Sakamichi Brewing


ブルーパブ名: Sakamichi Brewing タップルーム
電話番号:
住所: 東京都立川市柴崎町2丁目6-5
定休日: 無休
営業時間: 月~木: 12:00~21:00
金土日祝: 12:00~22:00
ビールの種類: Pale Ale (ペールエール)
Big Ticket IPA (インディア ペールエール)
柴崎 Session (セッション インディア ペールエール)
Midnight Sun (ピルスナー)
Hazy IPA (ヘイジー インディア ペールエール)
3rd Anniversary IPA (ウエストコースト インディア ペールエール)
Mount Crushmore (ヘイジー インディア ペールエール)
醸造開始: 2023年1月14日
アクセス: JR中央本線、南武線、青梅線/立川駅南口から徒歩9分
URL: https://www.sakamichibrewing.com/
Facebook: Sakamichi Brewing
instagram: Sakamichi Brewing

製造元: 坂道ブルイング合同会社
電話番号:
住所: 東京都立川市柴崎町2丁目6番5号 青木ビルディング1階103号室

Sakamichi Brewing(サカミチ ブルイング)は、 東京都立川市へ2020年にオープンしたタップルームを併設するマイクロブルワリーで、 JR立川駅の南側、立川南通り沿いに建つビルの一角にあります。 日本語の達者なイギリス人とアメリカ人のお二人が経営するお店で、自家醸造ビールのほか、 国内外の厳選されたクラフトビールを提供しています。 自家醸造では、ハイクオリティなアメリカンスタイルのIPAが中心で、 造る過程における『根気』『職人の技』『努力』『こだわり』が美味いビールの秘訣だとか。 店内は明るく開放的な雰囲気で、フード類はミックスナッツといった簡単なおつまみのみなので、 持ち込みもOKとのことです。


Sakamichi Brewingのある「青木ビルディング」


Sakamichi Brewing


Sakamichi Brewingの店内





窓際のカウンター席


店内の奥が醸造所になっています


カウンターの奥には、8本のタップ




Sakamichi Brewingでは、原材料にドイツ産の麦芽とアメリカ産、ニュージーランド産のホップを使用し、 立川の水を仕込み水として使用して醸造しています。将来的には、国産のホップも使用を予定。

柴崎セッション


Sakamichi Brewingを運営する坂道ブルイング合同会社の創業メンバーは、 マシュー ボイトンさんとダニエル ベラミーさんのお二人。彼らは、趣味のサイクリングで知り合いました。

Sakamichi Brewingの醸造責任者 Matthew Boynton(マシュー ボイトン)さんは、 イングランドのウェスト ミッドランズ州の都市 Birmingham(バーミンガム)の出身。 初来日したのが、2007年。東京の会社に就職し、人事部で働いていました。 やがて、キャリアチェンジしたいという想いから、2017年9月に退職。 同年10月から1年半ほど静岡県伊豆市のベアードビールで働きます。 そうして、2019年1月にベアードを退職し、 次は東京都福生市にある「多摩の恵み」でお馴染み石川酒造で2月~8月までの約半年間勤務。 そうした醸造所での勤務の傍ら、自身のブルワリーの立ち上げに向けた準備を進めていました。

坂道ブルイング合同会社の代表 Daniel Bellamy(ダニエル ベラミー)さんは、 アメリカ合衆国のオハイオ州北東部の都市 Cleveland(クリーブランド)の出身。 サイクリング仲間だったマシューさんからの誘いでブルワリーの設立に参画することになり、 経理面を担当しています。

2019年10月に坂道ブルイング合同会社を設立。そして、2020年1月より店舗の改修工事を開始し、 同年2月25日あたりから、自家醸造に先駆けてタップルーム「Sakamichi Brewing」をプレオープンします。 時はまさに新型コロナウィルス感染拡大の真っ只中。 同年3月27日から3日間でグランドオープンを祝うオープニング イベントの開催を計画しますが、 東京都知事による外出自粛の呼び掛けがあったことから見送りとなり、 その後は緊急事態宣言の発令で休業やら、テイクアウトのみの限定営業や午後8時までの限定営業などが、 繰り返し続きました。

一方で、自分たちのオリジナルビールへのチャレンジを始めていました。 東京都狛江市の和泉ブルワリーの醸造設備を借りて、 Sakamichi Brewingのフラッグシップとなる「柴崎セッション」を醸造し、 タップルームでの販売を始めました。こうして、ファントムブルワリーとしてスタートを切ります。 それからも、デビルクラフト(東京都品川区)、Yggdrasil Brewing(神奈川県平塚市)、 BEER BRAIN(千葉県柏市)、NOMCRAFT Brewing(和歌山県有田川町)、 ふたこビール瀬田醸造所(東京都世田谷区)などとコラボレーション醸造も続けてきました。

その後、設備導入の資金繰りにも目途がつき、2022年7月15日には中国製のプラントを導入することができました。 2022年11月14日に、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年12月14日に自家設備での初仕込みに臨み、1stバッチとなる「ペールエール」が完成すると、 2023年1月14日にお披露目へと漕ぎ付けました。

Sakamichi Brewingの名の由来は、彼らの体験から来ています。 サイクリングでは、様々な「険しい道」に遭遇することがありますが、それらも楽しみの1つ。 ビールの醸造にも、準備から完成までの道のりは「険しい道」であり、それらを楽しみながら進んでいく。 その「険しい道」を「坂道」と表現しネーミングしています。 ロゴも険しい山道を連想させる山のシルエットをモチーフにしています。 ただ、初めて訪れる客には、坂道の途中にある店を想像させてしまうようですが、実際は平坦な道沿いにあります。

マシューさんのご厚意により醸造設備を見せてもらいましたので、ご紹介しましょう。


仕込み設備  【1バッチ(1ロットの生産量)が500リットル】
手前のタンクが糖化槽(マッシュタン)兼ろ過槽(ロイター)
左奥のタンクが煮沸槽(ケトル)兼ワールプール
その奥に(この写真では見えませんが)貯湯タンク(ホットリカー)があります


675リットルの発酵&貯酒タンク(中国製)が3基


プレハブ冷蔵庫


麦芽の粉砕機(ミル)


ダニエル ベラミーさんと、マシュー ボイトンさん

Sakamichi Brewingのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2019年10月坂道ブルイング合同会社を設立
2020年3月26日Sakamichi Brewingをオープン
2022年11月14日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2022年11月18日初仕込み
2022年12月1日自家醸造ビールを販売開始


ビアクルーズ管理人の一言:
2023年4月、東京都立川市にある「Sakamichi Brewing」で、「柴崎セッション」を飲みました。



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