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祭醸造 |
ブルーパブ名: | MATSURI BREWING | |
電話番号: | 047-303-3253 | |
住所: | 栃木県 | |
定休日: | 火曜休 | |
営業時間: | 平 日: 15:00~23:00 土日祝: 12:00~23:00 |
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ビールの種類: | 門出 - kadode (ペールエール)
40MINUTES (ペールエール) KANOA - 自由 (ゴールデンエール) 白妙 - SHIROTAE (ベルジャンエール) SINGLE HOPE (ヘイジー ペールエール) 祝祭IPA DO (イングリッシュ インディア ペールエール) 祝祭IPA DO (アメリカン インディア ペールエール) 撫子 - NADESHIKO (ブリュット インディア ペールエール) 万歳 - BANZAI (アメリカン レッドエール) 爛漫 - RANMAN (ゴールデンエール) 毬寿 - MARRIAGE (ペールエール) 祝祭 - TIN (ウェストコースト インディア ペールエール) 柳黒 - YANAKURO (スタウト) てんきゅー? (ヘイジー ペールエール) 祭鳥 - MATORI (セゾン) ハレ茶 (ゴールデンビター) 祭ビノミタイ (ヴァイツェン) 三周祭 (インディア ペールエール) 祝祭IPA Char (インディア ペールエール) YUZU - 柚子 (セッション インディア ペールエール) SINGLE HOPE CITRA (ヘイジー ペールエール) 桃 (ヴァイツェン) 響 - HIBIKI (ヘイジー インディア ペールエール) 響 | JUICY SERIES (ヘイジー インディア ペールエール) 祝祭 | PANC (インディア ペールエール) 梨パイン (ヘイジー ペールエール) IBUKI2024 (ペールエール) 祝祭IPA CHAI (インディア ペールエール) 苺晴 - ICHIGOBARE (ヘイジー ペールエール) 紅茶の発泡酒 (ハードスパークリング ティー) SAT (ダブル インディア ペールエール) 清宮 (ピルスナー) |
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醸造開始: | 2023年9月18日 | |
アクセス: | 東京メトロ 東西線/浦安駅西口から徒歩4分 | |
URL: | https://www.matsuribrewing.jp/ | |
Facebook: | 祭醸造 matsuribrewing | |
instagram: | MATSURI BREWING / 祭醸造 | |
Online Shop: | https://www.matsuribrewing.jp/collections/all | |
製造元: | 祭醸造 浦安醸造所 | |
電話番号: | 047-303-3253 | |
住所: | 千葉県浦安市当代島2丁目1番27号 石長ビル1階 |
祭醸造(まつりじょうぞう)は、千葉県浦安市へ2023年に誕生したマイクロブルワリーです。 祭醸造のある浦安市(うらやすし)は、千葉県の北西部、旧江戸川を挟んで東京都との県境に位置し、 東京ディズニーリゾートがあることで広く知られる都市です。 古くは漁師町として発展したところで、高度経済成長期に東京湾沿岸の開発が進み、 海水汚染の影響で漁業が衰退する一方で、海岸付近の埋め立てが進み、 東京ディズニーランドの開園やリゾートホテルの開業をきっかけに一大観光都市へと変貌を遂げて行きました。 そうした浦安市の旧江戸川エリアに、街ナカ・駅チカのクラフトビール醸造所を構えるのが祭醸造です。 地元の昔ながらの祭をテーマに「ハレの日にちなんだ、どこか懐かしくて飲み易いビール」をイメージして、 ビール造りを進めています。タップルーム「MATSURI BREWING」の店内は、カウンター席とテーブル席があり、 お祭り気分を盛り上げる装飾品が飾られています。祭醸造のビールは、店内で出来立ての樽生を飲めるほか、 瓶入りをテイクアウトしたり、オンラインショップにて購入することもできます。
祭醸造では、原材料にアメリカ産、イギリス産、ドイツ産の麦芽と、 アメリカ産、イギリス産、チェコ産、ニュージーランド産のホップを使用し、 浦安の水を仕込み水として使用して醸造しています。
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撫子 - NADESHIKO |
万歳 - BANZAI |
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祭鳥 - MATORI |
祭醸造のフードメニューは、枝豆、スモークナッツ、ピリ辛ジャイアントコーン、ナチョスなどのファストメニューや たこ焼き、たこせん、焼売、アジのさつま揚げなどの一品料理、そして祭の定番でもある「りんご飴」などから選べ、 出来立てのビールと合わせて味わえます。
千葉県の浦安市と聴くと、舞浜地区にある東京ディズニーリゾートをすぐに連想してしまいますが、
実は東京へのアクセスの良さからベッドタウンとして発展してきたところで、
子育てをしやすい環境も整った住みやすい街として人気があり、
住宅地・商業地域・観光地のバランスのとれた都市と言えます。
一方で伝統的なお祭りやイベントも継承されており、
代表的な祭の1つとして4年に1度オリンピックと同じ年の夏に行なわれる浦安三社祭が知られています。
このような浦安市で、祭をテーマとしてビール造りを進めているのが、祭醸造です。
祭醸造の創業者で、クリエイティブディレクターの伊藤 源一(いとうげんいち)さんは、千葉県市川市の出身で、
会社勤めの傍ら祭醸造を経営する二足の草鞋を履く経営者です。
伊藤さんは、市川市の行徳で生まれ浦安市で育ち、高等も地元の東海大学付属浦安高等学校に進学。
高校時代は野球部に所属し、2000年夏の甲子園で千葉県代表として出場し、準優勝まで行きました。
そして、東海大学 情報通信学部 情報メディア学科に進学し、
大学卒業後はブランディング関連やコンサルティングなど3社を経て、現在は広告代理店に勤務しています。
伊藤さんに転機が訪れたのは2020年、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた頃でした。
会社員勤めを続ける中、コロナ渦に入りテレワークが進み、地元で過ごす時間が増えると同時に、自分の時間が出来ました。
そうした変化の中で、伊藤さんは新しい働き方を模索していました。
これまで、「何も無いところから何かを造り出す」というクリエイティブな仕事をしてきた経験から、
ここで出来た時間を有効に使って、何か新しいものを造り出せないものかと考えました。
また一方で、自身が住み慣れたこの街で「地域共創」ができないものかと考えるうちに、
地元でのモノづくり・コトづくりを通して地元に貢献したいと思うようになりました。
そして自身の生まれ育った環境を振り返った時に、行徳と言えば「神輿のまち」であり、
小さい頃から身近に祭があったことに気づきました。
そこで祭をテーマに、何か新たなものをつくり出せないものかと考えを巡らせて、
祭に絡めたコーヒーやら、ファッションやら、いろんな商品を考え続けた末に、最終的にビールに着地しました。
こうして、醸造所の設立に向けて準備を開始しました。
以前は居酒屋だった物件を改装し、醸造所となるスペースと併設のタップルームが完成します。
すると醸造に先駆けて、2021年6月5日にタップルーム「MATSURI BREWING」をオープンしました。
それから醸造設備の導入に向けて資金調達のため、2022年5月26日~7月31日に掛けてクラウドファンディングを実施し、
醸造設備を導入。2023年5月31日には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
その後、同年8月上旬に初仕込みに臨み、1stバッチとなるペールエール「門出 - kadode」が完成すると、
同年9月18日にタップルームにてお披露目となり、自家醸造ビールの販売を開始しました。
祭醸造の醸造担当 牧 遼(まきりょう)さんは、東京都葛飾区の出身で、
ブルワリー設営から委託製造まで幅広くコンサルティングをこなすフリーランスの醸造家です。
高校卒業後は、東京農業大学 応用生物科学部に進学。大学院ではバイオサイエンスを専攻し2014年に修士号を取得し卒業。
そして株式会社横浜ビール(神奈川県横浜市中区)へ入社し、店舗責任者や調理を担当。
その後、2018年1月31日に同社を退職。
翌2月1日には、胎内高原ビールでお馴染み新潟ビール醸造株式会社(新潟県胎内市)へ入社し、初めて醸造を担当します。
それから3年が経過し、そろそろ独立を考え始めていたある日、
祭醸造のinstagramの「#ブルワー募集」という文字を見付けました。
話を聴くため2021年3月1日にコンタクトをとったことがきっかけで祭醸造の醸造委託の話が水面下で進み、
同年年8月末に同社を退職。有給休暇の消化のため早めに業務を終え、同年8月中旬には新潟から千葉へ移り住み、
そこからは個人事業主としての生活がはじまりました。
伊藤さんに今後の祭醸造についてお尋ねすると、
「第2工場を行徳に建てて、本格的に全国展開に向けて、規模の拡大を図って行きたい。
そして、定番ビールなど大量に造る現場は行徳へ持って行き、
祭醸造では多品種少量生産のビールを造って行くことにしたい。」と語っていました。
伊藤さんのご厚意により、醸造所を見せてもらいましたので、ご紹介します。
祭醸造のこれまでの経緯は、以下の通りです。 | |
2021年6月5日 | MATSURI BREWINGをオープン |
2023年5月31日 | 酒類等製造免許(発泡酒)を取得 |
2023年9月18日 | 自家醸造ビールを販売開始 |
ビアクルーズ管理人の一言:
2025年3月、千葉県浦安市にある「祭醸造」を訪れて、定番3種類のビールを飲みました。