一乗寺ブリュワリー


ブルーパブ名: BEER PUB ICHI-YA
電話番号: 075-256-6099
住所: 京都府京都市中京区御幸町通蛸薬師下る船屋町384 Casa INO's 1F
定休日: 無休
営業時間: 11:30~23:00
ビールの種類: ゴールデンエール (ゴールデンエール)
ベルジャンウィート (ウィートエール)
レッドエール (レッドエール)
スタウト (スタウト)
Destroy angel IPA (イングリッシュ インディア ペールエール)
ペールエール (ペールエール)
生姜のエール (ジンジャーエール)
ゆずヴァイス (ヴァイツェン)
<以下、2015年以前の主なラインナップ>
エール (ゴールデンウィートエール)
スタウト (スタウト)
ヴァイツェン (ヴァイツェン)
ジンジャーエール (ジンジャーエール)
ダークエール (ダークエール)
アンバーエール (アンバーエール)
シナモンエール
黒麹のエール
オールドエール
かぼちゃのエール
ベルジャンウィートエール (ウィートエール)
アクセス: 阪急電鉄 京都本線/河原町駅9番出口から徒歩3分
Facebook: BEER PUB ICHI-YA

製造元: 株式会社京都・一乗寺ブリュワリー
電話番号: 075-702-2002
住所: 京都府京都市左京区一乗寺出口町10番地1
定休日: 日曜休
営業時間: 10:00~17:00
営業開始: 2011年6月
アクセス: 叡山電鉄 叡山本線/一乗寺駅から徒歩8分
URL: http://kyoto-ichijoji-brewery.com/
Facebook: 株式会社 京都・一乗寺ブリュワリー

一乗寺ブリュワリーは、京都府京都市左京区へ2011年に誕生したマイクロブルワリーです。
一乗寺ブリュワリーがある一乗寺は、京都市街地の北東部に位置する住宅街で、 その住宅街を南北に縦断する白川通沿いにブルワリーがあります。 開業当初は、ブルーパブ「ビア・ダイニング てぃんがーら」を併設していましたが、 醸造施設拡張のため2015年に閉店して以降は、ブルワリーとしてのみ稼働を続けています。
その後、2016年にビールのラインナップを刷新したほか、 京都中心部の河原町駅近くへ直営店「BEER PUB ICHI-YA」(ビアパブ いちや)をオープンしました。 一乗寺ブリュワリーのビールは、そのBEER PUB ICHI-YAで飲めるほか、 京都市内の飲食店へ樽生を出荷しています。


BEER PUB ICHI-YAがある「Casa INO's」ビル


BEER PUB ICHI-YA


BEER PUB ICHI-YAの店内














カウンター席


カウンターには15本のタップ


一乗寺ブリュワリーでは、 原材料にドイツ産、イギリス産、カナダ産の麦芽とアメリカ産、チェコ産、イギリス産のホップを使用し、 地元 京都の水を仕込み水として使用して醸造しています。
ゴールデンエール、ベルジャンウィート、レッドエール、スタウトの4種類が定番商品のほか、 Destroy angel IPA、ペールエール、生姜のエール、ゆずヴァイスなどの準定番商品があります。

ゴールデンエール

レッドエール


2011年に「ビア・ダイニング てぃんがーら」で飲んだビール
左から、ヴァイツェン、エール、ジンジャーエール


BEER PUB ICHI-YAのフードメニューは、 フライドポテト、フィッシュ&チップス、燻製盛り合わせ、京都ポークのソーセージ盛り合わせなどの一品料理や、 先斗町(ぽんとちょう)『豆八』監修の京都の食材を使った「おばんざい」、 『豆八』監修の白味噌豆乳おでんの5種盛(大根、玉子、こんにゃく、厚揚げ、もちきんちゃく)などが揃っており、 出来立ての自家醸造ビールやゲストビールなど最大15種類のクラフトビールと合わせて味わうことができます。
BEER PUB ICHI-YAのイチ押しメニューは、オリジナル御幸町バーガーです。 いくつか種類があって、「ICHI-YA特製ハンバーガー」、「京都ポークバーガー」、 「京都産漬けタルタルのフィッシュバーガー」などから選ぶことができます。「御幸」は、「ごこう」と読みます。


燻製盛り合わせ(京地鶏、ベーコン、サーモン、燻製チーズ)

一乗寺ブリュワリーを運営する株式会社京都・一乗寺ブリュワリーの代表取締役会長 高木 俊介(たかぎしゅんすけ)さんは、広島県の因島(いんのしま)出身で、 京都市内で長年精神疾患の患者と向き合ってこられた精神科医です。 高木さんの専門は「統合失調症」という精神疾患で、これまで臨床を通して研究を続けてきました。 2004年に京都市内へ「医療法人 光樹会 たかぎクリニック」を開業し、 在宅療養している患者のところへ訪問型支援を行ってきました。

高木さんがビール造りを始めようと思った動機は、 精神障害を抱えた方々が誇りを持って活き活きと働き、 多くの人々と接することのできるような雇用の場をつくりたいという想いからでした。 精神疾患の一種である「統合失調症」を抱えた人たちは、家に引きこもりがちだったり、入退院を繰り返すことが多く、 そうした方々の仕事は、他の人と接することの少ない仕事が多いことから、 もっと他者との対話を増やせるような仕事ができる場を提供したいと考えてきました。 そうして、他の人と力を合わせてビール造りをしたり、お客様へビールを販売したりすることで、 人とのつながりを持てるようにしてあげたいと願っています。

こうして高木さんは、2011年に一乗寺ブリュワリーを始めることにしました。 そして、同年6月に一乗寺ブリュワリー併設のブルーパブ「ビア・ダイニング てぃんがーら」を開業し、 同年6月21日には酒類等製造免許(発泡酒)も取得しました。 その後、「合同会社一乗寺ブリュワリー」を設立。

一乗寺ブリュワリーの初代ブルワー 眞榮城 兼英(まえしろかねひで)さんは、沖縄県中頭郡の出身で、 東京・銀座の「地ビール居酒屋 八蛮」や岡山県岡山市の「吉備土手下麦酒醸造所」で醸造技術を習得してきました。 そんな縁で一乗寺ブリュワリーは、「吉備土手下麦酒醸造所のお仲間醸造所」の第二号醸造所となりました。
一乗寺ブリュワリーでは、200リットルの発酵&貯酒タンクが4基という小ロット生産の強みを活かして、 バラエティーに富んだ様々なビールを醸造してきており、 開業当初頃には年間およそ20種類もの変化に富んだビールを醸造していました。

2014年には、新たにブルワーの横田 林太郎(よこたりんたろう)さんが、一乗寺ブリュワリーに加わりました。 横田さんは、大学時代に6年間発酵学を学び、2014年4月に新卒で京都・一乗寺ブリュワリーへ入社しました。 ( 東京農業大学院 応用生物科学科 醸造学専攻 修士卒 )
京都・一乗寺ブリュワリーへ入社することに決めた理由は、代表の高木さんの志に感銘を受けたことと、 もともとビール造りをしたいと考えていたことからでした。
その後、横田さんが前任の眞榮城さんからバトンタッチされて、 眞榮城さんは2014年8月末に京都・一乗寺ブリュワリーを退職し、翌年3月に沖縄へ帰郷しました。

2015年に入ると、京都・一乗寺ブリュワリーの共同経営者として代表取締役 伴 克亘(ばんかつのぶ)さんが加わります。 伴さんは、京都府京都市出身で、京都市内に飲食店を展開する「有限会社プロスパー」の代表取締役を本業としています。
伴さんは、大学卒業後、接客業に就職しますが、 その後退職して留学先のカナダで1年間を過ごします。帰国後、1991年に起業。 その後、先斗町へ創作料理店「きまぐれきっちん たまゆら 本店」を開業し、 1996年8月に有限会社プロスパーを設立。それからは、先斗町・祇園エリアを中心に飲食店10店舗を展開し、 現在は飲食店事業のほか、食品物販事業、飲食プロデュース事業などを手掛けています。 「本物でありながら、気軽に愉しめるお店」をコンセプトに、 出来る限り京都の食材にこだわりながら手頃な値段で提供できる店舗づくりを進めています。

伴さんが京都・一乗寺ブリュワリーの経営に参加することにした動機は、高木さんの人柄に惹かれたことからとのこと。 そして、これまでの飲食業経営の経験を活かして、ビールを販売する場を提供し、 ビールの売り上げを伸ばすこと、そしてイメージアップを図って京都を代表するビールに育て上げることが役割と考えています。 そうしたことが、BEER PUB ICHI-YAのオープンにもつながっています。
こうしてビール事業が軌道に乗って、安定的な経営を維持することがひいては、 精神疾患を持つ弱者と呼ばれるような人たちの助けにつながれば、と考えています。

現在、一乗寺ブリュワリーの醸造責任者を務める 林 晋吾(はやししんご)さんは、京都府の出身で、 以前は「周山街道ビール」(しゅうざんかいどうびーる)で知られる羽田酒造(はねだしゅぞう)で、 15年間醸造を担当されてきた方です。
林さんは、2000年7月に日本酒の醸造を志して羽田酒造有限会社(京都府京都市右京区)へ入社。 1997年からビール醸造を担当してきた前任者よりビール造りを教わって、 冬季は日本酒、夏季はビールの製造に携わってきました。 ところが、2015年6月に羽田酒造はビールの醸造を休止することとなって、林さんは同年8月末に羽田酒造を退職しました。 それから、高木さんの創業の想いに触れ、京都・一乗寺ブリュワリーへ入社することにしました。

また、2015年、時を同じくして一乗寺ブリュワリーでは、 ビールの生産量アップを目指して醸造スペースの拡張を図るために、 残念ではありましたが併設のブルーパブ「ビア・ダイニング てぃんがーら」を、2015年10月7日で休業することにしました。 こうして、2016年1月には醸造スペースを拡張し、一乗寺ブリュワリーがリニューアルしました。
同年3月には、一乗寺ブリュワリーのビールのラインナップを一新。
また同年8月8日には、京都・一乗寺ブリュワリーの直営店として、同社がプロデュースし、 プロスパーが運営する「BEER PUB ICHI-YA」をオープンしました。

一乗寺ブリュワリーの今後について林さん、横田さんのお二人へお尋ねすると、 2019年秋には500リットルのタンクを配備した新ブルワリーへの移転計画があるとのこと。 さらなる生産量アップが図れることに加え、瓶詰め工程の整備も目指しているそうです。

一乗寺ブリュワリーでは、予約制で工場見学も行っています。そこで、お邪魔してみました。


一乗寺ブリュワリー


一乗寺ブリュワリーのエントランス





醸造設備
1バッチ(1ロットの生産量)が200リットル、国産の手造りプラントでパシフィックサイエンス社経由で導入


仕込み設備
左側が糖化釜(マッシュタン)兼ロイター、 右側が煮沸釜(ケトル)兼ワールプール


仕込みの様子


200リットルの発酵&貯酒タンクが4基のうちの2基


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫内には、200リットルの発酵&貯酒タンクの残りの2基と、出荷を待つケグが保管されています


原材料の麦芽たちです


醸造責任者の林 晋吾さん


ブルワーの横田 林太郎さん



■■■  ビア・ダイニング てぃんがーら
2011年6月にオープンした一乗寺ブリュワリーに併設のブルーパブ「ビア・ダイニング てぃんがーら」です。
店内は、テーブル席とカウンター席があり、天井に広がる「天の川」を眺めながら 一乗寺ブリュワリーの出来たてのビールを味わうことができます。 「てぃんがーら」とは沖縄の言葉で「天の川」を意味するそうです。


ビア・ダイニング てぃんがーら








ビア・ダイニング てぃんがーらのエントランス


ビア・ダイニング てぃんがーらの店内


カウンターの上部に並べられた様々なビール瓶が壮観です





壁には写真、グラス、CD、冊子などが処狭しと並べられています


天井の「てぃんがーら」(天の川)が幻想的です





本日のビールメニュー


4つのタップからオリジナリティーあふれるその日のビールが提供されます

ビア・ダイニング てぃんがーら  (TEL: 075-702-2002/水曜休/
平 日: 18:00~22:00、 日曜日: 12:00~16:00/
所在地: 京都府京都市左京区一乗寺出口町10-1/
アクセス: 叡山電鉄 叡山本線/一乗寺駅から徒歩8分 )


ビアクルーズ管理人の一言:
2011年11月、京都府京都市左京区にある「一乗寺ブリュワリー」に併設する「ビア・ダイニング てぃんがーら」を訪れて、 自家醸造ビールを飲みました。
2019年5月、一乗寺ブリュワリーを工場見学をしました。その後、BEER PUB ICHI-YAを訪れて、 一乗寺ブリュワリーの自家醸造ビールを飲みました。



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