CRAFT BEER BASE


ブルーパブ名:  CRAFT BEER BASE garden
電話番号: 06-6445-6510
住所: 大阪府大阪市西区京町堀1-12-31
定休日: 月火水休
営業時間: 木金曜: 17:00~22:00
土日曜: 12:00~22:00
ビールの種類:
Koji 5% (ゴールデンエール)GOLDEN001/#1
American Pale Ale (アメリカン ペールエール)Prototype 001/#2
Koji 0.7% (ゴールデンエール)GOLDEN002/#3
Prototype002 (ウエストコースト インディア ペールエール)廃棄001/#4
American Pale Ale (アメリカン ペールエール)Prototype003/#5
Heidelberg 100% (ゴールデンエール)GOLDEN003/#6
Classic Pale Ale (アメリカン ペールエール)CPA001/#7
White Molt IPA (ホワイト インディア ペールエール)IPA001/#8
Amarillo ver. (ゴールデンエール)GOLDEN004/#9
Hoppy Pale Ale (アメリカン ペールエール)Session001/#10
Koji Golden Ale (ゴールデンエール)GOLDEN005/#11
Classic American (アメリカン ペールエール)CPA002/#12
Citra & Amarillo Pale Ale (アメリカン ペールエール)session002/#13
West Coast Style IPA (インディア ペールエール)Hop Schema 001/#14
Dry Porter (ポーター)SRM30↑001/#15
Golden Ale (ゴールデンエール)GOLDEN006/#16
West Coast Style IPA (インディア ペールエール)Hop Schema 002/#17
Mosaic Double Dry Hopped IPA (インディア ペールエール)Hop Schema 003/#18
Koji Red Ale (レッドエール)RED001/#19
Old School Chinook IPA (インディア ペールエール)Hop Schema 004/#20
Contemporary Pale Ale (アメリカン ペールエール)session003/#21
Belgian White (ベルジャン ウィートビール)gruit 001/#22
Strong Golden Pale Ale (ストロング ペールエール)Hop Schema 005/#23
Amarillo Dry Hopped Belgian Style Pale Ale (ペール アメリカン ベルゴ)Integration/#24
Session Belgian Blond (ベルジャン ペールエール)GOLDEN007/#25
Milk Stout (スィートスタウト)SRM30↑002/#26
Cascade Single Hop Pale Ale (アメリカン ペールエール)CPA003/#27
Juniper White (ハーブ&スパイスビール)gruit 002/#28
Contemporary Pale Ale (アメリカン ペールエール)session 004/#29
Plain Berliner Style Weisse (ベルリナーヴァイス)QS 001/#30
Heavily Dry Hopped Belgian IPA (ペール アメリカン ベルゴ)Hop Schema 006/#31
Eldorado & Mosaic WCIPA (アメリカン インディア ペールエール)Hop Schema 007/#32
Willamette Red Ale (アメリカン レッドエール)RED 002/#33
Koji Golden Ale (ゴールデンエール)GOLDEN 008/#34
Two Step Flavored White (ベルジャン ウィートビール)gruit 003/#35
Contemporary Pale Ale Mosaic & Chinook (アメリカン ペールエール)session 005/#36
2C Pale Ale [Pellet Ver.] (アメリカン ペールエール)CPA004/#37
2C Pale Ale [Fresh Hop Ver.] (アメリカン ペールエール)CPA005/#38
Pumpkin & Spices Porter (パンプキン&スパイス ポーター)SRM30↑003/#39
Slider Haze Pale Ale (アメリカン ペールエール)session 006/#40
El Dorado & Cascade IPA (アメリカン インディア ペールエール)Hop Schema 008/#41
Chinook Gradation DRA (ダブルレッドエール)Hop Schema 009/#42
Bohemian SMaSH (ゴールデンエール)GOLDEN 009/#43
Less Than Dubbel (ベルジャン アンバーエール)/RED 003#44
Centennial & El Dorado IPA (アメリカン インディア ペールエール)Hop Schema 010/#45
Breakfast Cereal Water (オートミールスタウト)SRM30↑004/#46
White Christmas (ベルジャン ストロング スペシャリティエール)gruit 004/#47
Bottom Fermented Session Ale (アメリカン ペールエール)session 007/#48
Wu-Xiang (五香) Pale Ale (ハーブ&スパイスビール)Untitled 001/#49
Kiwi Kitchen City (インディア ペールエール)Friendship Brew 001/#50
Borderless Blonde (ゴールデンエール/ベルジャン ペールエール)Integration 002/#51
Pyotr I (アメリカン インペリアルスタウト)Emperor 001/#52
Saaz Golden Ale (ゴールデンエール)GOLDEN 010/#53
NZ Cascade RED (アメリカン レッドエール)RED004/#54
Winter Anise White (ベルジャン ストロングスペシャリティエール)gruit 005/#55
Hoppy Sour Crystal Wheat (アメリカン サワーエール)QS 002/#56
NZ Cascade PALE (アメリカン ペールエール)CPA 006/#57
Role Hopping IPA (インディア ペールエール)Hop Schema 011/#58
Lavender & Chamomile (ハーブ&スパイスビール)gruit 006/#59
Accidental Session (アメリカン ペールエール)session 008/#60
醸造開始: 2019年1月8日
アクセス: Osaka Metro 四つ橋線/肥後橋駅7番出口から徒歩5分
Osaka Metro 四つ橋線/本町駅28番出口から徒歩8分
Osaka Metro 御堂筋線/淀屋橋駅から徒歩10分
Facebook: CRAFT BEER BASE garden

製造元: 株式会社CRAFT BEER BASE
電話番号: 06-6131-7015
住所: 大阪府大阪市西区京町堀1丁目12番31号  CRAFT BEER BASE Brewing Lab
URL: https://craftbeerbase.com/
Facebook: CRAFT BEER BASE
Facebook: CRAFT BEER BASE Brewing Lab

CRAFT BEER BASE Brewing Lab(クラフトビアベース ブルーイングラボ)は、 大阪府大阪市西区へ2019年に誕生したマイクロブルワリーです。 これは、大阪市内でクラフトビールの専門店を展開するCRAFT BEER BASE(クラフトビアベース)が、 クラフトビールを体験・体感できる場所として2017年3月にオープンしたブルーパブ「CRAFT BEER BASE garden」 (クラフトビアベース ガーデン)の店舗内に併設するブルワリーです。 場所は、地下鉄四つ橋線/肥後橋駅から南西方向、靭公園(うつぼこうえん)の手前あたりです。
店内は、奥の深い細長いフロアで、入口近くにテーブル席とその奥がカウンター席になっています。 カウンター席に腰を掛けると目の前に発酵と貯酒を兼ねた5つのタンクが鎮座しており、 クラフトビアファンにとっては心高まる空間であることは間違いありません。 開業当初はフード類を扱っておりましたが、2019年9月30日を以って、フード類の提供を終了しており、 現在はおつまみ類の持ち込み可となっています。
CRAFT BEER BASE gardenは、2020年4月2日から休業しています。 その後、CRAFT BEER BASE Brewing Labでの醸造はしばらく継続していましたが、 2021年9月にブルワリーをCRAFT BEER BASE MOTHER TREEへ移転しました。


CRAFT BEER BASE garden


CRAFT BEER BASE gardenのエントランス


エントランス付近のテーブル席
左側の壁には、これまで醸造してきたバッチ毎のスペックシートが貼られています
店内奥へと続く通路からはガラス越しに醸造設備を眺められます


CRAFT BEER BASE gardenの店内


カウンター席では正面ガラス越しにタンクを眺めながら出来立てのビールを味わえます





店内奥のサーバには、8本のタップ




CRAFT BEER BASE Brewing Labでは、 原材料にベルギー産、ドイツ産、チェコ産、イギリス産、アメリカ産、オーストラリア産の麦芽と、 アメリカ産、ニュージーランド産、ドイツ産、チェコ産、フランス産のホップを使用し、 地元 大阪の水を仕込み水として使用して醸造しています。

Saaz Golden Ale

NZ Cascade PALE

Brewing Labで造るビールは、2つのコンセプトの製品群から構成されています。
―BASE―「基本となる味わいのシリーズ」です。 これは、「基本に忠実なビール」のことで、変化形を求めるのではなく本来のスタイルを追求したビールになります。 CRAFT BEER BASEが掲げる「正しい味わいのビールを広める」にもつながる必須かつ基本となるシリーズとして位置付けられています。
―和―「日本直感シリーズ」です。 これは、日本の文化にこだわったビールのことで、 日本ならではの食材、原材料を活かし、日本古来の文化や酒文化にインスパイアされたビールになります。 日本では食事と併せて酒類を楽しむ「食中酒」が主で、 日本食や日本の家庭料理にマッチするビールを目指すシリーズとなります。



CRAFT BEER BASEでは、 本店にあたる「CRAFT BEER BASE」、 阪神百貨店内にあるボトルショップ「CRAFT BEER BASE seed」(2号店)、 梅田地下のビアパブ「CRAFT BEER BASE BUD」(3号店)、 スタンディングバー「CRAFT BEER BASE BRANCH」(5号店)など、 CRAFT BEER BASE garden(4号店)を含め5店舗を運営しています。
 
■■■ CRAFT BEER BASE
2012年6月4日に開業したボトルショップ「CRAFT BEER BASE」。株式会社CRAFT BEER BASEの本店にあたります。 店内には、厳選した国内外のクラフトビールを常時約250種類取り揃えており、 その場で様々なビールを味わえるビアカフェも併設しています。 1Fが立ち飲みスペース(角打ち)、2Fがテーブル席とカウンター席になっています。


※出典: CRAFT BEER BASEのホームページより

CRAFT BEER BASE  (TEL: 06-6131-7015/不定休/
11:00~23:00、 木曜のみ17:00~23:00/
所在地: 大阪府大阪市北区大淀南1-2-11 1F~2F/
アクセス: JR東海道本線、宝塚線、大阪環状線/大阪駅から徒歩10分、
阪急電鉄 神戸本線、宝塚本線、京都本線/大阪梅田駅から徒歩10分、
阪神電鉄 阪神本線/大阪梅田駅から徒歩10分、
Osaka Metro 御堂筋線/梅田駅から徒歩10分、
Osaka Metro 四つ橋線/西梅田駅から徒歩15分
URL: https://craftbeerbase.com/info、  Facebook: CRAFT BEER BASE )

 
■■■ CRAFT BEER BASE seed @HANSHIN
2013年10月1日に阪神百貨店 梅田本店内へ、 CRAFT BEER BASEの2号店であるクラフトビールボトルショップ「CRAFT BEER BASE seed」(クラフトビアベース シード)が開店しました。 JR大阪駅から徒歩3分、阪神百貨店梅田本店1Fリカーワールドという好立地な場所で、 厳選した国内外のクラフトビール約100種類以上をラインナップしているクラフトビール専門のボトルショップです。 "seed"は、「種」(たね)とか「種子」という意味。そこから「種をまく」とか「根を下ろす」という想いを込めて命名しました。


※出典: CRAFT BEER BASEのホームページより

CRAFT BEER BASE seed @HANSHIN  (定休日・営業時間は、阪神百貨店に準じる/
所在地: 大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店 梅田本店1F 和洋酒売り場/
アクセス: JR東海道本線、宝塚線、大阪環状線/大阪駅から徒歩3分
URL: https://craftbeerbase.com/free/seed、  Facebook: CRAFT BEER BASE seed )

 
■■■ CRAFT BEER BASE BUD
2015年3月25日に、CRAFT BEER BASEの3号店であるビアパブ「CRAFT BEER BASE BUD」(クラフトビアベース バド)が開店しました。 梅田地下、一日に236万人が行き交う関西最大のターミナルに設けられた「ビールの情報発信基地」とも言えるお店。 管理の行き届いた美味しいビールを直接飲んでもらい、ビールの素晴らしさを体感してもらうためのスポットです。 店内には10本のタップが並び、年間通して1,000種類もの国内外から厳選したビールを取り扱っています。


※出典: CRAFT BEER BASEのホームページより

CRAFT BEER BASE BUD  (TEL: 06-6225-7807/不定休/
月火水金: 16:00~23:00、木曜日: 17:00~23:00、土日祝: 12:00~23:00/
所在地: 大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビルB2F<テナントNo.22>/
アクセス: JR東西線/北新地駅から徒歩1分、
JR東海道本線、宝塚線、大阪環状線/大阪駅から徒歩5分
URL: https://craftbeerbase.com/free/bud、  Facebook: CRAFT BEER BASE BUD )

 
■■■  CRAFT BEER BASE BRANCH
2018年10月4日にCRAFT BEER BASE本店近くへ、 CRAFT BEER BASEの5号店であるスタンディングバー「CRAFT BEER BASE BRANCH」(クラフトビアベース ブランチ)が開店しました。 国産クラフトビールにこだわった立ち飲みバーで、クラフトビールのテイクアウトにも力を入れています。 自家醸造ビールのほか、お薦めな国産クラフトビールなど常時7種類を提供しています。 ランチタイムには、ビールの麦汁を使った特製カレーも販売しています。
CRAFT BEER BASE BRANCHは、残念ながら、2020年12月末を以って閉店しました。


※出典: CRAFT BEER BASEのFacebookより


※出典: CRAFT BEER BASEのFacebookより

CRAFT BEER BASE BRANCH  (木曜休/11:00~21:00/
所在地: 大阪市北区大淀南1丁目3-17/
アクセス: JR東海道本線、宝塚線、大阪環状線/大阪駅から徒歩8分/
Facebook: CRAFT BEER BASE BRANCH )



 
CRAFT BEER BASE Brewing Labや、CRAFT BEER BASE gardenを運営する株式会社CRAFT BEER BASEは、 2012年6月4日創業の大阪市内でクラフトビールを専門に扱う酒販店、飲食店、発泡酒醸造所などを運営する会社です。
株式会社CRAFT BEER BASEの代表取締役 谷 和(たにあい)さんは、香川県白鳥町(現在は、東かがわ市)の出身で、 前職よりビールに関わる仕事に携わって来ており、クラフトビールの提供については人一倍こだわりを持った経営者であり、 醸造家でもあります。

谷さんがクラフトビールと出逢ったのは、2003年頃のこと。世の中には様々なスタイルのビールがあることを知ると、 それから少しずつクラフトビールに興味を持つようになって行きます。 2005年11月からは、ベルギービールを扱う会社で働き始めます。 同社が大阪市内へ展開するベルギービールの専門店「DOLPHINS」(ドルフィンズ)に勤務していました。 その頃、ベルギーやイギリスを訪れる機会にも恵まれて、そうした国々のビール文化と直接接することもできました。 そんな中、谷さんはめでたく子を授かり、2007年に女の子を出産、母となります。 2008年にはそれまでの勤務先を退職、子育てをしながら一旦はOL生活を始めます。

その後、2010年から今度は酒屋で働き始めます。酒屋では当然ながらビールを取り扱うわけですが、 谷さんはその酒屋の仕事を続けるうちに、ビールの流通における問題点に気づきました。 ビールはそもそも低温保存飲料であり、特にクラフトビールのように酵母が残っているビールでは、 常温にさらされていると劣化してしまう飲み物です。ところが、 ビールの生産者から販売店舗への輸送過程において温度管理があまりなされていない現実を目の当たりにしていました。 たとえレストランやビアバーなどの飲食店側で、どんなにビールを良い状態に保っていても既に手遅れなのです。 そうした流通の過程でビールが傷んでしまうことを、谷さんはとても残念に感じていました。

▽「流通経路がちゃんとしているか?」
・・・たとえ『常温保存』と謳っていても、冷やして運ぶ方が鮮度が失われないのは当たり前。 常温で運んでいてはビールが傷んでしまう。だから、ビールの流通には必ずクール(冷蔵)便を使用。
▽造り手側も「プライドを持って造っているか?」
▽「タップにつないだら、最長でも7日間」これが鮮度を維持できるボーダーライン。
こういうことを愚直に守って行くことが重要だと考えていた谷さんは、 自ら「流通を正す」という想いから「CRAFT BEER BASE」の立ち上げを決心しました。

そうして自身の考えを具現化するための準備を開始。それから、2012年2月に勤務していた酒屋を退職し、 クラフトビールを最高の状態で提供することを目指して、同年6月4日に「CRAFT BEER BASE」を開業しました。 そしてこの時から「いつか、自分自身の手でビールを造り、みんなに飲んでもらいたい」とも考えていました。
「CRAFT BEER BASE」のネーミングの由来ですが、"BASE"は「基準」を意味します。 そこには「クラフトビールとしての基準になりたい」という想いが込められています。 そしてまた、"BASE"には「基地」という意味も含んでおり「みんなが集まる場所にしたい。そして、 ビール情報を共有したい。」という気持ちも込められています。

それから3年近くが経過。「クラフトビールに関する正しいビールの情報を伝えたい」との想いから、 2015年3月25日には梅田地下、大阪駅前第1ビルの地下2階へビアパブ「CRAFT BEER BASE BUD」をオープンしました。 実際に質の高いビールを直接飲んでもらい、ビールの良さを伝えて行きたいという目的を持った店舗です。 従って、樽生の品質管理にも力を入れており、CRAFT BEER BASEの旗艦店となる店舗になりました。

それから更に2年の月日が流れ、「クラフトビールの造られる場所、 その空気を伝えたい」という想いからビールを体験・体感できる場所として、 2017年3月13日にビアパブ「CRAFT BEER BASE garden」をオープンしました。 ここは以前、「京町堀クラフトビール食堂 dig beer baR」(ディグビアバール)というビアバーがあった場所です。 大阪・なかもずでクラフトビアダイニングの老舗「eni-bru」(エニブリュ)を運営する喜色満面堂(きしょくまんめんどう)が展開する店舗の1つだったのですが、 2016年12月30日を以って閉店していました。

CRAFT BEER BASEの創業時から「いつかはビール造りをしたい」という志(こころざし)を掲げ、 CRAFT BEER BASE gardenを開業。「ここでビール造りを始める」という揺るがぬ意志が、 「CRAFT BEER BASE Brewing Lab」の実現を、いよいよここから突き動かすことになります。 まずはビアパブからブルーパブへと進化させるため、 2018年6月30日を以ってCRAFT BEER BASE gardenを一旦休業としました。 同年7月3日店内の解体工事を開始、同年8月初旬には店内にブルワリースペースが完成、 同年8月22日に中国製の醸造設備を搬入。

こうして2018年8月30日には、ブルワリーを併設したCRAFT BEER BASE gardenがリニューアルオープンしました。 それから、同年11月28日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年12月4日には谷さんと醸造担当の阿部 淳哉さんの2名で初仕込みに臨みます。 ビール造りは、茨城県那珂市の「常陸野ネストビール」でお馴染み木内酒造の支援を受けながら、 試行錯誤しながら様々な挑戦の末に習得したとのこと。このようにして、いよいよ自家醸造のビールが完成すると、 2019年1月8日にCRAFT BEER BASE gardenにて「CRAFT BEER BASE Brewing Lab /Release Party」を開催する運びとなり、 遂に1stバッチである「GOLDEN001/Koji 5%」のお披露目へと漕ぎ付けることができました。

こうして誕生した「CRAFT BEER BASE Brewing Lab」では、醸造に取り組むに当たって、
  ~ ビールの成り立ち・基本を知る
  ~ 日本独自のビアスタイルを模索する
  ~ ビール本来の構造を分解研究する
という3つのテーマを掲げています。「Brewing Lab」というだけあって、『実験』にも通じるものがあります。


CRAFT BEER BASEの今後の活動について谷さんへお尋ねすると、 「店舗をもっと増やして行きたい。醸造設備の規模もさらに拡大して行きたい。 そして、いずれは第2のブルワリーも立ち上げて行けたらと思っている。」と語ってくれました。

CRAFT BEER BASE Brewing Labの醸造設備をご紹介しましょう。


仕込み設備  <中国製>
左側が糖化釜(マッシュタン)兼煮沸釜(ケトル)、 右側がロイター兼ワールプール
1バッチ(1ロットの生産量)は200リットルです


300リットルの発酵タンク兼貯酒タンクが5基  <中国製>


麦芽の粉砕機(ミル)


代表取締役 谷 和さん


谷さんは、「ビールを正しく広める」という意思のもと、 これまで開業してきた5つの店舗を通して、醸造・流通・提供までを具現化してきました。 そして、この他にも谷さんは、WCBTの主催やビアマップの制作などの活動を通して、 大阪圏のクラフトビール界の振興に貢献して来ました。

◇ World Craft Beer Tastingの主催
2013年(湊町リバープレイス)、2016年(JR梅田貨物駅跡地)を開催。 これは、ワールドワイドなクラフトビールを軸に据えながら様々な要素を盛り込んだ複合的なイベントで、 個性豊かなライフスタイルを提案できる今までにはないクラフトビールイベント。

◇ OSAKA CRAFT BEER MAPを制作
2012年に初版を発行。




CRAFT BEER BASEのこれまでの経緯をまとめると以下の通りです。
2012年6月4日CRAFT BEER BASE(本店)をオープン
2013年10月1日CRAFT BEER BASE seed(2号店)をオープン
2015年3月25日CRAFT BEER BASE BUD(3号店)をオープン
2017年3月13日CRAFT BEER BASE garden(4号店)をオープン
2018年6月30日醸造所設置のため、CRAFT BEER BASE gardenを一旦閉店
2018年8月22日醸造設備を搬入
2018年8月30日CRAFT BEER BASE gardenがリニューアルオープン
2018年10月4日CRAFT BEER BASE BRANCH(5号店)をオープン
2018年11月28日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2018年12月4日初仕込み
2019年1月8日CRAFT BEER BASE gardenにて自家醸造ビールの販売を開始
2020年4月2日CRAFT BEER BASE gardenを休業
2021年9月10日MOTHER TREEをオープン


ビアクルーズ管理人の一言:
2020年3月、大阪府大阪市西区にある「CRAFT BEER BASE garden」を訪れて、 CRAFT BEER BASE Brewing Labで醸造したビールを飲みました。



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