サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵 |
ブルーパブ名: | [パブなし] ヒルホテル サンピア伊賀 売店にて販売 | |
電話番号: | 0595-24-7000 | |
住所: | 三重県伊賀市西明寺2756-104 | |
定休日: | 無休 | |
営業時間: | 売店: 8:00~21:00 | |
ビールの種類: | 名月や香りはじける泡の音 (ケルシュ) | |
醸造開始: | 2023年7月16日 | |
アクセス: | 伊賀鉄道 伊賀線/上野市駅からタクシーで約10分 | |
URL: | https://www.basho-an-iga.com/ | |
製造元: | サラヤ株式会社 サラヤブリュワリーラボ | |
電話番号: | 0595-24-7201 | |
住所: | 三重県伊賀市西明寺2756番地104の2 | |
URL: | https://www.saraya.com/ |
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵(ばしょうあん)は、 「発酵」を基軸にクラフトビールとコンブチャの研究・製造施設として、2022年に三重県伊賀市へ誕生しました。 サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵のある伊賀市(いがし)は、三重県の北西部に位置する都市で、 鈴鹿山脈や布引山地、信楽台地などに囲まれた盆地にあります。 古くから京都や奈良と伊勢を結ぶ交通の要衝の地となり、江戸時代には宿場町として栄えていました。 また、伊賀市は、戦国時代に活躍した伊賀流忍者ゆかりの地としても広く知られています。 そうした伊賀市内に2009年に開業した複合施設「ヒルホテル サンピア伊賀」の敷地内にある「にぎわいパーク伊賀」の中に、 サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵があります。 ここで製造されたビールは、ヒルホテル サンピア伊賀館内の売店で購入することができます。
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵では、原材料にドイツ産の麦芽を使用し、 伊賀市の地下水を仕込み水として50%以上使用して醸造しています。
名月や香りはじける泡の音 |
名月や香りはじける泡の音 |
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵を運営するサラヤ株式会社は、家庭用及び業務用の洗剤、消毒剤、衛生用品、
薬液供給機器、健康食品などの開発・製造・販売を手掛ける大阪府大阪市東住吉区に本社を置く化学・日用品メーカーです。
「サラヤ」という名称は、創業家の苗字「更家」をカナ表示にしたものです。
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵のある「ヒルホテル サンピア伊賀」は、
株式会社伊賀が運営する宿泊施設を中心にレストラン、スポーツ施設、大浴場施設などを擁する複合施設です。
当初は、社会保険庁が全国に展開していた厚生年金福祉施設の1つとして、
1992年4月に「三重厚生年金健康福祉センター サンピア伊賀」として開業しました。
その後、「ウェルサンピア伊賀」という愛称で呼ばれるようになります。
ところが、全国の厚生年金施設の一斉売却が国会決議され、
2005年10月以降、全施設を5年以内を目途に段階的に廃止、売却の手続きが進められることとなりました。
そうした中、ウェルサンピア伊賀については、伊賀市民による事業存続の声が高まり、
署名活動を経て「ウェルサンピア伊賀を存続させる会」を発足。競争入札の結果、2009年2月に落札に成功。
そして、同年3月2日には新しい運営会社として第三セクターによる株式会社伊賀を設立。
こうして、ウェルサンピア伊賀は、同年4月30日を以って営業を終了し17年間の歴史に幕を下ろすこととなり、
一方で新会社により同年5月20日に「ヒルホテル サンピア伊賀」としてリニューアルオープンを果たしました。
その後、サラヤ株式会社が株式会社伊賀の株式を取得したことから、
2018年9月よりサラヤはヒルホテル サンピア伊賀の経営に参画することとなり、
ヒルホテル サンピア伊賀はサラヤグループの傘下に入りました。
2021年3月には、ヒルホテル サンピア伊賀の敷地内にあったスケートリンクが営業を終了、
その跡地をグルメ施設や憩いの場として再利用することとなり、改修工事が進められました。
それと並行して、2022年2月に「サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵」を発足。
2022年3月10日には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
こうして、サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵や、ステーキ&BBQグリルテラス、
カラオケラウンジ「アヴァンティー」などを擁する「にぎわいパーク伊賀」を2022年10月1日にオープンしました。
そして、2023年7月16日には、
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵の第一弾ビールである「名月や香りはじける泡の音」の販売を開始しました。
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵の「芭蕉庵」という名は、
江戸時代に俳聖と呼ばれた松尾芭蕉の生誕地が三重県伊賀市であったことと、
松尾芭蕉が全国行脚したように「ここで作られた製品が全国を巡っていくように」という願いを込めて「芭蕉庵」と命名しました。
また、サラヤ株式会社は、サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵の設立を通して、地元食材を生かした商品開発を推進し、
三重県ならびに伊賀市の魅力を全国に配信することで、地域経済への貢献を目指しています。
サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵のこれまでの経緯は、以下の通りです。 | |
1952年 | 「パールパーム石けん液」の発売にてサラヤを創業 |
2009年5月20日 | 「ウェルサンピア伊賀」から「ヒルホテル サンピア伊賀」に名称変更 全国厚生年金施設から民営化 |
2018年9月 | 「ヒルホテル サンピア伊賀」がサラヤグループ傘下化 |
2022年2月 | サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵を発足 |
2022年3月10日 | 酒類等製造免許(発泡酒)を取得 |
2022年10月1日 | 「にぎわいパーク伊賀」をオープン |
2023年7月16日 | 「名月や香りはじける泡の音」を販売開始 |
ビアクルーズ管理人の一言:
2024年4月、三重県伊賀市にあるヒルホテル サンピア伊賀の売店で、
「サラヤブリュワリーラボ芭蕉庵」のビールを購入し、自宅で飲みました。