和泉ブルワリー


ブルーパブ名: Beer Celler Tokyo
電話番号: 03-5761-7130
住所: 東京都狛江市和泉本町1-12-1 豊栄狛江マンション101
定休日: 月火休
営業時間: 水木曜: 16:00~21:00
金曜日: 16:00~22:00
土日祝: 12:00~21:00
ビールの種類: 3A Farm house Ale (セゾン)

醸造開始: 2018年4月25日
アクセス: 小田急電鉄 小田原本線/狛江駅から徒歩10分
小田急電鉄 小田原本線/喜多見駅から徒歩10分
URL: http://www.beer-cellar-tokyo.com/
Facebook: Beer Cellar Tokyo

製造元: 和泉ブルワリー合同会社
電話番号: 03-5761-7130
住所: 東京都狛江市和泉本町1丁目12番1号 豊栄狛江マンション1階
URL: https://www.izumi-brewery.com/
Facebook: Izumi brewery 和泉ブルワリー
Online Shop: https://www.izumi-brewery.com/shop/

和泉ブルワリーは、東京都狛江市へ 2017年に誕生したマイクロブルワリーです。 併設のブルーパブ「Beer Celler Tokyo」(ビアセラートーキョー)では、 米国オレゴン州から輸入したクラフトビールやハードサイダー(酒類、アメリカのシードル)と、 和泉ブルワリーの自家醸造ビールを提供しています。 ビールやサイダーについては、店内で樽生ビールを飲めるほか、ボトル入りの販売もしています。 また、樽生ビールを持ち帰り用に計り売りも行っています。 グラウラーへ欲しい量だけビールを詰めて帰り、自宅でお気に入りのおつまみと合わせて家呑みも楽しめます。


和泉ブルワリー/Beer Celler Tokyoがある「豊栄狛江マンション」


和泉ブルワリー/Beer Celler Tokyo


Beer Celler Tokyoの店内


店内の奥、正面にはガラス越しに和泉ブルワリーの醸造設備が眺められます


開放的な大きな窓から外を眺められるカウンター席


ビールを販売するデリバリーカウンター


デリバリーカウンターの奥には、10本のタップ





米国オレゴン州から輸入した瓶入りクラフトビールとハードサイダーを販売するショーケース


和泉ブルワリーでは、原材料にドイツ産の麦芽とイギリス産、アメリカ産、 オーストラリア産のホップを使用して醸造しています。

The Test Batch
※試作品につき初回売り切り終了

3A Farm house Ale


和泉ブルワリーの代表兼、醸造責任者の和泉 俊介(いずみしゅんすけ)さんは、東京都杉並区の出身で、 平日は東京都内の医療機器メーカーに勤務する会社員、 週末はビールの仕込みを行なうブルワーという二足の草鞋を履く醸造家です。
和泉さんは、東京都福生市にある石川酒造の「多摩の恵」(イングリッシュ ペールエール)と出逢い、 初めてクラフトビールを知ります。 それからクラフトビールに惹かれた和泉さんは、ビアフェスのボランティアに参加するようになります。 そして、ビール造りを志すようになった和泉さんは、本場アメリカへビール造りを学びに行く決心をして、 2015年6月から6ヶ月間、米国の醸造研修プログラムに参加することを決めました。 まずは米国American Brewers Guild(アメリカン ブルワーズギルド)の通信教育で醸造を学び始めます。 6ヶ月間の醸造研修プログラムの後半の1ヶ月半は、米国の醸造所での実地研修を受ける必要があることから、 ポートランドでクラフトビールに詳しい Red Gillen(レッド ギレン)氏の情報を基に、 米国オレゴン州ポートランドにある The Commons Brewery(コモンズ ブルワリー)を探し出して研修先に選定しました。 そうして渡米するため勤務先上司の理解を取り付けて、会社の有給休暇を使って渡米し、 2015年11月中旬~12月末に掛けてコモンズブルワリーで実地研修を受けて、 醸造研修プログラムを無事終了することが出来ました。

一方 和泉さんは、2016年1月にレッド ギレン氏を介して、 北海道札幌市でポートランドのクラフトビールを取扱う有限会社ファーマーズの代表 青木 栄一さんと知り合います。 ファーマーズは、札幌市内に「Beer Cellar Sapporo」(ビアセラーサッポロ)というビアバーを運営しており、 米国ポートランドを中心にオレゴン州で醸造されるクラフトビールやハードサイダーを独自に輸入して販売しています。 そのファーマーズが、新たにビールの醸造プラントのインポート事業に乗り出す運びとなり、 それに乗じて和泉ブルワリーへ導入する醸造設備を米国ポートランドより、 ファーマーズを介して導入することになります。

醸造所を構える店舗については、2017年2月頃より物件探しを開始し豊栄狛江マンション1階の物件を紹介されると、 自宅から近いこと、広さ的にも丁度良いスペースだったこと、 大きなガラス窓で店内が外から眺め易いことなどの3点が気に入って、同年4月に契約へ至りました。
それからは店舗の改装工事を進め、和泉ブルワリーでの自家醸造に先駆けて、 同年10月5日に和泉ブルワリー併設のブルーパブ「Beer Cellar Tokyo」(ビアセラートーキョー)を、 Beer Cellar Sapporoの姉妹店としてオープンしました。 ちなみに、店舗の内装設計は、 埼玉県志木市のSHIKI BEERの代表兼ブルワーで設計技師の矢野さんが担当しました。 Beer Cellar Tokyoでは、Beer Cellar Sapporoの運営を参考にて、 米国オレゴン州のインポートビールの取扱いや、グラウラーによる樽生ビールの量り売りなども始めました。

和泉ブルワリーの醸造準備も佳境に入り、 2017年11月9日には米国ポートランドから輸入したポートランド・ケトル・ワークス社の醸造設備を搬入。 2018年3月22日に酒類等製造免許(発泡酒)を取得し、そこから初仕込みを開始し、 同年4月25日に、 自家醸造の第1弾「3A Farm house Ale」(トリプルエー ファームハウスエール)の販売を開始しました。
ちなみに、和泉ブルワリーのロゴマークは、和泉さんのお兄さんのデザインなのだそうです。

当面は、自家醸造ビールのボトル販売はなく、グラウラーでの量り売りを中心に販売して行きます。
また、フード類の販売は、今のところ考えていないとのことで、既製のおつまみの販売に限定しています。

和泉ブルワリーのご厚意で醸造設備を拝見しましたので、ご紹介します。


醸造設備


仕込み設備
右側のタンクが糖化槽(マッシュタン)兼、ろ過槽(ロイター)
左側のタンクが煮沸槽(ケトル)兼、ワールプール
写真では見えませんが、中央奥のタンクが貯湯タンク(ホットリカー)


5バレル(585リットルで使用)の発酵&貯酒タンクが3基


ケグの洗浄機


和泉ブルワリーのプレハブ冷蔵庫は、2Wayになっており、
冷蔵庫へ入室するドアも醸造室側と店舗側の2ヶ所に設置されています
醸造室側のドア(左写真)から冷蔵庫へ入ると、冷蔵庫内もケージで仕切られているのが分かります(右写真)


店舗側のドア(左写真)から冷蔵庫へ入ると、熟成タンクが鎮座していました(左写真)


ビアクルーズ管理人の一言:
2018年4月、東京都狛江市にある「Beer Celler Tokyo」を訪れて、和泉ブルワリーの自家醸造ビールを飲みました。



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