TSUKUBA BREWERY


ブルーパブ名: TSUKUBA BREWERY
電話番号: 029-846-7252
住所: 茨城県つくば市二の宮2丁目14-15
定休日: 月曜休、隔週で火曜休
営業時間: 平 日: 17:00~24:00
土曜日: 12:00~24:00
日曜日: 12:00~21:00
ビールの種類:
TSUKUBA RED FROG (アンバーエール)
TSUKUBA KAGAI IPA (インディア ペールエール)
筑波颪LAGER (ラガー)
RED FROG. Type2 (アンバーエール)
金色姫IPA (インディア ペールエール)
Tsukuba Belgian Golden Ale (ベルジャン ゴールデンエール)
Ink Drop Porter (ポーター)
福来みかんエール (フルーツエール)
常陸の不死鳥Session IPA (セッション インディア ペールエール)
 歌[かがい] double IPA (ダブル インディア ペールエール)
福来セゾン (セゾン)
GAMA Amber (アンバーエール)
筑波颪ピルスナー (ピルスナー)
Ink Drop Porter2 (ポーター)
常陸の不死鳥IPA (インディア ペールエール)
Imperial Red Devil Frog (アンバーエール)
小田米スチーム (スペシャリティビール)
GAMA Saison (セゾン)
Belgian Golden Frog (スペシャリティビール)
天狗党のIPA (インディア ペールエール)
茶釜雷神ペールエール (ペールエール)
 歌[かがい] NE IPA (ヘイジー インディア ペールエール)
小田米GAMA LAGER (ラガー)
T.B.BERRY ALE (フルーツエール)
筑波颪LAGER Type2 (ラガー)
北条米あおぞらセゾン (セゾン)
GAMA油HAZY IPA (ヘイジー インディア ペールエール)
BELGIAN AMBER FROG (アンバーエール)
福来GAMA ALE (フルーツエール)
金色姫HAZY IPA (インディア ペールエール)
TSUKUBA SUNRISE Lager (ラガー)
ミヅハノメの雫 (ベルジャン スペシャリティエール)
醸造開始: 2020年10月9日
アクセス: つくばエクスプレス/つくば駅から関東鉄道バスで6分、「二の宮中央」バス停から徒歩3分
つくば駅からタクシーで6分
URL: http://pebbles-tsukuba.com
Facebook: Tsukuba Brewery
instagram: TSUKUBA BREWERY つくばブルワリー

製造元: 株式会社ペブルス
電話番号: 029-846-7252
住所: 茨城県つくば市二の宮2丁目14番地15 洞峰の家ビル102号室

TSUKUBA BREWERY(つくばブルワリー)は、茨城県つくば市へ2020年に誕生したマイクロブルワリーです。 TSUKUBA BREWERYのあるつくば市(つくばし)は、茨城県の南部に位置し、 学術・研究分野の施設が集まる筑波研究学園都市として広く知られたところで、 県下でも水戸市に次いで2番目に人口の多い都市です。 また、市の北側にある筑波山は、筑波山神社や梅林、 温泉など観光地として古くから多くの観光客に親しまれてきたところです。 そんなつくば市の市民の憩いの場となっている「洞峰公園」に面したビルの1階に、TSUKUBA BREWERYはあります。 店内は、醸造室とガラスで仕切られ、カウンター席やテーブル席があり、 ビールと相性の良いフードメニューと、出来立てのペブルスビールを味わうことができます。 カウンター席に腰かけると目の前に醸造タンクが迫っており、ビアギーク受けする空間になっています。 また、ここから北へ5kmほどのところには、 直営2号店となるテイクアウト専門店「PEBBLES GLOWLER」(ペブルスグラウラー)があります。


TSUKUBA BREWERYのある「洞峰の家ビル」


TSUKUBA BREWERY


TSUKUBA BREWERYのエントランス


TSUKUBA BREWERYの店内





カウンター席からは目の前に醸造設備を眺められます


デリバリーカウンターには6本のタップ




TSUKUBA BREWERYでは、 原材料にドイツ産、イギリス産の麦芽と、アメリカ産、フランス産、ニュージーランド産、ドイツ産のホップを使用し、 霞ケ浦からの流れる水を仕込み水として使用して醸造しています。

TSUKUBA RED FROG

金色姫IPA


PEBBLES GLOWLERで缶に詰めてもらった「金色姫IPA」


TSUKUBA BREWERYのフードメニューは、ミックスナッツ、トルティーヤチップス、バラエティソーセージ、 フライドポテトなどのおつまみメニューや、 合鴨スモーク、生ハムとチーズ盛り合わせ、つくばの名店 AMICI Pizzaといった一品料理などを取り揃えており、 出来立てのビールと合わせて味わえます。


バラエティソーセージ
※出典: TSUKUBA BREWERYのホームページより

 
■■■ PEBBLES GLOWLER
元々自社のオフィスとして使用している建物を改装して、 2021年9月16日に量り売りのテイクアウト専門店「PEBBLES GLOWLER」(ペブルスグラウラー)をオープンしました。 店内では、持ち込みグラウラーでの販売や、その場で缶に充填しての販売を行なっています。 また、角打ちのカウンターもあり、店内で出来立てのペブルスビールを味わうこともできます。


PEBBLES GLOWLER





PEBBLES GLOWLERの店内








PEBBLES GLOWLER  (TEL: 029-879-9882/無休/13:00~20:00/
所在地: 茨城県つくば市学園の森3-29-6 RUPO-C/
アクセス: つくばエクスプレス/つくば駅からタクシーで7分 )


株式会社ペブルスの代表取締役で醸造責任者の延時 崇幸(のぶときたかゆき)さんは、山口県下関市の出身で、 映像制作会社の経営者との二足の草鞋を履く醸造家です。 延時さんは、3歳の頃に山口県から茨城県の水戸市へ移り、水戸で育ちました。 学校を卒業すると映像制作会社へ入社(2004年)し、映像や動画の制作の仕事に就きました。 その後、2008年に勤務していた会社を退職し、独立して個人事業主として映像制作の仕事を続けます。 2010年11月1日には、つくば市へ移転し、映像制作会社「ラボワット・スタジオ合同会社」を設立。 主に企業PR映像、ミュージックビデオ、 イベント収録、学校・スポーツ・結婚式・自治体関係、ドキュメンタリー、PVなどの映像制作を請け負っていました。

延時さんがビール造りを始めようとした動機は、現在生活している『つくば』で、 『人とつながる、何かができないか』という想いからでした。 日頃、映像関係の仕事をしていると、業界以外の一般人とのふれあいがほとんどありませんでした。 一方でつくばに来てから、これまでに旅館とか様々な経営者と仕事の関係で会ってきましたが、 みんな誰もがつくばを愛していることが伝わってきました。 そうした中、「自分も何かを始めたい。 このつくばで地元の人たちとつながれる何かをやってみたい。」と2016年頃から考えるようになります。

つくばでは毎年10月初頃に「つくばクラフトビアフェスト」が開催されており、 延時さんも毎年飲みに行っていました。 また、2017年12月26日につくば市が「つくばワイン・フルーツ酒特区」に認定されたことから、 ワイナリーが増えはじめ、延時さん自身もワイナリーへ手伝いに行ったことがありました。 こんな感じで、積極的に地元のイベントやふれあい活動に参加しながら、 つくばの人々とワイワイ楽しくやってきました。 ところが、そうしたみんなとの飲み会の席に出てくるビールは、いつも大手メーカーのものばかり。 そうした状況を見ているうちに、「つくばのビールがあれば、もっと盛り上がるのに!!」、 そして「ビールつくれるんじゃねぇ!!」と思うようになりました。 それが2018年11月頃のことでした。

やるなら2020年東京オリンピックの年に間に合うように立ち上げたいという想いもあり、 2020年の4月オープン、7月醸造開始を目標に、2019年の春頃からビール造りの活動を開始しました。 その年の9月からビール造りを習得するため、 延時さんが師匠と仰ぐ 中出 駿さん(東京のInkhorn Brewing創設者&醸造責任者)に相談し、 ビール造りを基礎から教わりました。 また、実務経験を積むため東京・清澄白河のアウグスビールの醸造所や、 同じく東京・青山のBEER& 246 AOYAMA BREWERYで醸造実習を行ないました。 一方、物件探しも並行して進めていて、以前は定食屋だったという洞峰公園の真向かいにある店舗を見つけて、 2019年12月に契約、早速改修工事に取り掛かりました。

2020年5月4日には会社の組織変更を行ない、社名を「株式会社ペブルス」へ変更。 同年6月11日には醸造に先駆けて、「TSUKUBA BREWERY」をオープンしました。
2020年9月1日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 そうして同年9月14日に初仕込みに臨み、1stバッチとなる「TSUKUBA RED FROG」が完成すると、 同年10月9日遂にお披露目する運びとなり、ペブルスビールの発売に漕ぎ付けました。
2021年9月16日には、テイクアウト専門店「PEBBLES GLOWLER」をオープン。

延時さんへTSUKUBA BREWERYの今後についてお尋ねすると、はじめに新工場プロジェクト構想についてお話がありました。 「(TSUKUBA BREWERYに隣接する)洞峰公園のリニューアル事業を県が進めており、 園内にある施設の改修も計画されている。その施設の一角へ新しい醸造所を設けて、移転を予定している。 新工場は今年(2022年)の秋から着工予定。」 一方、ビールの生産については、 「現在は2つの店舗(TSUKUBA BREWERYとPEBBLES GLOWLERのこと)で全て在庫がはけてしまっている。 だから、ケグでの外販は全くやれていない。 次は(新工場の完成後)、外販(瓶入り、缶入り)に向けて生産能力を高めて行きたいと思う。 しっかり(つくばに)根をはり、着実に事業を進めて行きたいと思う。」と語ってくれました。

延時さんのご厚意で醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介しましょう。


醸造設備  【1パッチ(1ロットの生産量)が300リットル】
中国産の設備を導入


仕込み設備
左からホットリカー、 煮沸釜(ケトル)、 糖化釜(マッシュタン)


貯湯タンク(ホットリカー)


煮沸釜(ケトル)兼、ワールプール


糖化釜(マッシュタン)


ろ過槽(ロイター)


300リットルの発酵&貯酒タンクが3基





300リットルの熟成タンク(BBT)


プレハブ冷蔵庫
手前の木製ドアを開ける(左画像⇒右画像)と冷蔵庫のドアが現れます


冷蔵庫の中には出荷を待つケグが積み上げられています


麦芽の粉砕機(ミル)


代表の延時 崇幸さん



TSUKUBA BREWERYのこれまでの歩みは、以下の通りです。
2010年11月1日ラボワット・スタジオ合同会社を設立
2020年5月4日「株式会社ペブルス」へ社名変更
2020年6月11日「TSUKUBA BREWERY」をオープン
2020年9月1日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2020年9月14日初仕込み
2020年10月9日自家醸造ビールを販売開始
2021年9月16日テイクアウト専門店「PEBBLES GLOWLER」をオープン


ビアクルーズ管理人の一言:
2022年4月、茨城県つくば市にある「TSUKUBA BREWERY」を訪れて、ペブルスビールを飲みました。 その後、テイクアウト専門店「PEBBLES GLOWLER」にも立ち寄りました。
ペブルスビールは、これまでに飲んだ国産のクラフトビールの中でも、美味しいお薦めビールの1つです。 延時さんには、いろいろとお心遣いを戴き感謝しております。



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