牛久シャトー |
ブルーパブ名: | 牛久シャトー | |
電話番号: | 029-896-3612(レストラン直通) 029-896-3615(ショップ直通) |
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住所: | 茨城県牛久市中央3丁目20-1 | |
定休日: | 月曜休(祝日の場合は営業)、年末年始 | |
営業時間: | レストラン: 11:00~21:30 ショップ: 10:00~18:00 |
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ビールの種類: | ミュンヘナーヘレス ジャーマンピルスナー メルツェン |
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醸造開始: | 2021年10月8日 | |
アクセス: | JR常磐線/牛久駅東口から徒歩8分 | |
URL: | https://maita37.wixsite.com/ushiku-chateau | |
Online Shop: | https://ushiku-chateau.raku-uru.jp/ | |
製造元: | 牛久シャトー株式会社 牛久シャトーブルワリー | |
電話番号: | 029-873-3151 | |
住所: | 茨城県牛久市中央三丁目20番地1 |
牛久シャトーは、茨城県牛久市で1996年にビール造りを開始したマイクロブルワリーです。
牛久シャトーのある牛久市(うしくし)は、茨城県の南部に位置し、
東京から北東の方角に約50Km程のところにある首都圏のベッドタウンとして住宅地が広がる都市です。
市の西側に隣接する牛久沼をはじめ、市内には牛久大仏、観光あやめ園などの観光スポットがあり、
ここで紹介する牛久シャトーもその一つです。
牛久シャトーは、元々日本初のワイナリーとして建設されたところで、
敷地内には歴史的な建造物がいくつも建ち並び、中には国の指定重要文化財に認定された建物もあります。
そうした建物は現在、ワイナリー、ブルワリー、貯蔵庫、レストラン、ショップ、バーベキュー施設、
事務所などとして活用されています。
牛久シャトーブルワリーでは、
原材料にドイツ産の麦芽とドイツ産、アメリカ産、チェコ産のホップを使用し、
地元 牛久の水を仕込み水として使用して醸造しています。
牛久シャトーには、ミュンヘナーヘレス、ジャーマンピルスナー、メルツェンの3種類の定番ビールがあり、
今後シーズナブルや限定醸造のビールの開発にも期待が集まるところです。
ミュンヘナー ヘレス |
ジャーマン ピルスナー |
メルツェン |
牛久シャトーの前身である「牛久ブルワリービール『バウアー』」は、
茨城県の第一号地ビールとして1996年7月に誕生しました。
その歴史は、1903年(明治36年)に実業家である神谷傳兵衛(かみやでんべえ)氏が、
ここ牛久に日本初の本格的なワイン醸造施設を建設したことから始まります。
そのワイナリーが後に観光施設「シャトーカミヤ」として公開され、
1996年よりシャトーカミヤ内の牛久ブルワリーにて牛久ブルワリービール『バウアー』を醸造開始し、
ビアレストラン バウアーを開業しました。
『バウアー』とは、「木かげ」とか「東屋」(あずまや)、「離れ」(はなれ)という意味。
シャトーカミヤの運営やビールの醸造を担っていた合同酒精株式会社は、
2003年にオエノンホールディングス株式会社へ社名を変更し、社内の事業部門を分割し新生「合同酒精株式会社」を設立。
そして、それまでに買収してきた数々の酒造メーカーを統合し、
総合酒造メーカーグループである「オエノングループ」を形成しました。
その頃に併設の「ビアレストラン バウアー」は、「ラ・テラス・ドゥ・オエノン」に名称を変更。
そしてシャトーカミヤの施設は、2007年11月に近代化産業遺産、2008年6月に国の指定重要文化財、
2020年6月に日本遺産としてそれぞれ認定されてきました。
しかし2018年10月には、オエノンホールディングス株式会社が経営継続が困難と判断し、
シャトーカミヤの施設を牛久市に全面貸与することを決定し、
同年12月28日を以って牛久ワイナリー、牛久ブルワリー、ラ・テラス・ドゥ・オエノン、レストラン キャノン、
バーベキューガーデン、スーベニアショップ、ワインセラーなどの各施設を閉館。
これに伴ない牛久ブルワリービール『バウアー』の醸造も終了致しました。
その後、2020年1月6日に新たな運営会社として「牛久シャトー株式会社」を設立し、代表取締役に川口 孝太郎さんが着任。
2020年6月20日には、新生「牛久シャトー」をオープンし、
20日~22日に掛けてオープニングセレモニーが開催されました。
また、ワイナリー及びブルワリーの再開に向けて2020年12月24日~2021年3月12日の間に、
「牛久シャトー 復活プロジェクト」と題しクラウドファンディングにて資金を調達。
そして、2021年6月21日に、酒類等製造免許(ビール、発泡酒、果実酒)を取得。
2021年10月8日には、「ミュンヘナーヘレス」と「ジャーマンピルスナー」の販売を開始し、
念願のビール販売の復活を果たしました。
牛久シャトーのこれまでの経緯は、以下の通りです。 | |
1903年 | 牛久醸造場にて牛久葡萄酒、カミヤシャンパン、リンゴシャンパンの製造開始 |
1996年 | 牛久ブルワリー竣工 酒類等製造免許(ビール)を取得 |
1996年7月 | 牛久ブルワリービール バウアーを販売開始 |
2003年 | オエノンホールディングス株式会社の子会社化 |
2018年12月28日 | オエノンホールディングス株式会社がシャトーカミヤでの飲食業、物販業、製造業から撤退、 牛久ブルワリーを閉鎖 |
2020年1月6日 | 牛久シャトー株式会社を設立 |
2020年6月20日 | 新生「牛久シャトー」をオープン |
2021年6月21日 | 牛久シャトーとして酒類等製造免許(ビール、発泡酒、果実酒)を取得 |
2021年10月8日 | 新生「牛久シャトー」のミュンヘナーヘレス、ジャーマンピルスナーを販売開始 |
ビアクルーズ管理人の一言:
2021年12月、茨城県牛久市にある「牛久シャトー」から定番3種類の瓶ビールを取り寄せて、自宅で飲みました。