MIROC BEER


ブルーパブ名: MIROC BREWERY
電話番号: 0877-43-7067
住所: 香川県丸亀市北平山町2-5-15
定休日: 月火休
営業時間: 水~土: 17:00~24:00
日祝日: 12:00~22:00
ビールの種類: ブリティッシュエール (イングリッシュ ペールエール)
レモンレター (フルーツセゾン)
ニルヴァーナ (バーレーワイン)
醸造開始: 2018年2月7日
アクセス: JR予讃線/丸亀駅から徒歩10分
URL: https://www.miroc-beer.com/
Facebook: MIROC BEER

製造元: 株式会社ドットライン
電話番号: 0877-43-7067
住所: 香川県丸亀市北平山町二丁目21番地41



MIROC BEER(ミロクビール)は、 香川県丸亀市へ2018年に誕生した「MIROC BREWERY」(ミロクブルワリー)で醸造されるビールで、 併設のブルーパブで飲むことができます。
ミロクブルワリーのある丸亀市は、香川県の中西部に位置し、古くは丸亀城を擁する丸亀藩の城下町でした。 香川県と言えば、讃岐うどん(さぬきうどん)が有名ですが、 丸亀市内にも多くのうどん屋があり、人気店ではお昼前後ともなると長蛇の列ができるお店もあります。 一方、伝統産業としては、「丸亀うちわ」の製造で知られており、うちわの生産量は全国の9割を占めています。 ミロクブルワリーから歩いて数分のところには、 「うちわの港ミュージアム」といううちわを展示した博物館もあります。
このような丸亀市へ初のブルワリーとしてオープンしたミロクブルワリーは、 「非日常を気軽に味わってもらう空間」を提案し、気軽に利用してもらっている内に、 いつしか「日常」へと近づいてもらえるようなパブを目指しています。 ミロクブルワリーでは、自家醸造のビールと愛媛県の梅錦ビール、 そしてオーガニック野菜や果物を使ったスムージーをメインに提供しています。


ミロクブルワリー





ミロクブルワリーのエントランス





ミロクブルワリーの店内


フロアの奥(写真右手)からは、ガラス越しに醸造設備を眺められます


壁際のテーブル席


エントランス横のスペース


カウンター席





整然と並ぶグラスが壮観な眺め


カウンターの奥には、10本のタップ





ミロクビールは、原材料にイギリス産、ドイツ産、ベルギー産の麦芽とイギリス産、ドイツ産のホップを使用し、 竜王山(りゅうおうざん)に源を発する土器川(どきがわ)の伏流水を仕込み水に使用して醸造する非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールです。
レモンレターは、地元農家がつくる無農薬レモンをたっぷりと使用した華やかなフルーツセゾンです。

ブリティッシュエール

レモンレター

ニルヴァーナ


ミロクブルワリーのフードメニューは、 ミックスナッツ、枝豆、ジャイアントコーン、自家製鶏ハムなどのおつまみメニューから、 牛スジのビール煮、ローストビーフ、エビと野菜のアヒージョ、鶏のから揚げ、オニオンフライ、 レンコンチップス、ごぼうのから揚げ、そして各種ピッツァや各種サラダといったお食事メニューまで、 ビールと相性の良い料理を取り揃えています。


牛スジのビール煮


オーガニック フレッシュサラダ


オニオンフライ


レンコンチップス


ごぼうのから揚げ


ミロクブルワリーの代表兼、醸造責任者の岩城 知明(いわきともあき)さんは、岡山県倉敷市出身で、 高校時代に香川県へ移って来ました。
岩城さんは、以前バーで働いていたことがあり、 その頃の体験から自分でつくった酒の方が付加価値を付けられると考えて、 ビール造りを始めることにしました。またビールは、表現の自由度が高いと感じていたこともありました。
そうして、いよいよ自分のブルワリー「ミロクブルワリー」の立ち上げに向けて動きはじめます。

2017年8月中旬より、神戸の建築会社「TEAMクラプトン」によってビール工場とブルーパブの工事が開始され、 同年 10月1日に屋内の内装工事が完了、同年 11月7日にはビール工場へ中国製の醸造設備が導入されました。 1回の仕込み量(1バッチ)が約500リットルです。
醸造免許の取得には、お隣 愛媛県の梅錦ビールのバックアップを得て、同年 12月21日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 年が明けて 2018年1月2日より初仕込みを進めて行き、 同年 2月7日に第1弾「ブリティッシュエール」の販売に漕ぎ着けました。
また、同 2月15日にはミロクブルワリー併設のブルーパブをオープンしました。

ミロクブルワリーというネーミングについてですが、 いわゆるマイクロブルワリーのマイクロ「Micro」という文字は、「ミクロ」とも読みます。 そして、「Micro」の後ろの3文字を入れ替えて「Miroc」とすると、読み方も「ミクロ」から「ミロク」に変わります。 そこから『小規模であることをミリョク(魅力)に変えたい』という意味を込めて命名しました。
もうひとつの意味もあり、「弥勒菩薩」(みろくぼさつ)もイメージしています。 弥勒菩薩とは、弥勒の世の到来と共に現れ、善も悪も無く生ある者全てを救うとされる、 言わば救世主的な菩薩だったのです。そして麦酒(ビール)にも同様な力を持ち合わせていると信じており、 「麦酒で弥勒の世の実現!!」それこそが、ミロクブルワリーの目指すミッションであると考えています。

岩城さんへ今後の展開についてお尋ねすると、 バーレーワインやスタウトなどハイアルコール系のビールを中心に造って行きたいと考えており、 木樽を使ったバレルエイジなんかもやってみたいと語っていました。
ボトル入りの販売は、7月頃を予定しており、また通販での販売も計画しているそうです。

岩城さんのご厚意によりビール工場を見せてもらいましたので、ご紹介します。


ミロクブルワリーの醸造設備


仕込み設備
左側のタンクが糖化槽(マッシュタン)兼、ろ過槽(ロイター)、
中央のタンクが煮沸槽(ケトル)兼、ワールプール、
右側のタンクが貯湯タンク(ホットリカー)


500リットルの発酵&貯酒タンクが4基


プレハブ冷蔵庫


ケグの充填機


ビンの充填機


代表兼、醸造責任者の岩城 知明さん
ミロクブルワリーの名の由来である「弥勒菩薩」のポーズです


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年4月、香川県丸亀市にある「ミロクブルワリー」を訪れて、ミロクビールを飲みました。



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