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SOUTH HORIZON BREWING |
ブルーパブ名: | SOUTH HORIZON BREWING | |
電話番号: | 050-5536-0308 | |
住所: | 高知県高知市仁井田4712-5 新港高台緑地 | |
定休日: | 火曜休 | |
営業時間: | 平 日: 11:30~18:30 土曜日: 11:30~20:00 日祝日: 11:30~19:00 |
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ビールの種類: | All Aboard (ウェストコースト インディア ペールエール) Junos Pandemic (ゴーゼ) Pacifica Common (カルフォルニア コモン) Nap on Deck (アメリカン ペールエール) Blank Log Book (インペリアル ミルクスタウト) Fun guy Fungi (ファームハウスエール) Hop on Duty (ヘイジー インディア ペールエール)[季節限定] Gala Party (トリプルドライホッピング トリプル インディア ペールエール)[限定醸造] Two For Terroir (ライスラガー)[限定醸造] |
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醸造開始: | 2023年12月23日 | |
アクセス: | JR土讃線/高知駅からタクシーで20分 | |
URL: | https://south-horizon.jp/ | |
Facebook: | South Horizon Brewing | |
instagram: | SOUTH HORIZON BREWING | |
Online Shop: | https://south-horizon.jp/collections/beer/ | |
製造者: | 株式会社CHOKA'S | |
電話番号: | 06-6450-8118 | |
住所: | 大阪府大阪市中央区平野町3丁目4-9-4F | |
URL: | https://chokas.jp/ | |
製造所: | 株式会社CHOKA'S SOUTH HORIZON BREWING | |
電話番号: | 050-5536-0308 | |
住所: | 高知県高知市仁井田4712番地5 |
SOUTH HORIZON BREWING(サウス ホライゾン ブルーイング)は、 高知県高知市へ2023年に誕生したマイクロブルワリーです。 SOUTH HORIZON BREWINGのある高知市(こうちし)は、高知県の中央部、太平洋岸に位置する県庁所在地で、 温暖な気候と豊かな自然に恵まれた魅力的な都市です。 古くは、高知城の城下町として栄え、坂本龍馬の生誕の地であり、 日本三大踊り祭りの一つ「よさこい祭り」の故郷として広く知られています。 市街地の南側には桂浜に代表される美しい海岸線がどこまでも続き、 海岸線の中央部には国内外のコンテナ船や大型クルーズ客船などが寄港する高知新港があります。 その高知新港に隣接し、土佐湾や新港を見下ろす高台に醸造所を構えるのが、SOUTH HORIZON BREWINGです。 広々とした店内には、クラフトビール醸造所やビアレストランのほか、ボトルショップ、 珈琲の自家焙煎所(コーヒーロースター)などがあり、ガラス越しに醸造設備を眺めながら、 地元の食材を使ったイタリアンベースのアレンジ料理と、出来立てのクラフトビールを堪能できます。 また、ここで造られるビールは、ボトルショップでのテイクアウトや、オンラインショップでの取り寄せも可能です。
SOUTH HORIZON BREWINGでは、 原材料にイギリス産、ドイツ産、アメリカ産の麦芽とアメリカ産、ニュージーランド産、チェコ産のホップを使用し、 高知の水を仕込み水として使用して醸造しています。 定番商品6種の麦芽には、イギリスの「Simpson's Malt」を100%使用しています。
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All Aboard |
Junos Pandemic |
Pacifica Common |
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Nap on Deck |
Blank Log Book |
Fun guy Fungi |
SOUTH HORIZON BREWINGのフードメニューは、海外経験豊かなシェフが腕を振るい、 高知県産の素材にこだわったイタリアンベースのアレンジ料理やステーキを中心に、 バリエーション豊かなメニューから選べます。
SOUTH HORIZON BREWINGは、
雑貨や食品など家庭用品の企画・製造・販売・輸出を手掛ける
大阪府大阪市中央区に本社を置く株式会社CHOKA'S(チョカス)が運営しています。
その株式会社CHOKA'Sの代表取締役 張 萍(PING ZHANG、チャン ピン)さんは、中国の出身で、
経済学を学ぶため来日後、CHOKA'Sを起業し大阪をはじめ上海、高知と拠点を広げ、
現在も成長を続ける企業の舵取りを担う女性実業家です。
チャンさんは大学院を卒業後、生活雑貨の卸販売の会社に入社しますが、1年ほどでその会社が倒産。
不運に見舞われるも気持ちを切り替えて、それまで取引のあった顧客に不便を掛けてはいけないと考え、
大阪府堺市で自ら生活雑貨の製造卸売業の会社を立ち上げることにしました。
こうして、2004年12月7日に有限会社CHOKA'Sを設立します。
2009年には食料品の輸出事業をスタート。
2012年3月には上海に現地法人「CHO SHANGHAI CO.,LTD」を設立し、日本の食料品の輸出を開始しました。
その後、本社を大阪市内に移転し、2015年6月には株式会社に改組。そうして地域産業振興事業にも参入していきます。
現在の事業内容は、生活雑貨の企画・製造販売、販促商品のOEM生産、
キャラクタービジネス(イラスト、キャラクター開発)、輸出入卸売業、
海外事業開発支援(海外代理販売及びセールスプロモーション)、EC事業(ホームページ制作)、
食品開発事業、通信販売事業、地域産業振興事業など多岐に亘っています。
CHOKA'Sは、「日本のいいものを地方の港から世界へ」という目標を掲げており、
この取り組みの一環としてSOUTH HORIZON BREWINGが誕生しました。
そして、このSOUTH HORIZON BREWING設立に欠かせないのが、
クラフトビール事業を牽引する事業統括責任者 芝 秀二(しばしゅうじ)さんです。
芝さんは、高知県高知市の出身で、地元である高知を盛り上げて行きたいという想いから、
異業種からの参入となるクラフトビール事業の立ち上げに尽力してきた起業家です。
芝さんは高知市で生まれ育ち、高知大学へ進学。
大学卒業後は、東京にある求人広告や人材紹介、ITサービスなどを手掛ける大手企業に就職。
その後、有馬温泉(兵庫県神戸市北区)の老舗ホテルへ転職し、
経営戦略室で有馬温泉街の再興やインバウンドの獲得に従事します。
そして、輸入業に興味を持っていた芝さんは独立を考え、ホテルを退職。
フリーランスで輸入品販売業を起業し、
海外から商品を輸入しては通信販売を使って国内の消費者のもとへ商品を届けていました。
そして本格的に貿易に関する仕事についてみたいと思うようになり、
貿易業を手掛ける企業を探しているうちにCHOKA'Sを見つけ、
1年程続けた個人事業主に区切りをつけて、2015年2月に株式会社CHOKA'Sに入社しました。
入社後は主に、アジア全域の輸出販路の開拓や、地方の地場産品を海外に輸出する取り組みなどに携わってきました。
芝さんは、もともと大学を卒業して高知県を離れた時から、いずれいつかは高知へ帰りたいと考えていました。
一方で高知を離れていた間に、人口減少や少子高齢化が進み市街地は以前と比較して衰退していました。
そうした状況を帰省する度に目の当たりにしてきた芝さんは、何とかしたいという想いを心に抱きつつ、
その想いはやがて地域産業振興事業へとつながって行きます。
話は1998年3月に遡りますが、高知県は海の玄関口である高知港に加え、
国際貿易港として新たに外洋に面した高知新港を建設し、利用を開始しました。
それに伴い高知新港周辺の土地の利用促進のため企業誘致を計画していましたが、
南海トラフ地震の津波対策や、交通の不便さの解消が喫緊の課題でした。そこで、高知県と高知市は共同で、
2016年に津波対策として海抜18mの盛り土を敷設し緑化した新港高台緑地を整備しました。
そうして、高知県は積極的に企業誘致を行なっていく中で、2017年に候補の1社としてCHOKA'Sとも交渉が始まり、
芝さんは社長のチャンさんと共に高知県庁を訪れるようになりました。
そして、貿易業の基地としてや、倉庫業としての利用など様々な利用方法について、話し合いが行なわれました。
ここでビールの話題に飛びますが、芝さんとクラフトビールとの出逢いは、大阪にあるビアバーでのことでした。
当時、大阪市内にクラフトビールを扱うビアバーが増えていると感じていた芝さんは、
チャンさんと試しにビアバーを訪れてみました。
そして、BREWDOGのPUNK IPAを注文し口にしたところ、その斬新な美味しさに衝撃を受けました。
それからと言うものはクラフトビールを飲むのが楽しみとなり、数多くのクラフトビールと出逢うことができました。
高知県は一人当たりのアルコール消費量が全国でも東京都と並んでトップレベルにある酒類消費地です。
そうした酒文化が根付く土地柄において、中でもビールの消費量が全国でトップレベルにあるにも関わらず、
クラフトビールに焦点を当ててみると、県下のマイクロブルワリーの数はたったの4軒しかなく、
他府県への外販もあまり進んではいない状況で、開拓の余地が残されていました。
また、高知は水がとてもきれいな土地柄で、水をペットボトルに詰めて販売する案が出たほどで
(実現には至りませんでしたが)、そうした観点からビール造りには適していました。
これらのことから芝さんは、高知の地域活性化の起爆剤として、クラフトビール事業を思い付きます。
そして社内では、クラフトビールをキーワードに、
緑の広がる高台から土佐湾を一望できる絶景ポイントという立地を生かして観光客の集客に結びつけられないかや、
高知新港の旅客ターミナルには大型クルーズ客船が定期的に入港していることから、クルーズ客の集客も見込めないか、
また、そこで製造したクラフトビールを高知新港から海外へ直接輸出できたら外販ビジネスにつながらないかなど、
様々な観点から検討を進めていき、2019年にクラフトビールの事業化構想をスタートさせることにしました。
時を同じくして、高知市内で冷蔵倉庫業を営む大東冷蔵株式会社が、
高知県と新港高台緑地の利用について交渉を続けていました。
そして、CHOKA'Sと同様に高知の港を拠点に地域を盛り上げたいという共通点から大東冷蔵と意気投合し、
共同利用の検討に入りました。そして、新港高台緑地の販売区画の土地は一括で大東冷蔵が購入し、
その敷地の一角をCHOKA'Sが借りて、建物を建設することとなりました。
やがて建屋の建設がはじまり、2023年5月にはほぼ完成し、同年7月8日に内々でのレセプションパーティーを開催。
こうして、同年7月15日に「SOUTH HORIZON BREWING」のグランドオープンを迎える運びとなりました。
そして、2023年11月22日には酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
同年11月24日に初仕込みに臨み、1stバッチである「All Aboard」が完成すると、
遂に同年12月23日、お披露目へと漕ぎ着けることができました。
SOUTH HORIZON BREWINGの醸造責任者 中村 託也(なかむらたくや)さんは、静岡県湖西市の出身で、
イギリスで醸造学を学び、帰国後は2社の醸造所で立ち上げを経験した後、
高知での醸造所立ち上げに尽力した醸造家です。
中村さんは、湖西市で生まれ育ち、浜松の高校へ進学。高校時代には将来は料理人になりたいと夢描いていました。
高校卒業後は上京し、専修大学 法学部に進学します。
大学生活が始まると、元々接客業が苦手だったことから接客が学べて、料理の勉強もしたいと思い、
銀座のワインバーでアルバイトを始めました。
そのバイト先の先輩から、20歳の誕生日に缶の「よなよなエール」をプレゼントされ、
初めてクラフトビールというものを口にしたところ、それまでに飲んだことのない味にとても驚き、一気に魅了されました。
その後も先輩が下北沢にあるビアバー「うしとら」に連れて行ってくれて、
よなよなエールやリアルエール、セカンド・インパクトなどを好んで飲むようになり、
クラフトビールの世界にのめり込んで行きました。
そして大学1年の時点で既に法律家への道ではなく飲食業に興味が向いていて、
ゆくゆくは料理とクラフトビールを提供する店を出したいと考えていました。
それが、大学3年になるとブルーパブの存在を知り、自分でもビールを造るという選択肢があることに気づくと、
中村さんの興味は飲食業からビール造りへと変化して行きました。
やがて4年になり就職活動の時期がやって来ると、ビール醸造の知識や経験が全くなかったことから、
いきなり小規模なブルーパブへの就職は困難と判断して、
大手ビールメーカーや大手クラフトビールメーカーを目指した就活をしました。
しかし、結果的に面接で「文系だとビールがつくれない」と言われ、ビールメーカーへの就職は叶いませんでした。
そんな時に、中村さんは父親から外国語のスキルを身に着けるために「語学留学をしないか?」と薦められました。
もし海外へ行けるならビールの本場で学べるのではないかと考え、
語学の習得だけでなく醸造技術の習得もしたいという思いを父親に伝え、説得を続けたところ、
単位を落とさないことを条件に許しを得ることができました。
そして、スコットランドの首都エディンバラにあるHeriot-Watt University(ヘリオット・ワット大学)の入試をパスし、
2014年9月からスコットランドでの生活がスタートしました。
最初の1年間は語学の勉強に通い、論文の書き方やスピーキングを学び、
その後は醸造蒸留学科への転科を申し出て、それからの4年間で醸造と蒸留について学びました。
中村さんは、スコットランドでの生活が始まるとすぐに、
下宿の近くにあったホームブリューイングの店で、自家醸造キットを買ってきて、
勉強の合間にホームブリューイングに取り組みました。
最初は出来上がったビールを飲んで楽しんでいましたが、
ある程度上達してくると友人と互いに作ったビールを交換するのが楽しみとなりました。
いよいよ大学の卒業が近づくと、中村さんは帰国前にイギリスの醸造所で数年働いてから帰国するつもりでいました。
ところが、イギリスで働くためには就労ビザが必要となり、就労ビザを取得する条件の中に最低賃金が定められていました。
大学出たての経験のない初心者を受け入れる醸造所は少なく、
最低賃金を満たすだけの給料を支払ってくれる醸造所は1軒もありませんでした。
こうして大学を卒業するとやむなく、2019年7月に帰国することにしました。
帰国後は知人の紹介で、山梨県内に醸造所の設立準備を進めていた会社で働くことを決め、
醸造所の立ち上げに参加することとなりました。
まずは、その会社が運営する都内の飲食店で働きながら、
空いた時間を使って醸造設備の調達や、醸造免許取得の準備を進めていきました。
しかし過労が原因で1年ほど勤務して、醸造所の完成を見ることなく2020年6月末に退職しました。
それから、これまでの経験を活かせるような醸造関係の求人募集を探したところ、
新しい醸造所を建設中だった大阪府大阪市西成区にあるディレイラブリューワークスの求人を見つけて、
同年9月に合同会社シクロへ入社しました。
ここでは既存の醸造所で醸造を手伝いながら新醸造所の立ち上げに携わり、
2021年6月には新醸造所の稼働を迎え、プロジェクトの完了まで立ち会うことができました。
プロジェクトが完了すると、ここでの役目はやり終えたと感じた中村さんは、
故郷である湖西市にUターンし醸造所を立ち上げようかと考えましたが、
湖西市は都会から離れた人口6万人足らずの街なので、
大阪で実践してきたやり方をそのまま持ち込んでも、うまくいかないと考えました。
そこで、地方都市(いわゆる田舎)でも成功するやりかたを学びたいと思い、そうしたプロジェクトを探していたところ、
たまたま大阪のONE's BREWERYの知人から高知県に醸造所を建設中だったCHOKA'Sを紹介され、
醸造責任者として迎え入れてもらえることとなり、2022年8月1日に株式会社CHOKA'Sに入社しました。
醸造体制については、中村さんのほかに、
見習い生からスタートした2名のブルワーを加えた3人体制で醸造にあたっています。
彼らは、それぞれ静岡、東京、兵庫から高知に移住してきたメンバーで、
高知での人口減少対策の1つである他府県からの移住者促進にも貢献する形となりました。
SOUTH HORIZON BREWINGの名の由来についてですが、店舗の南側には太平洋が広がっており、
遥か遠くに水平線が望めることから、「南の水平線」で"SOUTH HORIZON"とネーミングしました。
芝さんに今後のSOUTH HORIZON BREWINGについてお尋ねしたところ、「クラフトビール事業の発展に向けて、
ブランドの確立と品質向上を追求し、地域と共に成長する持続可能なビジネスを構築して行きたい。
また、これまで培ってきた貿易事業の経験や海外パートナーとのネットワークを活かし、
日本国内だけでなく海外への輸出も視野に入れ、クラフトビールの可能性をさらに広げて行きたいと思う。
さらに、新たな市場の開拓や異業種とのコラボレーションにも積極的に挑戦し、
SOUTH HORIZON BREWINGならではの魅力と価値を世界に届けて行きたいと考えている。」と答えてくれました。
ここからは、醸造設備についてご紹介しましょう。
SOUTH HORIZON BREWINGのこれまでの経緯は、以下の通りです。 | |
2004年12月7日 | 有限会社CHOKA'Sを設立 |
2012年3月 | 上海市へ現地法人「CHO SHANGHAI CO.,LTD」を設立 |
2015年6月 | 有限会社CHOKA'Sから株式会社CHOKA'Sへ改組 |
2023年7月15日 | 「SOUTH HORIZON BREWING」をオープン |
2023年11月22日 | 酒類等製造免許(発泡酒)を取得 |
2023年11月24日 | 初仕込み |
2023年12月23日 | 自家醸造ビールを販売開始 |
ビアクルーズ管理人の一言:
2025年2月、高知県高知市にある「SOUTH HORIZON BREWING」より定番6種類のビールを取り寄せて、自宅で飲みました。
芝様には、掲載に当たりいろいろお世話になりました。お心遣いに感謝致します。