結城麦酒醸造


ブルーパブ名: オリエンタルダイニング「LOTUS」
電話番号: 0296-33-1388
住所: 茨城県結城市中央町1-7-1
定休日: 火曜休
営業時間: 17:00~24:00
ビールの種類: ゆうきみらいALE (スタウト)
YUZU ALE (フルーツエール)
YUKI STYLE I.P.A. (インディア ペールエール)
COFFEALE[カフェール] (スタウト)
WEIZEN (ヴァイツェン)
BELGIAN WHITE ALE (ベルジャン ホワイトエール)
TSUMUGI ALE[つむぎエール] (フルーツエール)
KISS ALE (フルーツエール)[季節限定/クリスマス]
醸造開始: 2019年8月13日
アクセス: JR水戸線/結城駅南口から徒歩10分
URL: https://www.yukibrewery.com/

製造元: 結城麦酒醸造
電話番号: 090-1812-4510
住所: 茨城県結城市中央町1丁目7番地1 オリエンタルダイニングロータス内

結城麦酒醸造(ゆうきびーるじょうぞう)は、茨城県結城市へ2019年に誕生したマイクロブルワリーです。
結城麦酒醸造のある結城市(ゆうきし)は、茨城県の西部、栃木県との県境にある都市で、 伝統産業である「結城紬」(ゆうきつむぎ)の産地として全国的に知られています。 また、古くは鎌倉時代より城下町として栄えていました。
そんな結城市で初のブルワリーとなる結城麦酒醸造は、 JR結城駅から歩いて10分ほど南下したところにあるオリエンタルダイニング「LOTUS」(ロータス)の店舗の一角にあります。 結城麦酒醸造のビールは、同「LOTUS」で飲めるほか、瓶ビールを市内で購入することができます。


オリエンタルダイニング「LOTUS」と結城麦酒醸造


結城麦酒醸造のエントランス


オリエンタルダイニング「LOTUS」のエントランス


オリエンタルダイニング「LOTUS」の店内





店内からはガラス越しに醸造設備を眺められます




結城麦酒醸造では、 原材料にカナダ産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産、イギリス産のホップを使用し、 地元 結城の水を仕込み水として使用して醸造しています。また、ビールの風味付けに地元の農産物を使っています。
ゆうきみらいALEは、結城市内の契約農家が収穫したトウモロコシ「味来」(みらい)を使った黒ビールです。
YUZU ALEは、地元産のユズを使ったフルーツエールです。
COFFEALEは、コーヒーフレーバーを使ったコーヒーの香り豊かな黒ビールです。
TSUMUGI ALEは、結城市内で採れた桑の実(マルベリー)を使ったフルーツエールです。

BELGIAN WHITE ALE


ゆうきみらいALE

YUZU ALE

YUKI STYLE
I.P.A.

COFFEALE

WEIZEN

BELGIAN
WHITE ALE


結城麦酒醸造に隣接するオリエンタルダイニング「LOTUS」は、地場産の食材を使ったエスニック料理のお店で、 タイやベトナム、沖縄料理を中心とした小皿料理と、 日本酒、焼酎、世界各国のビール、梅酒、カクテルなど豊富なドリンクメニューを用意しています。


鶏挽肉とハーブ「ラープ・ガイ」


茨城県結城市でマイクロブルワリーを起業した結城麦酒醸造の代表 塚越 敏典(つかこしとしのり)さんをご紹介します。 塚越 敏典さんは、地元 結城市の出身で、これまで長年に亘って教職に就かれてきた方です。
結城市で生まれ育ち、大学卒業後は結城市内で教員の道をずっと歩んで来られ、 一時期は教育委員会に属したこともありましたが、最後は結城市立結城中学校の校長職を務めあげて、 2018年3月31日に定年退職しました。

その後同年4月からは、水戸市内にある茨城県近代美術館に再就職し、再任用職員として勤務することになるのですが、 そこは塚越さんにとって全く新しい世界でした。職種がこれまでとは全く異なる美術品の学芸員ということで、 慣れないことの連続で気苦労も多かったようです。 そうした日々の中から、「このままでいいのか?」という疑問が沸いてきて、 何か他にできることがないものだろうかと考え始めました。 そして、結城には無いものを何かつくれないかと考えていたところ、以前の体験を思い出しました。

それは、2017年12月に茨城県那珂市にある「常陸野ネストビール」 でお馴染み木内酒造が主催する体験醸造に参加したときのことで、 塚越さんにとって大変おもしろい体験として想い出に残っていました。 その時のことを思い出して、「息子の店で自家製のビールが出せたらいいなぁ」と思うようになりました。 それから、ことある毎に知り合いの人々にその話をしている内に、だんだん周囲からの期待も高まってきて、 終いには実現させずにはいられない状況になってきました。そうした周囲の空気に後押しされながら、 「(ビール造りが)結城の町おこしの材料にならないものだろうか」と考えた塚越さんは、 いよいよ醸造に向けて動きだしました。

そこで、まずは近隣でビール造りを学べそうなところがないかと検索したところ、 栃木県宇都宮市にある栃木マイクロブルワリーを見つけました。 早速、栃木マイクロブルワリーの代表の横須賀さんのもとへ電話をして、 ビール造りを教わりたいという依頼をしたところ、現在の実習生が一段落する9月頃まで待つことになりました。 そうして塚越さんは、2018年9月から栃木マイクロブルワリーへ通い始め、 11月までの3ヶ月の間、10回/月のペースで宇都宮へ通いながら、一からビール造りを学んできました。

一方、ブルワリーの設置については、 塚越さんの息子である塚越 真輔さんが経営する飲食店「オリエンタルダイニング LOTUS」の一角を使うことにしました。 この店舗は、元々居酒屋チェーン「養老乃瀧」の結城店だった建物で、以前の経営者から経営を真輔さんが引き継いだ後に、 2010年8月8日に「オリエンタルダイニング LOTUS」としてリニューアルオープンしたお店です。 その店舗内の奥に、以前は座敷として使用していた部屋があり、今は使われなくなっていたことから、 その空いたスペースへブルワリーを設けることにしました。

こうして、本格的にビール造りを開始する事前準備が整って来ると、1年間勤務した美術館を2019年3月末に退職。 同年5月からブルワリー設置に向けて店舗の改装工事が始まりました。 また、一方で資金調達のため、クラウドファンディング(Makuake)を2019年5月21日から開始。(約1ヶ月の期間) 「NO PLAY NO ERROR」(「試合をしなげば、失敗もしない」の意。)つまり、「失敗は次の成功への階段」、 「試さぬ後悔は絶対にしたくない」という塚越さんの信条と共に結城麦酒醸造の構想を説明し、 共感する支援者を広く募りました。

それから同年6月11日には、醸造設備を搬入。醸造設備は、業務用厨房機器メーカーのタニコー(tanico)の設備を導入。 同年7月8日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。同年7月22日に、結城麦酒醸造を創業。 こうして同年8月13日には、遂に結城麦酒醸造の自家醸造ビールの販売に漕ぎ付けました。

結城麦酒醸造のロゴマークは、「ギギ丸」と言うナマズをあしらったキャラクターで、 塚越さんご自身がデザインしたものです。
何故、ナマズなのか?
それは、「地域の活性化の震源地になりたい」、そして「人生100年時代にあって六十路の心を震わせたい」、 そんな思いが込められています。ちなみに「ギギ丸」と言うのは、徳川家康の次男、結城秀康の幼名に由来。

塚越さんに今後の結城麦酒醸造についてお尋ねすると、 「現在は瓶ビールの販売が中心で、樽生がなかなか売れないため、樽の販売をもっと伸ばして行きたい。 また、オリジナルビールをどんどん造っていきたいし、OEMビールの受託も始めたい。 それから障害者の雇用も考えている。 いずれは、今より規模の大きな第2工場も設けたいと考えている。」と語っていました。

塚越さんのご厚意により、醸造設備を見せてもらいましたのでご紹介します。


醸造設備


仕込み設備
左側が煮沸釜(ケトル)兼ワールプール、 中央が糖化釜(マッシュタン)兼ロイター、 右側がホットリカー


230リットルの発酵タンクが3基


プレハブ冷蔵庫、 中には熟成中のケグが置かれています


塚越 敏典さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2019年10月、茨城県結城市にあるオリエンタルダイニング「LOTUS」を訪れて、 結城麦酒醸造の自家醸造ビールを飲みました。



 HOME >> 関東 >> 結城麦酒醸造