ナギサビール |
ブルーパブ名: | [パブなし] ナギサビール本社工場の売店で販売 | |
電話番号: | 050-3820-8958 | |
住所: | 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-220 | |
定休日: | 水曜休 | |
営業時間: | 9:00~18:00 | |
ビールの種類: | アメリカンウィート (アメリカン ウィートエール) ペールエール (アメリカン ペールエール) IPA (インディア ペールエール) みかんエール (フルーツエール) アンバーエール (アンバーエール)[限定醸造ビール] ゴールデンエール (ゴールデンエール)[限定醸造ビール] プレミアムウィート (ウィートエール)[限定醸造ビール] アイパッチスタウト (ドライスタウト)[限定醸造ビール] ピルスナー (ピルスナー)[限定醸造ビール] デュンケルヴァイツェン (ヴァイツェン)[限定醸造ビール] ヘヴン (ヘレスラガー)[限定醸造ビール] ベルジャンウィート (セゾン)[限定醸造ビール] ベルジャンエール (ベルジャンホワイト)[限定醸造ビール] ベルジャンウィートデュンケル (ベルジャンホワイト)[限定醸造ビール] ヴァイツェン (ヴァイツェン)[限定醸造ビール] |
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醸造開始: | 2015年10月30日 | |
アクセス: | JR紀勢本線/白浜駅からタクシーで10分 | |
URL: | https://www.nagisa.co.jp/ | |
Facebook: | ナギサビール(紀州南紀白浜のクラフトビール) | |
製造元: | ナギサビール株式会社 | |
電話番号: | 050-3820-8958 | |
住所: | 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-220 |
ナギサビールは、地ビールの黎明期である1997年に和歌山県白浜町へ誕生したマイクロブルワリーです。 ナギサビールの故郷である白浜町(しらはまちょう)は、和歌山県の南西部に位置し、 太平洋岸に面した自然豊かな町です。 「南紀白浜」として知られるリゾート地で、風光明媚な海岸線や本格的な温泉地があり、 観光業を中心に農業、水産業などが盛んなところです。そうした自然の中で育まれてきたのがナギサビールです。 ナギサビールは、ナギサビール本社工場の売店やオンラインショップで直販しているほか、 和歌山県内の酒販店、土産物店などで瓶ビールを販売しており、 大阪、京都、東京のビアバーやビアパブで樽生に出逢うこともあります。
ナギサビールは、副原料を一切使用しない麦芽100%、非熱処理で無ろ過の酵母の生きるビールです。 ナギサビールでは、 ドイツ産、イギリス産の厳選された麦芽と、チェコ産、アメリカ産、ドイツ産の高級ホップをふんだんに使用し、 南紀白浜が誇る名水「南紀白浜 富田の水」(とんだのみず)を仕込み水として使用して醸造しています。
アメリカンウィート |
ペールエール |
ナギサビールを製造するナギサビール株式会社は、和歌山県白浜町で1996年に創業したビールメーカーです。
ナギサビール株式会社の創業者で代表の眞鍋 和矢(まなべかずや)さんは、和歌山県白浜町の出身で、
以前は兵庫県西宮市で居酒屋を経営していましたが、阪神・淡路大震災を転機に実家のある南紀白浜へUターンし、
ナギサビールを起業した醸造家です。
眞鍋 和矢さんの弟の眞鍋 公二(まなべこうじ)さんは、同じく和歌山県白浜町の出身で、
以前は大阪で会社員をしていた醸造家です。
お二人の実家である眞鍋家は、祖父母の代から屋号に「なぎさ」を掲げて商売をしてきた家系です。
初代となる祖父母は旅館「渚旅館」を経営、二代目である父親は理髪店「なぎさ理容」を営んでいました。
ナギサビールを創業した眞鍋 和矢さんには、以前からビール造りをしたいという夢がありました。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災により、西宮市で運営していた居酒屋のチェーン店が半壊し、
再建には多額の費用がかかることから再興を断念。そこで、地元南紀白浜へ戻りビール造りを始めることを決心し、
会社員勤めをしていた弟の公二さんを誘って白浜町へ帰郷しました。
そして、和矢さんは本格的にビール造りを学ぶ目的で、1996年4月にビールの視察のため米国に渡航。
それから、同年9月には公二さんが、
米国西海岸のロサンゼルスへ渡り約2週間America Craftbreweries Academy(アメリカ クラフトブルワリーズ アカデミー)で、
ビール醸造の基礎を学びました。
1996年11月には、ナギサビール株式会社を設立。
翌年1997年1月には公二さんが米国サンフランシスコ近郊のLagunitas Brewing Company(ラグニタス ブルーイング)で、
インターンシップとして仕込み作業をさせてもらい、さらにビール造りの知識や経験を積んで行きました。
その後、ビール工場づくりに着手しますが試行錯誤、悪戦苦闘の連続で、
米国から直輸入した醸造設備をやっとの思いで設置。1997年5月6日に酒類等製造免許(ビール)を取得。
こうして、1997年9月にナギサビールの1stバッチである「ペールエール」の販売に漕ぎ着けました。
その後、ナギサビールはビール造りに励み続け、一時は資金難に見舞われたものの順調に事業を展開し、
経営も軌道に乗りました。
そして、開業から17年が経過した頃、ナギサビールでは生産量の拡大路線に舵を切るべくビール工場の移転を検討していました。
一方、弟の公二さんは自分の思い通りのビール造りを続けて行きたいという思いから独立を決心し、
1年掛かりで作成した計画書をもとに
隣の田辺市で2015年8月20日に「ボイジャーブルーイング株式会社」を設立、
分離独立しました。
ナギサビールは、ビール工場を2015年に移転する運びとなり、
1997年の創業当時から醸造を続けてきた旧工場から、
直営レストラン「バーリィ」に近い海岸近くの新工場へ移転作業が進められ、
2015年11月19日には新本社工場がグランドオープンを迎えました。
新本社工場の生産目標は、年間200キロリットルを目指しています。
ナギサビールのご厚意により、新本社工場を見学させて戴きました。
Nagisa Beer Dining シラハマ Barleyの料理メニューは、 自家製ピクルスやとりの唐揚げ、ブルスケッタなどのアラカルトメニューから、 地元産の食材を使った肉料理や魚料理などのメインディッシュのほか、 カレー、ピザ、パスタ、サラダなどバリエーション豊富なメニューを取り揃えており、お得なランチメニューもありました。
Nagisa Beer Dining シラハマ Barley (TEL: 0739-43-7373/水曜休/11:00~21:00/
所在地: 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-557/
アクセス: JR紀勢本線/白浜駅から三段壁行き明光バスで「南千畳」バス停下車すぐ/
Facebook: ナギサビール直営レストラン バーリィ )
ナギサビールのこれまでのあゆみは、以下の通りです。 | |
1996年11月18日 | ナギサビール株式会社を設立 |
1997年5月6日 | 酒類等製造免許(ビール)を取得 |
1997年9月 | ナギサビールを販売開始 |
2004年4月1日 | Nagisa Beer Dining シラハマ Barleyをオープン |
2009年12月 | Nagisa Beer Dining シラハマ Barleyをリニューアルオープン |
2015年10月22日 | 酒類等製造免許(ビール)を新工場へ移転 |
2015年11月19日 | 新本社工場をオープン |
2022年11月20日 | Nagisa Beer Dining シラハマ Barleyを閉店 |
ビアクルーズ管理人の一言:
2015年11月、和歌山県白浜町にある「ナギサビール」の新本社工場がオープンしましたので、早速訪問してみました。
その後、「ナギサビアダイニング シラハマ バーリィ」を訪れて、「ナギサビール」を飲みました。