北アルプスブルワリー


ブルーパブ名: 北アルプスブルワリー
電話番号: 0261-85-0780
住所: 長野県大町市大町4134-1
定休日: 月曜休
営業時間: 平 日: 16:00~21:00
土日祝: 12:00~21:00
ビールの種類: 氷河IPA (インディア ペールエール)
氷河PaleAle (ペールエール)
氷河Lager (ピルスナー)
氷河Autumn Ale (ペールエール)[醸造終了]
氷河Light Lager (ピルスナー)[醸造終了]
氷河Pilsner (ピルスナー)[醸造終了]
Winter Ale (インディア ペールエール)[醸造終了]
Coffee PUNCH (スペシャリティエール)
氷河ClearStout (ドライスタウト)
氷河Apple (フルーツエール)
氷河CitraIPA (インディア ペールエール)
氷河Stout (ドライスタウト)
NOZOMIALE (フルーツエール)[醸造終了]

~ ボトル入り ~
氷河IPA (インディア ペールエール)
氷河PALEALE (ペールエール)
氷河LAGER (ピルスナー)
氷河STOUT (ドライスタウト)
氷河APPLEALE (フルーツエール)
Coffee PUNCH (スペシャリティエール)
醸造開始: 2019年8月11日
アクセス: JR大糸線/信濃大町駅から徒歩10分
URL: http://n-alps.beer/
Facebook: 北アルプスブルワリー

製造元: 株式会社北アルプスブルワリー
電話番号: 0261-85-0780
住所: 長野県大町市大町4134番地3

北アルプスブルワリーは、長野県大町市へ2019年に誕生したマイクロブルワリーです。
北アルプスブルワリーのある大町市は、長野県の北西部に位置し、 西側には標高3,000m級の北アルプスの山々が連なり、 立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として広く知られているところです。
その北アルプスからの恵みである天然水でクラフトビールをつくってみたいという発想から誕生したのが北アルプスブルワリーです。 ふんだんに木材を使った温かみのあるロッジ風の建物、高い天井と大きなカウンターが迎えてくれる店内。 ガラス越しにブルワリーを眺められる趣向になっているカウンター席で、ゆったりとビールを楽しめるところです。


北アルプスブルワリー








屋外のテラス席


北アルプスブルワリーのエントランス


北アルプスブルワリーの店内


左手がカウンター席、中央にテーブル席、右手屋外にテラス席


カウンター席


カウンター席に座ると、ガラス越しにブルワリーを眺めながらビールを楽しめます


カウンターの奥には8本のタップ




北アルプスブルワリーでは、 原材料にドイツ産、アメリカ産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産、オーストラリア産、チェコ産のホップを使用し、 北アルプスからおよそ20年の時を掛けて流れて来る上白沢水源の湧水を仕込み水として使用して醸造しています。

氷河IPA

氷河ペールエール

氷河ラガー

氷河スタウト

Coffee PUNCH

北アルプスブルワリーのフードメニューは、 ナチョス、フライドポテト、カマンベールフライ、サラミ&チーズ、枝豆、ポップコーン、ミックスナッツ、 自家製ピクルスなどのおつまみメニューのほか、牛ステーキやジンギスカン、自家製ソーセージなどの肉料理、 各種ピザなどが揃っており、出来立てのビールと合わせて味わえます。


ナチョス
出典: 北アルプスブルワリーのFacebookより


自家製ソーセージ
出典: 北アルプスブルワリーのFacebookより


北アルプスブルワリーは、「北アルプスの天然水でビールをつくっみたい」という発想からスタートしたブルワリーで、 その立ち上げに携わった主要メンバーは3人でした。
その一人目が同社の代表取締役を務める氏家 太郎(うじけたろう)さんです。氏家さんは、奈良県の出身で、 2005年12月に創業した白馬を拠点にスキー場経営を手掛ける日本スキー場開発株式会社の創業者です。
二人目は同社の専務取締役 成沢 隼人(なりさわはやと)さんです。成沢さんは、地元 長野県大町市の出身で、 大町市内に拠点を置く映像や動画の制作を手掛ける合同会社GREEN(グリーン)の役員です。
そして三人目が同社の取締役でヘッドブルワーの松浦 周平(まつうらしゅうへい)さんです。 松浦さんは、兵庫県加古川市の出身で、大町市内でコーヒー専門店を営んでいる醸造家です。

これら3名により、2018年6月14日に株式会社北アルプスブルワリーを設立しました。 ところが立ち上げメンバーは、いずれもビール事業に携わったことがなく、 そういう意味では素人に近かったことから、まずはブルワーの募集を開始しました。 広く全国から探していましたが、大町まで来てくれる醸造家はなかなか見つかりませんでした。 やがて、代表の氏家さんから松浦さんへ「ビールを造ってみないか」という打診があり、 それまで自家焙煎珈琲に取り組んできた松浦さんがビール醸造を担当することになりました。

松浦さんは、大阪の大学を卒業後、会社員をしていた時期もありましたが、 元々スノーボードが大好きだったことから、2002年に白馬へ移住しました。 冬季はスキー場でインストラクターをしていましたが、夏の仕事が少ないことから大町へ移転して、 2009年にコーヒー専門店「自家焙煎珈琲屋 UNITE COFFEE」(ユナイトコーヒー)を開業。 そして、北アルプスブルワリーでは前述のようにビール造りを担当することになります。 ビールの醸造は初めてだったため、醸造技術を学ぶため、 2018年11月にMARCA(大阪府大阪市西区)で1ヶ月ほど研修を受けた後、 2019年3月から4月に掛けて同じく大阪のONE's BREWERY(大阪府大阪市西区)へ通いながら実践を積んで行きました。

そして、2019年7月5日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年7月8日にはビールの自家醸造に先駆けてブルーパブ「北アルプスブルワリー」をグランドオープン。 同年7月13日に初仕込みを迎え、 同年8月11日には長野県松川町で開催された「山麓ビアガーデン」において自家醸造ビールのお披露目をして、 その後店舗にて販売を開始しました。2020年1月6日には、瓶入りビールの販売を開始。

松浦さんに今後の北アルプスブルワリーについてお尋ねすると、 「コーヒーやビールは、いずれも嗜好品。『味づくり』という面では共通している。 マニア受けするだけではダメで、多くの人たちに飲んでもらえないといけない。 だからクセが無くて、誰でもが飲み易いものをつくる必要がある。 クラフトビール業界で渡り合っていくと言うよりは、地域貢献を第一に考えている。 水の良さを広く伝えるビールを造って行きたい。『大町は水が美味しい』ということを全国へ広めたい。 そして、モルトやホップも地元産のものをどんどん使って行きたい。 大町市民が『水が美味しい』ということをプライドに思えるきっかけになれれば嬉しい。」と語ってくれました。

北アルプスブルワリーのご厚意で醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介します。


醸造設備


仕込み設備
左側が糖化槽(マッシュタン)兼ろ過槽(ロイター)、 右側が煮沸槽(ケトル)兼ワールプール


貯湯タンク(ホットリカー)


冷水タンク


左側が500リットルの貯酒タンク2基、 右側が500リットルの発酵タンク4基


500リットルの発酵タンクが4基


500リットルの貯酒タンクが2基


ボトラー (ビンの充填機)


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫内には、出荷待ちの箱詰めされたボトルビールが積み上げられています


ケグの洗浄機


取締役ヘッドブルワー 松浦 周平さん


北アルプスブルワリーのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2018年6月14日株式会社北アルプスブルワリーを設立
2019年5月中旬醸造設備を導入
2019年7月5日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2019年7月8日ブルーパブ「北アルプスブルワリー」をオープン
2019年7月13日初仕込み
2019年8月11日長野県松川町の「山麓ビアガーデン」で自家醸造ビールをお披露目
その後、店舗にて販売開始
2020年1月6日瓶ビールを販売開始



ビアクルーズ管理人の一言:
2020年3月、長野県大町市にある「北アルプスブルワリー」から宅配便で取り寄せて、自宅で飲みました。
2020年9月、北アルプスブルワリーを訪れました。そして、ボトルビールを自宅で飲みました。
北アルプスブルワリーには、お心遣いを戴き感謝しています。



 HOME >> 甲信越 >> 北アルプスブルワリー