天神蔵麦酒


ブルーパブ名:  浜松酒造天神蔵
電話番号: 053-461-6145
住所: 静岡県浜松市中区天神町3-57
定休日: 火曜休
営業時間: 10:30~19:00
ビールの種類: ピルスナー
ヴァイツェン
ポーター
醸造開始: 1998年5月
アクセス: JR東海道本線、東海道新幹線/浜松駅から遠鉄バスで7分、「天神町西」バス停から徒歩3分
URL: http://www.tenjingura.com/

製造元: 浜松酒造株式会社
電話番号: 053-461-6145
住所: 静岡県浜松市中区天神町3-57

天神蔵麦酒(てんじんぐらびーる)は、 地ビールの黎明期である1998年に静岡県浜松市に誕生した日本酒の酒造メーカーが造るビールです。 天神蔵麦酒を醸造する浜松酒造は、1871年(明治4年)創業の老舗の造り酒屋で、 清酒「昭華銀露」、「出世城」、大吟醸「天神」、焼酎「五郎七」などの蔵元です。
その浜松酒造の本社がある天神蔵は、浜松市内の住宅や商店が密集する市街地の中にあり、 敷地内には、明治蔵、昭和蔵、平成蔵、そして天神蔵麦酒の醸造設備がある麦酒工房などの施設が立ち並んでいます。 昭和蔵には日本酒の醸造所があり、平成蔵は吟醸の仕込み蔵となっていて、 最も古い蔵である明治蔵は地酒処や売店・ギャラリーとして使用されています。
浜松酒造天神蔵は、2015年6月28日を以って閉店しました。


浜松酒造天神蔵


浜松酒造天神蔵のエントランス


平成蔵 <平成9年(1997年)竣工>


麦酒工房 <平成9年(1997年)竣工>


麦酒工房の醸造設備 (チェコから導入した醸造プラント)


明治蔵 <明治40年(1907年)竣工>


明治蔵の入口

明治蔵の中には、蔵元の地酒や天神蔵麦酒、軽いお食事を楽しめる「地酒処」、個室として利用できる「蔵座」、 蔵元の地酒や天神蔵麦酒を販売する売店、各種イベントの展示会場として利用される「天神蔵ギャラリー」があります。


明治蔵の売店








明治蔵の地酒処

浜松酒造では、チェコから輸入した醸造プラントを導入し、 チェコやドイツの伝統的な醸造技術に学んで醸造していました。
天神蔵麦酒は、原材料にチェコから取り寄せた上質なピルゼンモルトとボヘミア地方のザーツホップを使用し、 清酒の仕込みにも使用している地下約100mから汲み上げた 南アルプスを源とする天竜川の伏流水を仕込み水に使用して醸造する無ろ過の酵母が生きるビールです。


ピルスナー、 ヴァイツェン、 ポーター

浜松酒造では、 天神蔵麦酒の他にも富士山世界文化遺産登録記念の「家康くんビール」という銘柄でも販売していました。


残念ながら、天神蔵麦酒は、2015年3月31日に販売を終了しました。
また、2015年6月28日には、浜松酒造天神蔵が閉店しました。
浜松酒造は、経営者が変わり、その後も「出世城」ブランドを中心に操業を続けています。


ビアクルーズ管理人の一言:
1999年1月、浜松酒造天神蔵を訪れて、天神蔵麦酒を購入して自宅で飲みました。



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