幕張ブルワリー |
ブルーパブ名: | 幕張ブルワリー | |
電話番号: | 043-307-1962 | |
住所: | 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-21 | |
定休日: | 水曜休 | |
営業時間: | 平 日: 11:30~15:00、 18:00~21:30 土日祝: 11:00~22:00 |
|
ビールの種類: | ペールエール ブロンドエール IPA#1 (インディア ペールエール) IPA#2 (インディア ペールエール) IPA#3 (インディア ペールエール) WIPA (インディア ペールエール) マリーンズビール (ペールエール)[限定販売] |
|
醸造開始: | 2018年6月2日 | |
アクセス: | JR京葉線/海浜幕張駅から徒歩約20分 | |
Facebook: | 幕張ブルワリー | |
製造元: | 幕張ブルワリー株式会社 | |
電話番号: | 043-307-1962 | |
住所: | 千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1番21号 幕張ネイバーフッドポッド102号室 |
幕張ブルワリーは、千葉県千葉市美浜区に建設中の「幕張ベイパーク」の一角へ、2017年に誕生したブルーパブです。
米国ポートランドにインスパイヤーされたクラフト文化のこだわりが、
ビール・料理・店舗の随所に込められているブルーパブです。
店内は、落ち着いた雰囲気で、ビールとの相性の良い料理と、出来立てのクラフトビールを味わいながら、
ゆったりとくつろげるスペースです。週末に行なわれるジャズライブも見逃せません。
幕張ブルワリーは、2024年2月を以って新店舗への移転のた、閉店しました。
幕張ブルワリーでは、原材料にドイツ産の麦芽とアメリカ産のホップを使用し、
地元 幕張の水を仕込み水として使用して醸造しています。
幕張ブルワリーのラインナップは、ペールエール、ブロンドエール、3種類のIPAなど5つのレギュラービール(定番)と、
季節限定、販売場所限定、コラボビールなどバリエーショナルなビールのほか、
ポートランドから取り寄せたものなどゲストビールから選んで楽しめます。
マリーンズビールは、千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」での限定販売用に醸造したペールエールスタイルのビールです。
IPA#2 |
IPA#3 |
WIPA |
マリーンズビール |
幕張ブルワリーでは、ランチメニューとディナーメニューから構成されており、 ビールとの相性の良い各種料理メニューが揃っており、出来立てのビールと合わせてお楽しみ戴けます。
千葉県千葉市美浜区の幕張地区は、都心に近いベイエリアということもあって、
これまでJR京葉線 海浜幕張駅を中心にビジネスオフィスやイベント会場(幕張メッセ)、
大型商業施設やアウトレットモールなどが次々と整備され発展を遂げて来ました。
そして、その海浜幕張駅近隣の再開発プロジェクトとして現在進められているのが「幕張ベイパーク」で、
広大な約17.5ヘクタールというスペースへ、
複数のディベロッパーの共同開発による新たなまちづくりが進められています。
このエリアには、超高層タワーマンション6棟やレジデンスの建設が予定されており、
現在はその内の1棟の建設予定地内にマンションギャラリー(モデルルーム)と仮施設(幕張ネイバーフッドポッド)が建てられており、
その一角に幕張ブルワリーがあります。
ゆくゆくは計画中の建物の建設が進み、商業棟が完成した暁には幕張ブルワリーはそこへ移転し、
現在の場所には計画通りタワーマンションが建設される予定になっています。
幕張ブルワリーの代表取締役 富木 毅(とみきたけし)さんは、地元 幕張の出身で、大手IT企業に勤務する傍ら、
幕張ブルワリーを運営する二足のわらじを履く経営者です。
以前、仕事の関係で米国オレゴン州ポートランドを訪れた際に、多くのクラフトビールとの出逢いがあり、
それからはクラフトビールを愛飲するようになりました。
そして、もともとポートランドのまちづくりに興味を持っていた富木さんは、
この幕張地区に新たなまちづくりの計画があることを知り、
そのまちづくりプロジェクトがポートランドのまちづくりを参考にしていることに興味を持ったことから、
この新しい街へポートランドのクラフト文化を取り入れた幕張ブルワリーを起業することにしました。
幕張ブルワリーの取締役兼、醸造責任者の大塚 絵美(おおつかえみ)さんは、東京都江戸川区の出身で、
以前よりモノづくりに興味を持っていたことから、幕張ブルワリーでビール造りを始めることにしました。
大塚さんは、大学卒業後、2001年4月に京都の大手酒造メーカーへ入社します。
酒造メーカーには勤めたものの酒造りに従事していた訳ではなく、
入社当初は本社で調味料の商品企画に携わっていましたが、その後、東京へ転勤となり営業を担当していました。
大塚さんがビール造りを始めた経緯は、代表の富木さんとトライアスロンが切っ掛けで知り合い、
富木さんのビール造りの計画に興味を持ったところから始まります。
そもそも、富木さんと大塚さんの兄が会社の同僚で、互いに趣味でトライアスロンをやっていました。
2012年に徳之島の大会に出場した際に、大塚さんも兄と一緒に参加して富木さんと知り合います。
ただその時は、Facebookで友達になった程度でそのままとなり、しばらく会うことはありませんでした。
その後、2016年に富木さんの方から声を掛けられて、ブルワリー立ち上げの計画を持ち掛けられた大塚さんは、
「おもしろそうだな!!」と思いその話に興味を持つようになりました。
そして、富木さんが影響を受けたというポートランドの街へまずは行ってみようと思い、
2016年8月に3日間程度、ポートランドを訪れてみました。
そうこうしてブルワリー開業に協力することを決心した大塚さんは、2017年3月に酒造会社を退職し、
同年5月よりブルワリー開業の準備に参画することにしました。
それから富木さんと大塚さんは、事業のパートナーとして組むこととなり、
2017年6月1日に幕張ブルワリー株式会社を設立します。
それから店舗も完成し、同年8月28日に幕張ブルワリーをプレオープンし、
同年9月14日には大塚さんが店長に就任してグランドオープンを迎え、
幕張ブルワリーは順調なスタートを切ることができました。
一方、富木さんと大塚さんは、同年6月と2018年1月、同年2月にそれぞれ3週間ずつポートランドへ行っては、
ビール造りを学んできました。そしてその間に幕張ブルワリーへ導入する醸造設備についても、
現地ポートランドの醸造設備メーカー「PORTLAND KETTLE WORKS」(ポートランド・ケトルワークス)のプラントの導入を決め、
2017年12月7日に幕張ブルワリーへ醸造設備を搬入しました。
そして、2018年3月26日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、同年5月12日より初仕込みを開始します。
また、同年5月下旬~6月中旬にかけての3週間にて、
米国よりDaniel Satterthwaite(ダニエル・サタースウェイト)さん(通称Danさん)に来日してもらい、
醸造指導を受けました。
こうして同年6月2日に、千葉県佐倉市にある佐倉城址公園で開催された「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」の会場内で、
自家醸造ビールのお披露目を無事行なう運びとなり、
同年6月4日からは幕張ブルワリーの店舗での販売も開始しました。
幕張ブルワリーの店長 宮崎 浩司(みやざきこうじ)さんは、千葉県市川市の出身で、2001年~2017年までの17年間
両国のビアパブ「ポパイ」に勤務していた経験のある方で、クラフトビール販売やパブ経営に造詣が深い方です。
2017年8月にポパイを退職後、同年11月に幕張ブルワリーへ入社して、
大塚さんが店長から醸造責任者へ異動すると宮崎さんが店長を務めることになりました。
今後の取り組みについて大塚さんへお尋ねすると、
「今後は幕張産の麦や野菜など、もっと地元産のものを使ったビールをつくって行きたい。」と語ってくれました。
また一方、大塚さんの個人的な活動についてもお話しがあり、
「単純にビール造りをしていくだけでなく、ヨガを取り入れて行きたい。
ポートランドでは最近、ブルワリーヨガが流行っていて、日本でもやってみたい。」と語る大塚さん。
実は、ヨガのインストラクターの資格を取得されているそうで、
「ブルワリーで発酵の音を聴きながら瞑想したら、面白いと思う。
元々、自分と向き合うのがヨガであり、向き合い易くしてくれるのがビール。
だから、ビールを少し飲んで瞑想したら、よりリラックスして自分と対話できそう。」と語っていました。
地元で有志を募り、時折、ヨガ教室を開催しているようです。
大塚さんのご厚意で、醸造設備を見せてもらいましたのでご紹介します。
ビアクルーズ管理人の一言:
2018年12月、千葉県千葉市美浜区にある幕張ブルワリーを訪れて、自家醸造ビールを飲みました。