麦雑穀工房マイクロブルワリー


ブルーパブ名: 麦雑穀工房マイクロブルワリー
電話番号: 0493-72-5673
住所: 埼玉県比企郡小川町大塚88-6
定休日: 月火曜休
営業時間: 水木金: 15:00~20:00
土曜日: 11:00~20:00
日祝日: 11:00~19:00
ビールの種類: 雑穀ヴァイツェン (ヴァイツェン)
春の小川 (ウィートエール)[春季限定醸造]
茜レッドエール (レッドエール)[冬季限定醸造]
トランクウイルエール (ペールエール)
おがわポーター (ポーター)
ラスティックセゾン (セゾン)
シリアルボックス (ヘイジー ペールエール)
醸造開始: 2020年1月2日
アクセス: JR八高線、東武鉄道 東上線/小川町駅から徒歩5分
URL: http://www.craft-beer.net/
Facebook: 麦雑穀工房マイクロブルワリー
Online Shop: https://zakkoku-beer.shop/

製造元: 合同会社麦雑穀工房
電話番号: 0493-72-5673
住所: 埼玉県比企郡小川町大字大塚88番地6

麦雑穀工房(ざっこくこうぼう)マイクロブルワリーは、 埼玉県小川町へ2004年に誕生した原材料自給率100%を目指すマイクロブルワリーです。
麦雑穀工房マイクロブルワリーがある小川町(おがわまち)は、埼玉県中部に位置し、 池袋から東武東上線で1時間20分ほどのところにある人口3万7千人足らずの町です。 古くから和紙の生産と酒造りで知られており、 町名からもイメージできるように「きれいな水」に恵まれた静かで穏やかな町です。
そんな小川町で15年間ビール造りを続けてきた麦雑穀工房マイクロブルワリーは、 新工房へ移転することとなり、2019年11月にブルワリーもパブもリニューアルオープンしました。 新工房でもこれまで同様、自家醸造のビールを提供するほか、ゲストビールも扱うようになり、 軽いおつまみと合わせて楽しめます。


麦雑穀工房マイクロブルワリー


左手の階段がパブのエントランス、 右手のガラス戸の中がブルワリー





2階の店内へ


麦雑穀工房マイクロブルワリーの店内














カウンター横には、11本のタップ




麦雑穀工房マイクロブルワリーでは、 原材料にイギリス産、ドイツ産の麦芽とドイツ産、イギリス産、アメリカ産のホップを使用し、 地元 小川町のきれいな水を仕込み水として使用して醸造しています。
ここでは、100%自給自足のビール造りを目指してきており、 ビールの原料となる大麦・小麦からホップに至るまで、 すべて自営の農場で獲れた作物だけを使って醸造していくことを目標にしています。 現在は一部のビールで自家製の麦芽、ホップを使用したビールの提供も開始しています。
定番「雑穀ヴァイツェン」は、副原料にライ麦のほか、キビやアワが使用されており、 フルーティーな香りが口の中に広がります。

雑穀ヴァイツェン


麦雑穀工房マイクロブルワリーでは、 ピクルス、ホワイトフランクなど軽いおつまみが用意されています。


アーチャンのホワイトフランク野菜添え


麦雑穀工房マイクロブルワリーは、地元 小川町で農業を営む馬場 勇(ばばいさむ)さんが、 2004年4月にオープンしたマイクロブルワリーです。 馬場さんは、小川町で麦や野菜の栽培をしており、その農作物の利活用の一環としてビール造りを始めることにしました。 その後、創業者である馬場さんは畑仕事に注力することとなり、 代わって東京都内に住んでいた娘夫婦が小川町へ移住して、麦雑穀工房マイクロブルワリーを運営することになりました。 こうして2008年より、馬場さんの長女である由実子(ゆみこ)さんがパブを切り盛りし、 ビール造りと会社運営を娘婿の鈴木 等(すずきひとし)さんが務めることになりました。

麦雑穀工房マイクロブルワリーの代表社員で醸造責任者の鈴木 等さんは、 福島県いわき市の出身で、以前は東京都内で会社員をしていました。 妻の由実子さんと結婚後も共働きをしながら都内に住んでいましたが、馬場さんからのオファーがあり、 将来を考えた結果、小川町へ移住して義父を手伝うことにしました。 そして、馬場さんの元でビール造りを学び、現在は麦雑穀工房マイクロブルワリーの経営を担っています。

麦雑穀工房マイクロブルワリーの経緯は以下の通りです。
2003年4月に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。合同会社麦雑穀工房を設立。
2004年4月に、「麦雑穀工房マイクロブルワリー」をオープン。

2019年3月に、新工房の建設着工、9月に完成。
2019年11月4日に、従来店舗が営業終了。
2019年11月9日に、新工房へ醸造設備を搬入。
2019年11月22日に、新工房をオープン。酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得。
2019年12月初に、新工房での仕込み開始。
2020年1月2日に、新工房で醸造した第1弾「雑穀ヴァイツェン」を開栓。

鈴木さんのご厚意で、醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介しましょう。


醸造設備


仕込み設備
右手前から、糖化釜(マッシュタン)兼ロイター、 煮沸釜(ケトル)、 貯湯タンク(ホットリカー)


右手前から、800リットルの発酵タンク、 550リットルの発酵タンク、 800リットルの発酵タンクが2基


発酵タンク: 反対からのアングル


プレハブ冷蔵庫
冷蔵庫の中には、800リットルの中国製BBT(熟成タンク)3基が設置されています


原材料の麦芽と、麦芽の粉砕機(ミル)


鈴木 等さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2020年2月、リニューアルオープンした埼玉県小川町の「麦雑穀工房マイクロブルワリー」を訪れて、 雑穀ヴァイツェンを飲みました。



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