鋸南麦酒


ブルーパブ名: 道の駅 きょなん 「鋸南町観光物産センター」内、鋸南麦酒にて販売
電話番号: 0470-29-5454
住所: 千葉県安房郡鋸南町吉浜517-1
定休日: 月曜休
営業時間: 10:00~17:00
ビールの種類: きょなんゴールデンエール (ブロンドエール)
アメリカンペールエール
ホワイトエールナルシス (ベルジャンホワイト)
トーキョーベイポーター (ブラウンポーター)
醸造開始: 2018年4月28日
アクセス: JR内房線/保田駅から徒歩20分
JR内房線/安房勝山駅から徒歩30分、タクシーで8分
URL: http://kyonanbeer.com/
Facebook: 鋸南麦酒
Online Shop: https://kyonanbeer.com/shop/

製造元: きょなん株式会社
電話番号: 0470-29-5454
住所: 千葉県安房郡鋸南町吉浜517番地1 鋸南町観光物産センター
本社住所: 千葉県安房郡鋸南町保田478番地104

鋸南麦酒(きょなんばくしゅ)は、千葉県鋸南町へ2018年に誕生したマイクロブルワリーです。
鋸南麦酒がある鋸南町は、千葉県の南部、南房総に位置する東京湾に面した町で、 水仙の日本3大群生地の1つとして知られており冬の風物詩となっています。 ※※水仙の日本3大群生地とは、淡路島(兵庫県)、越前海岸(福井県)、南房総・鋸南町(千葉県)の3ヶ所です。
鋸南町には、鋸山(のこぎりやま)という尾根がギザギザなシルエットになった山があり、霊場としても知られています。 「鋸南」という町名は、1959年(昭和34年)3月に町が出来た際に、山の側に位置することからその名が付きました。
木更津から館山へ縦断する国道127号線、 通称「内房なぎさライン」沿いにある道の駅 きょなんの敷地内に建つ鋸南町観光物産センターの中に鋸南麦酒はあります。 東京湾に面した海沿いのドライブインというシチュエーションで醸造される鋸南麦酒は、 南房総の風を感じる開放的なイメージがあります。 館山自動車道や富津館山道路の開通により、首都圏から少しだけ近くなった感じがしますが、 今も南房総の海岸線にはのんびりとした雰囲気があり、訪れた人々をほっとさせてくれます。
鋸南麦酒は、鋸南町観光物産センターにある鋸南麦酒の売店で購入できるほか、近隣の各道の駅でも購入できます。 今後は、近隣の観光施設や飲食店、千葉県内の酒販店、ビアバーやパブなどへも販路を拡大していく予定です。


内房なぎさライン(国道127号線)沿いにある「道の駅 きょなん」


鋸南町観光物産センター


鋸南麦酒





鋸南麦酒のエントランス


鋸南麦酒の店内




鋸南麦酒は、原材料にドイツ産、カナダ産、イギリス産の麦芽とアメリカ産、イギリス産、ドイツ産のホップを使用し、 鋸南町のシンボルである鋸山から流れる地元 鋸南の水を仕込み水に使用して醸造する非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールです。 また、すべてのビールに鋸南産の農産物や加工品を副原料として使用しています。
きょなんゴールデンエールは、鋸南町産のお米を使用。
アメリカンペールエールは、鋸南町産レモンを使用。
ホワイトエールナルシスは、鋸南町産の甘夏と山椒を使用した小麦のビールで、 鋸南町の冬の名物水仙から「ナルシス」と命名しています。(但し、水仙の成分は含んでおりません)
トーキョーベイポーターは、鋸南町内の藁珈琲洞の自家焙煎コーヒーを使用。
ボトルの裏ラベルには、それぞれ使用している副原料の生産者名が記載されていて、 地場産のモノを使っていることを(JAみたいに)アピールしています。


きょなんゴールデンエール、 アメリカンペールエール


ホワイトエールナルシス、 トーキョーベイポーター

鋸南麦酒を製造するきょなん株式会社は、 鋸南町の観光事業や特産物の企画・製造・販売、情報コンテンツの企画・制作・発信、 鋸南町内施設の管理・運営、各種イベントや研修などの企画・運営、 そして事業経営に関するコンサルティングなど地域に不足している事業を担っていくことを目的としてできた企業で、 地元住民と移住者が集まり 2017年3月3日に設立されました。(代表取締役 安田 景憲氏)
事業を開始するに当たり最初に取り組んだのが、 地域内で競合しない食品加工業ということで発泡酒の製造・販売を手掛けることになり、 地域の農産物を使用して持続的経済効果と雇用の創出を目指して活動しています。

事業としてビール造りを選定した理由は、鋸南町に製造業を根付かせたいという思いからでした。 鋸南町には、漁業、農業、観光業はありますが製造業がありませんでした。 そんな中、2016年に島根県江津市(ごうづし)にある石見麦酒(いわみばくしゅ)の存在を知る機会があり、 そんなことからビール造りという活動についても知ることができ、鋸南町でもビール造りを始めることで、 鋸南町の製造業の1つとなるのではないかと考えたことからビール造りを始めることにしました。

鋸南麦酒の工場長を務める岡村 拓寛(おかむらたくひろ)さんは、神奈川県横浜市の出身で、 鋸南町へは 2015年に移住して来ました。(移住者の一人です) 子供の頃は、両親が転勤族だったことから様々な土地を転々としていて、アメリカに住んでいたこともありました。
鋸南町へ来ることになったきっかけは、鋸南町雇用創造協議会の求人に応募したことからでした。 鋸南町雇用創造協議会は、国の施策にある地域創生を目的として、 鋸南町内で仕事のサポートを行う団体として2015年度~2017年度の3年間に亘り活動していました。 岡村さんは、2015年に同協議会の求人に応募して、その一員となりました。
その後、きょなん(株)の話が持ち上がり、設立と同時に2017年3月に入社することになりました。

ビール造りを始めるに当たり、岡村さんは 2017年8月末からの2週間と、2018年3月に1週間ほど、 石見麦酒へ研修を受けに行きビール造りを学んできました。
鋸南麦酒の醸造所設置にあたっては、 道の駅 きょなん内の鋸南町観光物産センターにあった空き店舗を活用することになりました。 醸造設備は、仕込み用のタンクが2基と、 冷蔵庫タイプ(石見麦酒方式)の発酵タンクを大小合わせて6基導入しました。
2018年3月23日には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年4月初に初仕込みを行い、同年4月28日には2種類を皮切りに自家醸造ビールの販売を開始しました。 そして、同年6月3日に鋸南麦酒の売店もグランドオープンを迎えました。

ボトルラベルのデザインは、鋸南町のシンボル鋸山(のこぎりやま)と、波打つ東京湾、 そして、鋸南町に古くから伝わる巨人伝説にでてくる「デーデッポ」が鋸山越しに覗き込んでいる絵柄になっています。 デーデッポは、その昔、房総あたりに現れたと言われる伝説の巨人で、 日本の巨人伝説「ダイダラボッチ」の房総版みたいな感じです。 その「デーデッポ」をイラスト化したところ、頭の形が岡村さんに似ているということから、 岡村さんをイメージしたメガネを掛けたキャラクターになったとのこと(笑)

鋸南麦酒では、1バッチが130リットル( 330ml瓶で約390本分)という少量生産を活かして、 生産量をコントロールし易い小回りの効くビール造りを進めています。
岡村さんに今後の鋸南麦酒について尋ねると、 「鋸南麦酒の売店を立ち飲み場として活用して行きたい。従業員が増えたらフード類の提供もして行きたい。 2019年3月までに定番ビールを5種類から6種類くらいに増やして行きたい。 雇用を増やすという会社の目的を果たす意味で、あと1~2名を社員として増員して行きたい。 海外進出も検討しており、ゆくゆくはビールを積極的に海外へ輸出して行きたい。」と語っていました。

工場長の岡村さんのご厚意で醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介します。


仕込み設備
左側が糖化釜(マッシュタン)、 右側が煮沸釜(ケトル)


150リットルの発酵タンクが4台
※島根県江津市の石見麦酒で考案されたビニール袋を活用した発酵タンクです


60リットルの発酵タンクが2台


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫内には瓶詰めされて出荷を待つビールが積まれています


左写真が瓶の洗浄機、 右写真が瓶の充填機


鋸南麦酒の工場長 岡村 拓寛さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年10月、千葉県鋸南町にある道の駅 きょなんの「鋸南町観光物産センター」内にオープンした鋸南麦酒を訪れて、 4種類の自家醸造ビールを自宅へ持ち帰り、飲みました。
岡村さんには、お心遣いを戴き感謝しています。



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