Y.MARKET BREWING


ブルーパブ名: Y.MARKET BREWING TAPROOM / SHOP
電話番号: 052-908-0758
住所: 愛知県名古屋市西区木前町64
定休日: 平日休 (土日営業)
営業時間: 12:00〜18:00
ビールの種類: The First Batch (インディア ペールエール)
ルプリンネクター (ニューイングランド ダブル インディア ペールエール)
ヒステリックIPA (インディア ペールエール)
アニバーサリーWIPA (ダブル インディア ペールエール)
パープルスカイペールエール (アメリカン ペールエール)
クラフトハート レッド (アメリカンレッドエール)
アナザースカイペールエール (アメリカンペールエール)

ホップ カンタビレ
ホップセダクションIPA (アメリカン セッション インディア ペールエール)
テクノピルス (ジャーマンピルスナー)
ラ・モザイク (フレンチセゾン)
ニュー鬼ヶ島V (ニューイングランドスタイル WIPA)
ダークホース (インペリアルコーヒースタウト)
デコリアン (フルーツベルジャンブラック)
Yマーケット セッションIPL (セッション インディア ペールラガー)
イエロースカイペールエール (フルーツペールエール)

醸造開始: 2019年1月11日
アクセス: 名古屋鉄道 犬山線、名古屋市営地下鉄 鶴舞線/上小田井駅南口から平田住宅行き名古屋市営バスで6分、「平田中学校」バス停から徒歩2分
名古屋鉄道 犬山線、名古屋市営地下鉄 鶴舞線/上小田井駅から徒歩15分
名古屋鉄道 犬山線/中小田井駅から徒歩15分
URL: http://craftbeer.nagoya/
Facebook: Y.market Brewing

製造元: 株式会社ワイマーケット
電話番号: 052-908-0758
住所: 愛知県名古屋市西区木前町64番地 ワイマーケット・ブルーイング 名古屋西

ワイマーケットは、愛知県名古屋市へ2012年に誕生したクラフトビールメーカーで、 2014年3月に名古屋駅近くの柳橋中央市場の一角へY.MARKET BREWINGのブルワリーと併設のブルーパブ 「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」をオープンしました。
柳橋中央市場(やなぎばしちゅうおうしじょう)は、東京で言えば豊洲市場に相当する食品卸売市場で、 新鮮な魚介類や生鮮食料品を扱う卸問屋が軒を連ねる「名古屋市民の台所」として知られています。 その柳橋市場の北東端にY.MARKET BREWINGのブルワリーはあります。 ネーミングも文字通り、「柳橋」の頭文字の「Y」と、 「市場」を英語表記した「MARKET」から「Y.MARKET BREWING」と命名しています。
その後、クラフトビールが根付き難かった名古屋の地において企業努力によって知名度の向上を図り、 今では全国的に知られるブルワリーの1つになりました。そうして、需要も順調な伸びを示してきたことから、 生産量の拡大を図るため、名古屋市西部に新たな工場を設けることになりました。それが、ワイマーケット・ブルーイング 名古屋西です。 場所は北名古屋市に接する名古屋市の外れにあり、「名古屋発のクラフトビール」というY.MARKET BREWINGのこだわりから、 ぎりぎり名古屋市内の立地となっています。
ここのビールは、 ワイマーケットの直営ブルーパブ「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」や、 ワイマーケットの母体である「おかだや」の直営ビアパブ「KEG NAGOYA」(ケグナゴヤ)をはじめ、 全国のビアバーやビアパブで飲むことができます。 また、缶入りのビールもおかだやの本店「岡田屋」や「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」、 およびネット通販で販売しています。


ワイマーケット・ブルーイング 名古屋西


無味な外観の建物にインパクトのある扉がつきました





Y.MARKET BREWING TAPROOM / SHOPへの入口は黄色い鉄の扉


Y.MARKET BREWING TAPROOMの店内








カウンターには8本のタップ




ワイマーケット・ブルーイング 名古屋西では、 原材料にイギリス産の麦芽とアメリカ産、ニュージーランド産のホップを使用し、 地元 名古屋の水を仕込み水として使用して醸造しています。
定番商品は、ルプリンネクター、ヒステリックIPA、パープルスカイペールエール、イエロースカイペールエールの4種類で、 この他にもオリジナリティの高いビールを次々と醸造していきます。

ヒステリックIPA

アニバーサリーWIPA

パープルスカイペールエール

クラフトハート レッド

アナザースカイペールエール

ホップ カンタビレ

ホップセダクションIPA

テクノピルス

ラ・モザイク

Yマーケット セッションIPL

イエロースカイペールエール

名古屋市における地ビールの立ち上がりは意外と早く、 1996年から1997年にかけて4軒のブルワリーレストランが開業しました。 しかし、いずれも2000年代に入ると次々に閉店してしまい、その後はしばらくブルーパブの空白期間となっていましたが、 ワイマーケットの開業により再び名古屋にクラフトビールの風が吹き始めました。 名古屋市内でも、年々クラフトビールを扱う飲食店が増えてきており、 少しずつではありますがクラフトビール文化が根付こうとしています。その火付け役がワイマーケット代表の山本さんです。

株式会社ワイマーケットの代表取締役 山本 康弘(やまもとやすひろ)さんは、地元 愛知県名古屋市の出身で、 地元の老舗酒屋の三代目として生まれました。 名古屋駅から徒歩5分ほどの好立地に本社店舗を構える酒販店「岡田屋」(おかだや)は、 1935年(昭和10年)創業の老舗酒屋で、名古屋市内の飲食店への酒販売や、 楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングなどのネット通販による酒販売を手掛けています。 その岡田屋を経営する「株式会社おかだや」の代表取締役を務める山本さんは、 地元 名古屋発のクラフトビールを立ち上げたいという想いから、2012年に株式会社ワイマーケットを起業しました。


岡田屋
TEL:052-571-1433/日曜休/7:30〜19:00/愛知県名古屋市中村区名駅4丁目16-19


クラフトビール販売コーナーは、充実した品揃え

山本さんがビール造りを始めた経緯は、取り扱い商品のバリエーションを広げて行きたいという考えから始まりました。 時はまだ、クラフトビールが「地ビール」と呼ばれていた頃のことです。
先代から受け継いだ酒屋を盛り立てて行くためには、他店との商品の差別化を図って行く必要がありました。 しかし、大手酒造メーカーの商品はいつでも仕入れることができていましたが、 生産量の少ない中小の造り酒屋の商品を仕入れるのは、なかなか難しいのが実情でした。 商品の差別化を図ろうと珍しいお酒を仕入れたいと思っても、 既得権みたいなものがあって新規参入組には売ってもらえません。 中小の造り酒屋は生産量に限りがあることから、どうしても以前からの得意先が優先されてしまい、 在庫を譲ってもらったり、新規の取引を承諾してもらうことが困難でした。 山本さんにとっては、それでも商品の差別化を図って行きたいという気持ちに変わりはなく、 そうした中で既得権的なことがなく、交渉次第で仕入れることができたのが地ビールでした。

そもそもビール業界について考えてみると、流通しているビールのほとんどが大手4社の製品しかなかったことも、 流通業者の立場からすると違和感を感じていました。 そんな折に、「金しゃちビール」でお馴染み愛知県犬山市にある「盛田金しゃちビール」の営業担当の吉野さんが、 岡田屋を訪ねて来ました。それまで地ビールを飲んだことのなかった山本さんは、 金しゃちビールを口にすると、地ビールの奥深さに興味を持つようになり、 岡田屋でも2006年頃から地ビールの取り扱いを始めることにしました。 しかし、当時は地ビールを仕入れてもぜんぜん売れず、在庫の賞味期限も近づくような状態だったため、 販売先が名古屋に縛られないネット通販である「酒の岡田屋 楽天市場店」での販売を始めました。 そうしたところ、注文は時折来るようになったものの、ほとんどが東京からの注文ばかりでした。

それからも、山本さんは後学のためにいろいろなクラフトビールを飲んで歩きました。しばらく時が流れて、 隅田川で開催されるニッポン クラフトビア フェスティバルを訪ねてみると、 大勢の人たちがビールを片手に盛り上がっている姿を目の当たりにして、その凄い熱気に驚かされました。 そこで山本さんは、「これだったら、(クラフトビールも)行けるかな!!」とその瞬間、心の中で確信しました。 こうして、2009年9月14日に名古屋・久屋大通近くへクラフトビール専門店「KEG NAGOYA」(ケグ ナゴヤ)をオープンしました。

その後も山本さんは、全国のクラフトビールを飲んで歩きました。そうして、取引先である大阪の箕面ビールを訪れたり、 岡山の吉備土手下麦酒、東京の麦酒企画など醸造元を訪ねて回っているうちに、 「これなら、自分たちでもビールを造れるのではないか!!」という気持ちが少しずつ芽生えてきました。 こうして山本さんは、自社でもビールの醸造を始める決心をして、行動に移しました。

ワイマーケットのこれまでの歩みは、以下の通りです。
2012年4月、株式会社ワイマーケットを設立。
2013年、柳橋中央市場の北東端に立地する3階建ての物件を入手。
2013年11月から1階の醸造所へ仕込み釜や8基の発酵タンクなどの醸造設備を導入。 設備は、「ブナの森から」を製造していた鳥取県江府町から醸造終了した機材を譲り受けました。
2014年1月、Y.MARKET BREWING(ワイマーケット・ブルーイング)の醸造所が完成。
2014年1月8日、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
2014年3月10日、2階へ「ワイマーケット・ブルーイング・キッチン」をグランドオープンすると共に、 Y.MARKET BREWINGのビールの販売を開始。

2015年初には樽詰め製品がかなりはけるようになり、生産量の不足感を感じて新工場の検討を開始。
2017年秋、新築予定の倉庫物件を見つけて検討の結果、2018年5月に物件を契約。
2018年7月16日、新工場の改装工事を開始。
2018年10月1日、ドイツのBrauKon(ブラウコン)製の醸造設備を導入。
2018年11月9日、酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得。
2018年11月23日、初仕込み。
2019年1月11日、第1弾「The First Batch」を販売開始。
2019年2月9日、新工場の併設タップルームにてレセプションを開催。
2019年2月10日〜11日に、工場併設のタップルームの限定プレオープンとして一般公開。 そこで、缶入りビールの販売も開始。これ以降、岡田屋でも缶入りビールを販売。

Y.MARKET BREWINGの今後について山本さんへお尋ねすると、 「より多くの人に、自分達ちの造ったビールを飲んでもらいたいと思っていたけど、なかなか難しかった。 だから、もっと飲んでもらえるようにもって行きたい。 初めてクラフトビールを飲んだ時の驚き、感動を、もっと多くの人に広めたい。 いろんな人たちに体験して欲しいと思っている。
そして、名古屋に対してもこだわりを持っている。 だから、新工場の設置についても、名古屋市内にとことんこだわった。 もっと交通の便の良い近隣の都市も考えたが、やはり『名古屋発、クラフトビール』でなくてはならないと。 そして、名古屋の人たちに、もっと飲んでもらいたい。 飲んでもらえるようにして行きたいと思っている。」と語ってくれました。

山本さんのご厚意により工場内を見せて戴きましたのでご紹介します。


醸造設備
ドイツのBrauKon(ブラウコン)社のプラントを導入。(ドイツ製)


正面が仕込み設備、 この写真では後方タンクが見え難いですが、
右側手前が糖化槽(マッシュタン)、 右側奥がろ過槽(ロイター)
左側手前がワールプール、 左側奥が煮沸槽(ケトル)





ろ過槽(ロイター)


煮沸槽(ケトル)





3,500リットルの発酵タンクが9基


発酵タンクは、手前に4基、 裏側に5基の配列


熟成用のBBT(ブライトビアタンク)が3基


反対側から見たの景観
右側奥が発酵タンク×5基、 右側手前がBBT×3基
左側奥が冷水タンクと湯タンク、 左側手前がCIPタンク(洗浄用設備)


発酵タンク×5基と、BBT(ブライトビアタンク)


冷水タンクと湯タンク、 手前がCIPタンク


手前が冷水タンク、 奥が湯タンク


CIPタンク(洗浄用設備)
CIPは、「Cleaning in Place」(定置洗浄)の頭文字で、醸造設備を自動洗浄するシステムです。
3基のタンクは、酸タンク、アルカリタンク、循環タンクから構成されています。


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫内も広々





原材料である麦芽の格納庫


麦芽の粉砕設備(ミル)


麦芽の投入口


ケグの洗浄機


缶の自動充填設備








ワイマーケット 代表取締役の山本 康弘さん


柳橋中央市場のY.MARKET BREWING 1Fの醸造所は、今後とも製造を継続していくとのこと。

静岡県御殿場市のDHCビールへ委託醸造してきた瓶ビールは、製造を中止し、 2018年12月を以って販売終了となりました。



ビアクルーズ管理人の一言:
2019年2月、Y.MARKET BREWING初の缶ビールを、愛知県名古屋市中村区にある「岡田屋」で購入して、自宅で飲みました。
同年2月、ワイマーケット・ブルーイング 名古屋西を訪れました。



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