KUNIUMI BREWING


ブルーパブ名: BREW PUB Thistle
電話番号: 0749-47-3307
住所: 滋賀県犬上郡多賀町多賀1322-28
定休日: 水曜休
営業時間: 月~土: 11:00~18:00
日曜日: 12:00~18:00
ビールの種類:
高 (アメリカン ペールエール)
玄 (アイリッシュ ドライスタウト)
Scottish Ale (スコティッシュエール)
Hefe Weitzen (ヘーフェ ヴァイツェン)
恵 (ライスエール)
Smash English Pale Ale (イングリッシュ ペールエール)
古例大祭 (ジャーマン ピルスナー)
XPA (エクストラ ペールエール)
American IPA (アメリカン インディア ペールエール)
晨 (ベルジャン ウィートエール)
万灯祭 (サワーラガー)
さざなみ酒店 創業75周年記念オリジナルビール (ベルジャン ウィートエール)
柚子ヴァイツェン (ヴァイツェン)
梟 (ブラック インディア ペールエール)
NADESHIKO Japanese Lager (ラガー)
Kveik Harb Ale (ハーブエール)[ドガサウナ周年記念限定醸造]
ナデシコ オリジナルビール (スモークエール)
Micro Pale Ale (マイクロ ペールエール)
醸造開始: 2024年12月15日
アクセス: 近江鉄道 多賀線/多賀大社前駅から徒歩1分
instagram: Brew Pub Thistle -ブリューパブシスル-

製造元: Salon Bar Thistle  くにうみ醸造所
電話番号: 0749-47-3307
住所: 滋賀県犬上郡多賀町大字多賀1322番地28
URL: https://www.big-advance.site/c/135/1992/
instagram: くにうみ醸造所

KUNIUMI BREWING(くにうみ ブルーイング)は、滋賀県多賀町へ2024年に誕生したマイクロブルワリーです。 KUNIUMI BREWINGのある多賀町(たがちょう)は、滋賀県の東部、湖東地域に位置し、 町域の約86%を森林が占めており、鈴鹿山脈を源流とする犬上川や芹川が町内を流れ、 豊かな山林と歴史・文化が息づく自然豊かな町です。 古くから「お多賀さん」で親しまれ、信仰を集めてきた多賀大社があることで広く知られるところです。 多賀大社は、伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)を祭神とする古社で、 延命長寿や縁結び、厄除けなどの神様として信仰されてきました。 その多賀大社の門前にレストランと醸造所を構えるのが、KUNIUMI BREWINGです。 レストラン「BREW PUB Thistle」(ブリューパブ シスル)では、 くにうみ醸造所で醸すクラフトビールの樽生を楽しめるほか、テイクアウト用の缶ビールを購入することもできます。


BREW PUB Thistle


BREW PUB Thistleの店内








デリバリーカウンターの奥には、ガラス越しに醸造設備を眺められます


デリバリーカウンター横には、10本のタップ

KUNIUMI BREWINGでは、 原材料にイギリス産、ドイツ産の麦芽とアメリカ産、ニュージーランド産、イギリス産、ドイツ産のホップを使用し、 鈴鹿山脈を源とする地下水から取水される多賀の水を仕込み水として使用して醸造しています。





Scottish Ale



古例大祭

American IPA



Micro Pale Ale


BREW PUB Thistleでは、 ビアコーディネーターの資格を持つシェフによる、ビールとのペアリングを意識したメニューを提供しています。 ランチタイムメニューとパブタイムメニューに分かれており、 ランチメニューでは特製のハンバーグや生パスタ、クリームコロッケなどから選べます。 また、パブメニューには、フィッシュ&チップスや野菜のフリット、フライドポテト、チキン&チップス、 ジャーマンソーセージ盛り合わせなどのおつまみメニューから、近江牛のミートボール、近江牛のボロネーゼ、 パスタ、ピラフなどの軽食メニューまで、いずれもビールとの相性が良いものばかりで、 出来立てのクラフトビールと合わせて楽しむことができます。


特製ハンバーグ
※出典: BREW PUB Thistleのinstagramより


クリームコロッケ
※出典: BREW PUB Thistleのinstagramより

 
■■■ Salon Bar Thistle
KUNIUMI BREWINGのオーナーは、元々オーナーバーテンダーとしてオーセンティックバーを経営しており、 その中心となる店舗が「Salon Bar Thistle」(サロンバー シスル)です。 同店は、オーナーにとって2軒目の店舗として、2010年9月にオープン。 ラグジュアリーで落ち着いた雰囲気の店内では、ゆっくりとくつろぎながら、 世界の銘酒やカクテル、そしてシガーを楽しむことができます。


※出典: Salon Bar Thistleのinstagramより

Salon Bar Thistle  (TEL: 0749-22-7071/水曜休/
月~土: 11:30~14:30、18:00~25:30、日曜日: 18:00~25:30/
所在地: 滋賀県彦根市旭町9-14 ホテルサンルート彦根 1F/
アクセス: JR東海道本線、近江鉄道/彦根駅西口から徒歩3分/
URL: http://www.bar-thistle.jp/、  instagram: Salon Bar Thistle )


Salon Bar Thistleをはじめ、BREW PUB ThistleやKUNIUMI BREWINGを経営する代表の宮下 純(みやしたじゅん)さんは、 滋賀県多賀町の出身で、四半世紀以上ものバーテンダー歴を持つ、長きに亘り接客業に携わってきた経営者であり醸造家です。 宮下さんは、多賀町で生まれ育ち、近江八幡市内の高校を卒業後就職。 サービス業に就いた後、2000年に長浜ロイヤルホテル(現在は名称変更)へ入社。 そこを皮切りにバーテンダーとして歩み始めました。バーテンダーを職業に選んだ理由は、 日本国内に限らず世界中のどこでも仕事ができる「食べて行かれる」と考えたからでした。 その後、2001年には帝国ホテル 大阪へ転職し、バーテンダーとしての経験を積んで行きました。

宮下さんがビールに興味を持つようになったのは、バーテンダーの仕事を始めた頃のことでした。 バーテンダーという職業に就いて一番初めに学びを深めたお酒がビールでした。 当時、「とりあえずビール」という言葉が交わされていたように、ビールは酒類の中でも最も身近にありました。 そこで、ビールの本質を知りたくて、ビールについて勉強しました。 その後、その他のいろんな酒類について学んで来ましたが、ビールに対しては特別な思い入れがありました。 また、宮下さん自身もビールが好きだったこともあり、JCBA 認定ビアジャッジの資格を取得したり、 店舗ではギネスビールを取り扱うなど造詣を深めて行きました。 そして、2002年~2003年に掛けてホテルの仕事の傍ら長濱浪漫ビール(滋賀県長浜市)でアルバイトもしていました。 そこでは醸造設備であるタンクの洗浄を手伝ったりして、ビールの醸造現場に少しだけ触れることができました。

独立を真剣に考えていた宮下さんは、2004年12月末に勤務先のホテルバーを退職。 年が明けた2005年2月に、故郷に近い彦根市内へオーセンティックバーである「Bar Thistle」(バー シスル)を開業し、 オーナーバーテンダーとして独立。店名の「Thistle」(シスル)とは、 スコッチウイスキーの故郷であるスコットランドの国花である「アザミ」から名付けました。(「アザミ」の英語表記が"Thistle") その5年後、2010年9月には同市内にあるホテルサンルート彦根の1階フロアへ、 「Salon Bar Thistle」(サロンバー シスル)をオープン。 一方で、宮下さんはカクテルのコンペティションにも出場し、これまでに6回の受賞歴を持っています。

転機が訪れたのは、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年のこと。 コロナ渦の影響でバーを開けることができず、「世界中のどこでも仕事ができる」はずが立ち行かなくなってきました。 そこで、新たな事業を検討する必要性に迫られました。「サービスの提供だけでなく、モノづくりに転向したい。 メーカーになれば、製造した商品を持帰ってもらうことも出来るようになる。」と考えました。 そうして、バーテンダーとして20年の節目でもあり、現役の折り返しともいえる大事な節目にこれまでの集大成として、 宮下さんの原点ともいえるビールの醸造に挑戦することを決意しました。

これまでビールについていろいろ勉強してきましたが、ビール造りとなると初めてのこと。 そこで、近江麦酒(滋賀県大津市)でビールの研修会「近江麦酒ラボ ビール講座」を年に2回のペースで開催していることを知り、 2022年1月に参加してみることにしました。 1回の講座で4日間に亘り午後の半日を使ってビール造りを仕込みから瓶詰め作業まで一通りを体験できるというものでした。 そして醸造体験の次は、本格的にビール造りを学ぶため、2023年3月に近江八幡市にある二兎醸造(Two Rabbits Brewing)を訪れました。 最初の1ヶ月間は毎日通って醸造の研修を受け、その後は月に数回のペースで2024年5月まで通い続けました。 また、それと並行してR_BREWERY(滋賀県竜王町)の義本 健太さんが講師を務める醸造家向けのオンライン麦酒醸造講座も、 2023年5月から2024年4月までの1年間受講しました。

醸造拠点としては、宮下さんの生まれ故郷である多賀町を選定。 まだまだ魅力が眠っている故郷の多賀町を、もっと盛り上げたいという宮下さんの想いが込められていました。 そして、多賀町のシンボルでもある多賀大社の参道に面した物件に決定。 2023年9月6日に地鎮祭が執り行われ、その翌週より店舗の改装工事が始まりました。 2024年1月30日には醸造設備を搬入し、同年4月に店舗が完成。こうして同年8月1日には、 ビールの自家醸造に先駆けて醸造所併設のレストラン「BREW PUB Thistle」をオープンする運びとなりました。 そして、2024年10月29日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 また、資金調達のため、翌10月30日から11月30日までの1ヶ月の間でクラウドファンディングを実施。 同年11月1日には初仕込みに臨み、2種類のビールが完成すると、 彦根市内のさざなみ酒店に於いて、同年12月15日に自家醸造ビールのお披露目となりました。

KUNIUMI BREWING、くにうみ醸造所の「くにうみ」の命名理由は、「国生みの神」(くにうみのかみ)に由来しています。 国生みの神とは、多賀大社に祭られる伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)の夫婦神のことで、 日本神話で日本の島々や国土を創ったとされています。そこで、多賀大社の門前に店を構えるブルワリーであることから、 歴史が好きな宮下さんならではのネーミングになりました。

地元の歴史を知ることが好きな宮下さんは、 Salon Bar Thistleではこれまで彦根に縁のある武将をイメージしたオリジナルカクテルを自身で創作して来ました。 カクテルにストーリー性を持たせることで、価値を膨らませることを意識して来たのです。 そして今後はその経験を活かし、多賀町の歴史や風土をビールに込め、魅力を伝えていきたいと考えています。 宮下さんに今後のKUNIUMI BREWINGについてお尋ねすると、 「地元に根付いたブルワリーにして行きたい。そのために、ネットで発信して日本中、世界中から客を呼び込みたい。 多賀大社に参拝に来られたお客様が、買って行きたいと思うようなビールを造って行きたい。」と語ってくれました。

宮下さんのご厚意により醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介しましょう。


醸造設備  【1バッチ(1ロットの生産量)が200リットル】


仕込み設備
ドイツのSPEIDEL(スパイデル)社製のブラウマイスターシステム
これ1つで糖化釜、煮沸釜、ロイター、ワールプールのすべてを兼ねたオールインワンのシステムです


200リットルの発酵&貯酒タンクが3基
中国のTIANTAI(テンタイ)社製


400リットルWバッチ用の発酵&貯酒タンクが2基
中国のTIANTAI(テンタイ)社製


プレハブ冷蔵庫


麦芽の粉砕機(ミル)


缶の充填機(カンニングマシン)


ケグの洗浄機


宮下 純さん



KUNIUMI BREWINGのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2005年2月「Bar Thistle」をオープン
2010年9月「Salon Bar Thistle」をオープン
2014年11月29日「Bar Thistle」を閉店
2024年8月1日醸造所併設レストラン「BREW PUB Thistle」をオープン
2024年10月29日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2024年11月1日初仕込み
2024年12月15日自家醸造ビールを販売開始

ビアクルーズ管理人の一言:
2026年9月、滋賀県多賀町にある「BREW PUB Thistle」と併設の「KUNIUMI BREWING」の醸造所を訪れて、8種類のビールを購入し、 自宅で飲みました。



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