夢花まき麦酒醸造所 |
ブルーパブ名: | 夢花まき麦酒醸造所 | |
電話番号: | 0198-29-5840 | |
住所: | 岩手県花巻市東町5-3 2F | |
定休日: | 月曜休 | |
営業時間: | 16:00~22:00 | |
ビールの種類: | ラガー ライトエール ピルスナー ダークエール 苺&紅花 (フルーツ発泡酒) ぶどうエール (フルーツ発泡酒) りんごエール (フルーツ発泡酒) 山ぶどうエール (フルーツ発泡酒) ホワイト (ホワイトエール) メロン (フルーツエール) |
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営業開始: | 2013年1月11日 | |
アクセス: | JR東北本線、釜石線/花巻駅から徒歩20分、タクシーで5分 | |
URL: | http://www.yumehanamaki.com/ | |
製造元: | 株式会社宮城マイクロブルワリー 夢花まき麦酒醸造所 | |
電話番号: | 0198-29-5840 | |
住所: | 岩手県花巻市東町5-3 |
夢花まき麦酒醸造所(ゆめはなまきばくしゅじょうぞうじょ)を運営する宮城マイクロブルワリーは、
宮城県亘理町で1997年に創業したマイクロブルワリーです。
亘理町では醸造所とビアレストランを併設した「鳥の海ブルワリー」でビール造りをしていましたが、
その後花巻へ移転し、2013年1月に夢花まき麦酒醸造所をオープンしました。
夢花まき麦酒醸造所のある花巻市(はなまきし)は、岩手県の中西部、東に北上高地、
西に奥羽山脈を望む北上盆地に位置し、冬季はマイナス20℃近くまで気温が下がることもあるとても寒いところです。
市内には、南北に一級河川 北上川が流れ、市の西部には花巻温泉郷があるほか、
童話作家 宮沢 賢治(みやざわけんじ)生誕の地として知られています。
夢花まき麦酒醸造所の店内は、1階に地ビールの醸造所とパン工房「ロジ」があり、2階がビアレストランになっています。
夢花まき麦酒醸造所では、 原材料にオーストラリア産の麦芽とドイツ産、アメリカ産、チェコ産、イギリス産のホップを使用し、 地元 花巻のきれいな水を仕込み水として使用して醸造しています。 イチゴ、リンゴ、ブドウなどの果実を使ったフルーツビールをはじめ、名取特産のメロンを使ったフルーツビールや、 どぶろくにも挑戦しています。
夢花まき麦酒醸造所のフードメニューは、 はなまきホルモン、モツ煮、ソーセージ3種盛り、ガーリックトースト、2種類のブルスケッタ、 チーズサラミ、フライドポテト、枝豆、サラダ、自家製キムチ、漬け物盛り合わせなどのメニューを取り揃えています。
株式会社宮城マイクロブルワリーの代表取締役を務める原 勉(はらつとむ)さんは、
会計事務所や不動産業を経営する実業家で、その傍ら新規事業としてマイクロブルワリーを運営しています。
原さんがビール造りを始めた経緯は、ドイツを訪れた際に飲んだビールの美味さに感動したことから、
自身も地元でビール造りを始めたいと考えて1997年に宮城県亘理町へ醸造所とビアレストランを併設する「鳥の海ブルワリー」を開業しました。
鳥の海ブルワリーでは、ラガー系のビールのほか、
地元 亘理町産のイチゴや、リンゴ、ブドウを使ったフルーツビールなどを製造していました。
ところが、2011年3月11月に発生した東日本大震災の大津波で鳥の海ブルワリーは流出してしまいます。
醸造設備や原材料、そして建物まで全て跡形もなく流されてしまい、
建物の基礎しか残っていない更地の状態となってしまいました。
ビール事業再開の目途も立たない中、一度は「ビール事業はもうやめにしようか」と考えた原さんでしたが、
地元の客から「またここのビールが飲みたい」、「続けて欲しい」という暖かい声に支えられて、醸造所の再開を決意します。
しかし、当時は様々な事情から宮城県内でブルワリーを再開することが困難な状態だったため、
再起を図る場所を求めて岩手県花巻市へ移転することになります。
そして、2012年6月21日に花巻市内で酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
震災から1年半が経過した2013年1月11日に、
ビアレストランを併設する醸造所「夢花まき麦酒醸造所」をオープンしました。
こうして、宮城マイクロブルワリーは、新天地で心機一転、ビールの製造・販売を再開し再起を果たしました。
夢花まき麦酒醸造所の醸造設備は、500リットルの煮沸釜が1基と、500リットルの発酵&貯酒タンクが5基を備えており、
1バッチ(1ロットの生産量)が500リットルです。
同じ建物の2階に併設するビアレストランでは、
当初からソーセージ、プレッツェル、パンなどのおつまみとなるフード類を提供しており、
その後は台湾火鍋(しゃぶしゃぶ)なども扱うようになりました。
宮城マイクロブルワリーのこれまでの経緯は、以下の通りです。 | |
1997年1月23日 | 宮城マイクロブルワリーを設立 |
1997年10月 | 宮城県亘理町へ鳥の海ブルワリーを開業 |
1997年11月23日 | 自家醸造ビールを販売開始 |
2004年 | フルーツビールを提供開始 |
2011年3月11月 | 東日本大震災の大津波で鳥の海ブルワリーが流出 |
2012年6月21日 | 夢花まき麦酒醸造所として酒類等製造免許(発泡酒)を取得 |
2012年12月 | 夢花まき麦酒醸造所を操業開始 |
2013年1月11日 | 夢花まき麦酒醸造所をオープン、自家醸造ビールの販売を再開 |
ビアクルーズ管理人の一言:
2014年7月、岩手県花巻市にある「夢花まき麦酒醸造所」を訪れて、自家醸造のビールを飲みました。