Distant Shores Brewing


ブルーパブ名: Distant Shores Brewing  テイスティングルーム[準備中]
電話番号: 042-306-4242
住所: 東京都東村山市秋津町3-14-2
定休日: 平日休 (土日のみ営業)
営業時間: 未定
ビールの種類: IPA (インディア ペールエール)
イングリッシュ ペールエール
アメリカン ウィートエール
インペリアル スタウト
W-IPA (ダブル インディア ペールエール)
ロンドンとブリュージュ春の時 (ベルジャンセゾン)
醸造開始: 2017年12月7日
アクセス: 西武鉄道 新宿線、池袋線/所沢駅東口から徒歩約20分
所沢駅東口から西武バスで4分、「グランド入口」バス停から徒歩4分
西武鉄道 新宿線、西武園線、国分寺線/東村山駅から徒歩23分
東村山駅東口からグリーンバス 久米川町循環で9分、「二柳橋南」バス停から徒歩すぐ
西武鉄道 池袋線/秋津駅から徒歩約20分
秋津駅から西武バスで14分、「グランド入口」バス停から徒歩4分
JR武蔵野線/新秋津駅から徒歩約20分
URL: http://www.distantshoresbrewing.com/
Facebook: Distant Shores Brewing

製造元: Distant Shores Brewing株式会社
電話番号: 042-306-4242
住所: 東京都東村山市秋津町3丁目14番地2 建物1階及び2階



Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)は、 東京都東村山市へ2017年に誕生したマイクロブルワリーです。
Distant Shores Brewingは、 3つの会社、「Ashikawa Brewery Systems」(東京にあるシステム会社)、 「Campion Ale」(浅草にあるブルーパブ)、 「Y.Y.G.brewery」(代々木にあるブルーパブ)のパートナーシップで立ち上げたビールメーカーです。 「Distant Shores」とは、「遥かな岸」という意味を表しています。 その昔、ビールはイギリスから世界に広まって行ったという歴史から、 遥か遠くの国まで大帆船でエールを運んでいた当時を想い浮かべながら飲んでもらえるようにと命名しました。

Distant Shores Brewingでは、基本的に英国スタイルのエール系ビールを造っています。 原材料にはイギリス産、ドイツ産の麦芽とアメリカ産、イギリス産、ドイツ産のホップを使用して醸造しており、 今後は国産のホップも使っていく予定です。

IPA

イングリッシュ ペールエール

アメリカン ウィートエール

インペリアル スタウト

W-IPA


ここからは、Distant Shores Brewingのビール工場をご案内します。


Distant Shores Brewing


テイスティングルーム


Distant Shores Brewingの醸造設備





左側が糖化槽(マッシュタン)、 右側がホットリカー


右側が糖化槽(マッシュタン)、 中央が煮沸槽(ケトル)、 左側がワールプール、
そして左手前が冷水タンク
右側天井部分に金属パイプが見えますが、2階から粉砕された麦芽をマッシュタンへ投入するためのもの


角度を変えて撮影した写真ですが、 右側が冷水タンク、 中央がワールプール


1,200リットルの発酵&貯酒タンクが3基


2,400リットルの発酵&貯酒タンクが3基


これら醸造設備は、全てコンピューター制御による温度管理をしています


そうした状況を手元でiPadを使って確認することもできます
これらの画面もブルワーのマイケルさんが自らプログラミングしています


パイロットシステム
手前が糖化槽(マッシュタン)×2基、 後側が120リットルの発酵&貯酒タンク×2基
これらは、お試し醸造のためのプロト設備です


左側がケグの充填機、 右側がボトルの充填機


プレハブ冷蔵庫


ケグ詰めが済んだら冷蔵庫に保管


次は2階へ上がり、麦芽の粉砕室を拝見


原材料の麦芽です


麦芽の粉砕機(ミル)


ここから粉砕した麦芽を1階の糖化槽(マッシュタン)へ送り込みます


第2弾 イングリッシュ ペールエール[熟成中]


第4弾 インペリアル スタウト[熟成中]


第5弾 W-IPA[熟成中]


冒頭でも触れましたが、 Distant Shores Brewing(以下、DSBと呼ぶ)は3つの会社のパートナーシップで設立されたビールメーカーです。 会社の設立に係わった皆さんをご紹介して行きましょう。
まず、代表取締役社長兼ヘッドブルワーの芦川マイケルさん[旧姓: Michael Kelsall(マイケル・ケルサル)さん]は、 英国Nottingham(ノッティンガム)の出身(英国人)で、以前は大手IT企業(米国オラクル社)に勤務していました。 現在は、東京都内にシステム会社「Ashikawa Brewery Systems」(アシカワ ブルワリー システムズ)を開業し、 経営者兼、ソフトウェア・エンジニアとして活躍しています。 Ashikawa Brewery Systemsは、2015年5月に設立した会社で、元々自分自身の醸造所を立ち上げたかったマイケルさんが、 ビール醸造所で使う温度管理システムを自らプログラム開発したところ、 思いの外アプリの出来が良かったことから、醸造所開設に先駆けて、 まずはそのシステムの外販を始めることにしたのがきっかけでできた会社です。
マイケルさんをサポートしているのが奥様の芦川 悟子(あしかわさとこ)さんです。(内助の功です) 悟子さんは、東京都港区の出身で、Distant Shores Brewingでは醸造以外のあらゆる業務をこなしています。 言わずとも察しが付く語学力が堪能な方です。
共同創設者の一人である英国人 James Williams(ジェームス・ウィリアムス)さんは、 東京・浅草のブルーパブ「Campion Ale」(カンピオンエール)のオーナー兼ヘッドブルワーです。 2013年12月に開業してから、英国スタイルのエール系ビールを造り続けている職人肌の醸造家です。
共同創設者のもう一人、片野 由布さんは、 東京・代々木のブルーパブ「Y.Y.G. brewery & Beer Kitchen」(ワイワイジー ブルワリー アンド ビアキッチン) を運営する株式会社ユウ・アンド・アソシエイツの代表を務めています。 2016年4月の開業以来、Y.Y.G.のオーナーとして経営に携わってきました。
さらに共同創設者のもう一人、加藤 貴文さんは、広告企画会社に勤務。 Y.Y.G.の片野さんが、前職である大手広告代理店勤務時代に取引先の加藤さんと知り合い、 その後Y.Y.G. brewery & Beer Kitchen開業に際しては店舗の企画・プロデュースを加藤さんが担当していました。

マイケルさんがビール造りを始めた経緯については、奥様と知り合われた2011年頃まで遡ってみましょう。 以前勤務していた大手IT企業を辞め、 オランダに渡って日本企業の現地法人でフリーランスのシステムエンジニアをしていたマイケルさんは、 2011年に来日した際に悟子さんと知り合います。 その翌々年の2013年5月には、マイケルさんと悟子さんが結婚、それを機にマイケルさんは日本へ移住することにしました。 それから日本でマイケルさんは仕事探しをするのですが、 自分が前から大好きだったビールの仕事をしたいと考え、ビール造りを始めることにしました。

そこで醸造技術の習得のために母国イギリスへ戻り、 2014年7月から英国のサンダーランドにある醸造専門学校「Brewlab」(ブルーラボ)へ通い、 3ヶ月間の醸造コースを受講することにしました。入校のため、Brewlabへ連絡を入れると、 学校側より同校の卒業生が日本でブルーパブをやっていることを聞かされ、 Campion Aleのジェームスさんを紹介されたのです。 それがきっかけとなり、マイケルさんはジェームスさんと知り合うこととなります。
また、マイケルさんはBrewlabで勉強する中で、ビール造りには温度管理が非常に大切であることを学びます。 その温度管理を上手く進めようとした時に手作業では限界があると考え、 IT畑出身のマイケルさんはコンピューターによるシステム化を検討します。 しかし市場に出回っている既成のシステムは、 大手工場向けのものばかりで値が張ってしまい現実的ではありませんでした。 そこで自ら作ってしまおうと考え、温度管理のソフトウェアをプログラミングして完成させることが出来ました。 そのシステム開発の結果が、前出のシステム会社「Ashikawa Brewery Systems」につながって行くことになります。

一方、Campion Aleのジェームスさんは、自前店舗でのビールの生産能力に限界を感じていて、 生産規模拡大を目指そうと思うと別の生産拠点が必要になることから、 醸造所の設立を進めていたマイケルさんへ相談を持ち掛け、共同で新たな醸造所を立ち上げる検討に入りました。 そうしたところへ、以前 Y.Y.G. breweryの立ち上げ準備の時に、 ジェームスさんのところを訪ねた片野さんと加藤さんが、ジョインすることとなりました。

醸造所の候補地探しでは、2016年秋に築19年の倉庫目的の物件を見付けて契約。 元は縫製工場だったところのようです。 それから、排水工事、防水床のコーティングなど工場の施設整備を進めて行き、 2017年7月下旬には醸造設備の搬入が始まりました。
2017年10月27日には酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得。 今時珍しく、ビール免許も取得しています。今後の販売に対する意気込みを感じます。 そして、同年11月3日にDSBの第1弾となる「IPA」の初仕込みを開始。 その後、毎週火曜日が醸造日となりました。
こうして同年12月7日にY.Y.G. brewery & Beer Kitchenにおいて、 DSBの第1弾「IPA」の1stバッチをお披露目することとなりました。

現在の役割分担としては、マイケルさん・悟子さんご夫妻がビールの製造担当で、 ジェームスさん・片野さん・加藤さんらが経営面を担っています。 そしてまた、DSBはCampion Aleの第2工場としての使命も果たして行くことになるのでしょう。 DSBの今後についてお聞きすると、 「2018年夏までに準備を進めて、夏から本格展開を目指している」とのことでした。 今後が楽しみなブルワリーです。


芦川マイケルさん、悟子さんご夫妻




ビアクルーズ管理人の一言:
2017年12月、Distant Shores Brewingの第1弾「IPA」を、 代々木のブルーパブ「Y.Y.G. brewery & Beer Kitchen」の1階バーカウンターで飲みました。 その後、Distant Shores Brewingのビール工場にもお邪魔しました。



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