およろこビール


ブルーパブ名: [パブなし]
ビールの種類: 喜 (ペールエール)
歓 (ピルスナー)
悦 (ダブル インディア ペールエール)
慶 (ヴァイツェン)
リンゴエール (フルーツエール)
醸造開始: 2023年6月1日
URL: https://www.oyorokobrewery.com/
instagram: およろこビール

製造元: 株式会社ブライド・トゥー・ビー  およろこBrewery
電話番号: 052-834-8100
住所: 愛知県名古屋市瑞穂区田辺通六丁目49番2号
アクセス: 名古屋市営地下鉄 名城線/瑞穂運動場東駅から徒歩1分
URL: https://www.bridetobe.co.jp/

およろこビールは、愛知県名古屋市瑞穂区へ2023年に誕生したおよろこBreweryで製造されるクラフトビールです。 およろこBreweryは、ウェディングを手掛けるフレンチレストランが運営する醸造所で、 『およろこび』最前線にいるスタッフだからこそ送り出せるハレの日のためのビール造りを進めています。 およろこビールは、「AILE d'ANGE」(エルダンジュ)や 「AILE d'ANGE NAGOYA」(エルダンジュナゴヤ)で提供されるほか、 2024年1月からは、一般のレストランや小売店への出荷も開始します。

およろこBreweryでは、 原材料にイギリス産、オーストラリア産の麦芽とアメリカ産、チェコ産、ドイツ産のホップを使用し、 地元 名古屋の水を仕込み水として使用して醸造しています。 定番商品は、喜・歓・悦・慶の4種類のビールで、その他にシーズナルな発泡酒を順次提供していきます。










およろこBreweryの母体である株式会社ブライド・トゥー・ビーが運営するフランス料理レストランをご紹介しましょう。

 
■■■ AILE d'ANGE
「AILE d'ANGE」(エルダンジュ)は、 2004年12月に名古屋の瑞穂区へオープンした結婚式場を併設するフランス料理レストランです。 "AILE d'ANGE"とは、フランス語で「天使の羽根」という意味。 瑞穂区の閑静な住宅地に建つ白亜の邸宅で、開放的なガーデンを使った完全貸切のガーデン ウェディングができるほか、 本格フレンチを味わえるのが特長。


AILE d'ANGE





ウェディング エントランス

AILE d'ANGE garden  (TEL: 052-831-1011/月火休/18:00~23:00/
所在地: 愛知県名古屋市瑞穂区八勝通2-18/
アクセス: 名古屋市営地下鉄 名城線/瑞穂運動場東駅1番出口から徒歩2分/
URL: https://www.ailedange.jp/restaurant/ )


 
■■■ AILE d'ANGE NAGOYA
「AILE d'ANGE NAGOYA」(エルダンジュナゴヤ)は、 2010年11月13日に名古屋駅より徒歩7分の場所へオープンした結婚式場を併設するフランス料理レストランです。 都会のオアシスといった感じの全天候型のプライベートガーデンを備え、 ガーデン挙式からアフターセレモニーまで行なうことができます。


AILE d'ANGE NAGOYA


AILE d'ANGE NAGOYAのエントランス

AILE d'ANGE NAGOYA  (TEL: 052-551-8155/第1・3・5月曜、火曜、第2・4水曜休/
平 日: 12:00~20:00、土日祝: 10:00~20:00/
所在地: 愛知県名古屋市中村区名駅南4-1-3/
アクセス: JR東海道本線、中央本線、関西本線、東海道新幹線/名古屋駅桜通口から徒歩7分/
URL: https://www.ailedange.jp/nagoya/ )


およろこビールを製造する株式会社ブライド・トゥー・ビーは、 名古屋を拠点に結婚式場を併設するフランス料理レストランを運営するサービス業の会社です。 その業容は、フレンチレストラン運営、ウェディング事業、コンサルティング事業(社外サービス業者向け)、 スイーツ事業、ウェディングドレス事業、海外ウェディング事業、EC事業、 プロデュース事業(社外ウェディング会場でのプロデュース)、人財派遣事業など幅広く手掛けています。 社名の"Bride to be"は、「未来の花嫁」という意味で、レストラン運営やウェディング事業を中心に、 常に先を見据えたサービスを提供し続けたいという思いから命名しました。

このようなブライド・トゥー・ビーが、新規事業としてビール造りを始めた背景には、 何に対しても果敢に挑戦するチャレンジ精神を重んじる社内風土と、 「結婚式披露宴の目出度い席には、美味しいビールを出したい」、 「サービス業としてビールで楽しんで欲しい」という想いがありました。 そして2021年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食業をはじめとするサービス業が苦戦を強いられる中、 生き残りを賭けて、他の結婚式場との差別化を図る一手として、 自家製オリジナルビールの開発が進められることとなりました。

そのオリジナルビールの開発、製造を推進したリーダー役が、 株式会社ブライド・トゥー・ビーの取締役 総料理長(フレンチシェフ)で、 クラフトビール事業部 およろこBrewery醸造長の丹羽 充(にわみつる)さんです。 丹羽さんは、愛知県名古屋市千種区の出身で、これまで料理人として40年以上もの間、 腕を磨き続けてきたというフレンチシェフで、総料理長という立場で創業以来ブライド・トゥー・ビーを支えて来ました。 その丹羽さんが還暦を超えて、新たな挑戦として取り組むこととなったのがビール造りでした。

丹羽さんは、名古屋市内にあるホテルナゴヤキャッスルに就職し、 料理の世界へと入りました。そこで4年間修行した後、 東京や京都のフランス料理レストランで5年ほど修行を積み、 フレンチの技を磨いて行きます。1988年には、出身地である愛知県へ戻り、 インペリアルウィング八事迎賓館やマキシム・ド・パリ名古屋などの有名フレンチ店で腕を振るいました。 その後、ブライド・トゥー・ビーの設立段階から参画し、2004年5月に株式会社ブライド・トゥー・ビーが設立され、 同年12月にはAILE d'ANGE garden(エル・ダンジュ ガーデン)をオープンし、総料理長に就任します。 また、2017年から2019年までの3年間は、名古屋フランス料理研究会の会長も務めていました。

丹羽さんがクラフトビールに興味を持つようになったのは、2019年のアメリカ視察の時のことでした。 その当時、同社ではアメリカ出店の計画が進行していました。 オレゴン州ポートランドに焼き鳥レストランをオープンするというもので、 丹羽さんも2019年7月と2020年1月の2度に亘り、ポートランドを視察に訪れていました。 出張先では、様々なレストランを訪ね歩き、そのついでにビアパブにも2軒立ち寄りました。 そこで丹羽さんは、ビールの本場であるポートランドで飲んだビールの美味しさや種類の多さ、奥深さに、 驚きやワクワク感を覚えたと言います。ただ、肝心の焼き鳥レストランの計画の方は、 2020年に入り新型コロナウイルス感染拡大の影響でサービス業の状況が一変し、白紙となってしまいました。

その一方でコロナ渦を克服すべく対応策を模索する中、 「他にはないオリジナリティーを出すこと」や「原価低減」という課題への解決策として、 自社製オリジナルビールの製造という案が浮上。 こうして、2021年よりビール造りという初めて経験するプロジェクトに向けて、丹羽さんは新たな挑戦に踏み出しました。 その第一歩は、醸造研修からでした。 これまでビール造りに関わったことが一度もなかった丹羽さんは、Tsukioka Brewery(新潟県新発田市)や、 栃木マイクロブルワリー(栃木県宇都宮市)の協力を得て、ビール造りを学ぶことにしました。 手始めに、2022年1月に3週間ほどTsukioka Breweryで研修を受けて、 続いて同年の8月から10月に掛けて計3週間ほど栃木マイクロブルワリーの横須賀 貞夫さんから醸造の手ほどきを受けて来ました。

また、醸造設備については、中国のTUNWELL(チュンウェル、騰威机械)から中国製プラントを導入しました。 2023年3月8日には、酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得。 同年3月25日に初仕込みへ臨み、1stバッチとなるペールエール「喜」(よろこび)が完成すると、 2023年6月1日に開催された結婚披露パーティー(同社ウェディング事業)の席において、お披露目となりました。 このように醸造長として丹羽さんが新たな挑戦を成し遂げることができたのも、 いくつ歳を重ねてもチャレンジ精神旺盛で、研究熱心な丹羽さんの人間力と、 周囲のメンバーの協力があってこその賜物だと思いました。

丹羽さんと一緒に、直接ビール製造に携わるもう一人のメンバーを紹介します。 株式会社ブライド・トゥー・ビーの企画開発広報部 ブライダルプロデューサーで、 クラフトビール事業部のセールス担当兼、醸造担当の杉山 尚史(すぎやまなおふみ)さんです。 杉山さんは、愛知県名古屋市中川区の出身で、業務の傍らビール好きが高じて醸造担当に抜擢されたという醸造家です。 杉山さんは、大学卒業後、商社に就職。 その後、サービス業に携わりたいという思いから、2010年5月にブライド・トゥー・ビーへ転職しました。 入社後は、ウェディング プランナーを続けてきた杉山さんですが、 新規事業が開始されると聴くと、自らビール好きだったことをアピール、 ハンズアップで醸造チームの一員となりました。

丹羽さんに今後のおよろこBreweryについてお尋ねすると、 「2024年1月より、缶製品の製造を開始し、自社の結婚式場以外にもレストランやスーパーマーケットなどへ、 瓶製品や缶製品、ケグなどを販売して(卸して)行く。 また、ゆくゆくは、ビアバーの開業も視野に入れている。 スイーツ事業と同様に、今後は引出物にも対応して行きたい。要冷蔵品として。 ビールのラインナップについては、定番のビール4種液と、 季節モノ(シーズナルビール)については発泡酒として、 それぞれのタイミング毎に造っていきたいと思う。」と語ってくれました。

ブライド・トゥー・ビーでは、醸造の過程で発生する麦芽粕を、 自社の農園や地域の農家へ肥料として提供し、利活用を推進しています。 やがて、その肥料から美味しい食材が育てられ、レストランにて提供できれば、 「およろこび」を取り囲むリサイクルが完成します。
また、ブライド・トゥー・ビーでは、醸造関連の資金調達のため、 2023年8月10日から10月10日に亘り、クラウドファンディングを実施しました。

丹羽さんのご厚意で、醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介しましょう。


およろこBrewery





醸造設備  【1バッチ(1ロットの生産量)が1,000リットル】中国 TUNWELL(チュンウェル) 騰威机械のプラント


仕込み設備


左奥が糖化槽(マッシュタン)兼、ろ過槽(ロイター)、右手前が煮沸槽(ケトル)兼、ワールプール


右奥のタンクの上側が冷水タンク、下側が貯湯タンク(ホットリカー)


10バレルの発酵タンク×5基のうちの3基


手前の2基のタンクが、10バレルの発酵タンク×5基のうちの2基


手前の2基のタンクが、10バレルの貯酒タンク


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫内には出荷を待つケグや瓶ビールが積まれています


瓶の充填機(ボトラー)


缶の充填機(カンニングマシン)


ケグの洗浄機


麦芽の粉砕機(ミル)


丹羽 充さん


杉山 尚史さん


ブライド・トゥー・ビーのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2004年5月株式会社ブライド・トゥー・ビーを設立
2004年12月「AILE d'ANGE garden」(瑞穂)をオープン
2010年11月13日「AILE d'ANGE NAGOYA」をオープン
2023年3月8日酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得
2023年3月25日初仕込み
2023年6月1日自家醸造ビールを販売開始


ビアクルーズ管理人の一言:
2023年12月、愛知県名古屋市瑞穂区にある「およろこBrewery」をお訪ねしました。
そして、4種類の定番ビールを自宅で飲みました。
丹羽さん、杉山さんには、大変お心遣いを戴き感謝しています。



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