ビールをテーマに旅に出ませんか?

ビールをテーマに旅に出ませんか?

『牛に引かれて善光寺参り』ということわざがあります。
行くつもりがなかった土地へ、思いがけずひょんなきっかけで訪れてしまったことはありませんか?
私の醸造所めぐりも、そんな感覚で楽しんでいます。

クラフトビールのブルワリーパブへ行って、
出来立ての美味しいビール、特色のある様々なスタイルのビールを呑み、
小樽運河地元食材を活かしたグルメに舌鼓を打って、
醸造所を見学して、
その土地のお土産品を買って、
その土地の空気や風を感じて、
その土地の景色をじっくり楽しむ。
きっかけは「ビール」を訪ねる旅から始まり、
初めて出逢う景色や出来事を満喫してみませんか!!


ここからは、ビアクルーズ管理人の体験をお話しします

ローカル線私は、確かにビール好きではありますが、自分でビールを造ってみたいと考えたことはありませんし、醸造現場をまわってビール造りの勉強をしようと考えたこともありません。それでも、各地の醸造現場を旅して歩いています。それは、何故か? ・・・というと、
元々、私は旅行好きな人間だからです。「ご趣味は?」と聞かれれば、一番に「旅行」を挙げると思います。
国内旅行だと、いつしか1都1道2府43県すべてに足を踏み入れていました。特に北海道が好きで、10年以上もの間、毎年通い詰めた時期もありました。そうして国内をまわって大抵の観光スポットや景色の良いところ、海・山・温泉、テーマパーク・博物館・美術館などは一通り行ってみました。

もくもくビールそうした、観光地めぐりが醸造所めぐりに変化しはじめたのが、地ビールの存在を知った1995年のこと。当時は、今ほど通販が普及していなかったことや、クラフトビールを扱うビアパブの存在も希少だったことから、現地に行かないと飲めない銘柄がほとんどでした。そんなこともあって、しばらく国内旅行のついでにブルーパブに寄ったりしていましたが、そのうちにだんだん面白くなってきて、いつの間にか旅行の目的が、醸造所やブルーパブめぐりへと変わって行きました。醸造所やブルーパブは、地理的にも日本各地にちらばっていて、様々なシチュエーションのところにありました。

酒蔵日本酒の老舗の造り酒屋(酒蔵)だったり、
洋酒メーカーやワイナリーだったり、
農業体験型のテーマパークや農場・農園だったり、
ホテルや温泉旅館、スパ(日帰り温泉)だったり、
また中には全くの異業種が新規事業として手掛けるケースも多々ありました。・・・例えば、製紙会社や毛糸製造会社、梱包資材メーカー、運輸業者、ホームセンター、倉庫会社などなど。
最近はビアパブが自家製ビールに着手する例も増加しています。
またアクセスで言えば、交通の便の良いところもあれば、とんでもなく不便な「秘境」にあったりもします。
「恐らく、醸造所がなければ、一生こんな場所に来ることはなかったに違いない」というところがしばしばありました。

こうして、醸造所めぐりを続けることで、観光地めぐりをしているだけではけっして行かなかった様な場所へ、連れて来られるようになりました。

旅のテーマは、人それぞれに様々あると思います。その中のひとつの選択肢として、「ビール」を訪ねるというのも、新しい旅のきっかけになるのではないでしょうか。



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