ヨロッコビール


ブルーパブ名: [パブなし]
ビールの種類:
No Way Back (ペールエール)
Sail On" Saison (セゾン)
Bouquet of Amarillo (ペールエール)
All you need is Flower (セゾン)
Choppy Saison (セゾン)
亜熱帯 Session Pale Ale (ペールエール)
Hibiscus Saison (セゾン)
Beach Life Lager (ライトラガー)
Peninsula Saison (セゾン)
Woody Smith Lagerbier (ジャーマンラガー)
AUTUMN BOOGIE (ペールエール)
Cultivator (インディア ペールエール)
Dark Smith Lagerbier (ダークラガー)※Barbaric Worksとのコラボビール
Black Sword (ブラック ベルジャン インディア ペールエール)
柚子セゾン (セゾン)
Blackbird Sipping (ベルジャン ポーター)
Moroder Pils (イタリアン ピルスナー)
BLENDED SAISON (セゾン)
Black Saint (ベルジャン ダークエール)
AMBER SAVED MY LIFE (アンバーエール)
"B&B"(Bread & Beer) Kvass Inspired Ale (Kvass風エール)※パラダイスアレイとのコラボビール
醸造開始: 2019年4月26日
URL: http://www.yorocco-beer.com/
instagram: yorocco_beer

製造元: 株式会社ヨロッコビール  岩瀬ブルワリー
電話番号:
住所: 神奈川県鎌倉市岩瀬1275番地
定休日: 日曜休
営業時間: 10:00~17:00
アクセス: JR根岸線/本郷台駅から徒歩11分
JR東海道線、横須賀線、根岸線/大船駅東口から神奈川中央交通バスで6分、「平島」バス停から徒歩3分

yorocco-beer(ヨロッコビール)は、神奈川県逗子市へ2012年に誕生したマイクロブルワリーで、 その後鎌倉市内へ「岩瀬ブルワリー」を設立、移転して醸造規模を拡大し製造を続けています。
ヨロッコビールでは、「Your Local Brewery」を信条に、 "Love"、"Passion"、"Attitude"の3つをモットーとして日々ビール造りに取り組んでいます。

ヨロッコビールでは、原材料にドイツ産の麦芽とドイツ産、アメリカ産のホップを使用し、 地元 鎌倉の水を仕込み水として使用して醸造しています。
また、ヨロッコビールでは、ボトルコンディショニング(瓶内2次発酵)の瓶ビールや、 木樽で熟成させたバレルエイジのビールなども製造しています。
※ボトルコンディショニング(瓶内2次発酵)は、 タンク内での発酵工程の後に、瓶詰め後に瓶の中でも発酵を続けながら熟成させる方式で、 熟成の長さによって味の変化を楽しめます。

Peninsula Saison

Dark Smith Lagerbier

AMBER SAVED MY LIFE

"B&B" Kvass Inspired Ale



ヨロッコビールのオーナーでブルワーの吉瀬 明生(きちせあきお)さんは、神奈川県横浜市戸塚区の出身で、 以前は飲食店勤務をしていた方です。 吉瀬さんがビール造りを始めた経緯は、ベアードビールとの出逢いがきっかけでした。 先輩の誘いで沼津タップルーム(静岡県沼津市)を訪れた際に、 そこで初めて飲んだベアードビールに吉瀬さんは衝撃を受けました。 その頃、江ノ島のダイニングバーで働いていた吉瀬さんは、「次は一生続けられる仕事に就きたい」、 「形あるモノをつくる職人になりたい」と考えていたことから、ビール造りに興味を持つようになりました。

そうして考えた末に、ビール造りを志すことを決心した吉瀬さんは、2000年から働いていたその店を2007年に退職、 ブルワリー起業の準備を開始することにしました。 まずはいろんな醸造所を見て歩こうと思い、北は盛岡から西は岡山まで約30ヶ所ものブルワリーを周って来ました。 また、短い期間ではありましたが横浜ビール(神奈川県横浜市中区)でアルバイトをしたり、 2011年には3ヶ月ほどアメリカのオレゴン州ポートランドを訪れて、 日本とは異なるビールカルチャーを目の当たりにしたりと、ビール造りに向けて様々な活動をしていました。

そして、吉瀬さんはいよいよブルワリー設立に向けて動き始めました。
2011年12月に、逗子市内の元々こんにゃく屋だった物件を契約。
2012年9月3日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
こうして、2012年11月1日に、「yorocco-beer B&B」(ヨロッコビール ビーアンドビー)をオープン、
そこからヨロッコビールの販売を開始しました。

2013年12月21日には、逗子市内にあるカフェ「Beach Muffin」(ビーチマフィン)の店内に、 ヨロッコビールの飲める「"michi-kusa"タップルーム」(みちくさたっぷるーむ)をオープン。
また、設備の規模的限界から、それまで思うようにビール造りができなかった吉瀬さんは、 2015年4月にビール生産量の増強に向けて醸造設備を一新、 新たなタンクを導入して生産量を約倍にまで増やしました。

それからも、さらに大型の仕込み釜を譲りたいというオファーをもらったり、周囲の知人の言葉に後押しされる形で、 吉瀬さんはさらなる設備増強が可能な広いブルワリーへの移転を考えるようになりました。 そんな中、さる縁から鎌倉市内の「ウッディカネコ」という材木屋の敷地内にある加工場として使われていた物件を、 借りれることとなり、2018年に吉瀬さんはブルワリーの移転を決断しました。

その後の移転までの経緯は以下の通りです。
2018年7月30日に、社名を「合同会社ヨロッコビール」から「株式会社ヨロッコビール」へ変更。
同年11月に、新工房(岩瀬ブルワリー)設立に向けて、材木の加工場だった建物の改装工事を開始。
2019年1月18日に、中国製の発酵タンクと貯酒タンクを新工房へ搬入。
同年2月27日に、箕面ビール(大阪府箕面市)で使用していた仕込み設備(BREWHOUSES)を払い受け、新工房へ導入。
同年3月29日に、新工房への移転の酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
また、同日を以って、「yorocco-beer B&B」でのビールの販売を終了。岩瀬ブルワリーへの移転を完了。
同年4月3日に、岩瀬ブルワリーでの初仕込みを実施。
同年4月26日に、ビーチマフィンにて岩瀬ブルワリーでの醸造第1弾「No Way Back」の販売を開始。
同年6月14日には、岩瀬ブルワリーにてボトルビールの販売を再開。

「yorocco-beer B&B」で使用していた醸造設備は、知人へ譲り渡し、千葉県へ移送されました。
また、「yorocco-beer B&B」は、移転後もボトルショップとして営業継続を検討していましたが、 建物の老朽化により、2019月7月に結局退去することになりました。

吉瀬さんのご厚意で、醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介します。


ヨロッコビール 岩瀬ブルワリーがある「ウッディカネコ鎌倉営業所」


ヨロッコビール 岩瀬ブルワリー


醸造設備


仕込み設備は、大阪の箕面ビールから移設したBREWHOUSES
左側が糖化釜(マッシュタン)兼煮沸釜(ケトル)、 右側がろ過槽(ロイター)兼ワールプール


貯湯タンク(ホットリカー)


手前から4基が2,000リットルの発酵タンク、その奥の2基が2,000リットルの貯酒タンク
これら6基は中国製のプラントです


2,000リットルの発酵タンク


2,000リットルの貯酒タンク


バレルエイジ用の木樽


プレハブ冷蔵庫


冷蔵庫の中には出荷を待つケグが積まれています


冷蔵庫の中の左側のタンクは、冷水タンク


ボトルの充填機


代表取締役でブルワーの吉瀬 明生さん


ビアクルーズ管理人の一言:
2020年2月、神奈川県鎌倉市にあるヨロッコビールの「岩瀬ブルワリー」を訪れました。 その後、逗子市にある「ビーチマフィン」へ行き、ヨロッコビールを飲みました。



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