GROW BREW HOUSE


ブルーパブ名: GROW BREW HOUSE タップルーム
電話番号: 048-251-9366
住所: 埼玉県川口市西川口1-25-8 近藤ビル1F
定休日: 月曜休
営業時間: 平 日: 17:00~23:00
土日祝: 15:00~23:00
ビールの種類: IPA
ビター
神根セゾン (フルーツセゾン)
アンバー
ブロンド
ポーター
ペールエール
神根セゾン -梅- (セゾン)
ホッピーセゾン (セゾン)
醸造開始: 2019年5月25日
アクセス: JR京浜東北線/西川口駅西口から徒歩3分
URL: http://home.att.ne.jp/alpha/caskandstill/grow_web/index_grow.html
Facebook: GROW BREW HOUSE

製造元: ネイバー&ブラザーズ株式会社
電話番号: 048-251-9366
住所: 埼玉県川口市西川口1丁目25番8号 近藤ビル1階

GROW BREW HOUSE(グロウブリューハウス)は、埼玉県川口市へ2019年に誕生したマイクロブルワリーです。
JR西川口駅から歩いて3分ほどの陸橋の側道に面して建つビールの1階にGROW BREW HOUSEはあります。 店内は、正面に広々としたカウンターがあり、フロア全体がスタンディング席になっていて、 店内奥にはテーブル席の個室もあります。 6種類の自家製ビールと日替わりの簡単なおつまみを提供しているほか、 基本的にフードの持ち込み可なので、 近隣の飲食店からテイクアウトしてきた総菜を持ち込んでビールと合わせて楽しむこともできます。


GROW BREW HOUSEがある「近藤ビル」


GROW BREW HOUSE


GROW BREW HOUSEの店内











カウンターの奥には、冷蔵庫直付けのタップが6本


GROW BREW HOUSEでは、 原材料にイギリス産、ドイツ産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産のホップを使用し、 地元 川口の水を仕込み水として使用して醸造しています。
開店当初は特に定番を決めていませんが、IPAとビターについては常にラインナップされています。
神根セゾンは、神根の夏みかんを使ってつくったフルーツセゾンです。

IPA

ビター

ポーター

ペールエール

神根セゾン -梅-

ホッピーセゾン


GROW BREW HOUSEのフードメニューは、ミックスナッツを除くと基本的に日替わりで、 毎日醸造長がスーパーで見つけた食材を使って提供しています。


スモークチーズ


ムール貝ビール蒸し

GROW BREW HOUSEは、「まちのビール醸造所」をモットーに、 「まちを育てるビール醸造所併設パブ」を目指して埼玉県川口市内へ誕生したマイクロブルワリーで、 川口としては3番目のブルワリーです。

GROW BREW HOUSEを運営するネイバー&ブラザーズ株式会社の代表取締役 川本 将人(かわもとまさひと)さんは、 元々、西川口でバーテンダーをされてきた方で、 1997年12月14日にJR西川口駅近くへバー「CASK AND STILL」(カスク アンド スティル)を開業した飲食業の経営者です。 川本さんは、時代の流れと共に西川口の街も大きく変化を遂げている中、 かねてから街の新陳代謝を促すような事業に取り組みたいと考えており、 「住む人に愛着を持ってもらえるまちづくり」という観点から将来に向けて多くの人々が集い、 交流の場となるような新たな拠点づくりをしたいという強い思いから、 GROW BREW HOUSEの開業を決めました。

GROW BREW HOUSEの醸造長を務める岩立 佳泰(いわだてよしやす)さんは、埼玉県戸田市の出身で、 以前は調理師をしていた方です。 岩立さんがビール造りを始めた経緯は、 ワーキングホリデーを利用してカナダで就労していた際に、クラフトビールと出逢いました。 その後、東京・高円寺にある高円寺麦酒工房を訪れた時に、 醸造所を併設していることを知って「ビールって、自分で造れるんだ!!」ということに気づいて、 自分でも造ってみようと考えるようになりました。 それからは同じ川口市内にある川口ブルワリーでフロアスタッフをしながら、 ビール造りのことを学んで行きました。
そうして、自らブルワリーを始めようと税務署へ行っていろいろ話を聴いたところ、 一人で始めるのは難しいことが分かってきました。 そんな中、同市内の行きつけのバー「CASK AND STILL」のオーナーの川本さんに相談したところ、 意気投合してブルーパブを立ち上げる運びとなりました。

ブルーパブの店舗となる物件は、1978年(昭和53年)に建てられた築40年の建物で、 元々、「近藤材木店」という材木業者の事務所兼倉庫として使われていたところでした。 ここ10年程は空き家になっていたところを、 改装してクラフトビールの醸造所を併設するパブとしてリノベーションしました。 正面の引き戸には、今も「近藤材木店」の文字が残っており、店内の節々にも当時の面影を留めています。

2018年12月15日に醸造所併設パブ「GROW BREW HOUSE タップルーム」のお披露目を行ない、 自家醸造に先駆けて店舗をプレオープンしました。 それから、2019年2月23日には中国製の醸造設備を搬入し、同年3月20日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年3月29日には、「GROW BREW HOUSE タップルーム」のグランドオープンを迎えました。 そして同年4月25日に初仕込みを行い、同年5月25日には遂にファーストバッチのIPAの販売開始に漕ぎ付けました。

GROW BREW HOUSEの名の由来は、 近藤材木店の建物の歴史を大切にしたいという思いと、 「GROW」(育てる)は、「ビールを育てる」、「街を育てる」、「人を育てる」という3つの希望を掛けていて、 「まちのビール醸造所」を具現化すべくネーミングしました。

GROW BREW HOUSEの今後について岩立さんにお尋ねすると、 「いろんなビールを造ってみて、感触をつかんで行きたい。 街の発展を念頭において、街の活性化を通して自分の店舗も発展させて行きたい。 現在、食べ物を「持ち込みOK」にしているのも、 近隣のお店でテイクアウトしたお惣菜を持ち込んでもらい、街中のフードコートを推進して行きたいという思いから。 こうやって、同じ街のお店同士で活性化を図って行きたい。イベントにも出店して行きたい。 秋には、GROW BREW HOUSEの前の通りを歩行者天国として、マルシェを開催できないか、検討している。 今のところ、定番ビールは決めずに、いろんなスタイルのビールを造って行きたいと思う。」と語ってくれました。

岩立さんのご厚意で醸造設備を見せて戴きましたので、ご紹介します。


醸造設備  (中国製のプラント)


仕込み設備
右手前から糖化釜(マッシュタン)兼ロイター、 煮沸釜(ケトル)兼ワールプール、 ホットリカーの順
1バッチ(1ロットの生産量)が200リットル


400リットル(ダブルバッチ用)の発酵&貯酒タンク × 4基の内の3基


右側のタンクが400リットルの発酵&貯酒タンクの残りの1基、 その左隣のタンクはグリコールタンク


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には、出荷を待つケグが積まれています


醸造長の岩立 佳泰さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2019年7月、埼玉県川口市にある「GROW BREW HOUSE」を訪れて、自家醸造ビールを飲みました。



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