羽田ブルワリー


ブルーパブ名: [パブなし]
ビールの種類: ~ レギュラー ~
ペールエール (アメリカン ペールエール)
ヴァイツエン (ヘフェヴァイツエン)
IPA (アメリカン インディア ペールエール)

~ セミレギュラー ~
ゴールデンエール (ゴールデンエール)
ポーター (ロブストポーター)
レッドエール (レッドエール)

~ シーズナル ~
セッションIPA (セッション インディア ペールエール)
醸造開始: 2015年1月18日
URL: https://haneda-brewery.com/gaiyou/
Facebook: 羽田ブルワリー
instagram: 羽田ブルワリー
Online Shop: https://hanedabrewery.stores.jp/

製造元: 株式会社羽田麦酒
電話番号: 03-6715-0702
住所: 東京都大田区多摩川1-23-12 石井ビル1階
アクセス: 東京急行電鉄 多摩川線/矢口渡駅から徒歩約5分
旧URL: http://bljkk.com/wp/

羽田ブルワリー(はねだぶるわりー)は、飲食店向けのOEM供給を専門とする受託生産専業型のブルワリーとして、 東京都大田区へ2015年1月に開業した醸造所です。 酒類等製造免許や醸造設備を持たないビアパブが、自分の店のオリジナルビールを提供できるように、 代行でビールの製造を請け負うことを本業とする醸造所です。

羽田ブルワリーでは、原材料にカナダ産やアメリカ産をはじめ世界各国の麦芽・ホップを使用し、 地元大田区の水を仕込み水として使用して、 ペールエールやヴァイツェンなどを中心にエール系(上面醗酵)の発泡酒を醸造しています。

   
ペールエール

ヴァイツェン

   
IPA

レッドエール

     
ペールエール

ヴァイツェン

IPA

羽田ブルワリーの特長は、小規模OEM生産を活かし、小ロットの醸造委託が可能なことです。 通常オリジナルビールを生産委託すると、 一度に500リットル~数千リットルのロットでないと請けてもらえないことが多いですが、 羽田ブルワリーでは150リットルからオーダーを請けてくれます。
とは言っても、羽田ブルワリーの主なターゲット顧客は、ビアバーやビアパブ、酒販店などの法人に限られます。 結婚式の引出物やプレゼント、マイビール造りといった個人ユースへの対応は、 ロット当たりの最小醸造量に満たないことが多く、受託が難しいそうです。 そうした個人ユースには、木内酒造や栃木マイクロブルワリーのようなところを利用してもらう方がよいと、 割り切っています。
製造能力は、年間 15キロリットルから最大100キロリットルまで拡張可能なキャパシティーを有しています。

羽田ブルワリーへの注文の仕方は、原則、会員制となっています。 一部、地元商店街の個人店から小ロットの製造依頼があった場合にのみ、 特別対応として非会員に対する1回のみの醸造も請けるとのことです。
費用については、基本的に入会金・保証金・年会費が必要です。 また、一定本数以上の保管を依頼するとエクストラチャージが別途発生します。 一方、1回のみの醸造の場合については、委託醸造コンサルタント料と保証金が必要になります。

羽田ブルワリーの主なOEM供給先としては、
「発酵の町 沼垂ビール」(沼垂ビール(株)/新潟)[供給終了]
などがあります。


羽田ブルワリーのブルワーであり旧 ビーエルジャパン株式会社(現 株式会社羽田麦酒) 代表取締役の鈴木 祐一郎(すずきゆういちろう)さんは、福島県郡山市の出身で、 以前は食品プラントのエンジニアリング会社でプラントエンジニアをしていた経歴があり、その当時、 銀河高原ビールの立ち上げにも携わっていたという醸造家です。 そして現在は、社会保険労務士や行政書士の資格を取得して、社会保険労務士として生計を立てています。 鈴木さんは、東京農業大学の醸造学科を卒業しており、以前よりビールの醸造にも興味を持っていたことから、 2014年12月10日には酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、羽田ブルワリーを開業しました。 そこからは社会保険労務士と醸造家の二足のわらじを履いて頑張っていました。


羽田ブルワリーがある「石井ビル」


醸造設備








ビールを熟成させるプレハブ冷蔵庫


 
■■■ 羽田バル
2016年5月20日には、羽田ブルワリーの直営店として、蒲田駅から数分の西鎌田へ「羽田バル」をオープンしました。 フードメニューは、ちょっとしたおつまみメニューからポテトフライやフィッシュ&チップス、 自家製ハム、ソーセージ、チーズ盛り合わせなどの一品料理、石窯ピザ、各種サラダなど。 なんと言ってもお奨めは、前菜のような充実した「お通し」がイチ押しでした。 店舗運営は、開業当初より協業先である株式会社大鵬(現HANEDA SKY BREWERY)へ委託していました。 その後、委託先であった株式会社大鵬の直営となっています。


羽田バルがある「エクセルピア西蒲田ビル」


羽田バル





羽田バルのエントランス


羽田バルの店内





冷蔵庫には直付けのタップが5本


お通し
左上から、鶏とキャベツ、鶏のもも肉のコンフィーと玉ねぎ、豆腐とアンチョビ、カポナータ、トマトとポテトサラダ、トマトのピクルス


おすすめチーズ 5点盛り

羽田バル  (TEL: 03-6424-7716/不定休/11:30~23:00/
所在地: 東京都大田区西蒲田7-41-8 エクセルピア西蒲田 2F/
アクセス: JR京浜東北線/蒲田駅、東急池上線/東急蒲田駅から徒歩5分
東急池上線/蓮沼駅から徒歩7分/
URL: https://hanedabar0520.owst.jp/ )


羽田ブルワリーのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2009年2月ビーエルジャパン株式会社を設立
2014年12月10日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2015年1月18日自家醸造ビールを販売開始
2016年5月20日羽田ブルワリー直営のビアバー「羽田バル」をオープン
2018年4月社名を「ビーエルジャパン株式会社」から「株式会社羽田麦酒」に変更
2019年5月M&Aにより、株式会社羽田麦酒は今中株式会社の100%子会社化
2019年12月20日酒類等製造免許(リキュール)を取得
2020年新事業としてオリジナルクラフトジンの製造開始


ビアクルーズ管理人の一言:
2015年1月、羽田ブルワリーの試作ビールを、東京都大田区にある「羽田ブルワリー」の工場開きで飲みました。
2016年6月には、羽田バルが開店したことを聴いて、すぐに訪れてみました。
お通しが、とっても充実しているのに驚きました。羽田ブルワリーの各種ビールも美味しく戴きました。
2017年6月には、羽田醸造倶楽部を立ち上げるとのご連絡を戴き、 ビアクルーズのトップページへ第1回目が開催された7月初旬までの間、関連記事を掲載させて戴きました。
2022年8月、体制変更のご連絡を戴き、紹介ページの更新をしました。



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