仙南クラフトビール


ブルーパブ名:  仙南シンケンファクトリー ドイチェスハウス
電話番号: 0224-61-1150
住所: 宮城県角田市角田流197-4
定休日: 水木休
営業時間: 11:00~14:30、 17:00~21:00 (ディナータイムは、完全予約制)
ビールの種類: ピルスナー (ピルスナー)
ヴァイツェン (ヴァイツェン)
ミュンヘンラガー [販売終了] (ミュンヘンラガー)
スタウト (スタウト)
古代米エール (ライスエール)
ZAMURAI BEER (バーレーワイン)
はちみつクラフト (ハニーエール)
営業開始: 1997年7月
アクセス: 阿武隈急行線/角田駅西口から徒歩3分
URL: http://www.ja-miyagisennan.jp/einou/1417.html
Facebook: 仙南シンケンファクトリー
instagram: JAみやぎ仙南 シンケンファクトリー

製造元: みやぎ仙南農業協同組合 加工販売課 (旧 株式会社加工連)
電話番号: 0224-61-1150
住所: 宮城県角田市角田字流197番4 仙南シンケンファクトリー1階及び2階

仙南クラフトビールは、 宮城県角田市(かくだし)にある「仙南シンケンファクトリー」で製造しているビールで、 併設のレストラン「ドイチェスハウス」で飲むことができます。 仙南シンケンファクトリーには、ビアファクトリー(ブルワリー)の他に、 ハム・ソーセージ工房や料理教室を開催する「ファクトリーキッチン」、 地場産食材をふんだんに使用したドイツ料理を楽しめるレストラン「ドイチェスハウス」、 仙南クラフトビールをはじめ工場直売のハム・ソーセージや野菜、 民芸品などを販売するファクトリーショップ、セミナールームなどの施設を擁しています。 レストラン棟とハム工場棟は、向かい合って建てられており、その間が広い中庭のようになっていて、 クルマを駐車するスペースにもなっています。 レストラン棟のエントランスを入ると、左手にファクトリーショップ、右手にレストランの入口があり、 さらにレストランの奥に進むとビアファクトリー(ブルワリー)があります。 レストラン「ドイチェスハウス」の店内は、凝った造りの内装になっており、 風格を感じさせる落ち着いた空間になっています。
仙南シンケンファクトリーは、2025年2月を以って醸造を終了し、 同年3月にはレストランも閉店しました。


仙南シンケンファクトリーの「レストラン棟」


仙南シンケンファクトリーの「ハム工場棟」


レストラン棟のエントランス





レストラン「ドイチェスハウス」の店内








レストランからはガラス越しにブルワリーが眺められます


ビールのデリバリーカウンター


カウンターには5基のタップ

仙南クラフトビールは、蔵王山麓の雪解け水を仕込み水として使用し、原材料にはドイツ産やイギリス産の麦芽と、 チェコ産・ドイツ産のホップ、ドイツ産・イギリス産の酵母を使用して、本場ドイツの伝統的な製法で醸造しています。 ビール造りを始めるに当たり醸造技術は、新潟県のエチゴビールの指導を受けていました。
仙南クラフトビールの特長のひとつに、 地元 角田産の古代米(黒米)を使用したエールタイプの「古代米エール」があります。

ピルスナー

ヴァイツェン

スタウト

古代米エール


ピルスナー、 古代米エール、 ヴァイツェン

仙南シンケンファクトリーでは、 仙南クラフトビールの他にも「蔵王山麓ビール」[醸造終了]という銘柄でも販売していました。


レストランのメニューは、敷地内工場から直送のハムやソーセージを使った各種盛り合わせや、 フライドポテト、オニオンリング、フィッシュフライ、ピザなどビールとの相性の良いサイドメニューのほか、 各種サラダ類などが用意されています。また、ランチメニューも充実しており、パスタ、オムライス、 ビーフシチュー、各種ハンバーグ、サーロインステーキなどから選べます。


コンビネーションサラダ


ミックススペシャルピザ


仙南シンケンファクトリーの歩みを紐解くと、1997年7月に仙南農産加工農業協同組合連合会により、 レストランの運営、ビール醸造、ハム製造を開始しました。 そして、1998年4月1日に「みやぎ仙南農業協同組合」が発足すると、 1999年には仙南農産加工農業協同組合連合会は、みやぎ仙南農業協同組合に統合され、ビール醸造は一旦休止しました。 また、2000年にみやぎ仙南農業協同組合の子会社として「株式会社加工連」が独立し、2002年3月よりビール醸造を再開。 2004年にはハム製造から撤退し、ハム工場の運営を滝沢ハム株式会社へ移管。 その後、2019年4月1日には、株式会社加工連がみやぎ仙南農業協同組合に事業統合され、 レストランの運営、ビール醸造をみやぎ仙南農業協同組合 加工販売課が行なうことになりました。

ところが残念なことに、仙南シンケンファクトリーは、2025年2月に醸造を終了し、 同年3月にはレストランの営業も終了しました。 ちなみに同年4月からは、株式会社利久が運営権を継承し、「牛たん炭焼 利久角田店」としてリニューアルオープンしました。 当初は利久角田店の店内限定で仙南クラフトビールの在庫を販売、 また缶製品は同社が運営する「希望の丘醸造所」の製品を販売していました。


醸造設備  【1パッチ(1ロットの生産量)が2,000リットル】
中央が麦汁濾過釜


醗酵・熟成タンク


仙南クラフトビールのこれまでの経緯は、以下の通りです。
1972年仙南農産加工農業協同組合連合会を設立
1997年酒類等製造免許(ビール)を取得
1997年7月レストラン「ドイチェスハウス」をオープン
仙南クラフトビールを販売開始
1999年仙南農産加工農業協同組合連合会が、みやぎ仙南農業協同組合に統合
2000年株式会社加工連を設立(みやぎ仙南農業協同組合の子会社)
2002年株式会社加工連にて酒類等製造免許(ビール)を取得
2002年3月仙南クラフトビールを再販
2019年4月1日株式会社加工連がみやぎ仙南農業協同組合に事業統合
みやぎ仙南農業協同組合にて酒類等製造免許(ビール)を取得
2025年2月仙南クラフトビールを製造終了
2025年3月レストラン「ドイチェスハウス」を閉店


ビアクルーズ管理人の一言:
2012年12月、宮城県角田市にある「仙南シンケンファクトリー」のレストラン「ドイチェスハウス」を訪れて、 仙南クラフトビールを飲みました。



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