Session's Brewery


ブルーパブ名:  Fuel store
電話番号: 082-533-8622
住所: 広島県広島市中区江波東1丁目12-39
定休日: 火曜休
営業時間: 平 日: 14:00~22:00
土曜日: 12:00~22:00
日曜日: 12:00~18:00
ビールの種類: the SMASH (インディア ペールエール)
OYSTER CTIY Pale Ale (ペールエール)
OYSTER CTIY Stout (スタウト)
Bruno Lager (アメリカン アンバーラガー)
Bruno Citrus[広島シトラスエール] (ベルジャンエール)
Bruno SMASH (インディア ペールエール)
Xmas Ale
醸造開始: 2018年5月11日
アクセス: 広島電鉄 江波線/江波電停から徒歩すぐ
Facebook: Session’s Brewery
instagram: Session’s Brewery
Online Shop: https://sessions.thebase.in/

製造元: 合同会社Session's Brewery
電話番号: 082-533-8622
住所: 広島県広島市中区江波東1丁目12番39号 水野ビル1F

Session's Brewery(セッションズ ブルワリー)は、広島県広島市へ2018年に誕生したマイクロブルワリーです。 広島電鉄の路面電車 江波線の終着駅「江波(えば)停留場」からすぐ、 通りに面した建物の1階に Session's Breweryの醸造所と併設のブルーパブ「Fuel store」(フエルストア)があります。 そのフエルストアでは、 出来立てのクラフトビールと料理、音楽、珈琲、本などが少しずつ詰まった心地よい空間を提供しています。
Session's Breweryで造られるビールは、フエルストアのほか、 広島駅エキニシのビアレストラン「Sunny Day Beer」(サニーデイ ビア)をはじめ、 広島市内の飲食店でも順次販売されています。
Session's Breweryは、2022年8月に移転しました。


Session's Breweryがある「水野ビル」


左手がSession's Brewery併設のブルーパブ「フエルストア」、 右手がSession's Breweryの醸造所


夜はこんな感じ
※出典: https://www.facebook.com/bysessions/



フエルストアの店内


店内奥には、ゆったり音楽を楽しむためのオーディオセットを配置


店内からガラス越しに醸造所の様子を眺められます


壁際のテーブル席


カウンター席


ビールのデリバリーカウンター


デリバリーカウンターには3本のタップ




Session's Breweryでは、ペールエール、スタウト、ラガーの3種類が定番となっていて、 その他いろんなバリエーションの個性豊かなビールを順次醸造しています。 原材料には、イギリス産、ドイツ産、アメリカ産の麦芽と、 イギリス産、ドイツ産、アメリカ産、ニュージーランド産のホップを使用し、 牡蠣に浸した水を100%仕込み水として使用して醸造しています。 この仕込み水は、 牡蠣を加工する牡蠣打ちの水産会社が集まる地元 江波の「かきうち通り」で調達した牡蠣を使って、 地元 広島の水にそれらの牡蠣を一晩漬けておくことでつくられる、 カルシウムなどのミネラル分をたっぷり含んだ良質な水です。 牡蠣をふんだんに使えるところが、やはり広島のブルワリーの強みと言えるでしょう。
「the SMASH」や「Bruno SMASH」の『SMaSH』(スマッシュ)とは、Single Malt and Single Hopの略で、 1種類の麦芽と1種類のホップだけで造るビールのことを言います。


Bruno Lager、 OYSTER CTIY Stout、 Bruno SMASH


OYSTER CTIY Pale Ale、 Bruno Citrus

フエルストアのフードメニューは、 麦チョコ、柿ピー、バナナチップなどのスナック菓子から、 ピクルス、ソーセージ、チーズ盛り合わせ、枝豆のペペロンチーノ、〆鯖のバジルソースなどのアラカルトメニュー、 ナポリタン、温玉キーマカレー、南インド風カレー、バケットサンド、 各種サラダ類などのお食事メニューから選べます。
お薦めは、「南インド的おでん」という妙なネーミングのおでんで、 南インドのスパイスを入れた出し汁で味付けされた手羽、こぼう天、肉団子、エリンギ、ソーセージ、 人参、丸ごとトマト、厚揚げ、玉子、大根などの具から選べるビールと相性の良い一品です。


南インド的おでん
※出典: Session’s BreweryのFacebookより


Session's Breweryは、 マイクロブルワリーの空白地帯だった広島市内へ、9年振りに出来たマイクロブルワリーです。 Session's Breweryの母体は、広島駅西側にあるビアレストラン「Sunny Day Beer」(サニーデイ ビア) を運営している株式会社Session's(セッションズ)という会社です。 このSunny Day Beerは、広島駅南口(ASSE側)近くへ2015年7月7日にオープンしたビアレストランで、 海外からの輸入ビールや国産のクラフトビールなど様々なビールを扱っているお店です。 そのセッションズでは、Sunny Day Beerでいろいろな美味しいビールを提供しているうちに、 自分たちで造るビールも提供して行きたいという思いが募り、 醸造所の立ち上げに向けて動き始めることになりました。

そうして、2017年夏に広島県広島市中区の江波地区にある物件(水野ビル)を契約する運びとなり、 同年9月14日に醸造所の運営を担う合同会社Session's Breweryを設立しました。 そして、同年12月に醸造設備を導入すると、2018年2月28日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年4月25日より初仕込みを開始し、 同年5月11日には自家醸造ビールの第1弾「the SMASH」(ザ・スマッシュ)の販売を開始しました。
その後、同年10月13日にはSession's Breweryに併設するブルーパブ「Fuel store」をオープンしました。 「Fuel store」の店名の由来は、日本語で「楽しいことが増える」の「フエル」と、 "fuel"が英語で「燃料」を意味することを掛けてネーミングしました。

Session's Breweryのヘッドブルワーを務める吉松 憲一(よしまつのりかず)さんは、広島県廿日市市の出身で、 20歳から15年間は東京で過ごしていました。2010年に再び広島へ戻って来ると、しばらくは飲食店で勤務していました。 Sunny Day Beerを運営するセッションズの社長と連絡を取った際に、「ビールを造ろうと思っている」という社長の話から、 2017年4月には吉松さんもビール造りに参画することを決心しました。
その後、ビール造りを学ぶため、同年5月に2週間ほど島根県江津市にある石見麦酒で研修を受けてきました。

Session's Breweryでは、1バッチ(1回の生産量)が、100~150リットルくらいという比較的少量生産なのですが、 そうした分、色々なバリエーションのビール造りに挑戦して行きたいと考えています。
吉松さんへ今後のビール造りの方向性についてお尋ねすると、 「いろいろ手を出すのではなく、1つ1つのビールを丹念に造って、研ぎ澄まして行きたい。」と語ってくれました。

吉松さんのご厚意により醸造所内を見せて戴きましたので、ご紹介します。


醸造設備


仕込み設備
左側が糖化釜(マッシュタン)兼、ロイター、 右側が煮沸釜(ケトル)兼、ワールプール


150リットルの発酵タンクが5台
※島根県江津市の石見麦酒で考案されたビニール袋を活用した発酵タンクです


冷蔵庫が2台


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には、出荷を待つケグとボトルが貯蔵されています


ヘッドブルワーの吉松 憲一さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年8月、Session's Breweryのビールは、広島県広島市中区にある「Session's Brewery」からクール便で取り寄せて、自宅で飲みました。
2018年11月、Session's Breweryとフエルストアを訪れました。



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