Latticework BREWING


ブルーパブ名: Latticework BREWING Tap House
電話番号: 0766-75-9089
住所: 富山県高岡市金屋町3-15
定休日: 日月木休
営業時間: 平 日: 18:30~21:30
土・祝日: 11:30~14:30、 17:30~21:30
ビールの種類:
金屋エール (アメリカン ペールエール)
24/7 SESSION IPA (セッション インディア ペールエール)
Hoppy Wheat (ウィート インディア ペールエール)
EQUINOX BLACK (アメリカン ブラックエール)
かすみ雲 (アメリカン ペールエール)
揺れる想い (インディア ペールエール)
THE291[ふ・く・い] (ペールエール)
BROWN-nose (アメリカン ブラウンエール)
ウルシバラミカン (ヘイジー インディア ペールエール)
M I B (インペリアルブラック インディア ペールエール)
The Gift (ヘイジー インディア ペールエール)
カスケード山脈 (セッション インディア ペールエール)
新世界 (インディア ペールエール)
黒の時代 (ブラック インディア ペールエール)
ゾウとネズミ (インディア ペールエール)
永久不滅 (セゾン)
(帰ってきた)ウルシバラミカン (ジューシー インディア ペールエール)
ミュータント (セッション ジューシー インディア ペールエール)
マンダリンだ! (ペールエール)
はじめの一歩 (テーブルビール)
黒の星 (アメリカン ロバストポーター)
ウルシ兄弟 (ジューシー インディア ペールエール)
半径45cm (アメリカン ペールエール)
8%のバラッド (ダブル インディア ペールエール)
黒の品格 (ダブル ブラック インディア ペールエール)
ニューバランス (セッション インディア ペールエール)
セミディ (インディア ペールエール)
ひぐらし (セッション インディア ペールエール)
甘い囁き (インディア ペールエール)
斑紋 (オリジナルエール)
小麦日和 (ウィート インディア ペールエール)
休眠打破 (フリースタイル)
ウララ (セッション ジューシー インディア ペールエール)
金屋ラガーβ (アメリカン ラガー)
黒の革新 (アメリカン ブラック ラガー)
モスラ (フルーツラガー)
てんとうむし (ジューシー インディア ペールエール)
グレイトフルベリー (フルーツ サワーエール)
オレンジバード (フルーツ サワーエール)
ウルシバラミカン Incognite Ver. (ジューシー インディア ペールエール)
米の花 (麹エール)
ハーモニカ (セッション ジューシー ウィート インディア ペールエール)
ウラ金屋エール (ペールエール)
黒に夢中 (チョコレートスタウト)
Barrel Aged Triple IPA (バレルエイジド トリプル インディア ペールエール)
Barrel Aged Imperial Stout (バレルエイジド インペリアルスタウト)
PJ's (アメリカン ペールエール)
机の引き出し (ダーク インディア ペールラガー)
金屋ラガー2022 (インディア ペールラガー)
優しいあの子にも飲ませたい (インディア ペールエール)
Hey G! (ジューシー ウィート インディア ペールエール)
365+1 (ストロング ペールエール)
青い果実 (フルーツ サワー ウィート インディア ペールエール)
ジパング (ジューシー インディア ペールエール)
エビバデパッション (ジューシー インディア ペールエール)
モモイイカオリ (フルーツ サワーエール)
加積林檎 (フルーツエール)
醸造開始: 2018年6月19日
アクセス: あいの風とやま鉄道(旧 JR北陸本線)、JR氷見線、城端線/高岡駅からタクシーで5分、徒歩22分
Facebook: Latticework brewing

製造元: Latticework BREWING COMPANY
電話番号: 0766-75-9089
住所: 富山県高岡市金屋町3番15号

Latticework BREWING(ラティスワーク ブリューイング)は、 富山県高岡市へ2018年に誕生したマイクロブルワリーです。 Latticework BREWINGのある高岡市(たかおかし)は、富山県の北西部に位置し、 富山市に次いで県下第2位の人口を擁する商工業都市です。 古くは高岡城の城下町として発展し、伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物産業が盛んなところです。 そうした高岡鋳物発祥の地として知られ、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている金屋町の一角に、 Latticework BREWINGがあります。 歴史を感じさせる石畳と千本格子の町屋が軒を連ねる趣深い町並みに溶け込むように佇むタップルーム「Latticework BREWING Tap House」 (ラティスワーク ブリューイングタップハウス)でつくりたてのビールを味わうことができます。 店先に一際存在感を現す大きなグリルが置かれていますが、ある程度の人数が揃えば、 予約制でスペアリブを焼いて提供することもあるそうです。


Latticework BREWINGの建物


Latticework BREWING Tap House





Latticework BREWING Tap Houseの店内


メインカウンター


店内奥の座敷





カウンター奥には、8本のタップ

Latticework BREWINGでは、原材料にカナダ産の麦芽とアメリカ産のホップを使用し、 庄川水系から引かれる高岡の水を仕込み水として使用して醸造しています。

半径45cm

ハーモニカ


Latticework BREWING COMPANYの代表 大島 紀明(おおしまとしあき)さんは、栃木県小山市の出身で、 自身の想いを遂げるため、首都圏での会社勤めから大きく舵を切り直して富山県でビール造りに取り組み始めた醸造家です。 大島さんは、東京の大学を卒業後、 横浜の大手自動車会社に就職し、エンジニアをしていました。 元々モノづくりに興味を持っていた大島さんは、勤務していた会社で開発職として働いていた一方で、 いずれは何でもよいので自らモノづくりの仕事で起業したいと考えていました。

大島さんは、以前からクラフトビールを愛飲しており、サンクトガーレンや湘南ビール、COEDO、 常陸野ネストビールなどに親しんで来ました。 2012年からは、仕事の関係で2年ほど米国ミシガン州へ赴任していたのですが、 赴任先では仕事の合間にビールを飲む機会も増え、本場アメリカでどっぷりクラフトビールを堪能して来ました。 そして帰国後も、クラフトビールに関する情報収集をしばらく続けていくうちに、 やがてクラフトビールにはモノづくりの要素が沢山詰まっていることに気づかされました。 こうして、いつかは独立して自ら何か起業したいと考えてきた大島さんは、 その対象としてビール造りを選択することを決意します。

そして2016年の夏、それまで勤務していた会社を退職し、 1年間の予定で栃木県宇都宮市にある宇都宮ブルワリー(Blue Magic)へビール造りの研修に行きました。 一方で醸造所の物件探しも始めていました。 住まいのあった神奈川県を中心に首都圏近郊と、妻の実家のある富山県内を候補地として検討を開始し、 同業者の少ない富山県が有利なのか、クラフトビール市場が完熟している首都圏の方が良いのか、 住環境として家族のこれからのことを考えるとどういった場所が住み易いのかなど総合的に検討した結果、 丁度、妻の実家の近くに店舗や醸造所と自宅を兼ねられそうな良い物件がたまたま見つかったことも含めて、 高岡で起業することを決心しました。

宇都宮市を訪れて約1年弱が過ぎた2017年8月に醸造研修を終えて帰宅。 そして、同年10月には神奈川県から富山県高岡市へ転居しました。 大島さんが購入を決めた物件とは、 文化庁から重要伝統的建造物群保存地区の一つに指定されている金屋町の一角にある町家造りの古民家で、 工場、店舗、自宅、駐車場が全て揃った好条件な建物でした。 それから、自宅に住みながらリノベーションを進めて行くこととし、 まずは同年12月11日から自宅裏の工場を醸造所とするべく改修工事を開始しました。 2018年2月には醸造所が完成し、2018年3月28日に、酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得。 そして同年5月20日に初仕込みに臨み、1stバッチの「金屋エール」が完成すると、 同年6月19日~20日に掛けて金屋町で開催される御印祭(※1)において、お披露目に漕ぎ着けることができました。
※1: 御印祭(ごいんさい)は、金屋町に古くから伝わるお祭りで、 高岡の開祖、前田利長公の命日(6月20日)を偲び、前夜祭として盛大に行われる町流しが見所で、 鋳物職人の作業歌として生まれた弥栄節(やがえふ)に合わせて踊りが繰り広げられます。 御印祭の「御印」とは、前田利長公より下された鋳物の製造許可の印です。

また、同年9月頃からは、自宅の1階スペースの内装工事にも着手し、 自分たちの手でやれるところはDIY方式で少しずつ改装工事を進めていき、 翌年の2019年1月11日にタップルーム「Latticework BREWING Tap House」をオープンします。
また、同年6月27日には、醸造タンク1基を追加導入しました。

Latticework BREWINGの今後について大島さんにお尋ねすると、 「地元でしっかり飲んでもらえるようにしたい。飲食店とのコラボビールにも取り組んでいきたい。 これまでにも例として、(富山県南砺市利賀村にあるオーベルジュ)「L'evo」(レヴォ)や、 (富山県砺波市にあるアートホテル)「楽土庵」(らくどあん)などのオリジナルビールを造らせてもらった。」と語ってくれました。
また、2019年に起業研修を受講した際、今後への意気込みについて、 「開業数年は話題性による誘客効果もあるため、今後はいかに安定して継続していくかが課題。 そのためにも基本である高品質な製品は前提として、飽きさせないための商品、 サービスを開発していきたい。」とも語っていました。


醸造設備
※出典: Latticework BREWINGのFacebookより


※出典: Latticework BREWINGのFacebookより


2019年6月、新たにタンクを導入
※出典: Latticework BREWINGのFacebookより


※出典: Latticework BREWINGのFacebookより


大島 紀明さん


Latticework BREWINGのこれまでのあゆみは、以下の通りです。
2017年12月11日醸造所の建物の改修工事開始
2018年3月28日酒類等製造免許(ビール、発泡酒)を取得
2018年5月20日初仕込み
2018年6月19日御印祭で自家醸造ビールをお披露目
2019年1月11日「Latticework BREWING Tap House」をオープン
2019年6月27日醸造タンクを1基追加導入


ビアクルーズ管理人の一言:
2022年10月、富山県高岡市にある「Latticework BREWING Tap House」を訪れました。 そして、2種類の瓶ビールを購入して自宅で飲みました。



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