ブリューパブ センターポイント |
ブルーパブ名: | BREWPUB CENTER POINT | |
電話番号: | 06-6450-8296 | |
住所: | 大阪府大阪市北区浮田2-5-8 | |
定休日: | 不定休 | |
営業時間: | 平 日: 15:00~23:00 土日祝: 12:00~23:00 |
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ビールの種類: | 白 (ウィート系、ヴァイツェン系など) 黒 (ポーター、スタウトなど) 琥珀 (ESB、ビター、ペールエールなど) IPA (インディア ペールエール系) |
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醸造開始: | 2018年4月29日 | |
アクセス: | Osaka Metro 谷町線/中崎町駅から徒歩4分 Osaka Metro 谷町線、阪急千里線、阪急千里線/天神橋筋六丁目駅から徒歩4分 |
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URL: | http://brewpub.co.jp/ | |
Facebook: | ブリューパブセンターポイント Brewpub Center Point | |
Online Shop: | https://kotobuki.handcrafted.jp/ | |
製造元: | ブリューパブスタンダード株式会社 | |
電話番号: | 06-6450-8296 | |
住所: | 大阪府大阪市北区浮田2丁目5番8号及び9号 | |
URL: | http://brewpub.co.jp/ |
BREWPUB CENTER POINT(ブリューパブ センターポイント)は、大阪市北区へ2018年に誕生したブルーパブで、
大阪・谷町のBrewpub Tetard Vallee(ブリューパブ テタールヴァレ)の2号店になります。
テキサス流バーベキューが自慢のお店で、
ビーフ・ポーク・チキンそれぞれのうまみを引き出したスパイシーな料理とビールとのマリアージュを楽しめるところです。
ブリューパブ センターポイントでは、
原材料にイギリス産、ドイツ産の麦芽とイギリス産、ドイツ産、アメリカ産、ニュージーランド産のホップを使用し、
地元 大阪の水を仕込み水として使用して醸造しています。
基本的に、「白」、「黒」、「琥珀」、「IPA」の4種類が定番枠で、
毎回異なるレシピと異なる副原材料を使って醸造しています。
白 |
黒 |
琥珀 |
IPA |
BREWPUB CENTER POINTのオーダーの仕組みは、入店後まず席を確保して、
ビールやドリンク類のオーダーは、店内奥のデリバリーカウンターで注文します。
また、肉料理は、店内入口にある肉料理の販売コーナー(ショーケース)で注文します。
会計は、いずれもキャッシュ・オン・デリバリー方式(都度、現金払い)です。
BREWPUB CENTER POINTの料理の目玉は、本場テキサススタイルのバーベキュー料理になります。主なメニューは、
じっくりスモークした牛肉にスパイスをたっぷりまぶした「DRY RUB ブリスケ」や、
牛肉の希少部位であるミズシを塩コショーした「ローストビーフ」、
小さめのスペアリブ(豚)の塊にスパイスをまぶしてローストした「DRY RUB 骨付きバックリブ」、
マスタード・ジンジャー・醤油で味付けしたスペイン産の豚による「ガリシアポーク」、
ピリ辛スパイスの効いた国産鶏の骨付きモモ肉をローストした「ケイジャンチキン」などです。
オーナーが2006年頃に米ニューヨークのブルックリンへ行った際に、
「Fettoso」(フェテソー)というレストランで食べたテキサス流バーベキューにすっかり惚れ込んでしまい、
BREWPUB CENTER POINTのオープンに向けて2018年1月に再度ブルックリンを訪れ、
オーナー自らそのレストランで調理法やレシピを教わり、
帰国後に味の記憶を頼りに現地の味を再現しようと試行錯誤を繰り返して完成した料理です。
※レストラン名の「Fettoso」とは、ドイツ語で「太った豚」という意味だとか。
テキサス州の肉料理は、低い温度でゆっくり薫製し軟らかく仕上げるのが特長で、
産地や部位で肉に向き不向きがあり、国産牛はあまりバーベキューに合わなかったため、
アメリカ産の牛肉を輸入して使用しているとのこと。
サイドメニューとしては、グリーンサラダ、焼きブロッコリ、自家製ピクルス、いろいろナッツ(MIXナッツ)、
フライドポテト、チリコンカンなどから選べます。
また、ランチメニューとしては、プルドミートプレートが用意されており、
肉の塊を柔らかくなるまでローストし、裂いた状態に自家製甘辛ソースで和えた「特製プルドミート」と、
チリコンカン、サラダ、日替わりの付け合わせ2種、ライ麦パンなどがセットになったメニューです。
ブリューパブ センターポイントを運営するブリューパブスタンダードの代表取締役兼、
醸造責任者の松尾 弘寿(まつおこうじ)さんは、
大阪府八尾市の出身で、長年に亘り飲食店業に携わって来た経験から、
ブルーパブを通して新たな飲食業の可能性を広げて行きたいと考えている経営者であり醸造家です。
松尾さんは、調理師の専門学校を卒業後、
上京して渋谷や目黒を中心に飲食店で調理師として働いていました。
そこでは、調理業務の傍ら営業やサービス、経理などのスキルも身に着けることができました。
その後、大手コーヒーチェーンに転職し、2011年まで東京で勤務した後、
大阪へ転勤となり生まれ故郷である大阪へ再び戻って来ました。
それまでにカフェの店長を務めたり直営店の統括マネージャーを担当するなど、
チェーン店企業での運営業務も経験してきました。
松尾さんがビール造りを始めるに至った経緯は、東京で暮らしていた20代前半の頃にさかのぼります。
かつて恵比寿にあった「Inish more」(イニッシュ モア)
というパブでヤッホー・ブルーイングの「よなよなリアルエール」を飲んだのが、クラフトビールとの出逢いでした。
それ以来、クラフトビールに興味を持つようになり、やがてブルーパブの存在を知るとブルーパブ開業を決心します。
それまでに勤務してきた3軒の飲食店や、チェーン店企業での業務経験を活かして、
松尾さんはブリューパブの起業を目指して、準備を開始しました。
大手コーヒーチェーンを退職し、ビール造りを学ぶため、
2013年7月から大阪府高槻市の「大阪國乃長ビール」で知られる壽酒造に入社し、そこで2年間ほどビール製造に従事します。
修行の場を壽酒造に選んだ理由は、大阪周辺の醸造所の中で比較的自宅から近くて通い易すかったからとのこと。
そして、いよいよ自身のブルーパブの開業に向けて動き出します。2015年7月に壽酒造を退職し、
店舗の契約や内装工事、設備の導入など開業に向けた準備を進めて行った結果、
2016年4月23日に大阪市内のオフィス街へ「ブリューパブ テタールヴァレ」をオープンします。
その後、同年8月1日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得、同年9月24日には念願の自家製ビールの販売開始に漕ぎ着けました。
ブリューパブ テタールヴァレの開業から経営が軌道へ乗ると、2店舗目のブルーパブの開業準備にかかりました。
新たな店舗は同じ大阪市内で、ブリューパブ テタールヴァレからは、
直線距離で約3Kmほど北へ上ったところにある元は製本工場だった建物です。
建物の1階、工場と住宅部分をつなげた広さ132㎡のフロアに、飲食店舗と醸造所を配置しました。
醸造所には、40㎡ほどの広さを確保することができました。
2018年3月19日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、翌々日の3月21日より初仕込みを開始しました。
同年3月29日にはブリューパブ センターポイントをプレオープンし、同年3月31日にグランドオープンを迎え、
同年4月29日には店内自家醸造のビールの販売を開始しました。
ブリューパブ センターポイントの醸造設備は、1バッチ(1回の仕込み)が230リットルの設備です。
すべて国産で、松尾さんが自ら設計し、東大阪の町工場でオーダーメイドで製作してもらったものです。
1バッチが比較的少量生産であることを強みと捉えて、毎回異なった個性的なビールを造り続けています。
基本的には、「白」、「黒」、「琥珀」、「IPA」という4種類のビールを常にラインナップしていますが、
それぞれのスタイルはバッチ毎に変化していくように仕込んでいます。
よって、来店の度に少しずつ違った味や風味を楽しめるという趣向になっています。
今後の展開について松尾さんのお考えとしては、ビールメーカーになるつもりはなく、
あくまで『ブルーパブ』という業態にこだわって事業展開を進めて行き、
クラフトビールの美味しさ、楽しさ、文化をより多くの人々へ伝えて行きたい。
そうすることで、多くの人にクラフトビールを知ってもらい、
嗜好品から生活必需品に変わっていくようなクラフトビールを発信して行きたいと考えています。
松尾さんのご厚意により、醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介します。
ビアクルーズ管理人の一言:
2018年8月、大阪府大阪市北区にある「ブリューパブ センターポイント」を訪れて、自家醸造ビールを飲みました。