Natural Roots Studio

ブルーパブ名： スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店
電話番号： 055-957-9640
住所： 静岡県三島市一番町2-25
定休日： 木曜休　（木曜が祝日の場合、月曜休）
営業時間： 平日：11：00～14：00、　17：00～23：00
土祝日：12：00～23：00
日曜日：12：00～22：00
ビールの種類： ～　Natural Roots Studio ブランド　～
Jam Dankness　（セッション ウィート インディア ペールエール）
Cheers juice　（ヘイジー インディア ペールエール）
JWP　（ウエストコースト ピルスナー）
From a DDH　（ダブル ドライホッピング インディア ペールエール）

～　Repubrew ブランド　～
Gigantic Tropics 69 IPA　（ウエストコースト インディア ペールエール）
沼津HAZY　（ヘイジー インディア ペールエール）
トーランスSTYLE HAZY IPA　（ヘイジー インディア ペールエール）
Triple Berry Mix Hard Seltzer　（ハードセルツァー）
CAMPai HAZY　（ヘイジー インディア ペールエール）
Lemon and Grapefruit Hard Seltzer　（ハードセルツァー）
醸造開始： 2023年3月12日
アクセス： ＪＲ東海道本線、東海道新幹線、伊豆箱根鉄道 駿豆線／三島駅南口から徒歩5分
ＵＲＬ： https://www.repubrew.com/slider-house

製造元： RePuBrew合同会社
電話番号： 055-957-1169
住所： 静岡県三島市長伏149番地の1
定休日： 土日祝休
営業時間： 9：00～18：00
ＵＲＬ： https://www.special.repubrew.com/naturalrootsstudio
Facebook： Natural Roots Studio
instagram： ナチュラルルーツスタジオ
Online Shop： https://www.repubrew.com/product/natural_roots_studio/

Natural Roots Studio（ナチュラル ルーツ スタジオ）は、 静岡県沼津市で2017年に開業したRepubrew（リパブリュー）の第二工場として、 2023年に三島市へ設立したマイクロブルワリーです。 そして同じ三島市内には、 ブルーパブ｢Repubrew｣に続く直営二号店となる｢スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店｣が、 三島駅にほど近い好立地な場所に2020年にオープンしています。 店内はアメリカンダイナーをイメージした洒落た作りで、テーブル席とカウンター席から構成されており、 スライダーバーガーとクラフトビールとのペアリングが楽しめます。 また、店頭にはなんと!!　自社クラフトビールの自動販売機もあります。


スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店のある｢ＫＯＨＷＡビル｣


スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店


店頭には自社製品の自販機


スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店の店内


店内奥のテーブル席





カウンター席


カウンターの奥には２４本のタップ

Natural Roots Studioでは、原材料にカナダ産、アメリカ産、ベルギー産、ドイツ産の麦芽と、 アメリカ産、チェコ産、ドイツ産、ニュージーランド産、南アフリカ産のホップを使用し、 井戸から汲み上げた三島の天然水を仕込み水として使用して醸造しています。 三島の天然水は、富士山の雪解け水が地下水となって、ゆっくりと時間を掛けて流れついた伏流水です。

Jam Dankness

 Cheers juice
JWP

 From a DDH
CAMPai HAZY

 Lemon and Grapefruit
Hard Seltzer

スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店のフードメニューは、 メインメニューであるスライダーバーガーのほか、地元の様々な食材を使ったビールと相性の良い料理を揃えています。 ｢スライダーバーガー｣は、欧米発祥の少し小さめなハンバーガーのことで、多くの種類を少しずつ食べたいという女性や、 量を気にする年配客、子供向けなど老若男女問わず好まれる人気スタイルのハンバーガーです。 そんなスライダーバーガーと出来立てのビールとのペアリングを楽しむことができます。


※出典：　REPUBREWのホームページより


※出典：　REPUBREWのホームページより

Natural Roots Studioを運営するRePuBrew合同会社は、 沼津や三島を拠点にクラフトビールの製造、ビアレストラン経営を手掛ける会社です。 そのRePuBrew合同会社の代表　畑 翔麻（はたしょうま）さんは、神奈川県川崎市の出身で、 前職は函南町にある酪農王国オラッチェで｢風の谷のビール｣の醸造に携わっていた醸造家兼、若き経営者です。 畑さんは、酪農王国を退職後に独立し、2016年10月にRePuBrew合同会社を設立。 そして、沼津市内にブルーパブ｢Repubrew｣を2017年4月1日にオープン。 同年11月1日には、自家醸造ビールの1stバッチであるペールエールをお披露目しました。

その後、Repubrewのクラフトビールは地元を皮切りに販売地域を拡大し、順調に出荷数を伸ばして行きました。 ところがしばらくすると消費に対し生産量が追いつかなくなり、 畑さんは2020年頃より新たな醸造拠点となりそうな物件を探し始めます。 そして、以前は土木･建設業社が工場として使用していた物件を見つけることができ、 早速2021年11月より工場の改修工事に取り掛かりました。 また一方で、同年10月29日より設備導入に向けた資金調達のため、クラウドファンディングを行いました（2022年1月3日終了）。 新工場では、｢地球ビール｣というコンセプトのもと、 太陽光発電を活用した自然のチカラでビール造りを進めるという発想が盛り込まれており、 屋根にはソーラーパネルが据え付けられました。

そして2022年2月には、中国から輸入したTUNWELL 騰威机械のプラントを搬入し、 翌月より接続工事などブルワリーの開業準備を進めて行きました。 2023年2月20日に、酒類等製造免許（ビール、発泡酒、スピリッツ）を取得。 免許取得と同時（2月20日）にNatural Roots Studioでの初仕込みに臨み、 同年3月12日に、1stバッチとなる｢Jam Dankness｣（ジャムダンクネス）が完成すると、 直営の店舗でお披露目となりました。

現在、Natural Roots Studioにおける醸造は、代表の畑さんを含め４名のブルワーで進めています。 その中の一人で、ブルワリーマネージャを務めるのが、布施 翔太（ふせしょうた）さんです。 布施さんは、滋賀県東近江市の出身で、前職までは東京で会社員をしていました。 元々ビールが好きで、クラフトビールにも結構はまっていたようで、 転職を検討した際に次はもっと趣味に走った仕事に就いてみたいと思い、ビール関係の仕事を検討したとのこと。 バー勤めというよりは、作り手側に興味を持っていたことからブルワリーへの進路を決め、2019年3月にRePuBrewに入社。 入社後、自社環境でビールづくりを学びました。

布施さんのご案内で、醸造所内を見せて戴きましたので、ご紹介します。


Natural Roots Studio


醸造設備　　【中国　TUNWELL 騰威机械のプラント】


仕込み設備　　【１バッチ（１ロットの生産量）が約2,000リットル】
左手のタンクが糖化槽（マッシュタン）、中央のタンクがろ過槽（ロイター）
左手奥が煮沸槽（ケトル）、その奥がワールプール、その奥が貯湯タンク（ホットリカー）


20バレルの糖化槽（マッシュタン）


左側が20バレルのろ過槽（ロイター）、　右側が20バレルの煮沸槽（ケトル）


左側が20バレルのワールプール、 右側の大小２基が貯湯タンク（ホットリカー）
湯タンクの奥が冷水タンク


作業ステップ上から眺めた糖化槽（右）と、　ロイター（左）


左手前が煮沸槽、　左手奥がワールプール、　正面の２基のタンクが貯湯タンク（右）と冷水タンク（左）





仕込み設備の横には、クラフトジンの蒸留器があります


手前から６基が、40バレルの発酵タンク、　その奥が貯酒タンク


一番手前がチラー用の冷水タンク、　次の２基が40バレルの貯酒タンク、　その奥が発酵タンク


缶の充填機（カンニングマシン）


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には、出荷を待つ缶入りケースやケグが積まれています


ケグの洗浄機


モルトのサイロが２基


モルトの保管庫、　左側のパイプはサイロからミルへのモルト輸送用パイプラインです


麦芽の粉砕機（ミル）


ホップ保管用プレハブ冷蔵庫





畑 翔麻さん


布施 翔太さん


Repubrewのこれまでのあゆみは、以下の通りです。
2016年10月13日RePuBrew合同会社を設立
2017年4月1日ブルーパブ｢Chef & Brewer Repubrew｣をオープン
2017年9月12日酒類等製造免許（発泡酒）を取得
2017年11月1日自家醸造ビールを販売開始
2020年9月9日｢スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店｣をオープン
2021年4月14日酒類等製造免許（スピリッツ）を取得
2022年2月第二工場の改修工事開始
2022年12月第二工場への醸造設備の搬入
2023年2月20日第二工場にて酒類等製造免許（ビール、発泡酒、スピリッツ）を取得
2023年2月20日第二工場での初仕込み
2023年3月12日第二工場での1stバッチ｢Jam Dankness｣を販売開始


ビアクルーズ管理人の一言：
2023年6月、静岡県三島市にある｢Natural Roots Studio｣を訪れました。 その後、｢スライダーハウス 24Tap リパブリュー三島店｣に寄って、ビールを購入して自宅で飲みました。 醸造所では、いろいろとお心遣いを戴き感謝しています。


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