京都舞鶴ブルワリー


ブルーパブ名: 5号棟カフェ
電話番号: 090-2101-5510
住所: 京都府舞鶴市字北吸1039番地の2 舞鶴赤れんがパーク 5号棟内
定休日: 火水休
営業時間: 平 日: 11:00~14:00
土日祝: 11:00~15:00
ビールの種類: IPA (インディアン ペールエール)
Pale ale (アメリカン ペールエール)
レモンエール (フルーツエール)
BLUEBERRY MIRAI ALE (フルーツエール)
atick Golden Ale (ゴールデンエール)
醸造開始: 2024年8月17日
アクセス: JR舞鶴線/東舞鶴駅から徒歩15分
東舞鶴駅からタクシーで約5分
Facebook: 京都舞鶴ブルワリー
instagram: 京都舞鶴ブルワリー
Online Shop: https://kyotomaizuru.base.shop/

製造元: 京都舞鶴ブルワリー
電話番号: 090-2101-5510
住所: 京都府舞鶴市北吸1039番地の1 赤レンガ5号棟1階

京都舞鶴(きょうとまいづる)ブルワリーは、京都府舞鶴市へ2024年に誕生したマイクロブルワリーです。 京都舞鶴ブルワリーのある舞鶴市(まいづるし)は、京都府の北部、日本海側に位置し、 若狭湾からさらに入り組んだ舞鶴湾に面した自然豊かな港湾都市です。 古くは旧田辺藩(舞鶴藩)の城下町として栄え、明治時代以降は旧日本海軍の軍港(舞鶴鎮守府)が置かれ、 現在は海上自衛隊の基地港があることで知られるところです。 そうした舞鶴市の観光スポットの1つ、レトロな雰囲気と美しい景観が楽しめる「舞鶴赤れんがパーク」の中に、 「5号棟カフェ」と併設の醸造所「京都舞鶴ブルワリー」があります。 5号棟カフェでは、自慢のカレーやピザと、出来立てのビールを味わえるほか、 瓶ビールをテイクアウトすることもできます。


舞鶴赤れんがパーク内の5号棟


5号棟の館内


5号棟カフェ


5号棟カフェの店内


デリバリーカウンター


カウンター奥には、12本のタップ


5号棟カフェのすぐ隣に醸造所があります

京都舞鶴ブルワリーでは、 原材料にドイツ産、アメリカ産、イギリス産の麦芽とドイツ産、アメリカ産、イギリス産のホップを使用し、 与保呂川から取水されるとてもきれいな舞鶴の水を仕込み水として使用して醸造しています。 京都舞鶴ブルワリーのラインナップには、定番の「IPA」、「Pale ale」のほか、限定醸造ビールがあります。
限定醸造の「レモンエール」は、舞鶴市内の大浦地区にあるレモン生産グループ「大浦パパレモン」で生産される「京都潮風檸檬」のピールを副原料としてふんだんに使用したフルーツエールです。
限定醸造の「BLUEBERRY MIRAI ALE」は、舞鶴市内の大浦半島・室牛にあるブルーベリー観光農園「Blueberry valley Maizuru」で生産されるブルーベリーを副原料に使用したフルーツエールです。

IPA

Pale ale

また、京都舞鶴ブルワリーは受託醸造も行っています。OEM供給先としては、
「atick Golden Ale」(株式会社ウッディーハウス/京都)があります。


5号棟カフェのフードメニューは、看板メニューである特製カレーのほか、 ピザ、ホットドッグ、ピザトースト、キーマカレートーストなどの軽食や、 元祖肉じゃがコロッケ、舞鶴茶ソフト、海軍ラムネ、海軍タピオカプリンなどのご当地オリジナルメニューから選べます。 看板メニューである『ふゆづき特製カレー』とは、 護衛艦「ふゆづき」の艦内で毎週金曜日に出されるというカレーの味を再現しているもので、 2017年7月には「ふゆづき」の艦長から認定を受けているという代物。 また、カウンターでは『まいづる海自カレー』(舞鶴海上自衛隊カレー)のテイクアウト商品を販売しており、 その種類には護衛艦「ふゆづき」、護衛艦「あさぎり」、護衛艦「あたご」、「第23航空隊」、護衛艦「ひゅうが」、 護衛艦「せんだい」、多用途支援艦「ひうち」、護衛艦「みょうこう」、 「舞鶴基地業務隊」など舞鶴在籍の艦艇・部隊・学校が認定した18種類があります。 それと「元祖肉じゃがコロッケ」については、舞鶴市が「肉じゃが発祥の地」とされており、 明治34年当時の舞鶴海軍の味を再現しているそうです。 ※ちなみに、「肉じゃが発祥の地」については広島県呉市も同様に謳っており、いずれも軍港のなごりのようです。


ふゆづき特製カレー
※出典: 5号棟カフェのFacebookより


ホットドッグ
※出典: 5号棟カフェのFacebookより


ピザトースト

5号棟カフェや併設の京都舞鶴ブルワリーがある舞鶴赤れんがパークは、 明治から大正にかけて建てられた赤煉瓦造りの倉庫群の一部を、観光スポットとして、 また市民の憩いの場として一般公開している施設です。 赤煉瓦倉庫群の歴史を辿ると、 1901年(明治34年)に大日本帝国海軍の艦隊統轄機関である「舞鶴鎮守府」(まいづるちんじゅふ)が舞鶴の地に創設されました。 そして、旧 舞鶴海軍軍需部本部地区には、明治時代から大正時代に掛けて、 旧日本海軍によって舞鶴鎮守府の軍需品等の保管庫として赤煉瓦造りの倉庫が次々と建てられ、全12棟を数えるまでになりました。 現在その場所は、舞鶴港ウォーターフロントとして整備され、 全12棟の赤煉瓦倉庫を相称して「舞鶴赤れんが倉庫群」と呼ばれています。 また、12棟のうち、現役で海上自衛隊が使用している4棟を除いた8棟が2008年に国の重要文化財に指定され、 2012年5月19日には舞鶴市が運営する「舞鶴赤れんがパーク」としてグランドオープンを迎えました。

その後、2017年~2018年に掛けて舞鶴市は舞鶴赤れんが倉庫群の民間活力導入可能性調査を実施し、 2021年に「赤れんがパーク官民連携型賑わい拠点創出事業」の公募を実施。 同年11月に、舞鶴赤れんがパークでイベント実績のあった地元企業の株式会社ウッディーハウス(本社、舞鶴市)を選出し、 管理運営事業者に決定。そのウッディーハウスという会社は、 セレクトショップ「WOODY HOUSE」を京都・大阪・兵庫・東京・愛知に展開する1999年創業のアパレル企業です。 こうして、2022年4月1日より舞鶴赤れんがパーク内の旧文庫山学園、および赤れんが3号棟、赤れんが4号棟、赤れんが5号棟を、 株式会社ウッディーハウスが管理運営することとなりました。

その中の赤れんが5号棟は、1918年(大正7年)に「舞鶴海軍軍需部第三水雷庫」として建設された煉瓦造り2階建の建物で、 舞鶴鎮守府では最大の倉庫でした。 戦後は民間会社の飼料用大麦・ガラス・雑貨などを保管する倉庫として使用されていましたが、 その後舞鶴市の所有となり、2012年の「舞鶴赤れんがパーク」オープン時に、 「赤れんがイベントホール」として一般公開されました。 赤れんが5号棟内には、赤れんがイベントホールのほか、「5号棟カフェ」、「京都舞鶴ブルワリー」をはじめ、 海上自衛隊ブース、ご当地プリン「マイヅルプリン」、 海鮮の缶詰の製造・販売「CAN BRICK」などの店舗がテナントとして入っています。

その5号棟カフェや京都舞鶴ブルワリーを運営しているのが、 飲食店経営者の五味 祐規夫(ごみゆきお)さんです。 五味さんは、大阪府の出身で、舞鶴市内にイタリア料理店「pizzeria SLOW」や「5号棟カフェ」を展開する経営者であると共に、 京都舞鶴ブルワリーの醸造家でもあります。 五味さんは以前、大阪や東京で不動産業や飲食店に勤務し、 2012年11月に東京から舞鶴へ移住して来ました。そして、2013年3月にイタリア料理店「pizzeria SLOW」を創業し、 2017年7月には赤れんが5号棟内へ「5号棟カフェ」を開業。 同年7月29日には『ふゆづき特製カレー』をお披露目し、同年8月11日より5号棟カフェで販売を開始しました。

そうした五味さんがクラフトビールに携わるようになったのは、2020年8月頃のこと。 最初は5号棟カフェでオリジナルビールを出したいと思うようになったのが始まりでした。 そして、どこかへ依頼してオリジナルビールを製造してもらおうと思い、 OEMビールを受託しているブルワリーを探していたところ、 知り合いにビールのコンサルティングをしている人がいて、 和歌山ブルワリー(和歌山県和歌山市)を紹介してくれました。 早速、オリジナルビールの製造を依頼しようと思い、和歌山ブルワリーを訪ねてみることにしました。 そして現地を訪ねてみると醸造体験というイベントを開催していることを知り、 試しに醸造体験に参加してみることにしました。

実際にビールの醸造を体験してみると、なんとなく自身でもビールが造れそうな気がしてきて、おもしろくなってきました。 また、和歌山ブルワリーで醸造体験を指導してくれた方からも、 「OEMで醸造委託するよりも、自身で造る方が良いのでは?」と奨められました。 そこでよく考えてみると、舞鶴は観光地ということもあり、地元の活性化にもつながるかもしれないと思い、 和歌山ブルワリーのメンバーに相談しながら五味さんはビール造りを始めてみることにしました。 こうして自身のブルワリー設立に向けて、本格的に準備を開始。 5号棟カフェのすぐ隣のスペースに醸造所を設け、和歌山ブルワリーで使用する機材と同じメーカーの醸造設備を導入。 そして、2024年6月28日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年7月25日には初仕込みに臨み、1stバッチのビールが完成すると、 同年8月17日より5号棟カフェにて販売を開始しました。

五味さんに京都舞鶴ブルワリーの今後についてお尋ねすると、 「地元で愛されるビールにして行きたい。皆さんに親しまれた舞鶴赤れんがパークでのビール造りを続けて行きたい。 現在は定番のIPAとペールエールのみを造っているが、やっと販路もつくることが出来てきたことから、 これからは舞鶴茶を使ったビールを造ったり、スタイルとしてはヴァイツェンなんかも造ってみたいと思っている。」と、 語ってくれました。

五味さんのご厚意で醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介しましょう。


醸造設備  【1バッチ(1ロットの生産量)が600リットル】
醸造設備は、スロベニア共和国のBrewiks(ブルーウィクス)社製のプラント


仕込み設備
手前から糖化釜(マッシュタン)、 ワールプール、 貯湯タンク(ホットリカータンク)



右側が600リットルの糖化釜(マッシュタン)兼、煮沸釜(ケトル)
左側がろ過槽(ロイター)兼、ワールプール


貯湯タンク(ホットリカータンク)


600リットルの発酵&貯酒タンクが4基


ビンの洗浄機と、充填機(ボトラー)



京都舞鶴ブルワリーのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2013年3月28日イタリア料理店「pizzeria SLOW」を開業
2017年7月「5号棟カフェ」をオープン
2024年6月28日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2024年7月25日初仕込み
2024年8月17日自家醸造ビールを販売開始

ビアクルーズ管理人の一言:
2026年5月、京都府舞鶴市にある「舞鶴赤れんがパーク」内の5号棟内の「5号棟カフェ」を訪れて、 2種類のビールを購入し、自宅で飲みました。



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