生産量は、月産1,200リットル(年間約 14キロリットル)程度を目指しています。
深澤さんは今後、「ビールに続いて、どぶろく造りもやりたい」と語っていました。

深澤さんのご厚意でブルワリーを見せて戴きましたので、ご紹介します。


醸造設備


左のタンクが貯湯タンク(ホットリカー)、
中央のタンクが糖化槽(マッシュタン)兼ろ過槽(ロイター)、
右のタンクが煮沸槽(ケトル)兼ワールプール


左のタンクが糖化槽(マッシュタン)兼ろ過槽(ロイター)、
右のタンクが煮沸槽(ケトル)兼ワールプール


300リットルの発酵タンクが4基





300リットルの貯酒タンクが4基





正面の扉がプレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には、原材料の麦芽と、出荷を待つケグがおかれています


プレハブ冷蔵庫の外観


深澤 道男さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年9月、FUJIYAMA HUNTER'S BEER(富士山ハンターズビア)は、製造元から宅配便で取り寄せて、自宅で飲みました。
2018年10月、静岡県富士宮市柚野地区にある「FUJIYAMA HUNTER'S BEER」のブルワリーを訪問しました。



 HOME >> 中部 >> FUJIYAMA HUNTER'S BEER