HighLife Brewing


ブルーパブ名: HighLife Brewing
電話番号: 080-5105-9258
住所: 愛知県田原市東赤石5丁目1 リッチハイム103
定休日: 平日休
営業時間: 12:00~16:00
ビールの種類: WEST COST IPA (ウェストコースト インディア ペールエール)
HAZY IPA (ヘイジー インディア ペールエール)
MELON SOUR ALE (サワーエール)
醸造開始: 2023年10月27日
アクセス: 豊橋鉄道 渥美線/三河田原駅から徒歩14分
instagram: high life brewing

製造元: HighLife Brewing
電話番号: 080-5105-9258
住所: 愛知県田原市東赤石五丁目1番地103

HighLife Brewing(ハイライフ ブルーイング)は、愛知県田原市へ2023年に誕生したマイクロブルワリーです。 HighLife Brewingのある田原市(たはらし)は、愛知県の南端部、太平洋に面する渥美半島に位置し、 メロンの栽培が盛んなことで知られるほか、半島の先端にある伊良湖岬は観光地として有名なところです。 近年は、サーフィンの穴場としても知られるようになり、まちぐるみでサーフフェスも開催されています。 そうした田原市で生まれ育ったサーファーの一人がビールづくりに乗り出したのが、HighLife Brewingです。 店内は、カウンターのみのスタンディングバーになっており、壁際の低いベンチに腰を下ろしたり、 荷物を置くことができます。フード類は扱っておらず、乾きもののスナック類を提供している感じです。 ローカルな場所にしては珍しく、純粋にクラフトビールを楽しむことのできる空間です。


HighLife Brewingのある「リッチハイム」


HighLife Brewing


HighLife Brewingの店内





左手のガラス窓から醸造設備を眺められます


カウンターには6本のタップ

HighLife Brewingでは、原材料にイギリス産、国産の麦芽とアメリカ産、ニュージーランド産のホップを使用し、 地元 田原の水を仕込み水として使用して醸造しています。

WEST COST IPA

WEST COST IPA

HAZY IPA

MELON SOUR ALE


HighLife Brewingのオーナーでブルワーの藤城 佳央(ふじしろよしお)さんは、 愛知県田原市の出身で、趣味のサーフィンと釣りをこよなく愛する料理人であり、醸造家です。 藤城さんは、生まれも育ちも田原という生粋の田原市民で、 高校卒業後は調理師専門学校に進み、その後は田原市内の居酒屋に就職しました。 それから10年の月日が流れ、独立して自身の店を構える目途が立った2019年2月に居酒屋を退職し、 同年5月15日に同市内へ「大衆酒場TamariVA タマリバ」を開業しました。 そして続いて2022年1月14日には、「炭火焼き鶏 正」をオープン。

藤城さんがビール造りをはじめたきっかけは、アメリカを訪れた時のことでした。 市内の居酒屋に勤めていた頃、同じ職場で働いていた友人が、居酒屋を辞めてアメリカへ渡って行きました。 それからしばらくして藤城さんが独立のため居酒屋を退職した際に、店舗開業までの少しの時間を使って、 その友人を訪ねてカリフォルニア州サンディエゴを訪れました。旅先では、サーフィンを楽しんだほか、 Green Flash Brewing Company(グリーンフラッシュブリューイングカンパニー)や、 Stone Brewing(ストーンブリューイング)などのブルワリー巡りをしました。 そうしたブルワリーを見て周るうちに、直感的にビール造りをしてみたいという思いが募りました。

帰国後、ブルワリー開業についてネットで調べていくうちに、アウグスビールを見つけました。 早速、アウグスビールに連絡を取り、相談を持ち掛けたところ、2023年1月にジュリアンさんを紹介されました。 ジュリアンさんは、米国オレゴン州にいた頃にホームブリュワーの経験があり、 その後日本に渡ってからはY.Y.G. breweryやうちゅうブルーイングなどを経て、 現在はコンサルタント業のスタートアップを立ち上げていました。 そのジュリアンさんから醸造を学ぶこととなり、 同年5月より東京・恵比寿のBEER& EBISU BREWERYの設備を借りて、田原からの通いで醸造の研修を受けました。

一方でブルーパブの物件については、「炭火焼き鶏 正」の並びに空き店舗があり、 そこをブルーパブとして改装することにしました。 また、醸造設備の調達もアウグスビールへ依頼しており、2023年3月上旬に中国製の醸造設備が搬入されました。 2023年7月6日には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年8月下旬に初仕込みに臨み、自家醸造ビールが完成すると、 同年10月27日~28日に掛けて内々で「HighLife Brewing」のプレオープンを行ない、 その席が自家醸造ビールのお披露目となりました。 そして、同年10月29日には、目出度く「HighLife Brewing」のグランドオープンを迎えることができました。

HighLife Brewingの名の由来ですが、地元 田原にあるサーフチームの名が「HighLife」といい、 そこから取ってネーミングしたものです。
藤城さんに今後のHighLife Brewingについてお尋ねすると、「田原は、農産物にあふれているので、 そうした農産物をふんだんに使って、新作ビールを次々と造って行きたいと思う」と語っていました。

藤城さんのご厚意により、醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介します。


醸造設備  【1バッチ(1ロットの生産量)が300リットル】


仕込み設備
右奥が貯湯タンク(ホットリカー)、中央が糖化釜(マッシュタン)、左手前が煮沸釜(ケトル)


300リットルの発酵&貯酒タンクが3基


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には、出荷を待つケグやボトルが置かれていました


麦芽の粉砕機(ミル)


藤城 佳央さん

HighLife Brewingのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2019年5月15日「大衆酒場TamariVA タマリバ」をオープン
2022年1月14日「炭火焼き鶏 正」をオープン
2023年7月6日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2023年10月27日「High Life Brewing」をプレオープン
自家醸造ビールを販売開始
2023年10月29日「High Life Brewing」をグランドオープン


ビアクルーズ管理人の一言:
2023年12月、愛知県田原市にある「HighLife Brewing」を訪れて、3種類のビールを購入して、自宅で飲みました。



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