松本ブルワリー


ブルーパブ名: 松本ブルワリー タップルーム
電話番号: 0263-31-0081
住所: 長野県松本市中央3-4-21
定休日: 火曜休
営業時間: 13:00〜19:00
ビールの種類: ナイアガラエール [試験醸造品につき完売]
Matsumoto SMaSH Ale[スマッシュエール] [初回限定につき完売]
Matsumoto Traditional Bitter[トラディショナルビター] (ビターエール)
Matsumoto Session IPA[セッションアイピーエー] (インディア ペールエール)
Matsumoto Brewery Pale Ale[松本ブルワリー ペールエール] (ペールエール)
Matsumoto Elder Session Wheat[エルダーセッションウィート] (ウィートエール)
Matsumoto Castle Stout[キャッスルスタウト] (スタウト)
醸造開始: 2018年4月28日
アクセス: JR篠ノ井線、大糸線、アルピコ交通 上高地線/松本駅から徒歩15分
URL: http://matsu-brew.com/
Facebook: 松本ブルワリー

販売元: 株式会社松本ブルワリー
電話番号: 0263-31-0081
住所: 長野県松本市中央3-4-21

□製造元1: 株式会社松本ブルワリー  野溝醸造所
電話番号:
住所: 長野県松本市野溝西二丁目11番20号

□製造元2: 有限会社二軒茶屋餅角屋本店
電話番号: 0596-21-3108
住所: 三重県伊勢市神久6丁目428
主なビール: Matsumoto Traditional Bitter、 Matsumoto Awesome! Pale Ale

□製造元3: Far Yeast Brewing株式会社
電話番号:
住所: 山梨県北都留郡小菅村池之尻河原4341番地1
主なビール: アーティザンセゾン

□製造元4: 麗人酒造株式会社  ※ 2017年夏頃にて委託終了
電話番号: 0266-52-3121
住所: 長野県諏訪市諏訪2-9-21
主なビール: Matsumoto Smart Wheat、 Matsumoto Pure Blonde Ale

□製造元5: 株式会社ファーム  チロルの森  ※ 2017年秋頃にて委託終了
電話番号: 0263-51-8100
住所: 長野県塩尻市大字小野相吉5050
主なビール: Matsumoto Castle Stout

松本ブルワリー(まつもとぶるわりー)は、松本をビールで元気にしようと集まった3人の経営者たちが、 長野県松本市に立ち上げたマイクロブルワリーです。
長野県は、地ビールの黎明期から比較的ブルワリーがいくつも立ち上がっていた地域で、 現在では老舗と呼ばれ、ある程度の生産量を誇るまでに成長したブルワリーも少なくありません。 ところが、ここ松本という都市は、人口でも県庁所在地の長野市に次いで2番目の大都市でありながら、 これまでクラフトビールのブルワリーが1軒もありませんでした。 ( ちなみに、長野市にもブルワリーがありませんが。)
そんな松本に、第一号のブルワリーとして誕生したのが松本ブルワリーなのです。
松本ブルワリーの製品は、松本市内にある直営ブルーパブ「マツモトブルワリー タップルーム 中町店(本店)」や、 「マツモトブルワリー タップルーム 本町店」をはじめ、松本市内の飲食店やホテルで飲めるほか、 取扱い酒販店で購入することができます。


松本ブルワリー タップルームがある建物


松本ブルワリー タップルーム


松本ブルワリー タップルームの店内





1階のカウンター


カウンターには5本のタップ





2階フロアへ


2階フロアのテーブル席







松本ブルワリーは、 2016年の開業当初、自社での醸造は行っておらず、 他の実績ある信頼のおける醸造所へ委託醸造していた自社ブランド製品を販売するファントム・ブルワリーとしてスタートしました。 そして、2018年に自社ブルワリーである「野溝醸造所」が完成し、同年7月からは自社醸造の製品の販売も開始しました。 その後は製品の品質や生産量を見極めながら、徐々に自社醸造製品の比率を高めて行き、 ゆくゆくはすべて自社醸造の製品を供給する予定です。
野溝醸造所では、原材料にドイツ産、イギリス産、アメリカ産の麦芽と、 ドイツ産、アメリカ産、イギリス産のホップを使用し、 北アルプスの雪解け水に源を発する清らかな松本の湧水を仕込み水として使用して醸造しています。

Traditional Bitter

Session IPA

Matsumoto Brewery Pale Ale

Matsumoto Elder Session Wheat

Matsumoto Castle Stout


Matsumoto Traditional Bitter

Matsumoto Session IPA

Matsumoto Brewery Pale Ale

Matsumoto Castle Stout


委託醸造だった頃のMatsumoto Traditional Bitter、 Matsumoto Awesome! Pale Ale、 Matsumoto Smart Wheat


委託醸造だった頃のMatsumoto Pure Blonde Ale、 Matsumoto Castle Stout


■■■ 松本ブルワリー タップルーム 本町店
2018年4月28日には、松本の市街地中心へオープンした信毎メディアガーデンの3階へ、 松本ブルワリーの直営タップルーム2号店となる「松本ブルワリー タップルーム 本町店」が、 ビルの開業と同時にオープンしました。 このビルは、信濃毎日新聞の本社がある建物で、館内のテナントのほとんどは松本市内の企業を誘致しています。


松本ブルワリー タップルーム 本町店がある「信毎メディアガーデン」


松本ブルワリー タップルーム 本町店


松本ブルワリー タップルーム 本町店の店内





店舗に隣接するテーブルが置かれた休憩スペースや、
雄大な北アルプスを臨む屋外のテラス席も利用できます





デリバリーカウンター


カウンターには、10本のタップ





店内では、物販も行っています
松本ブルワリーのグッズ(左写真)やボトルビール(右写真)を販売しています


屋外での出張販売に使われるキッチンカー

マツモトブルワリー タップルーム 本町店  (TEL: 0263-88-1560/水曜休/11:00〜22:00/
所在地: 長野県松本市中央2-20-2 信毎メディアガーデン3F/
アクセス: JR篠ノ井線、大糸線、アルピコ交通 上高地線/松本駅から徒歩8分 )


松本ブルワリーは、松本をビールで元気にしようと集まった3人の地元経営者たちが立ち上がり、 それを支援する専門家諸氏に支えられてできた松本市内初のマイクロブルワリーです。

松本ブルワリーの代表取締役を務める 林 幸一(はやしこういち)さんは、地元 長野県松本市の出身で、 これまで 30年以上もの間、バーテンダーを極めてきたという異色の実業家です。
現在は、松本市内に飲食店やバーを展開する運営会社「株式会社ランドサービス」の代表取締役社長で、 松本ブルワリーの代表取締役を兼務するほか、 ビアフェス信州「クラフトビールフェスティバル in 松本」実行委員会の企画運営を担う実行委員も務めています。
林さんは、1987年に北海道のリゾートホテルへ入社以来、 主にバーテンダーの道を歩んで来ました。 その間には、バーテンダーが腕を競い合う様々な技能競技会(コンテスト)に出場し、 数々の受賞歴を誇る筋金入りのバーテンダーです。
1998年には独立して、松本市内でバー「MAIN BAR COAT」(メインバーコート)を開業しました。 2003年には、同市内でブリティッシュパブ「パブリックハウス オールドロック」を開業すると共に、 有限会社オールドロックを設立。 2009年には、「パブリックハウス オールドロック」を「パブリックビアハウス オールドロック」としてリニューアルオープン。 そして、2013年には、社名を「有限会社オールドロック」より「株式会社ランドサービス」へ変更しました。

松本ブルワリーの専務取締役 亀原 和成(かめはらかずなり)さんは、 「焼きたて屋」、「マキックベリー」などの飲食店を全国展開する「株式会社かめや」の代表取締役社長が本業で、 松本ブルワリーの専務取締役を兼務しています。
1989年7月28日に長野県原村で「株式会社かめや」を設立してからというもの、順調に出店数を伸ばして行き、 2010年には「焼きたて屋」だけで 70店舗を超える勢いで店舗展開を進めています。

松本ブルワリーの常務取締役 福澤 崇浩(ふくざわたかひろ)さんは、長野県松本市の出身で、 松本市内の老舗酒販店の4代目です。
1924年(大正13年)創業の酒販店「三代澤酒店」(みよさわさけてん) を運営する株式会社三代澤酒店の専務取締役を本業としており、 松本ブルワリーの常務取締役を兼務しているほか、 家業の傍らイベントの音響、舞台などで使われる映像編集なども行っています。

社長の林さんが、ビール造りに取り組み始めた経緯は、カクテルの競技会に出場するため英国へ行った時のこと。 ロンドン大会へ出場するためロンドンの街を訪れた際に、 パブで飲んだビターエールがとても印象的だったことがきっかけとなり、クラフトビールにも興味を持つようになりました。
その後、2013年頃には競技会生活を終えて、 「2013 SAITO KINEN FESTIVAL MATSUMOTO」(サイトウ・キネン・フェスティバル松本、 2015年以降は「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」と改称 )という音楽イベントにて、 クラフトビールを配布したところ、信州ではまだまだクラフトビールが知られていないことを実感しました。 そこで、2014年には3人のメンバーで、 国宝 松本城を会場としてビアフェス信州2014「クラフトビールフェスティバル in 松本」を開催しました。 そうしたところ、この松本では初回となるビアフェスへ、16,000人の来場客を動員することができました。 そして、2015年に開催した2回目のビアフェスでは、2万人以上の来場者を動員し、 7キロリットルのビールを販売するまでに至りました。 ところが、そのビアフェスへ訪れた来場客からは、「松本のビールはないのか?」と聴かれるようになったのです。
また、林さんがかつてイギリスを旅した時には、地方の街の小さなパブにでも自家製のビールがあり、 どこへ行っても地元のビールがありました。そうしたことから、松本にも地元のビールが必要だと思うようになり、 3人のメンバーでビールを造る会社を立ち上げることを決心しました。

こうして、2016年1月12日に「株式会社松本ブルワリー」を設立し、林さんが代表取締役に就任しました。
松本ブルワリーでは、「あなたにエールを! 地域に潤いを!」を企業理念に掲げ、 ビールを通して地元 松本を盛り上げて行きたいという思いを社員と共有したいと考えました。
醸造免許の取得に向けて、販売方法や販路など販売量の確保について税務署へ証明する必要があるため、 まずは販売量の確立が必要と考えOEM販売からスタートすることにしました。 そうして、酒造免許を取得して自家醸造を開始するまでの間、委託醸造にて商品を提供していく会社方針を立案し、 2016年4月8日より委託醸造による自社ブランド製品の販売を開始しました。
また、同年4月29日には、 松本ブルワリー本社に併設する直営のパブ「マツモトブルワリー タップルーム」をオープンしました。

また、松本ブルワリーでは、ベンチャー企業の成長促進を目的とした「エンジェル税制」を活用して、 資金調達を図っています。 エンジェル税制とは、ベンチャー企業へ投資した個人投資家(エンジェル)に対し、 投資額分の免税措置があるなど税制上の優遇措置を与える仕組みで、個人投資家からの資金を呼び込むことで、 ベンチャー企業の成長を手助けしようというものです。
このような仕組みによって、多くのスポンサーを見つけられ、資本金増強を円滑に進められました。

こうして、自社ブルワリーの設立に向けて、林さんたちは動き始めました。
醸造所の物件探しは、会社設立当初の2016年から開始していましたが、 結果的に物件を見付け出すのには2年近くを要して、 タイヤメーカーの「ダンロップ」がタイヤ倉庫として使用していた建物を、2017年7月に契約することができました。
それから建物の内装工事を開始し、醸造所へとリニューアルを進めました。 醸造所の設計・施工は、東京のラフ・インターナショナルが担当しました。
また、酒造免許の申請に向けて、小ロットの醸造が可能なパイロットシステムを導入して、 2017年9月25日に酒造免許の申請を行いました。

松本ブルワリーには、経営を担う3人のメンバーの他に、様々な角度から支援してくれている多くの協力者がいます。
まず、松本ブルワリーの醸造顧問を務める 采女 隆博(うねめたかひろ)さんです。 采女さんは、18年間、 長野県軽井沢町のヤッホーブルーイングで醸造やマーケティングを担当してきたクラフトビール界のベテランで、 現在は「コカゲビール」を販売するココノホップ株式会社の代表をしています。 松本ブルワリーでは、醸造や商品開発に関する監修を担当しており、OEM製品のレシピ作成なども支援しています。

次に、醸造アドバイザとして参画するRob Lobreglio(ロブ・ロブレグリオ)さんですが、 米国中西部のウィスコンシン州マディソンにある「グレートデーン醸造所」の経営者で、 輝かしい受賞歴を誇る優秀な醸造家で、松本ブルワリーではコンサルタントとして提携しています。 松本ブルワリーの地域に対する考え方に共感して、協力を申し出てくれました。

松本ブルワリーの醸造責任者を務めるのは、勝山 拓海(かつやまたくみ)さんです。 米国でロブさんの元で研修を受けた後、 長野県東御市の「OH!LA!HO!ビール」でお馴染み「信州東御市振興公社」に2015年まで在籍していた醸造家です。

看板のデザインはじめ、パッケージデザイン、ブランディング、 店舗のトータルプロデュースなどデザイン全般を担当しているのが、デザイン事務所「株式会社源氣」。 ここは元々、北アルプスの麓 長野県山形村で農業を営んでいる農業法人で、本業の農業の傍ら、 デザイン関係のクリエイティブ事業にも乗り出して松本市内にデザイン事務所を構えている企業です。

こうした協力者に支えられながら、松本ブルワリーが出来てきました。
そして、いよいよ松本ブルワリーの自家醸造への長い道程も、大詰めを迎えてきます。
2018年3月8日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 初仕込みは、小ロットの醸造が可能なパイロットシステムを使って試験醸造を試み、 野溝醸造所初の自家醸造ビールが完成しました。
こうして、同年4月28日には、 松本ブルワリーとして2店舗目の直営店「マツモトブルワリー タップルーム 本町店」をオープンすると同時に 遂に野溝醸造所で醸造した初のビール「ナイアガラエール」のお披露目を迎えることができました。

その後、同年5月29日には、野溝醸造所へ本プラントの醸造設備が搬入されました。 醸造設備は、米国イリノイ州シカゴにある「ALLIED BEVERAGE TANKS, INC.」 (アライド・ビバレッジ・タンクス、略して ABT)製のプラントを採用。 生産量は、従来のOEM時代の30キロリットル/年に対して、 年間最大120キロリットルまで生産することができるようになりました。 ボトラーのみは、ロブさんの紹介で、イタリアにあるIC FILLING SYSTEMS(アイ・シー・フィーリング・システムズ)社製 (イタリア製)のプラントを導入しました。
醸造設備の導入に関しては、有限会社マザーバインズの清澤 哲也さんに相談に乗ってもらい、 醸造設備やボトル充填機などの輸入代行も依頼しました。
そして、同年6月18日に本プラントでの初仕込みを行い、 同年7月28日にはマツモトブルワリー タップルーム 本町店にて、 野溝醸造所の本プラントで醸造した第1弾「Matsumoto SMASH Ale」の販売を開始しました。

林さんのご厚意で、野溝醸造所をご案内戴きましたので、ご紹介します。





松本ブルワリー 野溝醸造所





松本ブルワリー 野溝醸造所のエントランス


松本ブルワリー 野溝醸造所の館内


仕込み設備
右側のタンクが糖化槽(マッシュタン)兼、ろ過槽(ロイター)
左側のタンクが煮沸槽(ケトル)兼、ワールプールの2層式
仕込み作業は、4〜5回/月間のペースで行っています


左側のタンクが貯湯タンク(ホットリカー)、 右側のタンクが冷水タンク


15バレルの発酵タンク(1,800リットルで使用)が5基と、 15バレルの熟成タンクが2基、
そして、小ロット用の1,000リットルの発酵&貯酒タンクが1基


15バレルの発酵タンク、 5基のうちの4基


右手前から、 15バレルの熟成タンクが2基、 1,000リットルの発酵&貯酒タンク、
15バレルの発酵タンク (5基のうちの残りの1基)


背面から見たところ: 左から15バレルの熟成タンクが2基、
1,000リットルの発酵&貯酒タンク、 15バレルの発酵タンク


出庫口側から見たプレハブ冷蔵庫


側面から見たプレハブ冷蔵庫


冷蔵庫内には、出荷を待つケグが置かれています


ケグの洗浄機


ボトラー (ビンの充填機/打栓機)


原材料(麦芽)置き場


麦芽の粉砕機(ミル)





ホップ保管用の冷蔵庫





松本ブルワリーの代表取締役 林 幸一さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2016年8月、松本ブルワリーが開業して間もない頃に、マツモトブルワリー タップルームを訪れて、 委託醸造していた松本ブルワリーのビールを購入して、自宅で飲みました。
2018年9月、松本ブルワリーが自家醸造ビールの販売を開始したと聴いて、長野県松本市を訪れました。 最初に、野溝醸造所をご案内戴いた後で、マツモトブルワリー タップルームの本店、 並びに本町店も訪れて、自家醸造ビールを飲みました。



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