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Hiroshima Micro Brewery |
ブルーパブ名: | KeMBY`s Brew Pub | |
電話番号: | 082-249-6201 | |
住所: | 広島県広島市中区大手町2-9-13 | |
定休日: | 無休 | |
営業時間: | 月~木: 17:00~24:30 金曜日: 17:00~25:30 土曜日: 12:00~25:00 日曜日: 12:00~23:30 |
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ビールの種類: | KeMBY`s wabisabi IPA (インディア ペールエール) KeMBY`s wabisabi ALE (イングリッシュ ブラウンエール) RED IPA (インディア ペールエール) Hazy IPA (ニューイングランド インディア ペールエール) Stout (スタウト) Session IPA (セッション インディア ペールエール) |
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醸造開始: | 2018年4月16日 | |
アクセス: | 広島電鉄 市内線/袋町電停から徒歩約1分 | |
URL: | https://www.kembyshiroshima.com/ | |
Facebook: | ケンビーズ (Kemby's Brewpub) | |
製造元: | 株式会社Hiroshima Micro Brewery | |
電話番号: | 082-249-6201 | |
住所: | 広島県広島市中区大手町二丁目9番13号 |
Hiroshima Micro Brewery(ヒロシマ マイクロブルワリー)は、
広島県広島市中区へ2018年に誕生したマイクロブルワリーです。
広島市内のほぼ中心部、平和記念公園や原爆の資料が所蔵されている広島平和記念資料館から元安川を挟んだ反対側、
広電の袋町電停にほど近いダイニンクバー「KeMBY`s Brew Pub」(ケンビーズ ブリューパブ)の店内に併設するブルワリーです。
KeMBY`s Brew Pubは、古き良きアメリカのカフェをイメージしたお店で、
店内にはビリヤード卓があったり、パーティーにも使い勝手の良さそうな大きなテーブルの客席や、
店の奥まで長く延びたカウンター席などホール感覚のお店です。
そんな雰囲気の中で、和牛のハンバーガーやチーズがとろけるシカゴスタイルの肉厚なピザ、
ブリトーなどボリューム感のあるメニューと国内外のクラフトビールを楽しく味わえるダイニングバーです。
自家醸造ビールとゲストビールを合わせて14タップ、それとアサヒスーパードライ2種を含め全16タップを備え、
常に10~12種類のクラフトビールを提供しています。
Hiroshima Micro Breweryでは、原材料にアメリカ産、ドイツ産、イギリス産の麦芽とアメリカ産のホップを使用し、
地元 広島の水を仕込み水として使用して醸造しています。
副原料には、広島県産レモンの果皮なども使用しています。
KeMBY`s wabisabi IPA、KeMBY`s wabisabi ALE、RED IPA、Stoutの4種類の定番ビールのほか、
季節限定ビールを提供しています。
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KeMBY`s wabisabi IPA |
KeMBY`s wabisabi ALE |
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RED IPA |
Stout |
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Session IPA |
KeMBY`s Brew Pubのフードメニューは、レギュラーメニューのほか、土日向けのランチメニューがあります。
レギュラーメニューは、和牛のハンバーガーやシカゴスタイルの肉厚なピザを中心に、
和牛のステーキ、チキンやソーセージの燻製品、ナチョス、タコライス、各種サンド、各種ブリトー、
各種ファヒータス、スープ類、サラダ類などのメニューが揃っています。
Hiroshima Micro Breweryは、
マイクロブルワリーの空白地帯だった広島市内へ、9年振りに出来たブルーパブです。
Hiroshima Micro Breweryの代表取締役でKeMBY`s Brew Pubの店主のPrakash Lamichhane(プラカッシュ・ラミチャネ)さんは、
ネパールの出身で、1997年に広島へ移住して来ました。
2003年から広島市内の飲食店で働き始め、2006年には東京へ出て飲食店に勤務していました。
その後、KeMBY`s Brew Pubを始めるために2010年、再び広島へ戻ってきました。
KeMBY`s Brew Pubの店舗は、元々アメリカ人と日本人の2人のオーナーによって、
1999年4月30日に「KeMBY`s CAFE」(ケンビーズカフェ)という名で開業したカフェバーでした。
開業当初は、店内奥のステージで毎週末にライブ演奏が行われていたようですが、
ライブで騒々しくなると帰ってしまう客が出てきて、徐々にライブ演奏は減って行ったようです。
オーナーの1人であるアメリカ人がケビンさんと言う方で、
そのケビンさんにはガンビーさんという友人がいて、
「Kevin」の"Ke"と「Gumby」の"MBY"をくっつけて「KeMBY`s」というネーミングになったとのこと。
そのKeMBY`s CAFEのオーナーのケビンさんが米国へ帰ることになり、
プラカッシュさんは、その店舗をそのまま引き継いでオーナーとなることになり、再び広島へ戻って来ることとなります。
そうして、プラカッシュさんは新オーナーとして2010年9月20日にKeMBY`s CAFEをリニューアルオープンしました。
プラカッシュさんがビール造りを始めた経緯は、
元々クラフトビールが好きだったので、いつかは自ら造ってみたいと考えていたのですが、
日本国内ではビール製造に関する法律がややこしいと感じていたプラカッシュさんは、なかなか踏み出せずにいました。
しかし、2018年4月にまた税法が変わることを知って、一念発起して酒造免許を取得することにしました。
そしてプラカッシュさんは、
2017年3月に愛知県岡崎市へHyappa Brewsのクレイグ・モーリーさんを訪ねて相談したり、
島根県江津市にある石見麦酒の山口厳雄さんを訪ねてビール造りを学びました。
それからブルワリー運営に向けて、2017年9月29日に株式会社Hiroshima Micro Breweryを設立しました。
2018年1月から、かつてライブに使用していた店内奥の舞台を改装して醸造室を設置し、醸造設備を導入しました。
同年2月28日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得、同年3月21日に初仕込みを行いました。
こうして同年4月16日には、
いよいよ「KeMBY`s Brew Pub」の始動とも言うべき遂に自家醸造ビールの販売開始に漕ぎ着けました。
プラカッシュさんにHiroshima Micro Breweryの今後について尋ねると、
「まずは、年間 6,000リットルを販売していくことに集中し、
美味しいビールをどんどん造っていきたい。そうして生産量の拡大を図っていって、
2019年には自家製ビールを常時6~8種類程度ラインナップしていきたい。
また、基本的に店内での販売が中心だが、
2019年からは、東京のみ限定して樽生の販売を始めたい。
2~3年後には、瓶入りビールの販売も考えている。」と語ってくれました。
Hiroshima Micro Breweryでは、1バッチ(1回の生産量)が70~80リットルで、
週に2~3回(8~12回/月間)のペースで醸造しており、
生産量は、月産900リットル前後(年間約 11キロリットル)程度を目指しています。
プラカッシュさんのご厚意で、醸造設備を見せてもらいましたのでご紹介します。
ビアクルーズ管理人の一言:
2018年11月、広島県広島市中区にある「KeMBY`s Brew Pub」を訪れて、
自家醸造ビールを飲みました。
プラカッシュさんには、お心遣いを戴き感謝しています。