秩父麦酒 |
ブルーパブ名: | まほろバル | |
電話番号: | 0494-26-7303 | |
住所: | 埼玉県秩父市番場町17-14 秩父表参道Lab.1階 | |
定休日: | 水木休 | |
営業時間: | 14:00~20:00 | |
ビールの種類: | 初熊 いきなりスマッシュ カスケードver. (ペールエール) 初熊 いきなりスマッシュ シトラver. (ペールエール) 林檎と熊 (フルーツエール) 新春ペールエール (ペールエール) かぼすとくま 強熊 ストロングセゾン 華〈ハナペールエール〉 (ペールエール) 雪〈ウイートセゾン〉 オーストラリアンレッドエール しろくま (ニューイングランド インディア ペールエール) ブルーベリーとくま (フルーツエール) |
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醸造開始: | 2017年11月25日 | |
アクセス: | 西武鉄道 西武秩父線/西武秩父駅から徒歩7分 秩父鉄道 秩父本線/御花畑駅から徒歩4分 |
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URL: | http://www.chichibu-lab.jp/index.php/shop/mahollobar/ | |
Facebook: | Mahollo BAR. クラフトビールの飲めるお店【まほろバル】 | |
製造元: | 合同会社 BEAR MEET BEER 秩父麦酒醸造所 | |
電話番号: | ||
住所: | 埼玉県秩父市下吉田3786番地1 | |
Facebook: | 秩父麦酒 | |
Online Shop: | https://chichibubeer.shop-pro.jp/ |
秩父麦酒(ちちぶびーる)は、埼玉県秩父市へ2017年に誕生したマイクロブルワリーで、
直営のカフェバー「Mahollo BAR.」(まほろバル)で味わうことができます。
秩父麦酒の地元 秩父市は、埼玉県の北西部に位置し市町村合併により県内で最も広い面積を有しており、
秩父山地に囲まれた盆地の中央に市街地が拡がっています。
秩父は、日本酒・焼酎・ワイン・ウイスキーなどの工場が幾つもあるところで、
秩父初のブルワリーも加わり全国屈指の酒の産地と言えるでしょう。
秩父麦酒が飲めるMahollo BAR.は、秩父市の市街地、秩父神社へ向かう表参道にあたる番場通りの商店街の一角にあり、
西武鉄道/西武秩父駅や秩父鉄道/御花畑駅などから比較的アクセスの良い場所にあります。
一方、秩父麦酒の醸造所は、市街地中心からクルマで約30分程の少し離れた場所にあります。
秩父麦酒は、原材料にイギリス産、ドイツ産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産、フランス産のホップを使用し、
両神山(りょうかみさん)より流れる吉田川から取水される秩父の水を仕込み水として使用して
醸造する非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールです。
第1弾の「初熊 いきなりスマッシュ」は、
SMaSH(スマッシュ)と呼ばれるビールで、
苦味を抑えたドリンカビリティーの高いペールエールです。
カスケードホップを使用したものと、シトラホップを使用したものの2種類が作られました。
※ SMaSHとは、Single Malt and Single Hopの頭文字を取ったもので、
1種類の麦芽と1種類のホップだけで造るビールのことです。
第2弾の「林檎と熊」は、リンゴを使ったフルーツエールで、スッキリしたフルーティーな味わいです。
初熊 いきなりスマッシュ カスケードver. |
初熊 いきなりスマッシュ シトラver. |
林檎と熊 |
秩父麦酒は、2017年12月後半からボトル入りの販売も開始し、その第1弾が「林檎と熊」でした。
Mahollo BAR.のフードメニューは、
自家製クミンスパイスの燻製ナッツ、オーガニックトルティーヤチップ、ビール屋さんのヘルシー唐揚げ、
枝豆のガーリック炒め、フライドポテト、フィッシュ&チップス、
ウィンナー2種盛り、生ハム・サラミの3種盛り、ピクルス盛り合わせ、
さっぱり大根サラダなど地元の食材を使ったビールとの相性の良い小皿料理が揃っており、
出来立ての秩父麦酒と合わせて味わえます。
秩父麦酒を醸造するBEAR MEET BEER(ベア・ミート・ビア)は、
2016年12月に設立した秩父を拠点に活動するクラフトビールメーカーです。
代表取締役社長の丹 祐夏(たんゆか)さんは、北海道旭川の出身で、
元々皮膚科・形成外科を専門にする医師の道を歩んで来た方です。
現在は隣町の皆野町にある病院で勤務医をしており、皮膚科医長という肩書と、
BEAR MEET BEERの代表取締役社長との2足のわらじを履いていることになります。
醸造責任者の丹 広大(たんこうだい)さんは、北海道函館出身で、
秩父麦酒のビール醸造を一手に取り仕切っています。ビール造りの研修は特段受けていませんが、
島根県の「ビアへるん」でお馴染みの島根ビールでボランティア・スタッフとして働いたり、
埼玉県小川町の麦雑穀工房マイクロブルワリーのワークショップに参加したりして、ビールの知識を養ってきました。
このお二人がビール造りを始めたきっかけとなったのは、2010年に新婚旅行でドイツを訪れた時に、
そこで飲んだオクトーバーフェストやボンのボンシュビールがとても美味しかったことから、
クラフトビールに興味を持ち始めたのが始まりでした。
秩父麦酒の立ち上げに際しては、
当初地元企業と共同での会社設立の話もあったのですが、
事業運営や販路などの諸事情から丹さんご夫妻のお二人だけで起業することになりました。
醸造設備の調達に関しては、
元々同じ埼玉県内の神川町で、2001年から5年ほど「ペア―エール」
という地ビールを醸造していた埼玉県営 神川温泉保養センターで使用していた設備を、
リユース(再利用)することにしました。2006年3月を以って神川温泉保養センターの醸造が終了した後、
秩父市内の日本酒の酒造メーカー「株式会社タイセー秩父菊水酒造所」がビール製造のために買い取った設備でしたが、
そのまま使用されることはなくお蔵入りしていました。
その10年近く使われていなかった醸造設備を、丹さんが2015年に購入することにしました。
また、醸造所の選定では、
秩父市街地の中心から北西へ約8Km程のタイセー秩父菊水酒造所の敷地内にある貯蔵庫として使われていた建物を、
改装して利用することにしました。
そして、2016年12月13日に合同会社BEAR MEET BEERを設立。
ちなみに、社名やトレードマーク、ビールの宣伝用ポップなどに熊が登場していますが、
お二人が北海道出身ということもあり、『熊が好き』ということからつけられています。
2017年10月16日には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
それから同年10月21日より初仕込みを開始しました。
そうして、同年11月25日に直営カフェバー「Mahollo BAR.」(まほろバル)で、
秩父麦酒の第1弾「初熊 いきなりスマッシュ」のお披露目に漕ぎ着けました。
こうして、丹さんご夫妻が二人三脚でつくりあげて来た「BEAR MEET BEER」が、
ビールメーカーとしての第一歩を踏み出すことになりました。
丹さんのご厚意で醸造所を拝見させて戴きましたので、ご紹介します。
秩父麦酒醸造所では、麦芽粕の一部を近隣の農家で再利用してもらっており、
サステナビリティもしっかりと考えています。
次は、秩父麦酒を販売している「Mahollo BAR.」(まほろバル)についてご紹介します。
秩父神社の表参道にあたる番場通りに建つ
「秩父表参道Lab.」(ちちぶおもてさんどうらぼ)へ、
2016年6月19日にオープンしたカフェとクラフトビールを楽しめるバルが融合したお店です。
「まほろバル」のネーミングの由来は、
『心地よい場所』まほろばを感じて戴きたいという思いから、「まほろば」と「バル」を掛け合わせたもので、
秩父神社の権宮司 薗田 建さんによって命名された店名です。
まほろバルの店舗が入る「秩父表参道Lab.」の建物は、
元々洋服店だったところをリノベーションした複合施設で、
インテリアショップとカフェ&バルが同居する形で入っています。
まほろバルは、秩父麦酒の直営とは言うものの運営はBEAR MEET BEERとは分かれています。
まほろバルのオーナー兼店長の坪内 純二(つぼうちじゅんじ)さんは、
地元 埼玉県秩父市の出身で、元々坪内さん自身もブルワーを目指していました。
同県内小川町の麦雑穀工房マイクロブルワリーのワークショップにも参加したことがあります。
そこでの丹さんとの出逢いによって同じ志を共有する者同士、協力してビール造りをしていくことになり、
ビールを醸造する醸造所と、ビールを販売する店舗(バル)とを、それぞれ役割分担していくこととなりました。
ビアクルーズ管理人の一言:
2017年12月、埼玉県秩父市にあるベア・ミート・ビアの秩父麦酒醸造所を見せて戴いてから、
「まほろバル」へ移動して、秩父麦酒を飲みました。