永代ブルーイング |
ブルーパブ名: | 永代ブルーイング工房&TAP ROOM (1階) おかずバル (2階) |
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電話番号: | 03-5542-0256 (1階) 03-5542-7072 (2階) |
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住所: | 東京都中央区新川1-20-6 | |
定休日: | 1階は、月火休 2階は、月曜休 |
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営業時間: | 平 日: 17:00~22:00 土曜日: 15:00~20:00 日曜日: 13:00~19:00 |
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ビールの種類: | 永代ファーストバッチビール (インディア ペールエール)[販売終了] 卯の花[うのはな] (ホワイトエール) IPA (インディア ペールエール) 江戸茶[えどちゃ] (イングリッシュエール) 鬱金[うこん] (アメリカンペールエール) スタウト 夏蜜柑 (フルーツ インディア ペールエール) |
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醸造開始: | 2017年11月3日 | |
アクセス: | 東京メトロ 日比谷線、東西線/茅場町駅から徒歩8分 東京メトロ 半蔵門線/水天宮前駅から徒歩9分 東京メトロ 日比谷線、JR京葉線/八丁堀駅から徒歩12分 東京メトロ 都営地下鉄 大江戸線、東西線/門前仲町駅から徒歩12分 |
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URL: | http://www.taproom.eitaibrewing.com/ | |
Facebook: | 永代ブルーイング -Eitai Brewing 工房&TAP ROOM | |
製造元: | 永代ブルーイング | |
電話番号: | 03-5542-0256 | |
住所: | 東京都中央区新川1丁目20番6号 新川1丁目ビル 1階 | |
URL: | http://www.eitaibrewing.com/ |
永代ブルーイングは、東京都中央区へ2017年に誕生したマイクロブルワリーです。
永代橋をすぐそばに臨む隅田川のほとりに佇むビルの1階にあります。
永代ブルーイングの運営母体であるマックスファクトリーは、業態の異なる4つの飲食店を展開しており、
永代ブルーイングがある新川1丁目ビルには、1階に併設ブルーパブ「永代ブルーイングTAP ROOM」、
2階に「おかずバル」(旧、Mile Post Cafe、 EITAI BREWING Cafe & Dinner)、
4階にゲームカフェ「EIN PROSIT!!」(アインプロージット)などがあり、その他に、
溜池山王の山王パークタワーB1Fのインド料理店「スパイスダイナー」(旧、印度亭山王パークタワー店)があります。
■■■ EITAI BREWING Cafe & Dinner (永代ブルーイング カフェアンドダイナー)
永代ブルーイングでは、原材料にアメリカ産の麦芽とアメリカ産、ドイツ産のホップを使用して醸造しています。
第1弾の「永代ファーストバッチビール」は、
苦味抑え目なフルーティーでドリンカビリティの高いIPAに仕上がっています。
永代ファーストバッチビール |
永代ブルーイングは、
フィギュアや玩具の企画・制作・製造や映像の企画制作などを手掛けるガレージキットメーカー
「株式会社マックスファクトリー」の新規事業として始まりました。
< ※ガレージキットとは、少数生産される組み立て式の模型のこと。>
マックスファクトリーでは、いわゆる美少女フィギュアからガンダムのようなロボットものまで、
模型製作事業やプラモデル事業を本業として営む他、飲食店を中心に店舗経営にも乗り出しています。
マックスファクトリーの代表 渡邊 誠さんは、「MAX渡辺」というモデラーネームを持つプロモデラーで、
模型業界で彼を知らない人はいないと言われている人物。
その渡邊さんは、フィギュアや模型からインド料理、自転車、
クラフトビールとご自身の好きな事(趣味?)をそのまま事業化してしまうという優れもの。
その中から店舗事業の軌跡を簡単にたどってみると、
元々1990年代後半より、松戸市内でインド料理店「印度亭」(いんどてい)を運営していました。
そして、松戸の印度亭の2号店として東京都千代田区内へ、
インド料理店「印度亭 山王パークタワー店」を2011年9月にオープンしました。
東京メトロ 銀座線、南北線/溜池山王駅直結の山王パークタワーB1Fという好立地に店舗を構えており、
その後クラフトビールの提供にチカラを入れはじめ、
2013年8月30日にはインド料理を中心にクラフトビールを多数扱うお店へとリニューアルし、
店名も「印度亭 山王パークタワー店」から「スパイスダイナー」へ変更しました。
2014年3月10日には、新川1丁目ビルへ「Mile Post Bike and Cafe」 (マイルポストバイクアンドカフェ)をオープンしました。
1階がスポーツ自転車専門店(同年2月16日に先行オープン)で、
2階はテラス席から隅田川を一望できる絶好のロケーションが売りで、
スパイスダイナーと同じくインド料理をメインに10タップのクラフトビールが楽しめるカフェになっていました。
一方で、松戸市内の「印度亭」は、2014年10月で閉店することになりました。
また、1階のスポーツ自転車専門店も、2016年内には同中央区内の入船へ「Mile Post Pro Cycling Shop」として移転し、
2階のカフェの店名も「Mile Post Cafe」 (マイルポストカフェ)となりました。
その後、インド人コックが退職してインド料理がメニューから消えて、
2017年4月頃よりアメリカンフードへとメニューが変わりました。
それからビル最上階の4階へは、
世界のアナログゲームと酒を楽しめるゲームカフェ「EIN PROSIT!!」(アインプロージット)を、
2017年5月22日にオープンしました。
こうした経緯を背景に、マックスファクトリーがビール造りへ乗り出したのは、
1階の自転車店がなくなって空き店舗となり、2階のMile Post Cafeでクラフトビールを扱っていることもあり、
『 いっそのこと自前でクラフトビールを作ってしまおうか!!』ということになり、
1階をブルワリーに改装しては?という考えに至ったことが始まりでした。はじめは別のビルも検討はしてみたものの、
やはり1階のスペースが空いていたこともあり、1階でブルワリーを始めることにしました。
それから1階店舗の改装工事を進め、
自家醸造に先駆けて「EITAI Brewing TAP ROOM」を2017年6月7日にオープンしました。
また、2階のカフェも同年9月21日に、店名を「Mile Post Cafe」から「EITAI BREWING Cafe & Dinner」へと変更しました。
同年9月25日には酒類等製造免許(発泡酒)を取得。それから初仕込みを開始して、
同年11月3日に第一弾「永代ファーストバッチビール」の販売を開始しました。
その後、2階のダイニングカフェ「EITAI BREWING Cafe & Dinner」は、2018年5月11日にリニューアルのため一旦閉店し、
新たに「おかずバル」として2018年6月5日にプレオープンし、
1階の「EITAI Brewing TAP ROOM」の開業1周年に合わせて、「おかずバル」が正式オープンとなりました。
永代ブルーイングの醸造責任者を務めるのが、オーナーの奥様である渡邊 友紀子(わたなべゆきこ)さんです。
渡邊さんは、対外的には「マネージャー」とか、「女将」とかと呼ばれており、
酒造免許の名義人でもあり、永代ブルーイング工房&TAP ROOMの総責任者を務めています。
ビールの醸造から外回りの仕事や、TAP ROOMで提供するおつまみ用の惣菜の調理まで、幅広く活躍しています。
ビール造りについては、アドバンストブルーイングの相澤塾に学び、
相澤塾での1年先輩にあたる島根県の石見麦酒(いわみばくしゅ)からの支援も受け、
2016年10月には栃木県の栃木マイクロブルワリーで1ヶ月間ほど研修を受けて来ました。
『ここが楽しい場所となって欲しい。
例えば、今後はセカンドライフの方々(高齢者)にも醸造を手伝ってもらえるようにしたい。
また、醸造は重労働なので重たい物が持てなくなってきたら、若い人たちが後継者として受け継いで行って欲しい。』
と渡邊さんは語っていました。
永代ブルーイングのご厚意により醸造設備を見せて戴きましたので、ご紹介します。
残念ながら、「永代ブルーイング工房」は醸造を終了し、
2018年9月30日を以って、「永代ブルーイングTAP ROOM」および「おかずバル」は閉店しました。
最後を締めくくる「永代ブルーイング感謝祭」は、9月30日当日に台風が接近したことから10月5日に延期となり、
永代ブルーイングの最終日は事実上 2018年10月5日となりました。
ビアクルーズ管理人の一言:
2017年11月、東京都中央区にある「永代ブルーイング」の工房を訪れて、
併設のブルーパブ「永代ブルーイングTAP ROOM」で自家醸造ビールを飲みました。