ティー・ワイ・ハーバー


ブルーパブ名: T.Y.HARBOR
電話番号: 03-5479-4555
住所: 東京都品川区東品川2-1-3
定休日: 無休
営業時間: 平 日: 11:30~22:00 L.O.
日祝日: 11:30~21:00 L.O.
ビールの種類: ペールエール
アンバーエール
ウィートエール
インディア ペールエール
インペリアル スタウト
その他、季節限定ビール
営業開始: 1997年4月
アクセス: 東京モノレール、東京臨海高速鉄道りんかい線/天王洲アイル駅から徒歩5分
JR東海道本線、横須賀線、山手線、京浜東北線、東海道新幹線/品川駅港南口から徒歩約15分
URL: https://www.tysons.jp/
Facebook: T.Y.Harbor Brewery Restaurant
Online Shop: https://store.tysons.jp/

製造元: 株式会社タイソンズアンドカンパニー
電話番号: 03-5479-1686
住所: 東京都品川区東品川2丁目1番3号



東京で臨海副都心に次いで目覚ましい発展を遂げてきたのがウォーターフロント、天王洲(てんのうず)。 その天王洲界隈の運河沿いに建つ古い倉庫だった建物を、 醸造所としてリノベーションしてできたのが「T.Y. HARBOR BREWERY」(ティー・ワイ・ハーバー・ブルワリー)です。
天王洲アイルという好立地と、運河やビルなど周囲の都会的な景観に恵まれていることから、 全国のブルワリーの中でも最もお洒落な雰囲気のブルワリーと言えるでしょう。


天王洲の運河  (2013年5月 撮影)


T.Y. HARBOR BREWERY  (2013年5月 撮影)


夜はこんな感じ


T.Y. HARBOR BREWERYのエントランス


エントランスを抜けた右手にリバーラウンジがあります


T.Y. HARBORの店内には、倉庫を改装した建物の中にレストランやウェイティングバー・ルーム、 焼きたてパンを販売するベーカリー「breadworks」(ブレッドワークス)、 ブルワリー「T.Y. HARBOR BREWERY」などを擁しており、 屋外にはテラス席と運河に浮かぶリバーラウンジがあります。
建物に入ると、まず中央に本格的な大きなバーカウンターがあるレストランのウェイティングバー・ルームに通されます。 周囲にはテーブル席が囲んでいて、窓越しにテラスを挟んで運河が眺められます。


ウェイティングバー・ルーム


バーカウンターのまわりには、テーブル席が並びます





バーカウンターの中央には8つのタップ


さらに奥へと進むと、大きなビアホールのような空間を有するT.Y. HARBORのレストランが現れます。 高い天井が、以前ここが倉庫であったことを伺わせます。 そして通路側の壁際では、ビールの醸造設備もガラス越しに眺めることができます。 レストランでは、アメリカン料理を中心に多彩なオリジナリティあふれる料理と、 出来立てのビールを堪能できます。


2013年5月に訪問した時のレストランの店内





2015年3月にリニューアルしたレストランの店内








レストランのカウンターには8基のサーバー


レストランからガラス越しに醸造設備が眺められます





店舗の奥にある熟成タンク


屋外には、広いテラスから運河を間近に眺めることのできるテラス席が並んでいます。
初夏から初秋に掛けては、心地良い夜風の中で都会の夜を独り占めにして、 手の込んだ様々な料理と美味しいビールやワインでゆっくりくつろげる最高の場所です。


運河沿いのテラス席





夕刻はこんな感じです







T.Y. HARBOR BREWERYのビールは、ドイツ伝統の醸造法を忠実に守り、 原材料には麦芽・ホップ・水のみを使用したモルト100%のエール系ビールです。 アメリカ産、ドイツ産のオーガニック系の麦芽とアメリカ産、ニュージーランド産のホップを採用し、 じっくりと醸造した無ろ過の酵母が生きる手造りビールです。
醸造開始(1997年4月)当初は、「天王洲エール」と名付けられていました。

ペールエール

アンバーエール

ウィートエール

インディア ペールエール

インペリアル スタウト


テイスティングセット
左から、ペールエール、 ウィートエール、 アンバーエール、 IPA、 ポーター、 季節限定ビール

また、ティー・ワイ・ハーバーは受託醸造も行っています。OEM供給先としては、
羽田空港限定販売の「羽田スカイエール」(日本空港ビルデング/東京)があります。



レストランの料理メニューは、チーズやトルティーヤチップスなどのオーソドックスなおつまみメニューから、 各種グリルの肉料理、季節の旬の魚料理、ピザ、サンドウィッチ、 各種サラダなどバラエティーに富んだ様々なメニューが味わえます。


シーザーサラダ


サーモンのカルパッチョ


かんぱちのカルパッチョ


ムール貝とハマグリのクラフトビール蒸し


白貝2種のライトエール蒸し
※ライトエールは、羽田空港で販売している「羽田スカイエール」のことで、ここT.Y. HARBORでは、販売していません


水牛のモッツァレラチーズのマルゲリータ ピザ


T.Y. HARBOR BREWERYは、貸倉庫やトランクルームなどの保存保管事業で知られる寺田倉庫が、 古くなった自社倉庫を、1997年にレストランを併設する醸造所として改装した施設です。 この倉庫は、そもそも寺田倉庫にとって出発点とも言える倉庫で、寺田倉庫の創始者が戦後廃材などを集め、 ここ天王洲の地に倉庫を建設しました。 そして、1980年代後半から、ウォーターフロントの先駆けとして天王洲地区の再開発が始まり、 高層ビルに囲まれた都会的な都市へと生まれ変わりました。 1990年代の後半には、数々の倉庫がオフィスやスタジオへと変貌し、その利用用途を転換していきました。 「T.Y. HARBOR BREWERY」も、その1つです。

T.Y. HARBOR BREWERYは、1997年の開業当初、ティー・ワイ・ハーバー株式会社として設立されました。 しかし、今では信じ難いことですが、飲食店経営の経験がなかった寺田倉庫には運営ノウハウがなく、 当時としてはかなり洗練されたレストランだったのと好立地でもあったにもかかわらず、 客はまばらで経営者の道楽とさえ称されるような状態で、開業まもなく倒れそうな状態でした。 そこで、その翌年(1998年)に経営立て直しが行なわれ、経営陣も一新し、 1999年には社名もティー・ワイ・エクスプレス株式会社に改称されました。
その後、事業領域の拡大に伴い2015年4月には、 株式会社タイソンズアンドカンパニーへと再び社名を改称しました。 T.Y.は、寺田倉庫の創始者のイニシャルなのだそうですが、その寺田家も代替わりが進んだことから、 「TYの息子たち」という意味で「TYSONS」(タイソンズ)という社名に変更したそうです。
社名変更に合わせて店名も「T.Y.HARBOR BREWERY」から「T.Y.HARBOR」に変更されて、 2015年3月13日にリニューアルオープンしました。

2017年11月14日には、設立20周年を機にブルワリーの拡張及び、 実験的な小ロットブルワリーを新たに設置しました。 これは、T.Y.HARBOR併設ベーカリー「ブレッドワークス」の裏手へ、 従来のブルワリー「T.Y.HARBOR BREWERY」の拡張用醸造設備と、 従来のブルワリーよりやや小規模な実験醸造施設「パイロットブルワリー」を増設し、 さらに「ブルワリーショップ」をオープンしました。
今後は、 パイロットブルワリーを活用してチャレンジングなビールの開発やコラボレーションビールの製造を進めると共に、 ブルワリーツアーやワークショップの開催も計画しています。


パイロットブルワリー&ブルワリーショップのエントランス


ブルワリーショップの店内
店内からガラス越しにパイロットブルワリーを眺められます


ブルワリーショップでは、T.Y.HARBORのグッズの販売をしています


ビールのテイクアウトに便利なステンレス製のグラウラー ( サイズ:1,100ml、1,900ml、カラー:2色 )
※このショップでは、ビールの量り売りも行ないます


オリジナル帆前掛け


定番の5種類は、ボトルビールとしてショップにて販売しています


デリバリーカウンター横の冷蔵庫には、直付けタップが8本

ブルワリーショップ
(TEL: 03-6632-1718/無休/12:00~21:00/所在地: 東京都品川区東品川2-1-3 )



セッションIPA
T.Y. HARBORパイロットブルワリーでの初バッチの記念すべき限定醸造品


タイソンズアンドカンパニーさんのご厚意でパイロットブルワリーの醸造設備を拝見させて戴きましたので、 ご紹介します。


左側がろ過槽(ロイター)、右側が糖化槽(マッシュタン)


実験醸造用の発酵&貯酒タンク(300リットル)×3基


通常醸造の拡張した発酵&貯酒タンク(2000リットル)×6基








ホットリカー タンク


♪♪♪
T.Y. HARBORから運河越しに都会の夜景を見渡すと、
ビルに切り取られた四角い空に摩天楼がその輝きを放っています。
いつもとは違うゆっくりとした時間が流れる贅沢な都会の夜を満喫してみませんか。


ビアクルーズ管理人の一言:
1997年11月、東京都品川区、天王洲アイル駅近くにある「T.Y. HARBOR BREWERY」を訪れて、 天王洲エールを初めて飲みました。それから、時折ここを訪れています。



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